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Posted by ブクログ
前作の惨劇から3年後の物語です。
1998年の惨禍を知っている身としては、再び夜見山に戻ること自体にまず身構えました。
閉じた因習と“いないはずのもの”の気配は相変わらず陰湿で、ページをめくるたびに、あの嫌な静けさがまとわりつきます。
今回は時間を隔てた視点が加わり、単なる惨劇の再演ではなく、「なぜ人は過去を手放せないのか」という問いが前に出てくるのが印象的でした。
設定や仕掛けはシリーズ経験者には予測できる部分もあり、驚きより確認作業に近い読書になる瞬間もありますが、それでも、恐怖が血ではなく記憶に染みつく感覚は健在で、読み終えたあとも不意に思い出してしまいました。
懐かしさと不穏さが同時に残る、静かに効いてくる一冊でした。
Posted by ブクログ
結局、8月の読書はすべて綾辻行人作品になってしまいそう。
Another (無印)…アニメ観た当時の記憶をほぼ維持してしまっていたので、新鮮さは無かったがそれでもしっかり面白かった。
Another エピソードS…まぁこれはちょっと微妙だった。読まなくても話は繋がるし。
そして今作、
Another 2001(上)…無印の、あの陰鬱で不気味な雰囲気を再び、という感じで今のところ楽しい。
其処彼処(そこかしこってこういう字なんだ)に伏線らしきものが張り巡らされていて、下巻が非常に楽しみ。
どういう終わり方を迎えるのか…
ただ一つ個人的な難点は、無印と比べると登場人物にちょっとウザめのキャラクターが多い。
やたら斜に構えてるけど鳴ちゃんにはお熱な主人公、ずっとウジウジしてるその母親、メンタル弱めで恋愛体質な同級生女子…
などなど。
まぁ、中学生なんてそんなもんか!
綾辻行人のことだから、下巻を読んだらまた大どんでん返ししてくれるんだろうなという巨大な期待を胸に、先に進むとします。
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小説・文芸
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