あらすじ
多くの犠牲者が出た1998年度の〈災厄〉から三年。――春から夜見山北中学三年三組の一員となる生徒の中には、三年前の夏、見崎鳴と出会った少年・想の姿があった。〈死者〉がクラスにまぎれこむ、という奇怪な〈現象〉に備えて、今年度は特別な〈対策〉を講じる想たち。だが、クラスに広がる不安と疑心が次第に歯車を狂わせていき……ついに惨劇の幕が開く! 名手・綾辻行人が満を持して放つ、圧巻の学園ホラー&ミステリ。
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Another、Another エピソードSの続編。夜見山北中学校3年3組に襲いかかった1997年の災厄から3年後。見崎鳴が湖畔の別荘で出会った少年、比良塚想は夜見山北中学校3年3組にいた。〈死者〉が紛れ込むことで、〈死〉に近づいてしまう現象への対策として、〈死者〉の代わりに〈いないもの〉を作るという特別な〈対策〉を講じる。
災厄はどうなるのか、下巻が楽しみです。
前作(特にAnotherエピソードS)読んでいないと人物関係が分からない部分が多いため、前作を読んでから本作に入ることをおすすめします。
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序盤からストーリーに魅了された。前回と違い事象や主要人物を理解した状態で始まったが、今回はどのように災厄が絡むのかワクワクした。
そしてあの人、まさかそんな登場の仕方する?!と驚かされた。
最後もこの災厄ならではの酷さで一気読みしてしまった。2001下巻もさっよく読もう。
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文庫化をお待ちしていました♪
ずっとシリーズを読んでますが、全作に比べるとスプラッタが少ない感じでありがたや。
「ミサキ」を巡る物語がいつまで続くかはわかりませんが、上巻を読む限りまだ楽しみが続くのでうれしいですね。
今回はどうしてこの災厄を逃れるのか、ワクワクです。
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待望の続編、読み進めるのが勿体無い気持ちもありつつ、先の気になる展開でした。
エピソードSから繋がり、またこれまでとは違った展開が待ってました。
anotherの世界観がすごくいいですね。
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前作の外伝的作品で出てきた想が主人公。鳴や千曳もアドバイザーとして出てくる。ただ、前作の主人公は名前だけ出ており、不思議な感じがする。
ストーリーとしては前作の3年後。ある年であったため、今回も対策をすることに。今回の対策は、ないものを2人にするというものであった。が、1人が耐えきれなかった。その時と同じくして始まってしまった災厄。次々となくなるクラスメイトとその関係者。災厄を止める手段があるにもかかわらず伝えてあげないのはなぜ?と思いながら上巻が終わってしまった。
また、物語の時々で出てくるブラックアウトみたいな現状も早く知りたいと思った。
想が、前作からの成長しており、前作で行ったことも自分の成長の糧としているのも見られてその点も良かった
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前作とエピソードSから少し空いて読み始めでした。おおよそ覚えていたけど、細かい部分は忘れてて、間をあまり開けなかった方がいいなと後悔。
再度前作読むのもありだけど、あまり時間が。。。
久しぶりの厄災。元々、全然解決してなかったからそりゃまた起こるよね!の話。
今の所の感想
・泉美は死なないでほしい
・今回はどこまで解明されるんだろう。
・榊原くんの出番はあるのかな。
・ミサキはどういう役割なんだろう。
下巻が楽しみ。
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アナザーから3年後、あの三年三組が現象が帰ってきます。S読まずに2001でしたが、気にならず読めました。
アナザーから続けて読んだ為、序盤でえ?と思いつつ、対策が功を奏したか、静かな、しかし徐々に異変が・・・下巻へ。
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結局、8月の読書はすべて綾辻行人作品になってしまいそう。
Another (無印)…アニメ観た当時の記憶をほぼ維持してしまっていたので、新鮮さは無かったがそれでもしっかり面白かった。
Another エピソードS…まぁこれはちょっと微妙だった。読まなくても話は繋がるし。
そして今作、
Another 2001(上)…無印の、あの陰鬱で不気味な雰囲気を再び、という感じで今のところ楽しい。
其処彼処(そこかしこってこういう字なんだ)に伏線らしきものが張り巡らされていて、下巻が非常に楽しみ。
どういう終わり方を迎えるのか…
ただ一つ個人的な難点は、無印と比べると登場人物にちょっとウザめのキャラクターが多い。
やたら斜に構えてるけど鳴ちゃんにはお熱な主人公、ずっとウジウジしてるその母親、メンタル弱めで恋愛体質な同級生女子…
などなど。
まぁ、中学生なんてそんなもんか!
綾辻行人のことだから、下巻を読んだらまた大どんでん返ししてくれるんだろうなという巨大な期待を胸に、先に進むとします。
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怖いのにわくわくしてしまう。これがAnotherシリーズの魅力なんだろうなあ。
この2001が読みたくて、改めて無印から読み直した次第。やっぱり読み直してきた甲斐あって面白い。こんなクラスに自分がなったらどうするかなあ。存在しない役、やってみたいかもしれない。でも1年間も我慢するのは無理なのかもしれないなあと考えながら次巻へ進むことにする。
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今度はエピソードsの想ちゃんが主人公なのですね。
相変わらず面白い。
何も起こってない時からドキドキワクワク。
赤沢泉美は死者なのか?同姓同名?
きっと最後にまたひっくり返る展開があるのだろうなーと期待しながら下巻に続く。
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sを読み飛ばしてしまってよく分からない所が何ヶ所かあったけど、安定の面白さだった
居ないものは誰なんだろう? 多分もう出てきてるんだろうけど、全く予想もつかない
面白いけど、無印の、あの謎めいた感じが足りないなあ、
あと表紙はもう少しどうにかならなかったんだろうか? 本屋で買うのが恥ずかしい、、、
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前作とその前をあまり覚えてない状態で読み始めましたが、読むうちにどんどんと蘇ってきました。先が気になり過ぎて頁を捲る手が止まりません。不穏な空気が後半一気に爆発します。
下巻が楽しみです。
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相変わらず面白い。
前作と展開は同じなので、斬新さはあまり無いかな。
ただ、死者が誰なのかいきなり分かるので、ここからどう進んで行くのか気になります。
後半から一気に事件が起きて加速してきました。
下巻まで駆け抜けます。
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どうやら続編から読んでしまったみたいです。ですが、最初にどういう事が起きたのかとかが書かれていたので、難なく読み進めることができました。ものすごくゾゾッとしますね。犠牲者一覧に気になることが…。続きを読もうと思います。
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あの災厄から3年後の3年3組
3年前読んだ人なら、あっ!と思うだろうな
あの人が今年の【死者】なのだろう、と
ここからどう物語は進むんだろう!
前半から中盤は手探りな感じでまだ面白さがなかったけれど、徐々に警鐘が鳴り響くように不穏な展開へ魅入られるー!
榊原くん本人は出てくるかな!?名前だけしか出ないけど!
災厄が始まり、次々と死人が…死に方が皆悲惨なんだよね……
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今回の主人公は無印のAnotherのときと異なり歳相応の弱々しさや不安定さがあるように思いました。中高生らしさがよりでているような感じで共感したり、そうしちゃうのはわかるけどさァ…となるところがありました。
エピソードSを読んでいないのでうまくつかめない部分はありますが、現象の謎というか不可解さがAnotherのときよりも深まっている感じがしてこの先がどうなるのかとても気になり楽しめました。
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ずっと文庫化されるのを楽しみに待っていました!前作から3年後の夜見山北中学3年3組のストーリー。前作の内容をすっかり忘れていて、こちらを読む前に再読しようか悩んだのですが、結局再読せずに、忘れたまま読みました。結果、前作をほぼ忘れていても、大丈夫な内容。終盤になるにつれて、じわじわと襲ってくる恐怖感。そのまま下巻へ突入です。
Posted by ブクログ
綾辻行人の「Another」シリーズの3作目です。1作目は2012年にアニメ化&実写化もされました。本作は過去2作品を読んでいることが前提で書かれています。舞台は前作、前々作から3年後の2001年の夜見山北中学三年三組です。再び「ある年」を迎えてしまった三組は「災厄」を防ぐことが出来るのか。読者側も今回は色々と分かった上で読んでいるのですが、作者の描写が巧みでドキドキしながら、ページをめくる手が止まりません。生徒たちの心情を細かく描くことにページが多く費やされており、思春期特有の危うさも感じられます。
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本屋のあの分厚い単行本が文庫になったとのことで購入しました。Anotherはアニメで観ていたので本で読むのは初めてでしたがスラスラ読めました。ホラーとしてゾクゾクする感じ、何かがはまらないような奇妙な感じ、そして始まる殺戮。面白かったですね。下巻が楽しみ。
Posted by ブクログ
時々ぞわっとしたり違和感がかすめていったり、
不穏さを感じつつも気になって次へ次へと読み進めました。
はやく下巻も読みたい気持ちと、この学園生活の結末をまだ知りたくないような気持ち!
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2001年の3年3組を描いたAnotherの続編。上巻は3月~6月の途中まで。前半は暗中模索の対策が続き、中盤以降は怒涛の展開です。前作の登場人物もチラホラ登場します。
しかし実際この状況になったら、正気を保っていられますかね。
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Anotherシリーズ完結編ということで、設定やキャラクターはおなじみです。と思ってたら、冒頭から重要なネタバレがあえて!?下巻から盛り上がりそうな期待感がありました。
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とにかく文体に癖がなく、スラスラ読み進められた。無駄な文がなく精錬されており、地の文と台詞の比率も良くて、流石巨匠って感じ。
ストーリーはあまり動きがなくて退屈と感じたりもしたけど、見せ場もあったし、前作のキャラが登場して胸熱だったりと悪くはなかったかな。上巻だけではまだ判断できない
Posted by ブクログ
完読はした。
前提となる設定がぶっ飛んでいた。
・3-3は、死者がクラスに混じる
・誰が死者か分からない。死者に関する記憶や記録は都合よく改ざんされる。しかし所々矛盾があり、それが死者を突き止めるヒントになる
・死者は自分が死者である自覚がない
・死者がクラスメイトになることにより、3-3の生徒及び、二親等以内の親族は死にやすい状態となる
・災厄が始まると、毎月1人以上が死ぬ
この本はシリーズものなのですね。初めて読んだのでファンタジーな設定に驚いた。そして死者が混ざるから3-3のバランスが死に近い状態になって...とか、死にやすくなるのは二親等以内とか...ファンタジーなのに何処か理屈っぽくて、設定がしっかりしている点は良かった。
下巻で誰が死者だったか、どうやって突き止めたかだけサラッと読んで終わりにしようと思う。あまり私にはハマらなかった。
Posted by ブクログ
Another読まずにネットでネタバレなど見ながら読み進める…続きが気になる!!
けど前作までのことはもちろんそこまで詳細に描かれないので不明点もあって歯痒さも。。
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イラストレータ 遠田志帆さん 惹かれるわー
相沢沙呼「medium」、
今村昌弘「兇人邸の殺人」 表紙も好き
カバーイラストは小説との入口 重要!
Posted by ブクログ
前作からかなり時間があいたので、この人誰だっけ?という復習から必要です。
まだ下巻に続くのでなんとも評価し難いですが、やはり鳴ちゃんが裏方に退いた物足りなさは否めませんね…。
あとAnotherシリーズあるあるの、言いかけといてやめる、または言いかけたとこで何かに会話を遮られるパターンは本作も健在。これホントイラつくわ。
Posted by ブクログ
69/100
ガチでしくった。Another読もうと思ってたら、続編の方を読んでいることに気づき……
多分前作を読んでからじゃないとくどくど出てくる災厄に対して入れ込めないと思う。
この本有名だったから読もうと思ってたけど、いきなり出鼻くじかれた気がしてしまい悔しいとっても。
Posted by ブクログ
シリーズ第3弾。本巻の主人公は、2作目の主要登場人物(のはず)。
1作目、2作目から時間が経っており、あらすじ程度しか記憶が無いが、本巻を理解する分には概ね問題ない。
・中学校の3年3組に、何年かに一度、死んだはずの人間が混じり込んでいて、その年はそのクラスの近親者が不幸な死を迎える。
・死者が混じっているかどうかは、始業式の日に机や椅子が一つ足りなくなるかどうかで判明する。
・誰が死者かは記憶や記録が改竄され当事者には不明。
・不幸を回避する方法として誰かが死者を演じる。
という基本設定は前作同様。
中学生らしい人間模様や悩み、日常が描かれる一方、それと対比されるような凄惨なシーンが見どころの本作。上巻は導入なので、全体の感想は下巻に。