あらすじ
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!
1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
読み終わりました…。
これから舞台版を見に行きます。
登場人物がみんな印象に残るのも良い。(名前も相まって)
これをどう表現するのか…!?
あと、こんなに他の読者の感想を読み漁りたい気持ちになった本は久しぶりです。
とにかく面白かった。
Posted by ブクログ
ミステリー小説の一番のおすすめと聞いて読み始めましたが
初心者の自分でもとても楽しめました!
(もちろん犯人は当てれませんでしたが…笑)
犯人がわかるシーンではほんとうに頭が空っぽになりました!
この小説をどうやって実写化したのかがすごく気になるので実写も見てみたいと思います!
Posted by ブクログ
さすがに面白い。
『衝撃の一行』というワードはもちろん読む前から聞いていて、実はこの話自体が部員の誰かが書いた小説オチかあ?(興醒め)とか、島と本土で時間がズレてるオチかあ?(だから何)とか考えながら読んでたけど、これは予想してなかった。
と言うか、この一行については自分が馬鹿すぎるせいでみんなが言うような衝撃を体験できなかった。
まず、ずっとヴァンと呼ばれてたからヴァン・ダインですと言われてもすぐ紐付かないよね(ミステリー初心者ですいません)。
あと何故か一番最後にその一行があると思い込んでたので、まだ続きがありそうなこの時点で心構えが出来てなかった。
そのすぐ後の新聞記事で人数が足りないことに気付いて、あれ?さっきのがそうだった?え…やば!!!って感じでした。
いかにもここ驚くとこですって感じに一文が配置されてるおかげでなんか意味ありげだなとは思ったけど。
自分が鈍すぎるせいでもったいないことしたなあ。
でもまあ自分にとっては少しのタイムラグの後の「六名」の部分が『衝撃の一文』になっただけなので、大して違いはないのかな。
それに普通に娯楽としてずっと面白いので、『衝撃の一行』に関わらず傑作と感じました。
理屈は分からないけど読者の心を操るのめちゃくちゃ上手いんだろうなーと思うのが、まずヴァン登場時は普通に怪しいのに(身内が館の所有者で一足先に到着済みってトリック仕掛け放題ですからね)、何故かストーリーが進むにつれて無害なやつだと思い込まされていて自然と犯人候補から除外してたところ。
あと読んでる間の大部分で怪しいと思ってたのはポウだけど、それも多分作者の思惑通りのミスリードだと思う。
森須も出番少ない割に描写が細かくて怪しいとは思ってたけど、他のミスリードが上手いせいでそれもミスリードのひとつかと思ってしまった。
そして犯人が島と本土を何度も行き来してたと分かったときは心の中の山田奈緒子が「なんと手間のかかることを!」と突っ込んでいた笑。
わざと体調不良になりつつゴムボートで海渡ってバイク走らせてって下手したらお前が最初に死んでた可能性あるぞ??
犯人が勝手にどっかで死んでて残りのメンバーが普通に合宿楽しんで帰ってくるifも想像してしまった笑。
いやさすがに急にいなくなったヴァンのこと心配してくれるか。
読み終わってひとつだけ引っかかったのが、合宿行くやつらが誰かに「ヴァンも参加する」って伝えてたら終わりじゃない?ってこと。
まあそれも事前に手回しして上手くやったのかな。
Posted by ブクログ
実写ドラマを先に見て、久々の本格ミステリがとにかく面白くて興奮して、「映像不可能ってそういう意味か!」と思った勢いで原作を読んだ。
展開も結末も知っているのに 402頁目はドキドキしてシビれた。ドラマはほぼ原作に忠実だったのかなと今更思う。今まで見たことない結末で、次回作もあるなんて期待してしまう。
Posted by ブクログ
職場の子にお勧めしてもらった本。普段ミステリー小説は読まないし、分厚いから読み終えれるか不安だったけど、面白すぎた。頁を捲っていた手が止まるような一行。面白かった。
評判通り
ミステリと言えばでタイトルの挙がる本書。
小説ならではの薄氷の上をゆく上質なトリックには脱帽です。
読めば最高の体験が出来ることが確約された作品となります。
Posted by ブクログ
映像化絶対不可能と言われていた名作、映像化しましたね!やっと読みました。
きれ〜〜に騙された!今までネタバレを踏まず、どストレートに「あの一行」を食らえたのは本当に幸運でした…最高の体験だった〜
無人島、謎の館クローズドサークル、ミス研、どんでん返し、これらを王道として楽しめるのは、この本が一ジャンルを築く程の衝撃をミステリー界に与えたから。と言うのも頷ける。
しかし十角館の何が良いって、キャラがめちゃめちゃ魅力的なんですよね!!
ミステリで人が死んで悲しみが先行する事、普段あまり無いんですけど、本当に惜しい。みんな生きていてよ…と思ってしまう。
40年近く時代が違うのでみんな所構わずスパスパ煙草を吸ってたり、現代と価値感が合わないこともあるけど、普遍的な人としての道徳観みたいなものは変わらないので、古さをあまり感じないです。どこか上品さを感じるのは綾辻先生のお人柄からなのかな。
全然内容に言及してない感想で申し訳ないな。
ドラマ版も一気見したんですけどめっちゃ良かった!とある人物が更に好きになりました。
最後まで気付けないトリック
クローズドサークルもので多数の書評でおすすめされていた本作ですが、今回始めて読みました。犯人の正体は早くから気付くことができるものの、テンポの良い展開に読み進める手が止まらず、最後のトリックには舌を巻かされました。未読の方には是非読んでいただきたいです。
館ミステリー最高峰
読み始めは、なんてことない館ミステリー系だと思っていたが、本土と島で時系列で進む話の中で、その結果への結びが衝撃的だった。登場人物を海外作家の宛名にしてあるのも、意味があることを知らされる。とても上手い組み立てだと思った。
匿名
難しい
重いような軽いような本でした。
読んでるうちに濃い青色と黒、そして最初と最後に出てくる薄緑色の壜の色がずっと頭の中に想像されていました。
衝撃の一行
2024年 一冊目
館シリーズ 第一作目 十角館の殺人
シリーズ物だったので敬遠していた作品でしたが
読んでよかったと思える一冊でした。
数々の伏線回収、終盤に出てくる衝撃の一行
本当に綺麗な締め方で出来ることなら記憶を消して再読したい作品です。
展開が目まぐるしく変わる
ミステリー小説を初めて読みましたが、こんなに展開が目まぐるしく変わるのかと驚きました。後半は時間を忘れて読み進めてしまった…
悔しい
様々なミステリー小説のランキングにおいて絶対的上位にあるこの作品をずっと気になっていて、この度映像化されるということで手に取りました。
やられたーー!
伏線は多々拾えていたのに、それをうまく繋ぎ合わせることができなかったのがめちゃくちゃ悔しいです。
叙述トリックの完全なる勝利。お見事。
それにしても叙述トリックは文字だからこ成り立つわけだし、トリックとアリバイの中にはその時代だからこそというものがあったと思うのですが、これを今の時代にどうやって映像として成立させるんでしょう?
小説の完成度が高かっただけに映像版がどう来るのか楽しみです。
あと個人的に小野不由美先生のお名前を拝見してほっこりしました。改めてすごいご夫婦だなぁ。
敬意を表するにふさわしい一冊
孤島の館で起きる殺人。
ミステリは知的なパズルであると。
やまいだれはもちろんつくはずがない。
そう捉えたら、古典とか海外ミステリはそんなに読まないけれど敬意を表するにふさわしい作品に間違いない。
いまだに語り継がれるあの一行。色褪せない。読者レビューを読んでも、これだけ有名なのだから読者もそのつもりで読んでいるはずなのに「途中でわかった」という意見をほとんど見かけないのが凄すぎる。
その1行で鳥肌が立つ
ここでのレビューの評価が高かったこと、また、ミステリー小説の歴史の上でもとても重要な作品、とどこかで聞いたので、興味が湧き読みました。
映像ではなく小説だからこその犯人像、読んでいてゾクッとしました。
友人達に勧めたいです。館シリーズを順に読んでいきたいと思います。
何度読んでも面白い
本屋さんで見かけて、いまだに人気だと知り、久しぶりにまた購入しました。
ストーリーをわかっているのに面白い。
読み出したらもうノンストップ、一気読みしてしまいます。
何度読んでも面白かったです。
面白かった
読んでる途中で、なんだか既視感あると思ったら、以前にサスペンスドラマで観ていたようです。思わず「あー、この本だったのか」と納得。読みたかった作品なので結果オーライです。
面白い
本格ミステリの流行りを作ったとされる作品。本をあまり読んでない人、たくさん読んでいる人どちらの人にもおすすめできる作品。
あー、面白かった!
再読。あー面白かった!
何年振りだろうか。
大筋を知っていても、面白い。
あー。よくできてるなぁ、と感心した。
人に勧めたら、自分がスッカリ再ハマりしてしまって、続篇も再読しようかしら!と思っている、
夜明け前(やめられずあさを迎えてしまった)
すごいミステリー
かの有名な綾辻先生の十角館の殺人。
初めて読んだときのこの衝撃をきっと忘れないと思います。
被害者と一緒になって犯人に騙されて夢中になれる作品でした。
十角館の殺人
話の順番がとても素晴らしかったです
犯人が誰なのかを自分も探ってたのですが見事にどんでん返しされました。
でも今考えたら最初からおかしかったんですよね
余韻に浸ってます
最初に読むならこれかな
館シリーズが好きで全作何度も読み返してますが、最初にどれから読んだら良いのと聞かれたらいつも十角館かなと言ってます。並行した時間の流れの場面展開がワクワクドキドキを高めていって何度読んでも楽しめる作品だと思います。
まーーーじか
本格的なミステリー小説は初挑戦でしたが、非常に読み応えのある良い話でした。
動機や主犯などは正解していたのですが、思いもよらない仕掛けがあり、最初から最後まで楽しめる美しい話の組み方だと思いました。
ぜひ著者の他作品や全く別のミステリにも手を伸ばしてみたいです。
素晴らしい作品をありがとうございました。
どんでん返し
綾辻行人氏の作品を初めて読みました。
最後の方で、この作品あんまりかな…?と思ったところまさかの衝撃展開が…!!
思わず最初から読み返してしまいました(笑)
ミステリー好きには必読です。
騙された!
十角館の殺人
最初はあだ名(名探偵の名前)とキャラクターが一致しなくて全然読み進められなかったけど殺人が起こったあたりから続きが気になって一気に読了!島で起こる事件と本土で明かされる過去の事件、純粋に事の解決を急ぎ前のめりで読み進めたばっかりに完全に騙された!!
島に行った大学生メンバーと全く同じ気持ちで準備されたプレートの文字や作者の書き方に違和感を覚えることが無かった、彼らの中に犯人はいると思い込んでいた。事実彼らの中に犯人はいたのだけれど、島にいる彼と本土にいる彼が同一人物だと最後の最後まで気が付かなかったのでこれは本当に言葉にできない。気持ちいいほどしてやられたり(笑)こういうミステリは最後犯人が捕まらないのが定番なのかな?と思って終わり方を気にしていたけど最初に罪のすべてを書いた瓶を流した伏線が回収される終わり方は最高!としか言いようがない!名作だった!
だまされたー
読み応えあって面白かった!
似たような話(こっちにほうが先やとおもうけど)金田一少年の電脳山荘があるね。
ミステリー好きなら読むべき一冊でした!
Posted by 読むコレ
発表当時はミステリー界に大きな影響を与えた作品らしい。
名作であることは間違いないので読んでみることを勧める。
未読の方は、アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』を読んでからにするとより楽しめると思う。
Posted by ブクログ
分厚い小説は避けてきたて積読状態だったのですか、読み始めるとストーリーも面白くて読み応えがありました。
個人的には最後は納得できないと言うかスッキリしなかった。
Posted by ブクログ
1年前に読んだ時はニックネームで呼び合う感じが少し痛くて途中で挫折したけど、慣れたのか気にならずに読めた。
十角館の地形を活かしたトリックかと思ってたら、わりと犯人のフィジカルで解決してて笑った。
Posted by ブクログ
とても読みやすい文章でサクサク読めた!
犯人についてはなんとなく予想していたけれど、まさか完全犯罪をあんなふうにやってのけたとは…!!本当に衝撃的でした!!
ただ自分の理解力がないからなのか、一番最後の意味がいまいち分からなかった。あれはあの人が全て真相を知ってあそこに用意したのか…!?
Posted by ブクログ
ミステリ好きの、ミステリ好きによる、ミステリ好きのための小説。遅ればせながらこの一冊を手に取ったが、時代感はありつつも古さを感じない、とても読みやすい小説だった。本格ミステリの入り口としてもおすすめしやすいと思う。
物語を変える一行が、ページをめくって最初の文に控えているという、とんだサプライズ要素に文字通りひっくり返された。新装版ならではの仕掛けなのかな?
Posted by ブクログ
2026.5.15
1週間ほどで読んでしまった、それほど面白い内容だったのだと思う。Huluでドラマ化されていていたいなと思っていたので、小説で読むことができて嬉しかった。
Posted by ブクログ
往年のミステリー新装改訂版とのこと
そういや読んでないなと購入
できるだけ注意して読んでいたというのに、あの一行に「え?」となった
やっぱりミステリーはおもしろいね!
Posted by ブクログ
登場人物の名前がほとんどカタカナで覚えずらい
登場人物全員に魅力がある
衝撃の1行でちゃんと驚けてよかった
ある程度ミステリについて知ってから読んだ方が楽しめる
Posted by ブクログ
ページをめくったら衝撃で声が出るほどのどんでん返しで面白かった
そして誰もいなくなったのオマージュ小説
読みながら推理できる感じが楽しい
Posted by ブクログ
サスペンス慣れしているが、
犯人を2度もミスリードしたし面白かった
登場人物が多く覚えるのが
大変なので似顔絵を描きながらみた
エピローグの最後は考察を読んでも、
不親切だなと感じる...
Posted by ブクログ
ミステリーの名作と聞いて読んでみました。
映像化が難しいと言われている理由に納得する内容で、特に“あの1行”の衝撃は凄かったです。
先入観や思い込みの怖さを強く感じさせられました。
ただ、登場人物の名前が最初はなかなか頭に入ってこず、少し読みづらさもありました。
Posted by ブクログ
なんと1987年刊行!自分が2歳の時に出されたものだとは!
ザ王道ミステリといった感じで非常に面白かった!
最初は海外ミステリ作家にちなんだニックネームが自分にはとっつきづらいうえに7人も一気に登場するもんだから、何回か読み戻りながら各人の特徴を頭に入れて読みました。
この行動は怪しいな、あの言動も怪しいか?なんて思いながら読み進めました。
皆さんが言っている「衝撃のドンデン返しの一行」
アホな自分は、(ん?あぁ、ニックネームは継承されるって言ってたから前任者かな?)なんて一瞬思ってから人数確認して、イヤイヤちがーう!!
そういうことか!!
となりました(^_^;)
映像化はどんな風にしたんだろうかと気になります。
Posted by ブクログ
ずっと読みたかった綾辻行人先生の作品。
トリック部分はちゃんと裏切られたし全く予想していなかった人物が犯人で驚いたが、事件の被害者(と言ってよいかは微妙だが)が命を奪われるに相応しい罪人であったかは本編を読んだだけでは読み取れなかったなと感じた。
うーん、ミステリーとしては面白かったが、個人的には犯人への感情移入がしきれなかったのが少し心残りであった。
自分はもっと愛とか欲だとか、人間の感情的な部分に重きを置くロマンチックな作品が好きなんだなと感じた。
ただミステリー本としては十分楽しめたし、これがデビュー作なのは驚きである。
Posted by ブクログ
犯人はまあこいつかな〜と序盤の時点でちょっと思ってたけど、まさかそことそう繋がるとは思ってなくてびっくりした。確かに一行の衝撃と呼ばれるのも分かる。
あとはラストの展開も個人的には好みだったかな
Posted by ブクログ
長年積読していた本作をやっと読み始めた。館に集まったミステリ研究会の面々、外部と連絡の取れない状況下で1人ずつ殺されていく恐怖感。私の大好きな要素が詰め込まれている。
しかし、似たような話が世の中腐るほど出回っているのもあり、「ミステリー小説の中で1番好き!」とまではいかなかった。(本来、本作がこういう"館殺人モノ"の先駆けなのかもしれないので、発売当初に読んでいれば…と悔やまれる。)
十角館という変わった造りの館ならではのトリック(錯覚)を利用した犯人のやり口に感心したし、終盤の犯人の独白も面白かった。ドアに貼られる「被害者プレート」にもワクワクした。米澤穂信さんの『インシテミル』も似たような館が舞台で、プレートの代わりがインディアン人形だったような。
犯人は誰なんだろうという疑問をずっと抱きながら読んだのだが、1人またひとりと殺害されていくので当然、最後には犯人が分かるので安心(?)して読んでいられる。私は外部犯という設定が大嫌いなので(というかそういう設定のミステリはお目にかかったことがない)、途中、少し不安になったが。
犯人については、動機もバッチリだし、被害者の面々が本当に全面的に悪かったのかと言われるとそうでもない気もするが、無事復讐を遂げたと言えよう。
周到に計画を立てたはずが、思わぬミスを起こしてしまったり、最後呆気なく負けを認めたのは、犯人の若さゆえだろうか、いや、年齢は関係ないか。
Posted by ブクログ
ミステリー小説の傑作として評価の高い本作。個人的に登場人物の人数も多くニックネームも分かりづらかったため、整理や把握が少し難しかった。
「衝撃の一行」も通り過ぎた後、ページ戻してを確認して「しまった〜そういうことかぁ〜」と少し整理してからの「衝撃」。その「一行」を目にした「瞬間」にしっかり特大の衝撃を受けたかった…自分の読書力の低さを嘆くばかり。
しかし総じてこれぞミステリーと言う醍醐味は味わえた様に思います。
匿名
面白い
本自体あまり読んだがこと無かったけれど面白かった。
図がところどころで挟まれているのでイメージしやすい。最後の一文でこんなにどんでん返しあるんだって思った。
匿名
面白すぎた
言い回しもかなり好みな作品でした。
映像化不可の文言に惹かれて購入した読みましたが、そういう感じなんだ!!!と感動するくらいどんでん返しがありました。
映像も楽しみです。
さすが
綾辻行人さん作品の中で
読もう読もうと思って今まで温めてしまっていた一作。漫画版の試し読みをきっかけに原作を読み始めました。
漫画版とはことなる展開(漫画版はさわりしか読んでいないので想像ですが)というか、小説ならではの巧みな技術でさすがだなと思いました。気持ち良く騙されたい人におすすめです。
予想だにしていなかった真犯人
全く見当もつかなかった人物が真犯人だったので、読み応えがありました。本土と島の話のバランスが丁度良くて、とても読みやすかったです。
真犯人が警察の口から告げられた際に初めて、学生サークルの皆があだ名で呼ばれていたことの面白さを最大限に感じました。
あの1ページの1行目に彼のあだ名が明かされたのは、作者の趣向なのか偶然なのかは分かりませんが、どちらにせよ天才的な演出でした。
ただ、トリックに感心させられる代わりに、描写が淡々としており、登場人物への感情移入は難しかったです。本編が唐突に終わってしまって、消化不良になるところでしたが、エピローグにて瓶が彼のもとに流れ着き、子どもに島田へ渡すように声をかけたところで終わったところが、綺麗に物語がおさめられているという印象を受けました。
日本版そして誰もいなくなった
最近漫画版も出版されたので、両方を読み比べると、文字で本を読むことの楽しさを味わえる作品だと思う。
言葉による表現から物語の場面が頭の中に映像化される楽しさを実現してくれる表現力、描写力が備わった作品である。
ストーリー自体は、アガサクリスティのそして誰もいなくなった仕立てかと予想はしながらも、独自のトリックとアリバイ工作、謎解きから結末への物語の終息のさせ方が綺麗で充分に楽しめた。読後の余韻が心地よいミステリーだった。
匿名
どんでん返しものということで購入しましたが、イニシエーションラブのようなラスト一行で話の見方が変わってくるものを想像して読んだので個人的にはそこまでの衝撃はありませんでした。
しかし犯人は予想もしなかった人物でしたし、ミステリーは事実が判明していく内に先の展開が読めてくることも多いのですがこちらは先の展開も読めず、ラストの回収も好きでした。面白かったです。
十角館の殺人
綾辻さんのデビュー作と言ったらこれ。
高校の時、初めて読んで再読したく買いました。
アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」がモデルかな?
特に、読んだ当時は記述トリックといものを知らなかったので、これは騙されたという作品。
舘シリーズは有名なので流石に名前は知っていましたが、読んだことはありませんでした。
ですがふと推理小説が読みたくなり、評判の高い今作を購入しました。
亡くなった中村氏やその弟は犯人としては在り来りですし、本土の登場人物が皆本名で描写されているのに対して島にいる学生の本名は頑なに出てこない(結び付けさせない)辺りに何かヒントがあるのだろうとまでは思いましたが、それでも他の皆さんのコメントの通りあの一文は驚きました。
いや、他の学生より先に島に来ていると言う点では少し怪しいとも思ったのですが、この人物の描写を見て違うのかなと感じてしまいました。
冷酷で残忍な犯人、と言うイメージに縛られていたのかもしれません。
全体としては面白かったのですが、個人的にはあれほどの殺人を犯したことに対して肝心の動機が犯人のある種の妄想に過ぎずこじつけっぽいというか身勝手(故人の死を悼んでいる者まで殺している。またその理由もただの自己満足の範囲を出ず偽善的)なのが少しだけスッキリしませんでした。
そもそも被害に遭った学生達は亡くなった千織が中村氏の娘であることは知らず、つまり十角館が千織と関係があることも知らなかったのでしょう。
なのにも関わらず、自らが十角館に呼ぶように仕向けておきながら何も知らずに喜んでいる学生達を憎むと言う一連の行動には些か疑問を覚えます。
結局のところ、自分で千織を救えなかった自己嫌悪を他者に責任転嫁したに過ぎないでしょう。そう言った点が多少納得出来なかったため星4です。
十角館の殺人
何となく後回しにして、結果、積本化してたけど…。もっと早く読んでおけば良かった‼︎後発の他の作品で同じ系統のトリックを使ったものを先に読んでいたので、驚きは半減してしまった。勿体無い…この本ほど鮮やかのものは中々無いというのに。この本の紹介でよく聞く一文、『衝撃の一行』とは良く言ったものだと思う。デビュー作だけあり、鼻息の荒さがモロに感じられる。それがまた心地良い。
Posted by 読むコレ
ミステリを読んでいると聞くともなしに聞こえてくる伝説の一冊。
ということで少し佇まいを正して取り組みましたが、結論から言えば非常に僕の好みに合っていて面白かった。
つまりリーダビリティに気を遣った大変「読ませてくれる」作品でした。
ただ引っかかるのが、本格的なミステリ読みが読んでも同様に満足いく内容だったろうかという点。
殺人の動機、背景にある青屋敷事件との絡み、探偵の役割などが、パチッとピースが嵌っていく感じをさせなかったのがその理由です。
云わばミステリ入門編といった印象。
楽しめるミステリをお探しの方には是非。
匿名
最後まで一気に読ませる展開なのは流石プロって感じだけど、かなり前半から犯人の行動が絞れるし、最後の三人になって一人が足跡についてしゃべり出した時点で、誰が犯人でなぜ二ヶ所で物語が同時進行していたかが決定的になる。(果たして残りの二人のうちどちらが犯人だったのかは一瞬迷うが、体格や印象からもほぼ確実)
後はダレて行くだけ。犯人発覚後の犯行説明もつまらないうえに、殺人の動機がストレートで意外性もない上に薄すぎて、読んでて心が動かない。プロローグの瓶もエピローグに登場するのに全く意外性なし。
最後に犯人が裁かれるニュアンスなのは良し。
こんなことで何人もの人を殺した身勝手な奴が裁かれずに終わっていたら非常に後味が悪かった。
退屈はしなかった。それだけの小説。
でも一気に読めるくらいの勢いがあった作品なので同著者の他の作品に期待したいです。
Posted by ブクログ
約40年前の作品のため、今の感覚では不思議なことがいくつかあった。例えば携帯がないとかインターネットがないとか。犯行計画がすべて終わったと思ったら、すぐに犯人の犯行動機や殺人を犯してる時の心情を語る場面に映って最後までスルスル読めたけど、最後の最後、ちょっとモヤモヤが残る締めくくりだった。
Posted by ブクログ
あの一行は突然やって来た。気が緩んでいるタイミングにいきなり真相を突きつけられ確かに衝撃度が高かった。が、動機や経緯には納得がいく一方で、一つ一つの犯行の計画性の希薄さというか行き当たりばったり感、詰まるところ十角館という特性がそこまで活かしきれていない点(十角館の無駄遣い感)がどうしても気になってしまい、全体的な感想としては「なるほど・・・」で終わってしまった。
Posted by ブクログ
40年前の作品。
50代の私には懐かしいシーンがあり(例えば、煙草を吸う、ワープロを使う、携帯がない)、作品時代も古さwl感じるかと思いきや、大変惹き込まれました。
Posted by ブクログ
最後の1行がやばい!このミステリーは読まなきゃ!とハードルを散々あげられた上で読んでしまったので「あぁそういう感じなんだね」くらいの気持ちになってしまったのが残念。
犯行は計画的に行われているという前提の元推理が進んでいたけど偶然の産物が重なった結果成功、そして最後の1行もいわゆる偶然の産物。
善意と悪意で揺れ動く復讐劇面白かったです。
Posted by ブクログ
人生2冊目のミステリー。
登場人物の名前が最後まで覚えられずモヤモヤしたまま読み終わりました。
割と早い段階で犯人と展開?トリック?が想像出来てしまい、やっぱりと個人的にはイマイチでした。
古き良き時代かな
作中の時代は、私も学生の頃であった時でした。推理小説を乱読してかつバイクに乗り、友人達と楽しい時間を過ごしていました。
そのような風景が目に浮かぶ素晴らしい情景描写でした。
ミステリーたのしい
ミステリーをあまり普段読まないので王道ミステリーを、と思い。まったく頭が切れないので、最初から推理することは放棄し、ぷかぷか流され、純粋に真相を楽しませていただいた。おもしろかったのでよしとしようね。
古典、ですね
※小説をほとんど読まない人の感想です
どんでん返し系で評価が高い作品だったので、読んでみた。
たしかに最後のネタバラシでゾワッとなったけど、その解説が語られると「あー、そういう事ね」とあまりに常識的な内容でがっかりした。
もっと驚くべき事が起こるんじゃないか、と身構えていたので。
わりとたんたんと進むし、登場キャラが当てずっぽうみたいな推理をポンポン出していくから、読んでいてあまりピンとこなかった。
80年代くらいの流行の文章なのか、20年以上前の時点で古い文章と思っていたような書き方なのでそこも気になった。(逆に初めてこの時代の文章に触れた人は新しい体験になるかも)
サークルの合宿での食事の用意とか、今なら料理が得意な男子でもいそうなものだけど、女性しか動かないとか。懐から出すのはタバコじゃなくてセーラムだったり、守須が乗るバイクの車種まで書いてたり、細かい部分ではあるけど時代を感じるな。
プロローグで出した伏線も、最後にひょいと使われてあまりグッとこなかった。
当時の娯楽的にはあれでエモかったのかもしれないけど。