【感想・ネタバレ】十角館の殺人〈新装改訂版〉のレビュー

あらすじ

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!
1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。(講談社文庫)

...続きを読む

謎解き好きの方には絶対おススメの「館(やかた)シリーズ」の最初の作品です。
この作品をきっかけに、本格ミステリ界では「綾辻以降」という言葉が使われるようになったほどです。
奇妙な館(十角館)で起こる連続殺人事件、様々なトリック、そして綾辻先生独特の幻想怪奇的な世界を、たっぷりと楽しんでください。
特に、この作品特有の叙述トリックを駆使した終盤でのどんでん返しは、必読です。
この作品の後には、「水車館の殺人」、「迷路館の殺人」と続きます。
館シリーズ全9作品を読破して、綾辻ワールドを堪能しましょう!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

衝撃の1行がちょうどページをめくって1行目に書かれてるからページをめくってから驚きすぎて時間止まった。最初は海外の名前覚えずらいから嫌だなって思ってたけどこのためだったんだ、、、、。けっこう長いけどおもしろすぎてあっという間に読めちゃった。

0
2025年12月05日

Posted by ブクログ

硝子の塔の殺人で知りました。
あの人が犯人だったらそのままだよねと思ってたら、やはりあの人ではなかった。
まさか、まさか、そんなことだったなんて。

0
2025年12月04日

Posted by ブクログ

あらすじの言う通りで驚いた。
登場人物が少し多くわかりにくかった部分もあるけど、考察するのが楽しかった

0
2025年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大学のミステリー研究会のメンバーが孤島にある「十角館」に行くと、そこで連続殺人が起こる。本土と島で展開するストーリーが絡み合い、謎が明らかになっていく。

前に読んだことがあったのに”あの一行”を忘れてしまっていた。久しぶりに読み返し、人生2度目の衝撃。ある意味忘れていたことが幸運だったかもしれない

館シリーズの他作品を読んでみたい気持ちもありつつ、本の厚さにビビってる自分もいる。気が向いたら読みたい。

0
2025年11月30日

Posted by ブクログ

若かりし頃読んでこれはとても少女漫画のロマンスがある!と、とても大好きだった作品を約30年ぶりに読み返しました。
やはり少女漫画なロマンスがあって素敵。
30年の間に清原紘さんの美麗な絵柄の漫画も読んでいた為、始終頭に浮かぶのは清原紘さん版綺麗なお顔です。

何も考えずに表紙の雰囲気が好きだったので新装改訂版で読んだのですが、どうやら話の大筋に関わらない程度の手直しが入っている様で、違いは分からなかったものの曰く決定版を読めて本当に良かったです。

自分が昔の人間といえばそうなのかも知れませんが、古臭い時代を全く感じないのも本当に素晴らしいなって思います。

0
2025年11月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何故私はいつも犯人や被害者になる人間を
好きになってしまうのか。
海外ミステリに溺れていた学生時代の私を
一本釣りした1作。
キャラクター、ストーリー、全てが素敵だが
エピローグのお洒落さは異常。

0
2025年11月30日

Posted by ブクログ

流石に名作。
これを読んだおかげでしばらくミステリーにハマりました。
時代的に色々古いのですが、むしろそれがいい味を出しています。

0
2025年11月29日

Posted by ブクログ

アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」を読んだ後に本書を読んだ。閉ざされた島で巻き起こる連続殺人事件というテーマが同じ中、どう結末をつけるのかワクワクしながら読んだ。
目の前で起きている事件と過去の事件、二つの事件の真相が交差する時に「なるほど。そう決着がつくのか。」と納得した。上手く読者を惑わせてくるテクニックが一品である。さすが名作と名高い作品だ。

0
2025年11月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

衝撃の1文というキャッチコピーに惹かれて購読。

本土と島の構成に分かれていて、両方でストーリーが進んでいくのがとってもいい。
アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」と違い、犯人の心情や緻密な計画が犯人視点で語られる点がとてもよかった。

初見では犯人が全く誰か分からなくて、びっくりしたんだけど、読み返すと気付けそうな伏線が多くてちょっと悔しい。←ミスリードも多いから気づけないか、

今までミステリに触れてこなかったので、主要キャラの名前もエラリイ、アガサ、ポー、ドイル(江南)しかわからなかったんだけど、もっと知ってたら守須=モーリス・ルブランのミスリードなんかにも引っかかってより面白く感じたかもしれない。

動機がちょっと薄いかなとも思ったけど(恋人殺されたからその場にいたやつ皆殺しとはならんやろ)まあそれだけの怒りだったのかな、

でも最高に面白かったし何回も読み直したい作品だから最高評価!

0
2025年11月27日

Posted by ブクログ

カタカナの登場人物の顔立ちを、自分なりに想像しながら読むのも面白かった。あの一文ですが、読んでも意味が分からず「??」が頭に浮かび、数ページ読み進めて「あ、そういうことか!」となりました。自分がアホなせいで、あの一文が"衝撃"の一文にならなかったことが無念。

0
2025年11月25日

Posted by ブクログ

SNSのオススメ投稿を見て読んだ。古い作品なので時代背景が感覚的にズレているが、そのことを感じさせない物語だ。これは間違いなく日本ミステリーの代表作だと思う。

0
2025年11月25日

Posted by ブクログ

途中で、「もしかして?」って思うこともあったが、
スピード感のある事件の成り行きに、
その事を忘れてしまっていた。
そして、いわゆる「衝撃の一文」に
しっかり衝撃受けて、心臓がドンっ!!ってなりました。
んで、これ本当にどうやって映像化するんだ?って疑問が湧いてきて、実写版見たくなります。
Hulu解約しちゃってたので、後悔中…
とりあえず、一気に読めて、面白かった!

0
2025年11月25日

Posted by ブクログ

久々にアドレナリンが出るくらい没頭してしまうミステリー作品に出会えた。

設定が『そして誰もいなくなった』のオマージュそのもので、予測できそうな話の進み方に、正直前半はあまり気分が乗らなかった。そもそもアガサ(というニックネームの登場人物がいて)は、離島に向かう時点でこれが不穏すぎることに気づけよ...とつまらないツッコミを入れるなど、冷めた目で見ていた。

ところがそういう展開で来たかと、後半からめくるページの進みがどんどん加速していく。オリジナル作品と比べながら読むと高揚感が倍増。

0
2025年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

素直に面白かった。

初めて読んだミステリー小説。

誰が犯人なのかな?と考えていたのがまるで違う方向に思考が停止していました。笑

一行に1ページ使うほどの価値のある一言は必見!

0
2025年11月23日

Posted by ブクログ

終盤のたった一行ですべてがひっくり返る衝撃的なラスト。記憶を消してもう一度読みたい。
どんでん返しにはまるきっかけとなった一冊。

0
2025年11月22日

Posted by ブクログ

映画も漫画もゲームも飽きて、小説を読み始めた頃に出会った作品。小説の実力を知ることが出来た。

一度に大勢の人物が登場するから頭フル回転で読んだ。想像して、想像して…
孤島に連続殺人に場面転換して本土に、それらにどんな関係があり、どう収束していくのか、単純なミスリードも効果的で推理小説好きこそだまされる。やっぱり「あの一行」は、記憶を消してもう一度味わいたい。島田潔は天才すぎる。

これくらいならネタバレにはならないかな…

0
2025年10月05日

購入済み

最後まで気付けないトリック

クローズドサークルもので多数の書評でおすすめされていた本作ですが、今回始めて読みました。犯人の正体は早くから気付くことができるものの、テンポの良い展開に読み進める手が止まらず、最後のトリックには舌を巻かされました。未読の方には是非読んでいただきたいです。

#ドキドキハラハラ

0
2025年01月18日

購入済み

おもしろかった

めちゃくちゃ面白かったです。まんまと騙されました。伏線回収が上手で、なるほどと思う部分が多かったです。

#切ない #怖い #ダーク

0
2024年08月23日

QM

購入済み

おもしろい

はああすごかった、、、そいつかぁ!という感じ。友達からおすすめされて読んだのだけど、王道にして間違いない作品。

0
2024年07月29日

購入済み

館ミステリー最高峰

読み始めは、なんてことない館ミステリー系だと思っていたが、本土と島で時系列で進む話の中で、その結果への結びが衝撃的だった。登場人物を海外作家の宛名にしてあるのも、意味があることを知らされる。とても上手い組み立てだと思った。

#ドキドキハラハラ #シュール #怖い

0
2024年07月28日

匿名

購入済み

難しい

重いような軽いような本でした。
読んでるうちに濃い青色と黒、そして最初と最後に出てくる薄緑色の壜の色がずっと頭の中に想像されていました。

#深い #ダーク #じれったい

0
2024年05月09日

衝撃の一行

2024年 一冊目

館シリーズ 第一作目 十角館の殺人
シリーズ物だったので敬遠していた作品でしたが
読んでよかったと思える一冊でした。

数々の伏線回収、終盤に出てくる衝撃の一行
本当に綺麗な締め方で出来ることなら記憶を消して再読したい作品です。

#ドキドキハラハラ #ダーク #スカッとする

0
2024年01月22日

購入済み

展開が目まぐるしく変わる

ミステリー小説を初めて読みましたが、こんなに展開が目まぐるしく変わるのかと驚きました。後半は時間を忘れて読み進めてしまった…

#ドキドキハラハラ

0
2024年01月12日

mii

購入済み

悔しい

様々なミステリー小説のランキングにおいて絶対的上位にあるこの作品をずっと気になっていて、この度映像化されるということで手に取りました。

やられたーー!
伏線は多々拾えていたのに、それをうまく繋ぎ合わせることができなかったのがめちゃくちゃ悔しいです。
叙述トリックの完全なる勝利。お見事。

それにしても叙述トリックは文字だからこ成り立つわけだし、トリックとアリバイの中にはその時代だからこそというものがあったと思うのですが、これを今の時代にどうやって映像として成立させるんでしょう?

小説の完成度が高かっただけに映像版がどう来るのか楽しみです。

あと個人的に小野不由美先生のお名前を拝見してほっこりしました。改めてすごいご夫婦だなぁ。

#ドキドキハラハラ #ドロドロ

0
2023年12月25日

敬意を表するにふさわしい一冊

孤島の館で起きる殺人。
ミステリは知的なパズルであると。
やまいだれはもちろんつくはずがない。

そう捉えたら、古典とか海外ミステリはそんなに読まないけれど敬意を表するにふさわしい作品に間違いない。

いまだに語り継がれるあの一行。色褪せない。読者レビューを読んでも、これだけ有名なのだから読者もそのつもりで読んでいるはずなのに「途中でわかった」という意見をほとんど見かけないのが凄すぎる。

#エモい #ドキドキハラハラ #深い

0
2023年09月29日

購入済み

その1行で鳥肌が立つ

ここでのレビューの評価が高かったこと、また、ミステリー小説の歴史の上でもとても重要な作品、とどこかで聞いたので、興味が湧き読みました。
映像ではなく小説だからこその犯人像、読んでいてゾクッとしました。
友人達に勧めたいです。館シリーズを順に読んでいきたいと思います。

#ドキドキハラハラ #深い

0
2023年06月29日

購入済み

何度読んでも面白い

本屋さんで見かけて、いまだに人気だと知り、久しぶりにまた購入しました。
ストーリーをわかっているのに面白い。
読み出したらもうノンストップ、一気読みしてしまいます。
何度読んでも面白かったです。

0
2023年02月03日

購入済み

どんでん返し

どんでん返し

0
2023年01月02日

購入済み

面白かった

読んでる途中で、なんだか既視感あると思ったら、以前にサスペンスドラマで観ていたようです。思わず「あー、この本だったのか」と納得。読みたかった作品なので結果オーライです。

#ドキドキハラハラ

0
2022年12月09日

Posted by ブクログ

騙されたっ!その一行を読んだ瞬間に世界がひっくり返る、まさに「どんでん返し」が鮮やかに決まる作品。シリーズ原点にして頂点。

0
2025年11月30日

購入済み

面白い

本格ミステリの流行りを作ったとされる作品。本をあまり読んでない人、たくさん読んでいる人どちらの人にもおすすめできる作品。

#切ない #ドキドキハラハラ #深い

0
2023年10月04日

ネタバレ 購入済み

あー、面白かった!

再読。あー面白かった!
何年振りだろうか。
大筋を知っていても、面白い。
あー。よくできてるなぁ、と感心した。
人に勧めたら、自分がスッカリ再ハマりしてしまって、続篇も再読しようかしら!と思っている、
夜明け前(やめられずあさを迎えてしまった)

0
2022年08月16日

購入済み

すごいミステリー

かの有名な綾辻先生の十角館の殺人。
初めて読んだときのこの衝撃をきっと忘れないと思います。
被害者と一緒になって犯人に騙されて夢中になれる作品でした。

0
2022年08月04日

購入済み

めちゃくちゃ面白い

29年ぶりに読破しました。全く色褪せず、楽しめました。

0
2022年06月16日

購入済み

十角館の殺人

話の順番がとても素晴らしかったです
犯人が誰なのかを自分も探ってたのですが見事にどんでん返しされました。
でも今考えたら最初からおかしかったんですよね
余韻に浸ってます

0
2022年02月28日

購入済み

鳥肌ものです

一気に読み終えてしまいました。
真相が分かったときは鳥肌です!
これぞミステリー!
おすすめします。

0
2021年10月16日

購入済み

最初に読むならこれかな

館シリーズが好きで全作何度も読み返してますが、最初にどれから読んだら良いのと聞かれたらいつも十角館かなと言ってます。並行した時間の流れの場面展開がワクワクドキドキを高めていって何度読んでも楽しめる作品だと思います。

#ドキドキハラハラ

0
2021年10月14日

購入済み

面白い

普通に面白かった

0
2021年06月30日

購入済み

まーーーじか

本格的なミステリー小説は初挑戦でしたが、非常に読み応えのある良い話でした。
動機や主犯などは正解していたのですが、思いもよらない仕掛けがあり、最初から最後まで楽しめる美しい話の組み方だと思いました。
ぜひ著者の他作品や全く別のミステリにも手を伸ばしてみたいです。
素晴らしい作品をありがとうございました。

0
2021年04月28日

購入済み

どんでん返し

綾辻行人氏の作品を初めて読みました。
最後の方で、この作品あんまりかな…?と思ったところまさかの衝撃展開が…!!
思わず最初から読み返してしまいました(笑)
ミステリー好きには必読です。

0
2020年09月18日

ネタバレ

騙された!

十角館の殺人
最初はあだ名(名探偵の名前)とキャラクターが一致しなくて全然読み進められなかったけど殺人が起こったあたりから続きが気になって一気に読了!島で起こる事件と本土で明かされる過去の事件、純粋に事の解決を急ぎ前のめりで読み進めたばっかりに完全に騙された!!
島に行った大学生メンバーと全く同じ気持ちで準備されたプレートの文字や作者の書き方に違和感を覚えることが無かった、彼らの中に犯人はいると思い込んでいた。事実彼らの中に犯人はいたのだけれど、島にいる彼と本土にいる彼が同一人物だと最後の最後まで気が付かなかったのでこれは本当に言葉にできない。気持ちいいほどしてやられたり(笑)こういうミステリは最後犯人が捕まらないのが定番なのかな?と思って終わり方を気にしていたけど最初に罪のすべてを書いた瓶を流した伏線が回収される終わり方は最高!としか言いようがない!名作だった!

0
2018年06月13日

購入済み

さすがの

本格派スタンダード、とても引き込まれました。
ベストセラー、綾辻以降と言う言葉ができたのも納得です。
早く続編も配信されて欲しい!

0
2013年09月20日

購入済み

だまされたー

読み応えあって面白かった!
似たような話(こっちにほうが先やとおもうけど)金田一少年の電脳山荘があるね。

ミステリー好きなら読むべき一冊でした!

0
2013年12月31日

Posted by 読むコレ

発表当時はミステリー界に大きな影響を与えた作品らしい。
名作であることは間違いないので読んでみることを勧める。
未読の方は、アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』を読んでからにするとより楽しめると思う。

0
2013年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

素晴らしい、名作、、!!
カタカナの登場人物が多く、全員覚えられるか自信がなかったけど、段々と人間性や輪郭が分かってきて、
解けそうで解けない謎と、ページをめくったときのあの一文、、、、!!!!
鳥肌が止まらない。面白かった。

0
2025年12月06日

Posted by ブクログ

ミステリーはこれまで多く読んできてはいないが、楽しい時間を過ごすことができた。次の展開が気になり、読み出したらページを捲る手が止まらなかった。

個人的には純文学が好みなので、全体的に心情の機微などが淡白で、少し物足りなかった。

0
2025年11月26日

Posted by ブクログ

犯人を当てようと、必死でメモを取りながら読みましたが、駄目でした。展開のリズムが良く、全体的に読みやすかったです。

0
2025年11月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

分かりそうでわからない叙述トリック。やっぱり古典的の方が面白い。特に好きだったのはどんでん返しで終わらずに解説パートがあるところだ。考察する余地がなくて良かった。

0
2025年11月24日

Posted by ブクログ

そして誰もいなくなった大好き勢からすると、登場人物の個性に物足りなさを感じるものの、リアリティの面では上回ってるように感じた。

0
2025年11月23日

Posted by ブクログ

かなり古い作品だが、ミステリーの名作としてどこでもお勧めされるので読んでみた。
登場人物の情報をメモして、自分なりに推理しながら読んでいたにも関わらず、まんまと引っかかってしまった。
さらりと明かされる真相に、何度も前のページに戻って矛盾がないか探して、しばらくその先を読み進められないでいた。
それくらい衝撃はとんでもなく大きいのは間違いないのだけど、心が動くとか、響くって感じとは違った。
犯人の独白から物語が始まり、最後も心情の描写はあるものの感情移入はできないなと。
自分はミステリー好きだけど、巧妙なトリックよりも、どうしようもない自己矛盾した感情とか社会への問題提起を主軸とする話が好きなんだなと再確認した。

0
2025年11月22日

Posted by ブクログ

誰が犯人か推理しながら読みましたが、そこがそう繋がるとは…と完全に騙されました。物語の終わらせ方も良い、好きです。厚めの小説ですが物語の進め方、テンポも良く、先が気になりサクサク読めました。

0
2025年11月24日

匿名

ネタバレ 購入済み

面白い

本自体あまり読んだがこと無かったけれど面白かった。
図がところどころで挟まれているのでイメージしやすい。最後の一文でこんなにどんでん返しあるんだって思った。

0
2025年05月03日

匿名

購入済み

面白すぎた

言い回しもかなり好みな作品でした。
映像化不可の文言に惹かれて購入した読みましたが、そういう感じなんだ!!!と感動するくらいどんでん返しがありました。
映像も楽しみです。

#ドキドキハラハラ

0
2024年03月22日

ネタバレ 購入済み

さすが

綾辻行人さん作品の中で
読もう読もうと思って今まで温めてしまっていた一作。漫画版の試し読みをきっかけに原作を読み始めました。
漫画版とはことなる展開(漫画版はさわりしか読んでいないので想像ですが)というか、小説ならではの巧みな技術でさすがだなと思いました。気持ち良く騙されたい人におすすめです。

#ドキドキハラハラ #怖い

0
2024年01月09日

ネタバレ

予想だにしていなかった真犯人

全く見当もつかなかった人物が真犯人だったので、読み応えがありました。本土と島の話のバランスが丁度良くて、とても読みやすかったです。

真犯人が警察の口から告げられた際に初めて、学生サークルの皆があだ名で呼ばれていたことの面白さを最大限に感じました。

あの1ページの1行目に彼のあだ名が明かされたのは、作者の趣向なのか偶然なのかは分かりませんが、どちらにせよ天才的な演出でした。

ただ、トリックに感心させられる代わりに、描写が淡々としており、登場人物への感情移入は難しかったです。本編が唐突に終わってしまって、消化不良になるところでしたが、エピローグにて瓶が彼のもとに流れ着き、子どもに島田へ渡すように声をかけたところで終わったところが、綺麗に物語がおさめられているという印象を受けました。

0
2023年04月04日

購入済み

日本版そして誰もいなくなった

最近漫画版も出版されたので、両方を読み比べると、文字で本を読むことの楽しさを味わえる作品だと思う。
言葉による表現から物語の場面が頭の中に映像化される楽しさを実現してくれる表現力、描写力が備わった作品である。
ストーリー自体は、アガサクリスティのそして誰もいなくなった仕立てかと予想はしながらも、独自のトリックとアリバイ工作、謎解きから結末への物語の終息のさせ方が綺麗で充分に楽しめた。読後の余韻が心地よいミステリーだった。

#切ない

0
2022年03月10日

匿名

購入済み

どんでん返しものということで購入しましたが、イニシエーションラブのようなラスト一行で話の見方が変わってくるものを想像して読んだので個人的にはそこまでの衝撃はありませんでした。

しかし犯人は予想もしなかった人物でしたし、ミステリーは事実が判明していく内に先の展開が読めてくることも多いのですがこちらは先の展開も読めず、ラストの回収も好きでした。面白かったです。

0
2019年12月13日

購入済み

十角館の殺人

綾辻さんのデビュー作と言ったらこれ。
高校の時、初めて読んで再読したく買いました。



アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」がモデルかな?
特に、読んだ当時は記述トリックといものを知らなかったので、これは騙されたという作品。

0
2020年04月26日

ネタバレ 購入済み

舘シリーズは有名なので流石に名前は知っていましたが、読んだことはありませんでした。
ですがふと推理小説が読みたくなり、評判の高い今作を購入しました。
亡くなった中村氏やその弟は犯人としては在り来りですし、本土の登場人物が皆本名で描写されているのに対して島にいる学生の本名は頑なに出てこない(結び付けさせない)辺りに何かヒントがあるのだろうとまでは思いましたが、それでも他の皆さんのコメントの通りあの一文は驚きました。
いや、他の学生より先に島に来ていると言う点では少し怪しいとも思ったのですが、この人物の描写を見て違うのかなと感じてしまいました。
冷酷で残忍な犯人、と言うイメージに縛られていたのかもしれません。
全体としては面白かったのですが、個人的にはあれほどの殺人を犯したことに対して肝心の動機が犯人のある種の妄想に過ぎずこじつけっぽいというか身勝手(故人の死を悼んでいる者まで殺している。またその理由もただの自己満足の範囲を出ず偽善的)なのが少しだけスッキリしませんでした。
そもそも被害に遭った学生達は亡くなった千織が中村氏の娘であることは知らず、つまり十角館が千織と関係があることも知らなかったのでしょう。
なのにも関わらず、自らが十角館に呼ぶように仕向けておきながら何も知らずに喜んでいる学生達を憎むと言う一連の行動には些か疑問を覚えます。
結局のところ、自分で千織を救えなかった自己嫌悪を他者に責任転嫁したに過ぎないでしょう。そう言った点が多少納得出来なかったため星4です。

0
2018年01月28日

購入済み

十角館の殺人

何となく後回しにして、結果、積本化してたけど…。もっと早く読んでおけば良かった‼︎後発の他の作品で同じ系統のトリックを使ったものを先に読んでいたので、驚きは半減してしまった。勿体無い…この本ほど鮮やかのものは中々無いというのに。この本の紹介でよく聞く一文、『衝撃の一行』とは良く言ったものだと思う。デビュー作だけあり、鼻息の荒さがモロに感じられる。それがまた心地良い。

0
2017年10月10日

Posted by 読むコレ

ミステリを読んでいると聞くともなしに聞こえてくる伝説の一冊。
ということで少し佇まいを正して取り組みましたが、結論から言えば非常に僕の好みに合っていて面白かった。
つまりリーダビリティに気を遣った大変「読ませてくれる」作品でした。
ただ引っかかるのが、本格的なミステリ読みが読んでも同様に満足いく内容だったろうかという点。
殺人の動機、背景にある青屋敷事件との絡み、探偵の役割などが、パチッとピースが嵌っていく感じをさせなかったのがその理由です。
云わばミステリ入門編といった印象。
楽しめるミステリをお探しの方には是非。

0
2014年06月16日

Posted by 読むコレ

以前文庫本で読んだことがあったが、内容はほぼ忘れていて新鮮に読むことが出来た。後半の衝撃は絶品。久しぶりに本格推理を楽しめた。

0
2013年02月03日

匿名

ネタバレ 購入済み

最後まで一気に読ませる展開なのは流石プロって感じだけど、かなり前半から犯人の行動が絞れるし、最後の三人になって一人が足跡についてしゃべり出した時点で、誰が犯人でなぜ二ヶ所で物語が同時進行していたかが決定的になる。(果たして残りの二人のうちどちらが犯人だったのかは一瞬迷うが、体格や印象からもほぼ確実)

後はダレて行くだけ。犯人発覚後の犯行説明もつまらないうえに、殺人の動機がストレートで意外性もない上に薄すぎて、読んでて心が動かない。プロローグの瓶もエピローグに登場するのに全く意外性なし。

最後に犯人が裁かれるニュアンスなのは良し。
こんなことで何人もの人を殺した身勝手な奴が裁かれずに終わっていたら非常に後味が悪かった。

退屈はしなかった。それだけの小説。
でも一気に読めるくらいの勢いがあった作品なので同著者の他の作品に期待したいです。

1
2015年12月21日

Posted by ブクログ

十角館の殺人
綾辻行人

その名の通り十角形をしている館でのクローズドミステリー。ミステリーに疎いため、第一章の数ページは神目線か何かかと思った。。登場人物の名前をよく出している書き方のおかげか、あまり混乱せずに読めた。

借りたものが新装改訂版のそれも第101刷で、書籍紹介にも「衝撃を与え続けた名作」と、ハードルが上がりきってしまってた。
普段は通勤時間の読書で、強制的に終了時間が訪れるが、、今回は先が気になりすぎて珍しく家で読み、区切りも付けられずにいっきに読み切ってしまった。

0
2025年12月07日

Posted by ブクログ

初めて推理小説を最後まで楽しんで読めた。読み慣れていればもっと楽しめたと思う。Huluで実写化映画を観て、自分の想像を確かめたくなった。

0
2025年12月05日

Posted by ブクログ

ミステリーと言えばの代表作で過去に読んだミステリー小説にも登場するような作品だったから読んでみたが、ミステリー特有の『???』っとなる不具合のようなものが少なくて伏線が好きな人には少し物足りないかもしれない。でもミステリーの基礎ではあるのでやめてよかった。、

0
2025年11月25日

Posted by ブクログ

非常に読みやすいミステリーで、分厚さの割にサクサクと読み終えた。だが、個人的にはあまり合わなかったのかなぁという感覚。
伏線になり得る要素が多く、かつ分かりやすかったため、大どんでん返しという程驚かされた感覚はなかった。また、登場人物が多い割に、最初の登場シーンの印象が薄く、ひとりひとりのキャラクターを掴みづらく感じた。
自分の場合、キャラクターも楽しみたいので、そのように始まってしまうと、それ以降キャラクターに興味が湧きづらくなり、作品を楽しむ要素が少なくなってしまうように感じる。これは自分の努力不足かもしれないが。
結末を知った今、どれだけ多くの伏線が張られていたのか、読み直して答え合わせができれば作品に対する思いも変わるのだと思うが、現状そこまでには至らない。

0
2025年11月24日

Posted by ブクログ

有名だと知人から聞いたので一読。
ミステリー要素がとても強く、謎がどういうものなのかと不思議に思いながら読んでいきましたが、最後に全てが解ける開放感はすごい良かったと思いました。
その反面、動機が薄かったり、仲間なのに何も感じずに殺人事件を実行するという点がなんともいえない点だと感じました。
解説にもありましたが、古い慣習が残っているという点で、共感できない点もあり、
読後違和感が残りました。

0
2025年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリー愛好家のランキングで1位を獲得していたのを見かけて以来、気になっていた。
「一行ですべてがひっくり返る」という触れ込み通り、あの一行のインパクトが凄まじく、ページ捲るとあの一行だけがある構成も込みで素晴らしい!
叙述トリックってこういうことかと脱帽する、お手本のような作品だった。

ただ気になったのが、犯人本人が冒頭で自虐していたような「計画の杜撰さ」
犯行があまりにも行き当たりばったりだし、何よりどうせ皆殺しにするつもりでボートで本土と島を行き来するなら同行するふりせず初めから外部犯でいた方が良くない?って思ってしまった。
たとえば6人が島に向かう船上で漁師に「先に1人上陸している」と話していたら…
たとえば江南くんが調査の末に島の連中に注意を促したいと漁師に頼んで様子を見にきたら…
みたいな、臨機応変にはいかない詰みポイントがかなり多い。
このような形で犯行に及んだ必然性が弱く、叙述トリックを完成させるために「犯行に及ばされている」感が拭えなかったのでモヤモヤが残った。

島田さんは気に入ったからこれから館シリーズをひと通り読んでいくつもり。

0
2025年11月29日

購入済み

古き良き時代かな

作中の時代は、私も学生の頃であった時でした。推理小説を乱読してかつバイクに乗り、友人達と楽しい時間を過ごしていました。
そのような風景が目に浮かぶ素晴らしい情景描写でした。

#カッコいい

0
2024年01月06日

匿名

無料版購入済み

新本格の先陣をきるものとして、これが世に問われてけっこうな月日がたった。本作が古典の仲間入りになったことにふと感慨を覚える。

0
2022年09月28日

asa

購入済み

ミステリーたのしい

ミステリーをあまり普段読まないので王道ミステリーを、と思い。まったく頭が切れないので、最初から推理することは放棄し、ぷかぷか流され、純粋に真相を楽しませていただいた。おもしろかったのでよしとしようね。

0
2020年12月25日

「小説」ランキング