あらすじ
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!
1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。(講談社文庫)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
有名な本格ミステリーと前から話には聞いていて、やっと読むことができた。
作者に挑むつもりで注意深くメモを取りながら読んでいたのに、あっさりやられた。
むしろ、メモを取りながら読んでいたから余計に惑わされたのかも。衝撃的な読書体験だった。すごく面白かった。
Posted by ブクログ
出版されてから40年が経とうとしている日本のミステリーの金字塔的な作品。
脱出不能でミスリードを招く設定や文。
今ではもう「様式美」と言われそうな内容ですが、その面白さは何度読んでも味わえています。
Posted by ブクログ
おすすめのミステリー小説として名高い一冊。
自分もようやく読むことができた。
ミステリ研究サークルのメンバーが次々と殺害されていく中、無人島と本土の双方に巧妙な伏線が張り巡らされている。
普段はメタ的に犯人を予想してしまう自分でも、この作品ではまったく犯人が読めなかった。
事件の全貌が徐々に明らかになるにつれ、犯人の行動一つひとつに辻褄が合っていく。その過程がとにかく面白く、読み終えた後にもう一度最初から振り返りたくなる作品だった。
Posted by ブクログ
読書スランプ脱出の一冊!
何を読んでもピンと来ず久しぶりにミステリーに手が伸び、だいぶ以前に一度読んだ本書が手に止まった。
なんとなくのあらすじは覚えていて…でも犯人忘れてたし、でも面白かったのも覚えてたし…で、やっぱ面白い!
以前「館シリーズ制覇」のつもりで読み始めたのにどこまで読んだかな?途中挫折!
今度こそ!制覇!…出来るか^^;
ミステリー読むと気持ちも身体も前のめりになるから知らぬ間に力が入って肩、凝ります。
Posted by ブクログ
何故今まで読んでいなかったのかがわからないくらい面白かった。
これぞ本格ミステリーといった感じで、どんどん推理がひっくり返されていく感覚がなんとも気持ちがいい。
読み進めていくに連れて、どんどん疑いの方向が変わっていってまったく予想していなかったところに物語が収束したのが素晴らしかった。解説も含め、とても好みだった。
Posted by ブクログ
面白かった。本のあらすじの「終幕近くのたった"一行が"」という部分を読んだとき、最初はえ?と把握しきれなかった。名前がカタカナ(コートネーム的な)であるため、正直話が入ってこないなあと思ってしまっていたが、これも伏線になってくるのだなと思い、驚いた。プレートはある意味ノリで作ったんかーい!とはツッコミたくなった。他の人の感想も見てもう一度振り返りたい。
Posted by ブクログ
とある大学のミステリー研究会に所属するメンバーが無人島にある十角館で合宿を行う所から物語が展開する。
作品の中でも言及されているがそして誰もいなくなったを意識したような作品となっているが、島の外でも話しが進み、様々な可能性を残しながら事件が進む。最後はそうだったのか!となる結末でずっと面白い。
所々少し粗い部分があるものの、総合的にとても面白い作品だった。
Posted by ブクログ
アオリがあると少し穿ってみてしまうけど、ちゃんと驚愕の一文。犯人予想はしっかり外した。
ラストのところは、意味深なプロローグ部分をなかなか覚えてられない性分なので読み返してやっと繋がりを理解した。
Posted by ブクログ
ここから綾辻行人のミステリーは始まったのか!と思うと感慨深い。作中では度々著名な推理小説家の名前を渾名にしていて、それらのおかげで「どういう人か」あまり深く考えずにストーリーに入り込める。そういう話の作り方だったからこそ、読者である自分もその天才的なプロットにやられたわけだ。
そして、あとがきにもあったが、綾辻氏はアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』に挑もうとしたということも自ずと読み取ることができた。
だが、彼女と違う点は、おそらくそれまでのミステリに無かった点は──「『探偵』が『犯人』を推理して当てることが無い」というところだろう。これが当時の反感を勝ったのは納得できる。
我々はミステリ小説において納得したいという感覚がどこかあるのだ。そこを突いて、読者にあのような感覚を与えたかったのだ。僕はしてやられた。そして、綾辻行人の作る世界を物語をもっと読みたいと思った。
最後まで気付けないトリック
クローズドサークルもので多数の書評でおすすめされていた本作ですが、今回始めて読みました。犯人の正体は早くから気付くことができるものの、テンポの良い展開に読み進める手が止まらず、最後のトリックには舌を巻かされました。未読の方には是非読んでいただきたいです。
館ミステリー最高峰
読み始めは、なんてことない館ミステリー系だと思っていたが、本土と島で時系列で進む話の中で、その結果への結びが衝撃的だった。登場人物を海外作家の宛名にしてあるのも、意味があることを知らされる。とても上手い組み立てだと思った。
匿名
難しい
重いような軽いような本でした。
読んでるうちに濃い青色と黒、そして最初と最後に出てくる薄緑色の壜の色がずっと頭の中に想像されていました。
衝撃の一行
2024年 一冊目
館シリーズ 第一作目 十角館の殺人
シリーズ物だったので敬遠していた作品でしたが
読んでよかったと思える一冊でした。
数々の伏線回収、終盤に出てくる衝撃の一行
本当に綺麗な締め方で出来ることなら記憶を消して再読したい作品です。
展開が目まぐるしく変わる
ミステリー小説を初めて読みましたが、こんなに展開が目まぐるしく変わるのかと驚きました。後半は時間を忘れて読み進めてしまった…
悔しい
様々なミステリー小説のランキングにおいて絶対的上位にあるこの作品をずっと気になっていて、この度映像化されるということで手に取りました。
やられたーー!
伏線は多々拾えていたのに、それをうまく繋ぎ合わせることができなかったのがめちゃくちゃ悔しいです。
叙述トリックの完全なる勝利。お見事。
それにしても叙述トリックは文字だからこ成り立つわけだし、トリックとアリバイの中にはその時代だからこそというものがあったと思うのですが、これを今の時代にどうやって映像として成立させるんでしょう?
小説の完成度が高かっただけに映像版がどう来るのか楽しみです。
あと個人的に小野不由美先生のお名前を拝見してほっこりしました。改めてすごいご夫婦だなぁ。
敬意を表するにふさわしい一冊
孤島の館で起きる殺人。
ミステリは知的なパズルであると。
やまいだれはもちろんつくはずがない。
そう捉えたら、古典とか海外ミステリはそんなに読まないけれど敬意を表するにふさわしい作品に間違いない。
いまだに語り継がれるあの一行。色褪せない。読者レビューを読んでも、これだけ有名なのだから読者もそのつもりで読んでいるはずなのに「途中でわかった」という意見をほとんど見かけないのが凄すぎる。
その1行で鳥肌が立つ
ここでのレビューの評価が高かったこと、また、ミステリー小説の歴史の上でもとても重要な作品、とどこかで聞いたので、興味が湧き読みました。
映像ではなく小説だからこその犯人像、読んでいてゾクッとしました。
友人達に勧めたいです。館シリーズを順に読んでいきたいと思います。
何度読んでも面白い
本屋さんで見かけて、いまだに人気だと知り、久しぶりにまた購入しました。
ストーリーをわかっているのに面白い。
読み出したらもうノンストップ、一気読みしてしまいます。
何度読んでも面白かったです。
面白かった
読んでる途中で、なんだか既視感あると思ったら、以前にサスペンスドラマで観ていたようです。思わず「あー、この本だったのか」と納得。読みたかった作品なので結果オーライです。
面白い
本格ミステリの流行りを作ったとされる作品。本をあまり読んでない人、たくさん読んでいる人どちらの人にもおすすめできる作品。
あー、面白かった!
再読。あー面白かった!
何年振りだろうか。
大筋を知っていても、面白い。
あー。よくできてるなぁ、と感心した。
人に勧めたら、自分がスッカリ再ハマりしてしまって、続篇も再読しようかしら!と思っている、
夜明け前(やめられずあさを迎えてしまった)
すごいミステリー
かの有名な綾辻先生の十角館の殺人。
初めて読んだときのこの衝撃をきっと忘れないと思います。
被害者と一緒になって犯人に騙されて夢中になれる作品でした。
十角館の殺人
話の順番がとても素晴らしかったです
犯人が誰なのかを自分も探ってたのですが見事にどんでん返しされました。
でも今考えたら最初からおかしかったんですよね
余韻に浸ってます
最初に読むならこれかな
館シリーズが好きで全作何度も読み返してますが、最初にどれから読んだら良いのと聞かれたらいつも十角館かなと言ってます。並行した時間の流れの場面展開がワクワクドキドキを高めていって何度読んでも楽しめる作品だと思います。
まーーーじか
本格的なミステリー小説は初挑戦でしたが、非常に読み応えのある良い話でした。
動機や主犯などは正解していたのですが、思いもよらない仕掛けがあり、最初から最後まで楽しめる美しい話の組み方だと思いました。
ぜひ著者の他作品や全く別のミステリにも手を伸ばしてみたいです。
素晴らしい作品をありがとうございました。
どんでん返し
綾辻行人氏の作品を初めて読みました。
最後の方で、この作品あんまりかな…?と思ったところまさかの衝撃展開が…!!
思わず最初から読み返してしまいました(笑)
ミステリー好きには必読です。
騙された!
十角館の殺人
最初はあだ名(名探偵の名前)とキャラクターが一致しなくて全然読み進められなかったけど殺人が起こったあたりから続きが気になって一気に読了!島で起こる事件と本土で明かされる過去の事件、純粋に事の解決を急ぎ前のめりで読み進めたばっかりに完全に騙された!!
島に行った大学生メンバーと全く同じ気持ちで準備されたプレートの文字や作者の書き方に違和感を覚えることが無かった、彼らの中に犯人はいると思い込んでいた。事実彼らの中に犯人はいたのだけれど、島にいる彼と本土にいる彼が同一人物だと最後の最後まで気が付かなかったのでこれは本当に言葉にできない。気持ちいいほどしてやられたり(笑)こういうミステリは最後犯人が捕まらないのが定番なのかな?と思って終わり方を気にしていたけど最初に罪のすべてを書いた瓶を流した伏線が回収される終わり方は最高!としか言いようがない!名作だった!
だまされたー
読み応えあって面白かった!
似たような話(こっちにほうが先やとおもうけど)金田一少年の電脳山荘があるね。
ミステリー好きなら読むべき一冊でした!
Posted by 読むコレ
発表当時はミステリー界に大きな影響を与えた作品らしい。
名作であることは間違いないので読んでみることを勧める。
未読の方は、アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』を読んでからにするとより楽しめると思う。
Posted by ブクログ
10年以上振りの再読。
覚えている所もありましたが、忘れている所の方が多く、初読感があり、分厚いのに、あっという間に読んでしまいました。
さすがミステリーの金字塔。
角島に訪れたミステリー研究会に所属する大学生7人。帰りの船が訪れるのは一週間後。連絡をとる手段はない。
島に訪れて三日目、大学生のうち一人が他殺体で見つかる。犯人は、メンバーの誰かなのか?それとも外部犯なのか?
一人、また一人とメンバーは殺されていく・・・
といったあらすじ。
名探偵コナンや金田一少年の事件簿を観ていて、いつも思うのは、
「犯人大変だなー」
かなり体を酷使する犯人が多い気がします。
「十角館の殺人」の犯人がわかった時、かなり驚きましたが、それとともにその計画を達成するために費やした時間、労力は想像を絶するものがありました。
「館シリーズ」。これを機に、制覇を目指そうかと思います。
Posted by ブクログ
面白かったです。
面白かったです。
面白かったですが、今の時代に読むと少し驚きが減るのかなと思いました。
2000年以前に読みたい作品かと思いました。(その時は赤ちゃんでしたが)
確かに叙述トリックはよくできてるなと思いました。
あの一文にはびっくりしました。
ただ、島の移動は無理があるのでは?と思ってしまいました。
殺し方はもう少しトリックでひねってくれる作品のほうが自分は好きなミステリかと思いました。(完全に個人的な感想です)
Posted by ブクログ
ミステリーとしては王道の流れだったが、それでもとても楽しめた。ただもっとミステリーを読み詳しくなった後の方が守須をモーリス•ルブランだと解釈できてもっと楽しめたと思う。
Posted by ブクログ
一文で全てがつながる感覚があり、面白かった。カタカナの有名ミステリ作家にちなんだ名前は当初覚えにくかったが一気読みしたらなんとかなった。一度読んで、謎が解明された後にもう一度読んでも楽しめる作品。
Posted by ブクログ
最初はあだ名とか覚えることが多くて大変だったけど、どんどん世界観に魅了されていった。
犯人については意外というか、まさかという感想。
衝撃の一行ってこのことかと。全くノーマークでしたね。
初心者でも読みやすい、いい作品でした。
Posted by ブクログ
孤島で過ごす1週間で、7人のサークル仲間が次々に殺されていく。ミステリーど真ん中でありながら、衝撃の展開待ち構えてた。
たった一行に超ビビらされた。混乱して意味わからんかったな。登場人物の呼び名も物語展開もこの1行のために用意されてたんだと分かった。
面白かったけど、この本への期待値が高すぎてそれは超えてこなかったな。
Posted by ブクログ
部屋のプレート関係ないのかよ!!!!となった。オルツィとカーの部屋が対角にあったので、絶対に館が回転していると思いながら読んでいたけど、犯人が割とパワープレイで問題解決していた。全員気持ち悪いとか体調悪いとか言うから回ってるせいだと思うじゃねえか……まんまとやられたな
Posted by ブクログ
先に「そして誰もいなくなった」を読んでからこれを読んだ方が良い、と友人に聞いて、そのとおりにしてみました。わたしは現代小説を読み慣れているせいか、名作と名高い「そして誰もいなくなった」は展開があっさりしすぎている気がしてあまり没入できなかったのですが、この「十角館の殺人」はとても面白く読めました。
「そして誰もいなくなった」との大きな違いは、孤島の外と中で物語が並行して進む点にあります。外で事件を追う三人のストーリーと、孤島で連続殺人に遭う「七人」のストーリーがどう繋がっていくのかと思っていましたが、最後はいい意味で裏切られました。
映画やアニメでは不可能な、小説ならではの叙述トリックが光っており、ミステリとしてかなり完成度の高い作品だと思いました。
「十角館」という変わった館が舞台なだけに、建物になにか重要なトリックが隠されているのでは?と思っていましたが、11角形のコップと地下室があっさり出てきただけでトリックにはそこまで関係がなかったので、その点は少し残念でした。
匿名
面白い
本自体あまり読んだがこと無かったけれど面白かった。
図がところどころで挟まれているのでイメージしやすい。最後の一文でこんなにどんでん返しあるんだって思った。
匿名
面白すぎた
言い回しもかなり好みな作品でした。
映像化不可の文言に惹かれて購入した読みましたが、そういう感じなんだ!!!と感動するくらいどんでん返しがありました。
映像も楽しみです。
さすが
綾辻行人さん作品の中で
読もう読もうと思って今まで温めてしまっていた一作。漫画版の試し読みをきっかけに原作を読み始めました。
漫画版とはことなる展開(漫画版はさわりしか読んでいないので想像ですが)というか、小説ならではの巧みな技術でさすがだなと思いました。気持ち良く騙されたい人におすすめです。
予想だにしていなかった真犯人
全く見当もつかなかった人物が真犯人だったので、読み応えがありました。本土と島の話のバランスが丁度良くて、とても読みやすかったです。
真犯人が警察の口から告げられた際に初めて、学生サークルの皆があだ名で呼ばれていたことの面白さを最大限に感じました。
あの1ページの1行目に彼のあだ名が明かされたのは、作者の趣向なのか偶然なのかは分かりませんが、どちらにせよ天才的な演出でした。
ただ、トリックに感心させられる代わりに、描写が淡々としており、登場人物への感情移入は難しかったです。本編が唐突に終わってしまって、消化不良になるところでしたが、エピローグにて瓶が彼のもとに流れ着き、子どもに島田へ渡すように声をかけたところで終わったところが、綺麗に物語がおさめられているという印象を受けました。
日本版そして誰もいなくなった
最近漫画版も出版されたので、両方を読み比べると、文字で本を読むことの楽しさを味わえる作品だと思う。
言葉による表現から物語の場面が頭の中に映像化される楽しさを実現してくれる表現力、描写力が備わった作品である。
ストーリー自体は、アガサクリスティのそして誰もいなくなった仕立てかと予想はしながらも、独自のトリックとアリバイ工作、謎解きから結末への物語の終息のさせ方が綺麗で充分に楽しめた。読後の余韻が心地よいミステリーだった。
匿名
どんでん返しものということで購入しましたが、イニシエーションラブのようなラスト一行で話の見方が変わってくるものを想像して読んだので個人的にはそこまでの衝撃はありませんでした。
しかし犯人は予想もしなかった人物でしたし、ミステリーは事実が判明していく内に先の展開が読めてくることも多いのですがこちらは先の展開も読めず、ラストの回収も好きでした。面白かったです。
十角館の殺人
綾辻さんのデビュー作と言ったらこれ。
高校の時、初めて読んで再読したく買いました。
アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」がモデルかな?
特に、読んだ当時は記述トリックといものを知らなかったので、これは騙されたという作品。
舘シリーズは有名なので流石に名前は知っていましたが、読んだことはありませんでした。
ですがふと推理小説が読みたくなり、評判の高い今作を購入しました。
亡くなった中村氏やその弟は犯人としては在り来りですし、本土の登場人物が皆本名で描写されているのに対して島にいる学生の本名は頑なに出てこない(結び付けさせない)辺りに何かヒントがあるのだろうとまでは思いましたが、それでも他の皆さんのコメントの通りあの一文は驚きました。
いや、他の学生より先に島に来ていると言う点では少し怪しいとも思ったのですが、この人物の描写を見て違うのかなと感じてしまいました。
冷酷で残忍な犯人、と言うイメージに縛られていたのかもしれません。
全体としては面白かったのですが、個人的にはあれほどの殺人を犯したことに対して肝心の動機が犯人のある種の妄想に過ぎずこじつけっぽいというか身勝手(故人の死を悼んでいる者まで殺している。またその理由もただの自己満足の範囲を出ず偽善的)なのが少しだけスッキリしませんでした。
そもそも被害に遭った学生達は亡くなった千織が中村氏の娘であることは知らず、つまり十角館が千織と関係があることも知らなかったのでしょう。
なのにも関わらず、自らが十角館に呼ぶように仕向けておきながら何も知らずに喜んでいる学生達を憎むと言う一連の行動には些か疑問を覚えます。
結局のところ、自分で千織を救えなかった自己嫌悪を他者に責任転嫁したに過ぎないでしょう。そう言った点が多少納得出来なかったため星4です。
十角館の殺人
何となく後回しにして、結果、積本化してたけど…。もっと早く読んでおけば良かった‼︎後発の他の作品で同じ系統のトリックを使ったものを先に読んでいたので、驚きは半減してしまった。勿体無い…この本ほど鮮やかのものは中々無いというのに。この本の紹介でよく聞く一文、『衝撃の一行』とは良く言ったものだと思う。デビュー作だけあり、鼻息の荒さがモロに感じられる。それがまた心地良い。
Posted by 読むコレ
ミステリを読んでいると聞くともなしに聞こえてくる伝説の一冊。
ということで少し佇まいを正して取り組みましたが、結論から言えば非常に僕の好みに合っていて面白かった。
つまりリーダビリティに気を遣った大変「読ませてくれる」作品でした。
ただ引っかかるのが、本格的なミステリ読みが読んでも同様に満足いく内容だったろうかという点。
殺人の動機、背景にある青屋敷事件との絡み、探偵の役割などが、パチッとピースが嵌っていく感じをさせなかったのがその理由です。
云わばミステリ入門編といった印象。
楽しめるミステリをお探しの方には是非。
匿名
最後まで一気に読ませる展開なのは流石プロって感じだけど、かなり前半から犯人の行動が絞れるし、最後の三人になって一人が足跡についてしゃべり出した時点で、誰が犯人でなぜ二ヶ所で物語が同時進行していたかが決定的になる。(果たして残りの二人のうちどちらが犯人だったのかは一瞬迷うが、体格や印象からもほぼ確実)
後はダレて行くだけ。犯人発覚後の犯行説明もつまらないうえに、殺人の動機がストレートで意外性もない上に薄すぎて、読んでて心が動かない。プロローグの瓶もエピローグに登場するのに全く意外性なし。
最後に犯人が裁かれるニュアンスなのは良し。
こんなことで何人もの人を殺した身勝手な奴が裁かれずに終わっていたら非常に後味が悪かった。
退屈はしなかった。それだけの小説。
でも一気に読めるくらいの勢いがあった作品なので同著者の他の作品に期待したいです。
Posted by ブクログ
【内容】
孤島に合宿に来たミス研の大学生の男女。彼らは半年前に4人が死亡した謎の事件の舞台となった『十角館』に滞在する。しかし彼らはその後次々と何者かに殺される。彼らの中に犯人がいるのか、それとも外部の犯行か…。
一方でミス研に過去在籍していた江南のもとに死んだはずの十角館の主から怪文書が届く。途中ひょんなことから知り合った島田潔とともに、怪文書の謎と半年前の十角館の事件の謎を解き明かすべく動き出すが…。
【感想】
この作品の肝になるどんでん返しの部分がピンとこなかったため、個人的には残念であった。真相に微妙に近い異なる推理をしてその目で見てしまっていたからだろう。もっと素直に読むよう今後は心がけたい。
また過去の事件の推理と自白については、少しご都合主義的展開のようにも感じた。
次々と起こる殺人事件の緊張感と怒涛の展開には引き込まれた、総じて面白い作品だった。シリーズの続きも読んでみたい。
Posted by ブクログ
映像化不可能と言われていた作品と聞き、手に取りました。確かに映像化は不可能の内容な気がする、、ドラマもあるそうなのでぜひ観てみたいなと思った。どう表現するのだろう。
煙草をどこでもスパスパ吸ってる表現は、昭和っぽいなと感じた。
Posted by ブクログ
テンポがよくてするする読めた。
面白かったと思う。結末は予想できなかった。
でも結局殺人が行われた、というだけにすぎないようにも思えて、自分は派手なのが好きなんだなあと思わされた。
ミステリはあまり読んだことがないので他のも読んでみたい。
Posted by ブクログ
面白かった
けど本当に殺されたか事故か
わからないのに復讐して大丈夫?と思った
当事者メンバーにその日本当に何があったのか聞きたかった
Posted by ブクログ
初版が1987年刊行。刊行から40年近く経つが、今だに版を重ね、新たな映像作品も続く。
孤島に訪れたミステリ研の学生7人。
曰く付きの館で起こる殺人事件。外界との連絡手段は閉ざされ、一人また一人と人数が減ってゆく。
多くの作品に影響を与えたのでしょう。
読んでいると、色んな作品がフラッシュバックしますね。
本格ミステリというと、新本格云々と何かと一家言言わないと気が済まない人が多いのは何故か。
巻末の解説については正しくそれだ。
文壇の重鎮やら、ミステリ界に奔走した誰それやら、もはや作品と何ら関係のないものたちがあれやこれやと。
興醒めです。
Posted by ブクログ
たしかにミステリー初心者におすすめしたい本かもしれない。一行でひっくり返る感じが面白い。
改訂されているからか40年前くらいに書かれたものなのにすごく読みやすかった。ただ読みやすすぎてサラッと読んでしまった感もある。
最近アガサクリスティとか洋書ミステリーばかり読んでいるからか、自分にとって日本のミステリーは物語とした楽しむというより謎解きとして読んでいる感が強い。
Posted by ブクログ
ずっと読みたくて、2025年最終で読み終わった!期待通りの良作でしたが、初め登場人物のコードネームと特徴把握に苦慮した。
伝説の1行は完全に、物語の盲点で「えっー」ってなりました。
Posted by ブクログ
Anotherが好きじゃなくて以来避けていて、でも苦手というにはこの作品を読んでからでなければと思って読んだのだけど、おもしろかった!
冒頭50pくらいの共感性羞恥に耐えられず何回も挫折したが、乗り越える意味があった。
一方で、やはりちょっとご都合的なところもあるように思ったのと、トリックや犯人は読者には伏せたものを開示する(謎解きではない)タイプのミステリなのかなとも思った。
島田潔のネーミングが島田荘司の御手洗潔すぎて笑っちゃった
Posted by ブクログ
日本ミステリの金字塔だと知りながら、なかなか手が出せずにいたが、年末年始を機にじっくり読ませて頂いた。
かの名作『そして誰もいなくなった』を彷彿とさせる本作は、噂に聞いたほどの衝撃はなかったけれど、本作を読んでミステリ作家を志す人も多かったと聞いたので、まさに現代ミステリの先駆けだったのだと思う。また私がさほど衝撃を受けなかったのも、本作感銘を受けた作家たちによる最近のミステリを読み漁ってしまっているからなのかも。きっと刊行当時は、大変斬新な物語だったんだろう。今や定番で王道なクローズドサークルではあるものの、改めてミステリって面白い!と思わせてくれた。今年もたくさんミステリが読みたい。
Posted by ブクログ
前評判に期待しすぎちゃったんだろうな。
犯人もイメージできちゃってて、ウワサの1行にも「そうよね」ってなっちゃったのよね。
カタカナのあだ名が生きてくるような、もっと6人のキャラクターが濃いとよかったのかなー。
何も知らずに読みたかった一冊。
古き良き時代かな
作中の時代は、私も学生の頃であった時でした。推理小説を乱読してかつバイクに乗り、友人達と楽しい時間を過ごしていました。
そのような風景が目に浮かぶ素晴らしい情景描写でした。
ミステリーたのしい
ミステリーをあまり普段読まないので王道ミステリーを、と思い。まったく頭が切れないので、最初から推理することは放棄し、ぷかぷか流され、純粋に真相を楽しませていただいた。おもしろかったのでよしとしようね。