【感想・ネタバレ】十角館の殺人〈新装改訂版〉のレビュー

あらすじ

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!
1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。(講談社文庫)

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謎解き好きの方には絶対おススメの「館(やかた)シリーズ」の最初の作品です。
この作品をきっかけに、本格ミステリ界では「綾辻以降」という言葉が使われるようになったほどです。
奇妙な館(十角館)で起こる連続殺人事件、様々なトリック、そして綾辻先生独特の幻想怪奇的な世界を、たっぷりと楽しんでください。
特に、この作品特有の叙述トリックを駆使した終盤でのどんでん返しは、必読です。
この作品の後には、「水車館の殺人」、「迷路館の殺人」と続きます。
館シリーズ全9作品を読破して、綾辻ワールドを堪能しましょう!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

これは歴史に残る名著。
オチで完全に騙された!ってなると思う。

結構館に注目して読んでたんだけど、ポイントはそこじゃなかったね。

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2026年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。
オルツィの死体を確認したのがポゥだけなのが『そして誰もいなくなった』を想起させて意識が引っ張られちゃったけれども、作中で作品名出しながら全く同じ仕掛けはやらないか。
最後の海辺での決着の仕方が好きです。

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2026年06月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

印象的だったのは、守須が警部にニックネームを聞かれ「ヴァン」と答える場面だった。読んでいる間は次の展開が気になり、常にハラハラとした緊張感が続いていたが、その一言で頭が追いつかないほどの衝撃を受けた。全体として、緻密に設計された作品だと感じた。

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2026年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

さすがに面白い。
『衝撃の一行』というワードはもちろん読む前から聞いていて、実はこの話自体が部員の誰かが書いた小説オチかあ?(興醒め)とか、島と本土で時間がズレてるオチかあ?(だから何)とか考えながら読んでたけど、これは予想してなかった。

と言うか、この一行については自分が馬鹿すぎるせいでみんなが言うような衝撃を体験できなかった。
まず、ずっとヴァンと呼ばれてたからヴァン・ダインですと言われてもすぐ紐付かないよね(ミステリー初心者ですいません)。
あと何故か一番最後にその一行があると思い込んでたので、まだ続きがありそうなこの時点で心構えが出来てなかった。
そのすぐ後の新聞記事で人数が足りないことに気付いて、あれ?さっきのがそうだった?え…やば!!!って感じでした。
いかにもここ驚くとこですって感じに一文が配置されてるおかげでなんか意味ありげだなとは思ったけど。
自分が鈍すぎるせいでもったいないことしたなあ。
でもまあ自分にとっては少しのタイムラグの後の「六名」の部分が『衝撃の一文』になっただけなので、大して違いはないのかな。
それに普通に娯楽としてずっと面白いので、『衝撃の一行』に関わらず傑作と感じました。

理屈は分からないけど読者の心を操るのめちゃくちゃ上手いんだろうなーと思うのが、まずヴァン登場時は普通に怪しいのに(身内が館の所有者で一足先に到着済みってトリック仕掛け放題ですからね)、何故かストーリーが進むにつれて無害なやつだと思い込まされていて自然と犯人候補から除外してたところ。
あと読んでる間の大部分で怪しいと思ってたのはポウだけど、それも多分作者の思惑通りのミスリードだと思う。
守須も出番少ない割に描写が細かくて怪しいとは思ってたけど、他のミスリードが上手いせいでそれもミスリードのひとつかと思ってしまった。

そして犯人が島と本土を何度も行き来してたと分かったときは心の中の山田奈緒子が「なんと手間のかかることを!」と突っ込んでいた笑。
わざと体調不良になりつつゴムボートで海渡ってバイク走らせてって下手したらお前が最初に死んでた可能性あるぞ??
犯人が勝手にどっかで死んでて残りのメンバーが普通に合宿楽しんで帰ってくるifも想像してしまった笑。
いやさすがに急にいなくなったヴァンのこと心配してくれるか。

それにしても合宿行くやつの誰かひとりでも「ヴァンも参加するよ」って本土に残る人に伝えてたら終わりなわけだけど、どう上手くやったんだろう。

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2026年05月16日

ネタバレ 購入済み

あー、面白かった!

再読。あー面白かった!
何年振りだろうか。
大筋を知っていても、面白い。
あー。よくできてるなぁ、と感心した。
人に勧めたら、自分がスッカリ再ハマりしてしまって、続篇も再読しようかしら!と思っている、
夜明け前(やめられずあさを迎えてしまった)

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2022年08月16日

ネタバレ

騙された!

十角館の殺人
最初はあだ名(名探偵の名前)とキャラクターが一致しなくて全然読み進められなかったけど殺人が起こったあたりから続きが気になって一気に読了!島で起こる事件と本土で明かされる過去の事件、純粋に事の解決を急ぎ前のめりで読み進めたばっかりに完全に騙された!!
島に行った大学生メンバーと全く同じ気持ちで準備されたプレートの文字や作者の書き方に違和感を覚えることが無かった、彼らの中に犯人はいると思い込んでいた。事実彼らの中に犯人はいたのだけれど、島にいる彼と本土にいる彼が同一人物だと最後の最後まで気が付かなかったのでこれは本当に言葉にできない。気持ちいいほどしてやられたり(笑)こういうミステリは最後犯人が捕まらないのが定番なのかな?と思って終わり方を気にしていたけど最初に罪のすべてを書いた瓶を流した伏線が回収される終わり方は最高!としか言いようがない!名作だった!

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2018年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

知念実希人さんの『硝子の塔の殺人』から来ました。

令和の世代からすると、王道だなぁと感じる部分もありましたが、ある意味これが現代の本格ミステリの基礎になった作品なんだなと実感しました。

スマホやネットがない時代だからこそできたトリックであり、また各登場人物のキャラもいまいち薄いので誰が誰だかあんまり印象づかないまま進んでしまったりと、現代のミステリーを読み漁ってる人には物足りないかもしれませんが、
当時これを読んでいたら、大感動だっただろうなと思います。

ミステリー好きの必読書ですね。

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2026年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本格ミステリの名作ということは知っていたが、読んだことはなく、ついに読んだ。
ミステリの良いところ、本格ミステリを読むときに求める要素はしっかり満たしていて満足感が高かった。読者にすべての要素を提示しつつも、驚かせる手腕に感嘆した。小説ならではのトリックも、小説の良さを生かしていて素晴らしいと思った。舞台化、映像化、漫画化されているようだが、一体どうやっているんだ??と思わせられる。
気になったのは、動機について。動機は必ずしも強固である必要はないと思うが、これだけのことをしてあの小心ぶりはミスマッチに感じた。もうお前ばれてまえの気持ちになった。
あと手紙がないと江南が動かないのでしょうがないところもあるが、余計な細工をしたら、バレるリスクあがらないか?というのも気になった。
あとは、何よりお互いを作家名で呼び合うサークル痛すぎて、それが気になった。こいつら痛大学生やん...の気持ち。中学生のときに読んでいたら違った感想だったかも。あとそして誰もいなくなったに準じて、殺される順番に意図があるのだろうか?と思ったが、そうではなかったようだ。

他の館シリーズも読んでみたいと思えた。

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2026年05月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ


ザ王道ミステリーって感じの一冊だった。
人の名前とかを覚えるのは苦手で全員覚えられるかが心配だったけど、一人一人のキャラがしっかりとしてて、とても読みやすかった。
紹介文であった一行でひっくり返るの意味がわかった時にはゾッとしたし、映像化不可避なのにどうドラマ化してるんだろうって気になった。
伏線もしっかりと回収していて、「なるほど、こーゆーことだったのか。」ってすっきりした。

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2026年06月11日

匿名

ネタバレ 購入済み

面白い

本自体あまり読んだがこと無かったけれど面白かった。
図がところどころで挟まれているのでイメージしやすい。最後の一文でこんなにどんでん返しあるんだって思った。

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2025年05月03日

ネタバレ 購入済み

さすが

綾辻行人さん作品の中で
読もう読もうと思って今まで温めてしまっていた一作。漫画版の試し読みをきっかけに原作を読み始めました。
漫画版とはことなる展開(漫画版はさわりしか読んでいないので想像ですが)というか、小説ならではの巧みな技術でさすがだなと思いました。気持ち良く騙されたい人におすすめです。

#ドキドキハラハラ #怖い

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2024年01月09日

ネタバレ

予想だにしていなかった真犯人

全く見当もつかなかった人物が真犯人だったので、読み応えがありました。本土と島の話のバランスが丁度良くて、とても読みやすかったです。

真犯人が警察の口から告げられた際に初めて、学生サークルの皆があだ名で呼ばれていたことの面白さを最大限に感じました。

あの1ページの1行目に彼のあだ名が明かされたのは、作者の趣向なのか偶然なのかは分かりませんが、どちらにせよ天才的な演出でした。

ただ、トリックに感心させられる代わりに、描写が淡々としており、登場人物への感情移入は難しかったです。本編が唐突に終わってしまって、消化不良になるところでしたが、エピローグにて瓶が彼のもとに流れ着き、子どもに島田へ渡すように声をかけたところで終わったところが、綺麗に物語がおさめられているという印象を受けました。

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2023年04月04日

ネタバレ 購入済み

舘シリーズは有名なので流石に名前は知っていましたが、読んだことはありませんでした。
ですがふと推理小説が読みたくなり、評判の高い今作を購入しました。
亡くなった中村氏やその弟は犯人としては在り来りですし、本土の登場人物が皆本名で描写されているのに対して島にいる学生の本名は頑なに出てこない(結び付けさせない)辺りに何かヒントがあるのだろうとまでは思いましたが、それでも他の皆さんのコメントの通りあの一文は驚きました。
いや、他の学生より先に島に来ていると言う点では少し怪しいとも思ったのですが、この人物の描写を見て違うのかなと感じてしまいました。
冷酷で残忍な犯人、と言うイメージに縛られていたのかもしれません。
全体としては面白かったのですが、個人的にはあれほどの殺人を犯したことに対して肝心の動機が犯人のある種の妄想に過ぎずこじつけっぽいというか身勝手(故人の死を悼んでいる者まで殺している。またその理由もただの自己満足の範囲を出ず偽善的)なのが少しだけスッキリしませんでした。
そもそも被害に遭った学生達は亡くなった千織が中村氏の娘であることは知らず、つまり十角館が千織と関係があることも知らなかったのでしょう。
なのにも関わらず、自らが十角館に呼ぶように仕向けておきながら何も知らずに喜んでいる学生達を憎むと言う一連の行動には些か疑問を覚えます。
結局のところ、自分で千織を救えなかった自己嫌悪を他者に責任転嫁したに過ぎないでしょう。そう言った点が多少納得出来なかったため星4です。

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2018年01月28日

匿名

ネタバレ 購入済み

最後まで一気に読ませる展開なのは流石プロって感じだけど、かなり前半から犯人の行動が絞れるし、最後の三人になって一人が足跡についてしゃべり出した時点で、誰が犯人でなぜ二ヶ所で物語が同時進行していたかが決定的になる。(果たして残りの二人のうちどちらが犯人だったのかは一瞬迷うが、体格や印象からもほぼ確実)

後はダレて行くだけ。犯人発覚後の犯行説明もつまらないうえに、殺人の動機がストレートで意外性もない上に薄すぎて、読んでて心が動かない。プロローグの瓶もエピローグに登場するのに全く意外性なし。

最後に犯人が裁かれるニュアンスなのは良し。
こんなことで何人もの人を殺した身勝手な奴が裁かれずに終わっていたら非常に後味が悪かった。

退屈はしなかった。それだけの小説。
でも一気に読めるくらいの勢いがあった作品なので同著者の他の作品に期待したいです。

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2015年12月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すごーく高評価なので
すごーく楽しみに満を持して読んだ作品


うーむ、、、
あるあるミステリー?
あとは時代だろうけど、タバコをみんな吸ってたり、女子だけが当たり前のように炊事をしていたり…がなんとももやぁだったり今だとありえないんだろうなぁっていう内容ではある笑

結果、期待が高まりすぎてちょっと物足りない
ただ、王道ミステリー

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2026年06月14日

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