【感想・ネタバレ】十角館の殺人〈新装改訂版〉のレビュー

あらすじ

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!
1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。(講談社文庫)

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謎解き好きの方には絶対おススメの「館(やかた)シリーズ」の最初の作品です。
この作品をきっかけに、本格ミステリ界では「綾辻以降」という言葉が使われるようになったほどです。
奇妙な館(十角館)で起こる連続殺人事件、様々なトリック、そして綾辻先生独特の幻想怪奇的な世界を、たっぷりと楽しんでください。
特に、この作品特有の叙述トリックを駆使した終盤でのどんでん返しは、必読です。
この作品の後には、「水車館の殺人」、「迷路館の殺人」と続きます。
館シリーズ全9作品を読破して、綾辻ワールドを堪能しましょう!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろい。誰が犯人が最後まで分からなかった。犯人がかなり力技でトリックを成立させているのが面白かった。

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2026年02月05日

ネタバレ 購入済み

あー、面白かった!

再読。あー面白かった!
何年振りだろうか。
大筋を知っていても、面白い。
あー。よくできてるなぁ、と感心した。
人に勧めたら、自分がスッカリ再ハマりしてしまって、続篇も再読しようかしら!と思っている、
夜明け前(やめられずあさを迎えてしまった)

0
2022年08月16日

ネタバレ

騙された!

十角館の殺人
最初はあだ名(名探偵の名前)とキャラクターが一致しなくて全然読み進められなかったけど殺人が起こったあたりから続きが気になって一気に読了!島で起こる事件と本土で明かされる過去の事件、純粋に事の解決を急ぎ前のめりで読み進めたばっかりに完全に騙された!!
島に行った大学生メンバーと全く同じ気持ちで準備されたプレートの文字や作者の書き方に違和感を覚えることが無かった、彼らの中に犯人はいると思い込んでいた。事実彼らの中に犯人はいたのだけれど、島にいる彼と本土にいる彼が同一人物だと最後の最後まで気が付かなかったのでこれは本当に言葉にできない。気持ちいいほどしてやられたり(笑)こういうミステリは最後犯人が捕まらないのが定番なのかな?と思って終わり方を気にしていたけど最初に罪のすべてを書いた瓶を流した伏線が回収される終わり方は最高!としか言いようがない!名作だった!

0
2018年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「たった1行」を冠してそうでもない作品は多いけれど、本当にたった1行を体験できました。

守州に犯人っぽさは感じていたけど、同一人物は全く疑わなかった…

片仮名の登場人物たちの世界の不気味な雰囲気
その演出のためかと思っていたら名前自体にトリックが隠されていたとは

詳細に書かれていない色々想像してしまっている…!
実際に飲み会では何が起きていたんだろう…とか
オルツィは知ってたのかな…とか
江南のやめた経緯…とか
江南はコナンになったけど守州はモーリスにならなかったのは…とか

そしてこれの実写化どうやったのかしら…

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ


ザ王道ミステリーって感じの一冊でした。
人の名前とかを覚えるのは苦手だけど、登場人物は多いが一人一人のキャラがしっかりとしてて、とても読みやすかった。
紹介文であった一行でひっくり返るの意味がわかった時にはゾッとしたし、映像化不可避なのにどうドラマ化してるんだろうって気になった。
伏線もしっかりと回収していて、「なるほど、こーゆーことだったのか。」ってすきっきりした。

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2026年02月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ヴァン・ダインです」
の一言がしれっと衝撃すぎて、

進撃の巨人でライナーがエレンに
「俺が鎧の巨人で、こいつが超大型巨人」としれっと告白した時以来の衝撃だった(伝われ


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2026年02月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私は推理小説をほとんど読んだことがなく、有名なものを読みたいと本作を手に取りました。そんな私の率直な感想は、犯人めっちゃ重労働で行き当たりばったりだな、でした。私の思い描いていた推理小説は、犯人が考えたトリックを名探偵が暴くというシンプルなものでしたが、この作品は名探偵など普通はいないよな、犯人だって普通の人間だよな、ということを感じさせられました。守須が正体を明かすところは驚きましたが、経験の浅さからこれが推理小説としてどれほど凄いことなのかいまいちピンと来ませんでした。最後の島田に瓶の紙を渡すところは、千織を死なせてしまった自身への審判を望んだのかなと思いました。

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大分県の孤島で起きた惨劇。
過去の事件と、新たな事件。

完全にミスリードされた。
最初はちょっと疑っていたんだけど。
ミステリーはほとんど読まないけど、ぐいぐい引っ張られていく感じでのめり込めた。

奥付を見ると、(月日は省いた)
1991年旧版    第1刷発行
2007年      第50刷発
2007年新装改訂版 第1刷発行
2025年      第113刷発行

ものすごい!!

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

衝撃の一文って言われすぎてて、ずっと疑ってかかって読んでたのに、えっ、、、って声出ました。
左手にもそんな理由があったのか...
ラストはラストでびっくり。硝子壜は彼の最後の良心だったのかな。島田さんは、どんなこと考えて最後に話に来たんだろうな。

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

カタカナ名前は最初こそ覚えづらいと思ったけど、各々の登場人物の性格、言動の違いで区別が付くため、中盤以降はあまり気にならず。島パートでは次に誰が犠牲者となるのか…と気になる反面、本土パートは少し展開が遅く読み飛ばしたくなるような気分になったけど、まさかそちらこそが謎解きに重要な要素があったとは。どんでん返しに驚く一冊。

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

守須=モーリスじゃないのかぁ
思い込みにやられたな

もっと、畳み掛けるように細かな伏線が回収されていく感じのミステリーの方が好きだけど、長さを感じさせないくらい面白い作品だった

これを実写化というのは、、、どうやるの??

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2026年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【クローズドサークルミステリーの集大成を感じる本】

ーーー感想ーーー

これぞミステリーのお手本という作品。

クローズドサークルミステリーをテーマとした作品を昨年は何冊か読んだのだが、全ての作品が「十角館の殺人」に似た作風という感想が多かったので、非常に気になっていた。まさに集大成という一冊だったように思う。

「ヴァン・ダインです」その守須の一言で世界が引っくり返る感覚は、一瞬何が起きたのか分からず、頭の中が整理できないくらいには衝撃的だった。

ミスリードを誘う演出と頭のキレる名探偵(エラリイと江南)が島の内外にいたことで、常にハラハラドキドキを味わうことができる。エラリイのような若干鼻につくキャラクターはつい応援したくなる。

これでミステリーに満足できたので、当分この分野の本はいいかなと思える作品だった。


ーーあらすじーー

亡き資産家の孤島で起こるクローズドサークルミステリー。

大学のミステリー研究会のメンバーが無人島を訪れる。所有者の建築家が無理心中を図った曰く付きの無人島だ。残された十角館という謎めいた建築物で、研究会メンバー7名は1週間過ごすことになった。しかし日を追うごとに、ひとりまたひとりと、絞殺、毒殺、撲殺など、様々な方法で殺害されていく。最後まで残されたリーダー格であるエラリイは名探偵ぶりを発揮するものの、島外に外部犯がいると結論づける。

一方で、島外では十角館の合宿に参加しなかった江南と守須、そして偶然知り合ったミステリー好きの島田が、かつて無人島で起きた無理心中の謎に迫っていく。建築家の弟、庭師の妻、その家族には歪な形の愛があったことが発覚する。

島外に残っていたメンバーの一人である、江南の友人であった守須が真犯人だった。かつてサークルの二次会で彼女を死に至らしめたメンバーへ復讐することを理由に、ヴァン・ダインという仮名で殺人を犯していた。島内外を出入りながらし、江南に会い、アリバイ作りを行なっていた。

江南と行動を共にしていた島田はこの結論に辿り着いた。そのとき、企ての全てが書かれた計画書が入った小瓶が目の前に流れつく。それを守須は神の審判だと認識し、罪の告白をしようとするのだった。

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2026年01月22日

匿名

ネタバレ 購入済み

面白い

本自体あまり読んだがこと無かったけれど面白かった。
図がところどころで挟まれているのでイメージしやすい。最後の一文でこんなにどんでん返しあるんだって思った。

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2025年05月03日

ネタバレ 購入済み

さすが

綾辻行人さん作品の中で
読もう読もうと思って今まで温めてしまっていた一作。漫画版の試し読みをきっかけに原作を読み始めました。
漫画版とはことなる展開(漫画版はさわりしか読んでいないので想像ですが)というか、小説ならではの巧みな技術でさすがだなと思いました。気持ち良く騙されたい人におすすめです。

#ドキドキハラハラ #怖い

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2024年01月09日

ネタバレ

予想だにしていなかった真犯人

全く見当もつかなかった人物が真犯人だったので、読み応えがありました。本土と島の話のバランスが丁度良くて、とても読みやすかったです。

真犯人が警察の口から告げられた際に初めて、学生サークルの皆があだ名で呼ばれていたことの面白さを最大限に感じました。

あの1ページの1行目に彼のあだ名が明かされたのは、作者の趣向なのか偶然なのかは分かりませんが、どちらにせよ天才的な演出でした。

ただ、トリックに感心させられる代わりに、描写が淡々としており、登場人物への感情移入は難しかったです。本編が唐突に終わってしまって、消化不良になるところでしたが、エピローグにて瓶が彼のもとに流れ着き、子どもに島田へ渡すように声をかけたところで終わったところが、綺麗に物語がおさめられているという印象を受けました。

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2023年04月04日

ネタバレ 購入済み

舘シリーズは有名なので流石に名前は知っていましたが、読んだことはありませんでした。
ですがふと推理小説が読みたくなり、評判の高い今作を購入しました。
亡くなった中村氏やその弟は犯人としては在り来りですし、本土の登場人物が皆本名で描写されているのに対して島にいる学生の本名は頑なに出てこない(結び付けさせない)辺りに何かヒントがあるのだろうとまでは思いましたが、それでも他の皆さんのコメントの通りあの一文は驚きました。
いや、他の学生より先に島に来ていると言う点では少し怪しいとも思ったのですが、この人物の描写を見て違うのかなと感じてしまいました。
冷酷で残忍な犯人、と言うイメージに縛られていたのかもしれません。
全体としては面白かったのですが、個人的にはあれほどの殺人を犯したことに対して肝心の動機が犯人のある種の妄想に過ぎずこじつけっぽいというか身勝手(故人の死を悼んでいる者まで殺している。またその理由もただの自己満足の範囲を出ず偽善的)なのが少しだけスッキリしませんでした。
そもそも被害に遭った学生達は亡くなった千織が中村氏の娘であることは知らず、つまり十角館が千織と関係があることも知らなかったのでしょう。
なのにも関わらず、自らが十角館に呼ぶように仕向けておきながら何も知らずに喜んでいる学生達を憎むと言う一連の行動には些か疑問を覚えます。
結局のところ、自分で千織を救えなかった自己嫌悪を他者に責任転嫁したに過ぎないでしょう。そう言った点が多少納得出来なかったため星4です。

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2018年01月28日

匿名

ネタバレ 購入済み

最後まで一気に読ませる展開なのは流石プロって感じだけど、かなり前半から犯人の行動が絞れるし、最後の三人になって一人が足跡についてしゃべり出した時点で、誰が犯人でなぜ二ヶ所で物語が同時進行していたかが決定的になる。(果たして残りの二人のうちどちらが犯人だったのかは一瞬迷うが、体格や印象からもほぼ確実)

後はダレて行くだけ。犯人発覚後の犯行説明もつまらないうえに、殺人の動機がストレートで意外性もない上に薄すぎて、読んでて心が動かない。プロローグの瓶もエピローグに登場するのに全く意外性なし。

最後に犯人が裁かれるニュアンスなのは良し。
こんなことで何人もの人を殺した身勝手な奴が裁かれずに終わっていたら非常に後味が悪かった。

退屈はしなかった。それだけの小説。
でも一気に読めるくらいの勢いがあった作品なので同著者の他の作品に期待したいです。

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2015年12月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリー名作ということでずっと気になっていた作品。
30年以上前の作品ということで、登場人物のしゃべり方やライフスタイル(タバコを普通にガンガン吸う、お茶や食事準備は当たり前のように女性、携帯もちろん無い)など、読んでいて時代を感じる部分も多く、ストーリーとは別に楽しめた。
確かに最後のオチには読んでいても気がつかなかったが、紹介コメントで煽りに煽って高くしたハードルは超えられなかったかなぁという感想。

2020年代であればもっとラストの展開で衝撃内容がある作品も数多くあるし、現代であればさらにプロローグあたりでもう一つ驚きの展開を作っているくらいじゃないとダメだとも思う。
しかしながら当時はこれが最先端であり、衝撃のラストであったことも十分に理解できる。

登場人物をミステリー作家のあだ名で呼び合うのは最初、誰が誰か(名前で性別も把握できないので)イマイチ分からず、最初に登場人物紹介も出しておけよと思った。が、それがトリックに繋がってて、意味があったのね。
最後の衝撃のセリフ「ヴァン・ダインです」って
それまで「ヴァン」として出てきてたので、最初同一人物とピンとこなかった自分の勘の鈍さが残念だった。

色々書いたがこの作品があったおかげでミステリーの水準も高くなったのだろうと思う。日本ミステリーの歴史の1ページを読んだと思った。

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2026年01月24日

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