綾辻行人のレビュー一覧

  • 緋色の囁き 〈新装改訂版〉

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    とても久しぶりの綾辻さんの作品!
    名門•聖真女学園高校に転校した、主人公の冴子。
    とてつもなく厳しい校則があり、破れば教鞭で叩かれたり、”独房”に監禁される…常に異様な空気が漂っている…
    圧倒的存在感を城崎綾をはじめとした生徒達による、統一されたお嬢様口調は、気持ち悪くて読んでいて薄寒くなりました。
    しかも、冴子の記憶は小学生の頃まではっきりとしておらず、過去の自分のことが全くわからないという、”信用できない語り手”状態。
    夢では、かつて巻き込まれた”事件”の断片的なシーンが出てきたり、知らないうちに寝ながら雨の降る外を徘徊したり…
    あらゆる不安でいっぱいにされた状態で、さっそく人が殺される。

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    2025年12月08日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    館シリーズの中では知名度は低い方かもしれないが、自分はこのトリック大好きです。よくよく読み返すと真実がちゃんと描かれているのが分かるのが気持ちよく、再読必至。

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    2025年12月06日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    衝撃の1行がちょうどページをめくって1行目に書かれてるからページをめくってから驚きすぎて時間止まった。最初は海外の名前覚えずらいから嫌だなって思ってたけどこのためだったんだ、、、、。けっこう長いけどおもしろすぎてあっという間に読めちゃった。

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    2025年12月05日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    硝子の塔の殺人で知りました。
    あの人が犯人だったらそのままだよねと思ってたら、やはりあの人ではなかった。
    まさか、まさか、そんなことだったなんて。

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    2025年12月04日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    あらすじの言う通りで驚いた。
    登場人物が少し多くわかりにくかった部分もあるけど、考察するのが楽しかった

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    2025年12月03日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

    mii

    購入済み

    やっぱり一筋縄ではいかない

    序盤から手記と江南&島田サイドで視点が切り替わる構成で、館シリーズだなぁ、事件もわりとシンプルで定石通りか……?と思ってしまったんですが、そんなワケはない!
    島田さんと同じく小さい違和感は拾えてたのに、まさかまさかのちゃぶ台返しでした。
    これぞ叙述トリックだし、これこそ映像化不可能では?なんて。トリック以外でも色々コードに引っかかりそうだなぁと思いましたが、時計館が映像化するならいけるのか?と期待しつつ。

    #ドロドロ

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    2025年12月03日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    面白かった!
    前シリーズの時計館とそんなところで繋がっていたのか!というところも含め、面白かった。
    あー今回は割とわかるな…と慢心していたらまんまと騙された。

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    2025年12月02日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    大学のミステリー研究会のメンバーが孤島にある「十角館」に行くと、そこで連続殺人が起こる。本土と島で展開するストーリーが絡み合い、謎が明らかになっていく。

    前に読んだことがあったのに”あの一行”を忘れてしまっていた。久しぶりに読み返し、人生2度目の衝撃。ある意味忘れていたことが幸運だったかもしれない。

    館シリーズの他作品を読んでみたい気持ちもありつつ、本の厚さにビビってる自分もいる。気が向いたら読みたい。

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    2025年11月30日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    若かりし頃読んでこれはとても少女漫画のロマンスがある!と、とても大好きだった作品を約30年ぶりに読み返しました。
    やはり少女漫画なロマンスがあって素敵。
    30年の間に清原紘さんの美麗な絵柄の漫画も読んでいた為、始終頭に浮かぶのは清原紘さん版綺麗なお顔です。

    何も考えずに表紙の雰囲気が好きだったので新装改訂版で読んだのですが、どうやら話の大筋に関わらない程度の手直しが入っている様で、違いは分からなかったものの曰く決定版を読めて本当に良かったです。

    自分が昔の人間といえばそうなのかも知れませんが、古臭い時代を全く感じないのも本当に素晴らしいなって思います。

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    2025年11月30日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    何故私はいつも犯人や被害者になる人間を
    好きになってしまうのか。
    海外ミステリに溺れていた学生時代の私を
    一本釣りした1作。
    キャラクター、ストーリー、全てが素敵だが
    エピローグのお洒落さは異常。

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    2025年11月30日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    流石に名作。
    これを読んだおかげでしばらくミステリーにハマりました。
    時代的に色々古いのですが、むしろそれがいい味を出しています。

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    2025年11月29日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」を読んだ後に本書を読んだ。閉ざされた島で巻き起こる連続殺人事件というテーマが同じ中、どう結末をつけるのかワクワクしながら読んだ。
    目の前で起きている事件と過去の事件、二つの事件の真相が交差する時に「なるほど。そう決着がつくのか。」と納得した。上手く読者を惑わせてくるテクニックが一品である。さすが名作と名高い作品だ。

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    2025年11月28日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    上巻に続いて一気に読み進めてしまった。
    収束していく物語の中で、自分が当たり前と思っていた概念がぶち壊される感覚がすごく気持ちいい。
    綾辻さんに、またしてもやられてしまった。

    綾辻さんの書く館シリーズは、登場人物よりもトリックこそが主役だと改めて実感した。

    個人的には、『十角館の殺人』と並ぶくらい、素晴らしいお気に入りのトリックである。

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    2025年11月27日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    衝撃の1文というキャッチコピーに惹かれて購読。

    本土と島の構成に分かれていて、両方でストーリーが進んでいくのがとってもいい。
    アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」と違い、犯人の心情や緻密な計画が犯人視点で語られる点がとてもよかった。

    初見では犯人が全く誰か分からなくて、びっくりしたんだけど、読み返すと気付けそうな伏線が多くてちょっと悔しい。←ミスリードも多いから気づけないか、

    今までミステリに触れてこなかったので、主要キャラの名前もエラリイ、アガサ、ポー、ドイル(江南)しかわからなかったんだけど、もっと知ってたら守須=モーリス・ルブランのミスリードなんかにも引っかかってより面白

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    2025年11月27日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    カタカナの登場人物の顔立ちを、自分なりに想像しながら読むのも面白かった。あの一文ですが、読んでも意味が分からず「??」が頭に浮かび、数ページ読み進めて「あ、そういうことか!」となりました。自分がアホなせいで、あの一文が"衝撃"の一文にならなかったことが無念。

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    2025年11月25日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    綾辻行人先生を読むのは2冊目でした。館シリーズならではのトリックは面白く、やはりミステリーの王道であるなと思いました。

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    2025年11月25日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    SNSのオススメ投稿を見て読んだ。古い作品なので時代背景が感覚的にズレているが、そのことを感じさせない物語だ。これは間違いなく日本ミステリーの代表作だと思う。

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    2025年11月25日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    これまでの館シリーズを読んでいたら、さらに楽しめる一冊。
    登場人物は多いが、情報が整理されていて人物像を把握しやすいのも読みやすさの要因かな。
    過去の出来事と現在の出来事が朧気ながら繋がってきて、推理しながら一気に読み進められた。
    下巻でそれぞれの登場人物がどのような結末を迎えるのか、自分の推理がどこまで正しいのかも楽しみたい。

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    2025年11月25日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    途中で、「もしかして?」って思うこともあったが、
    スピード感のある事件の成り行きに、
    その事を忘れてしまっていた。
    そして、いわゆる「衝撃の一文」に
    しっかり衝撃受けて、心臓がドンっ!!ってなりました。
    んで、これ本当にどうやって映像化するんだ?って疑問が湧いてきて、実写版見たくなります。
    Hulu解約しちゃってたので、後悔中…
    とりあえず、一気に読めて、面白かった!

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    2025年11月25日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    長すぎる。それでも、読めてしまった。それはひとえにシリーズとしての面白さ、そして「暗黒館」という舞台にのめり込まされたためだろう。
    一から読み進めてきたこの三週間、暗黒館に取り憑かれていたと言っても過言ではない。

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    2025年11月24日