綾辻行人のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ2巻へ突入。元々はノベルス版の上下巻だったことを考えると、1、2巻の間で区切られているわけではないのだなと思いつつ読み進める。合間に差し込まれる「間奏曲」のモノローグは、誰の視点なのか。後半で中也が問題点を整理してくれる展開は、読者として非常に助かる。同時に、列挙した謎をこれから論理的にきれいに解決してみせますよという、綾辻さんの決意も感じた。また、犯行現場の図面も理解の大きな助けになる。不謹慎な言い方にはなるが、1巻で犠牲になった蛭山は使用人であり、いわば部外者だった。しかし二人目の犠牲者が出たことで、ついに浦登家の血族にまで手が及び、物語が一気に盛り上がってきた。
-
Posted by ブクログ
ネタバレやっぱり全員死ぬんかーい!
上巻で予想したトリック、当たってましたね、ドンピシャリ。
そんなわけで、答え合わせの気分で読むこととなった下巻な訳ですが伏線をすごく綺麗に回収してくれて、不満に思う点が一切ありませんでした、素晴らしい。
トリックの内容と犯人までは分かったんですが、あそこまで壮大なオチは読めませんでした。金持ちってすげ〜。お陰様で最後まで面白く読むことができました、ミステリというよりかキャラクターの魅力にやられた感じかな。由季弥と紗世子いいよね、ある意味でしっかり自分を罰したオチでした。
どうやったらこんなに綺麗にプロットを描けるのか、これが1番のミステリかもしれません。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあー面白かった。THEミステリー。
学生のころ館シリーズを追っていた時はあったんだけど、時計館の殺人くらいでやめちゃったんだよな。さすがにもう30年前くらいに読んだものなので、内容はすっかり忘れてしまった。ということで再購入して再読。
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を舞台に、大学のミステリー研究会の7人が、誰が殺人者なのか疑心暗鬼になりながら1週間を過ごすという物語。
そもそも、その島では半年前に殺人事件が起こっていて、人が4人ないし5人死んでいると思うと、よくもそんなところにノコノコと行ったもんだとは思う。やっぱり密室というか、閉じられた空間がないとここまでのミステリーにはならないか