綾辻行人のレビュー一覧

  • 奇面館の殺人(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんかあっさりだよね的なレビューがチラホラありますが、なんたって今回の犯人はいつもの殺意満々ではない、行き当たりばったりな犯行でした。の割には島田も同情するほどやることが多すぎるアレ。犯人側で見るとあのバイトのガキふざけんなと思ったことでしょう笑
    素人が考え付くような動機は全て躱していくのは流石。今回は人物表が無いのでミカエルてどんな奴だっけ?みたいにチョイチョイ読み返しました。
    未来の仮面に頼る気持ちは、まさに藁にも縋る思いとう奴でしょう。追い込まれた人が怪しい宗教とかに入れ込むような心理状態であったと。その辺を汲み取ればまあまあ同情の範囲かな。あと鬼丸の彼はあの"鬼丸"

    0
    2025年12月29日
  • 奇面館の殺人(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久々に島田ががっつり絡みます。なので探偵ごっこもウキウキです。
    暗黒館読んだ人は、使用人の名前で「!」となるはず。関係あるのかしら。
    雪で遭難しそうになる東京都の僻地てどこだろ。

    0
    2025年12月28日
  • 殺人鬼 ――覚醒篇

    Posted by ブクログ

    血みどろ残酷描写満載。あまりの惨たらしさに読むのがうっとなる箇所もありますが、殺人鬼に追われる恐怖は読んでいてハラハラドキドキ。私は不注意な読者なので、綾辻さんが随所に散りばめた仕掛けに気づかず、ラストで驚愕しました。この作品、読み始めるまでに躊躇するかもしれませんが、読み始めてしまったら最後までぜひ読み切って欲しいと思います。あとがきも良かったです。

    0
    2025年12月26日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

    Posted by ブクログ

    後半戦は怒涛の展開。
    ついに河南くんと鹿谷の名コンビが動き出す。
    終わり方も好きですし"時計"館なのが納得しました。
    迷路館、人形館も好きですが時計館は十角館に次ぐインパクトのある作品だと思います。

    0
    2025年12月25日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

    Posted by ブクログ

    十角館で登場した河南くんが再登場!
    (上)は河南サイドも鹿谷サイドで話が進んでいく。
    早く名コンビで活躍してほしいと思いながら読み進めて(下)へ

    0
    2025年12月25日
  • Another (下)

    Posted by ブクログ

    中学生か高校生の頃に読んだが、よく覚えていなかった。
    小説ならではの叙述トリックと、Anotherなら死んでたと言われるほど呪いで死んでいく人が多く、続きが気になりながら楽しんで読むことができた。

    0
    2025年12月23日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

    Posted by ブクログ

    夜中2時過ぎに上巻を読み終わってそのまま、翌朝6時まで下巻ノンストップ、、!

    十角館の殺人よりもトリックだけでなく館の仕掛け、犯人の動機、ここまで大人数の殺人になってしまった背景も含めて納得度が高かった。

    散りばめられた節々の違和感のまとめ方も流石。モヤモヤするところが全くない。館シリーズ恐るべし、、!人魚と迷路をすっ飛ばしてきてしまったけど、後悔はしておりませんっ

    愛妻、愛娘に対する大きな愛情が生んだ館の仕掛け、時が関与するストーリー、面白かった!

    0
    2025年12月22日
  • 暗黒館の殺人(四)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    推理小説というと少し肩透かし、しかし館シリーズに愛着がある人は必読。まさにエピソードゼロ。
    暗黒館の方々に愛着が湧いてしまい謎の寂しさが。
    ここまできたらダリアの祝福を信じてしまっている自分(憑かれているのかも)

    ・ダブルどころかトリプルミスリード
    ・噴火やら原爆やらヒントは出ていたが深く考えなかった
    ・征順がやたら建築に詳しかった
    ・コナンが利吉を轢いたんだと思ってた
    ・一郎と慎太が熱い(ダブルミーニング)
    ・一巻の雑貨屋の店主の特徴は覚えていたので道理で!と震えた
    ・玄児(ホンモノ)キチガイ過ぎる
    ・ヴァンダインです。より震えた。妻の名前が出た時点でアレ?と思ったらもう遅い。やられました

    0
    2025年12月22日
  • 暗黒館の殺人(三)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ダリアのクダリは有り得ねーといやでも時代的にはギリいけるか…?的なリアリティと虚構をどう受け取るかな感じ。
    ・焦らす玄児を殴りたい。てか勝手に輸血するのキモい。玄遥の血を引いてるだけある。
    ・玄遥とかいうキチガイが今のところ全ての元凶。例の話が本当ならばキモすぎるジジイ。いつまで生きとんねん。
    ・ラストのシャム双生児、やはりというかなんというかそうきたか。
    ・清と酔っぱらいが出てくると若干ホッとする。
    ・島田どこ?

    0
    2025年12月21日
  • 暗黒館の殺人(四)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    えぇっ?!てなることが何度あったことか…
    え、君コナンじゃないの?!え、君忠教じゃないの?!え、コナン君どこにいるの?!
    あれ、なんか違う設定じゃなかったっけ?って違和感を持つことはありましたが、気にしてなかった…

    中村青司、ずっと存在だけは他の館シリーズで出てきていたからこの暗黒館でもそれだけかと思っていました。まさかここが原点だったなんて。
    中村青司ってどんな変な人なんだろうと思っていましたが、中也くんは結構普通でした。
    ダリアの肉を食べたんだから、今後どこかで生きて出てくる時が来るのかな。とても楽しみです。

    0
    2025年12月20日
  • フリークス

    Posted by ブクログ

    ジワジワと不気味さを感じさせ、
    「オカシイのは誰?」
    と問いかけてしまう。
    狂気を持つ母親の正体は、、、
    [夢魔の手 - 三一三号室の患者 -]

    起きたら病院のベッドの上。
    顔には包帯、両足はなく、そして記憶もない。
    事故を起こした車に乗っていた主人公
    「夫と一緒に死んだのは誰?」
    と問いかけながら進行する物語。
    死んだのは園子?沙奈香?それとも、、、
    [四〇九号室の患者]

    「J.Mを殺したのは誰?」
    人体改造された5人のフリークス(畸形者達)
    改造したのは誰?犯人に迫るストーリー

    0
    2025年12月19日
  • 暗黒館の殺人(二)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    そろそろと物語が更に動き出します。とはいえこの時点ではまだ何もわからない。
    大変な時に紛れ込んだガキがまた一悶着を。
    双生児の蠱惑感が文章からも伝わるのは流石です。
    最後ムカデにパニクる中也に笑い。(笑い事ではない) コナンははよ思い出せ。

    0
    2025年12月18日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おもしろかった!全然見破れずすごくびっくりしてしまった。これは映像化できない作品だね!いやあすごかった。もう1回読みたい。ヴァンが死体を本気で嫌がってるところが、演技じゃないからこそ騙された〜。

    0
    2025年12月16日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    辻村深月さんのエッセイでペンネームは綾辻行人さんから一字戴いていると読み、綾辻行人さんの作品が気になって手に取った綾辻さんのデビュー作。

    とても読みやすく、情景もイメージしやすい。
    そして最後のタネ明かしまで「犯人」も「動機」も「殺害時に何故そんなことをしたのか」というところも予想を覆してくる。見事にミスリードにひっかかる。

    記憶がホカホカなうちに犯人の行動を全部振り返りたい!

    0
    2025年12月16日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    ミステリー好きの私。なぜもっと早く読まなかったんだろうと後悔するくらい、とても良質な小説だった。以降のシリーズも早く読みたい。

    0
    2025年12月16日
  • 暗黒館の殺人(一)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    建物も人物も妖しさMAX。時計館が生温く感じる。件の双子は悪霊島(横溝)を彷彿。更に傴僂に早老症。このミステリーオールスター感。オールスターといえば水車館、時計館を読んだ人には「!」なお名前もぞろぞろと。そしてお得意の義務教育放棄。
    ダリアの宴、期待よりも不快感が凄い(こっち見んな・キモいペーストは何?・だから何の肉だよ!)
    鬼丸さん思ったよりお喋りで笑った。もっと仲良くなって聞き出しまくるべき。
    今回は頼りのコナンは使えん状態。
    潔、早く来てくれー!(まだ早い)

    0
    2025年12月16日
  • 鳴風荘事件 殺人方程式2

    Posted by ブクログ

    綾辻行人先生の謎解き、やっぱり面白い!
    犯人予想は今回も外れました。
    いつか先生からの挑戦に勝ちたいですね。
    綾辻先生のミステリは読んでいると絶対に「あれ?」と思える箇所が出てきます。
    そこをスルーせずにしっかり考えれば犯人がわかるはずなんですが…些細な事すぎてついスルーしがちです。

    違和感を覚えたら書き出したりして、しっかり綾辻先生からの挑戦に挑む準備をしないといけませんね。

    次は何を読もうかなぁ。

    0
    2025年12月15日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    方舟、十戒に続き、ミステリの王道を読みたくなって探しました!ちょうどSNSで1行でひっくり返ると話題になっていたので楽しみにしてました。

    ひっくり返りましたね〜〜
    エラリイが途中から犯人を断定していたのが、気になっていてヴァンを少し疑っていましたが、まさか森須とは…気づかなかった……

    縁ある土地だったので、想像しながら読み進めていましたが、森須すごい仕事量してますね(笑)
    ヴァンが途中メンタルやられるのもそういう理由か〜と納得しました。

    しかしながら森須の種明かしパートからのエピローグでさらなるどんでん返しが?と構えすぎていました。プロローグの伏線をさらっと回収して終了。なんだかもう少し

    0
    2025年12月11日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    なぜかこれまで読んでなかったので新装版を気に。

    まるごと「そして誰もいなくなった」のオマージュのようなので、先にそちらを読んでからの方が楽しいかも。

    今から35年ほど前の作品と言うこともあり、その後似たようなトリックも出てきているような気がするし、読んでて怪しむところもあったけど、それでも衝撃を受け、やっぱりミステリーって良いなと再認識。
    そして何より、これの醍醐味はやはり活字本ならでは。

    0
    2025年12月11日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    名作と言われているので読んでみようと購入。
    名前がカタカナなので覚えられるかと心配になるも問題なく読み進めることができた。
    そして終盤に、うわ!そういうこと!これ本じゃないと無理なやつ!とテンションが上がった。
    面白い。

    0
    2025年12月09日