綾辻行人のレビュー一覧

  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    衝撃の1文というキャッチコピーに惹かれて購読。

    本土と島の構成に分かれていて、両方でストーリーが進んでいくのがとってもいい。
    アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」と違い、犯人の心情や緻密な計画が犯人視点で語られる点がとてもよかった。

    初見では犯人が全く誰か分からなくて、びっくりしたんだけど、読み返すと気付けそうな伏線が多くてちょっと悔しい。←ミスリードも多いから気づけないか、

    今までミステリに触れてこなかったので、主要キャラの名前もエラリイ、アガサ、ポー、ドイル(江南)しかわからなかったんだけど、もっと知ってたら守須=モーリス・ルブランのミスリードなんかにも引っかかってより面白

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    2025年11月27日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    カタカナの登場人物の顔立ちを、自分なりに想像しながら読むのも面白かった。あの一文ですが、読んでも意味が分からず「??」が頭に浮かび、数ページ読み進めて「あ、そういうことか!」となりました。自分がアホなせいで、あの一文が"衝撃"の一文にならなかったことが無念。

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    2025年11月25日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    綾辻行人先生を読むのは2冊目でした。館シリーズならではのトリックは面白く、やはりミステリーの王道であるなと思いました。

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    2025年11月25日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    これまでの館シリーズを読んでいたら、さらに楽しめる一冊。
    登場人物は多いが、情報が整理されていて人物像を把握しやすいのも読みやすさの要因かな。
    過去の出来事と現在の出来事が朧気ながら繋がってきて、推理しながら一気に読み進められた。
    下巻でそれぞれの登場人物がどのような結末を迎えるのか、自分の推理がどこまで正しいのかも楽しみたい。

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    2025年11月25日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    長すぎる。それでも、読めてしまった。それはひとえにシリーズとしての面白さ、そして「暗黒館」という舞台にのめり込まされたためだろう。
    一から読み進めてきたこの三週間、暗黒館に取り憑かれていたと言っても過言ではない。

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    2025年11月24日
  • 暗黒館の殺人(三)

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    長い。ただ、この世界観に一層のめり込むような情報が次々と。百鬼夜行シリーズのほうが相応しいのではと思わせる展開。
    一体どうやって収拾をつけるのか? 鹿谷はどのような形で登場するのか?

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    2025年11月24日
  • 奇面館の殺人(下)

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    ネタバレ

    読み終わってしまった…

    今回は鹿谷も巻き込まれての事件だったので、安心してゆっくり謎解きを楽しみました。
    (コナン君は名前だけの登場。寂しい)

    下巻はほぼ謎解きパート。

    クローズド・サークルで次々と殺人が起きる!みたいなのが好みの方には少し物足りない内容かも。

    残すところ、10作目の『双子館』のみとなりました。
    大好きなシリーズなので、刊行まで気長に待ちたいと思います。

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    2025年11月24日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    シリーズ3作目。どのあたりが怪しいか、「ペンネーム」「通路」「中村青司の建築」などキーワードにあたりをつけて読んでいった。
    もちろん、最後は、うわーそうだったのか!となるし、小説の中の本が終わっても、まだ続く謎の部分が面白かった。想像のさらに上をいく感じがたまらない。
    しかし、そろそろ、裏通路トリックはお決まり感が出てきた。次はどう予想を裏切ってくれるのか楽しみだ。

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    2025年11月22日
  • 暗黒館の殺人(二)

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    いよいよ具体的な謎が提示されてきた。訳がわからない状態だが、三がページ数的にもメインになるのだろう。

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    2025年11月20日
  • 奇面館の殺人(上)

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    ついに館シリーズもここまで来ました。
    嬉しいような寂しいような。。。
    一番好きなシリーズなので、なんとも感慨深い。

    今回は、寝ている間に、鍵がなければ外すことができない仮面を全員被せられてしまう。
    鍵は犯人がどこかに持って行ってしまった。

    読んでいてとても息苦しい…

    大雪で館からは出られないし、電話は壊されて繋がらないし、、、仮面は被ってるしで閉塞感半端ない。

    犯人は誰なのか。
    秘密の通路はどこにあるのか。
    下巻へ行ってきます。

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    2025年11月18日
  • 暗黒館の殺人(一)

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    まだスタートしたばかりといったところだろうが、不穏な空気感、登場人物の不気味さといった要素は遺憾無く描かれている。
    どのように展開するのか楽しみ。

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    2025年11月16日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    素晴らしかった❢
    そしてこの小説を読み切った自分を褒めたい、と思ったのは宮部みゆきさんの「ソロモンの偽証」以来。
    ありきたりになるかもだけど騙されたし予想外だったし、何より最後にちゃんと鹿谷さんが出てきて良かった❢

    ブク友さんから聞いていた、なるほど、角島と十角館から繋がる、ってこういう事だったんてすね。

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    2025年11月15日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    様々な時代、年齢の登場人物、そして豪華なメンバー作家で贈られる短編集。じわっと怖いものから真に迫る恐怖まで。個人的には「浮遊する水」「影牢」「集まった四人」「山荘奇譚」が好きです。8編あるのでどれか一つは好きになる話があるんじゃないでしょうか。姉妹本もあるのでそちらも読んでいきたいと思います。

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    2025年11月13日
  • Another (下)

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    めちゃ好みー( * ॑꒳ ॑*)
    これは「館シリーズ」しか読んでなかった自分を悔やむレベル。

    これはホラーなの?
    (ホラー小説を普段読まないから…)
    物語や世界観自体に仕組まれた謎に迫っていく、という意味では立派なミステリ小説。

    下巻の怒涛の伏線回収。真相に迫る「カセットテープ」のあたりからはゾクゾク鳥肌立ちまくりでした。

    続編あるみたいなので読みます˙ᴥ˙

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    2025年11月10日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    今回は、早々にある気づきをして、もしかして?という視点で読み進めていたので、自分の発見が嬉しかった反面、やはり見つけきれないものもたくさんあって、著者の綾辻さんすごいわ!って思った。
    水車館は想像するとものすごく怖い建物。ここで暮らしたり、働いたり、招待されるってどんな気持ちだろう。館シリーズは、中村青司が作った「館」なんだろうか。また次も読んでみよう。

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    2025年11月09日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    館シリーズ5作品目、これが一番好きかもと思うくらい面白かった。
    外の雨の描写も何かヒントの一つかなと思っていたけれど、まさか時間を操るとは…。古峨倫典の執念を感じた。
    永遠ちゃんにとっては受け入れがたいものだったろうし、私が彼女でもあそこで暮らすのは苦痛でしかないだろうな。

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    2025年11月09日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    綾辻行人の「再生」が読みたくて購入。もちろん面白くて(すごく怖い!)他の作品もどれも読み応えありました。ホラーは初心者ですが、だんだん好きになってきました。

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    2025年11月04日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    館シリーズの中でも一際異質、そんな前評判を聞いて読み始めた。クローズドサークルでないのでそこが異質と言われる所以なのか?と思っていたら、最後のどんでん返しがまさに異質。密室トリックでもなく、館のカラクリトリックでもなく、島田潔の活躍もなく、3人の一人称が全て同一人物だったとは。そして犯人であり被害者の彼の内面が形成された背景の描写が秀逸で、新たな綾辻ワールドの魅力にとりつかれてしまった。
    私にとってこの作品は館シリーズの中でただ異質ではなく、傑作であり心にずしんと響くイヤミスである。

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    2025年11月02日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    綾辻行人のびっくり館シリーズ第3弾。
    今回も見事に騙されて犯人が分からなかった…。
    今回は作中作になっているので、いつもより複雑な構成ですね。
    いわゆる新本格の代表作の1つだと思います。

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    2025年10月28日
  • Another (下)

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    ネタバレ

     三神先生と玲子さんが同一人物だったのが衝撃的だった。結局、人が死んだり記憶が改竄されたりするのは自然現象ということだったが、それを上回る面白さがあった。

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    2025年10月28日