綾辻行人のレビュー一覧

  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    いわくつきの建築家の館で起こる陰鬱とした物語。
    十角館で驚かされたライト層の読者はふるい落とされそうな作品だった。
    いわれ通り本格ミステリーに舵を切った作品であり、エンタメとは程遠い。

    本作は終始息苦しい雰囲気で進行し、さすが綾辻さんの文章と思った次第。
    そしてトリックと犯人は予想がつきやすかったように思う。
    ただ細かい"癖"などを見逃していたので、論証では島田氏の腕が光ったと思う。

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    2026年05月06日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    ネタバレ

    あまりに面白すぎた。読みながら何度本を閉じ放心したかわからない。怒涛の回収劇にずっと頭抱えてた。綾辻先生が偏愛する理由も分かるわ、生命削り過ぎ。凄すぎる。

    この長さになると中弛み(大変失礼!)を心配しがちだが、館シリーズにおいてそんな不安は必要ないのでご安心を。空腹も眠気さえも忘れて没頭し、気づいたらフィナーレなので。

    十角館から順に読むことを強くお勧めする。

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    2026年05月04日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    本にしかできない表現。本だから成立したトリック。これを超えるミステリにはこの先出会えないのではないかとすら感じる。傑作。
    2023

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    2026年05月02日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    『迷路館』に続き約30年ぶりの再読。大ネタだけは覚えてた。中村青司の館と不可能犯罪のコンボでまんまとやられる。まあ、それしかないよね。この納得感は『姑獲鳥の夏』を連想した。ラストの混沌と、その解決は逆に意表を突かれる。変化来たなって感じ。館シリーズの中では扱いが難しいけれど、裏表紙の内容紹介は絶妙に巧みな文章で書かれているね。解説がたくさんあって嬉しい。

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    2026年05月02日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    十角館の殺人を読んで綾辻さんの館シリーズを追いたいと思い、二作目のこちらを購入。

    現在と過去の物語が交互に進む本作は、ネタバレを避けるとほぼ何も書けなくなるほど全編に渡って伏線が張られていて、とにかく圧倒的な完成度に驚かされる。

    結末を読み終えた後に第一章から読み返すと、全く気にも留めなかったヒントが次々と出てきて、二周目の満足度もかなり高い作品。

    個人的な好みを言うと、十角館の方が好きだったけど、読後の「なんだこのすげぇ作品は…」と感心するのは間違いなく水車館。

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    2026年04月29日
  • 殺人鬼 ――覚醒篇

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    綾辻さんの問題作。
    最近何かと目にすることが多くなったので
    読んでみました。
    なんとなく噂は聞いてたし、グロいんだろうけどまぁ問題無いっしょと、軽い気持ちで手を出しました!
    グロいだけならテリファーみたいな感じで、全然余裕かなと思ってたんですけど…
    グロいだけじゃなく、読んでるだけなのにめちゃくちゃ痛いし◯ぬ程怖いしお手上げでした!

    双葉山に来たとある慈善サークルの8人を襲う、正体不明の◯人鬼…
    次々とサークルのメンバーが◯されていくのですが、そのシーンがまぁ恐ろしい。
    その手法が酷いんです。
    字を追っているだけなのに、綾辻さんの具体的過ぎる文章のせいで、残酷なシーンがクリアにイメージできて

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    2026年04月25日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    びっくりした。ただの本格ミステリではなかった。犯人が判明したあたりでは、あまり驚きもせず『十角館の殺人』『水車館の殺人』よりは単純だなという感想を書こうとしていたが、エピローグから徐々に違和感を覚え、わけがわからなくなり、最後の一ページまで到達した時には「さすが綾辻先生」と称えたくなった。やはり今回も上手く騙された。幸せとはミステリで騙されることだと私は思う。

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    2026年04月22日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    最後まで読んだらもう一度最初のページに戻って一から読み返したくなる、そんな作品。
    これはネタバレ無しで読んでほしい!

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    2026年04月19日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    有名な時計館、十角館の次に好きな作品。
    テンプレみたいなマスクに焼死体。豪雨。古典的だけど新鮮に感じた。
    読んだ後になんだか被害者の令嬢に対して嫌悪感を抱いてしまったが、なぜなのかが分からない。

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    2026年04月18日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    ※過去に読んだ小説です。うろ覚えで書いています。

    ものすごく面白い小説でした!
    僕の大好きな小説の一つです!
    十角館の殺人から始まり、殺戮にいたる病、葉桜、ハサミ人間と色んなトリックや仕掛けのある小説を読んでいった後に、この水車館の殺人を読みました。

    まさに王道のミステリー小説とはこのことなのかと感じさせてくれる小説だった覚えがあります。
    読者に対する仕掛けは、大それたものはなかったですが、それが良い。過去と現在を読み進めながら、なぜ?どうやって?が疑問として残り、最後にそういうことだったのか!と納得させられる。
    ちゃんと驚かされる、そして面白いと感じさせる小説です。ものすごく綺麗な思考の

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    2026年04月14日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    とんでもなかった。前作『十角館の殺人』があまりにも強すぎたため、同じ強さのミステリが読めるのか半信半疑だったが、見事に騙された。
    今の時代に「今さら?」と思うような設定だが、綾辻氏の手にかかれば心配いらなかった。

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    2026年04月09日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    ネタバレ

    神がかり的なトリックだと思いました。
    理不尽なトリックでもなく作中でしっかり時間トリックの違和感を書いてるのでアンフェアではなくフェアだと思いました。
    叙述トリックではなく読者が推理する余地があるのに解けなかったのは悔しいです。

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    2026年04月09日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    館シリーズ第6弾
    面白かったー( * ॑꒳ ॑*)

    ホテル火災で記憶喪失になった老人が持っていたのは、ある館で起きた事件についての手記だった。

    気づける伏線が多くあり、こりゃ真相分かっちゃったな。って思ってたら、予想を裏切る真実。

    伏線回収が美しい˙ᴥ˙

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    2026年04月08日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    館シリーズ3作目。
    途中まで「この人犯人じゃね?」と予想しながら読んだが、見事に騙された。
    そういうことだったのか!という驚きを3回くらい味わい、最後までワクワクしながら読むことができた。
    十角館に並ぶ衝撃度じゃないかと思う。
    綾辻先生の頭の中を覗いてみたい。

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    2026年04月07日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    謎が多すぎて、焦らされて、そして最後怒涛の事実判明が続く。十角館から一つずつ順序通りに読んできて良かったと思わせる、これまでのシリーズの集大成!

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    2026年04月07日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    私が迷路館の殺人を書いたら(すみません、ガチでありえない仮定なのですがひとまずこの体で話をさせてください。)あとがきで「うわあああああああ!!!!!!、!!!!マジでめっちゃくちゃ面白い最高のミステリー小説が書けちゃったよ〜〜〜〜ん!!ー!マジで日本でいちばんおもろい。絶対。」とか書いちゃうのに綾辻行人大先生は「いや〜若気の至りって感じの話で恥ずかしいです。書き直したいけどこれはこれで当時の精一杯って感じでいいよね(^-^)v」みたいなこと言ってて謙虚すぎてありえない。

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    2026年04月06日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    ・こちらは読書レビューではなく実写版のレビューです。
    ・以下しばらく配役についてのボヤキが続きます。
    ・ダルい場合はーーー内を飛ばしてください。


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    上巻のほうで脳内配役と実写版との乖離を熱くボヤキました……とはいえ……

    青木崇高、好演!!

    いやもう素晴らしい!
    良いっ!良いと思う。ピッタリだしバッチリ!!95、いや98%青木鹿谷で良いっ!
    (けど、やっぱり、イセヤがよかったんだよなぁ…)

    コナン君も奥智哉でいいかな。
    しいてグチるなら、
    私の中のコナン君は、あんなにピチピチで可愛い感じではないのよね。もっと芋っぽいというか暗めというか。だからサイコパスや

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    2026年04月04日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    実写化ドラマを鑑賞するため再読(2026/3/23)

    館シリーズは約二年前に三ヶ月ほどかけて一気読みしましたが、当時はあまりレビューを書いていなかったので全作が未レビュー。
    ゆえに、強烈なインパクトのあるシーンのみの印象でしかなく「どんなふうだったっけ?」と判然とせず。
    再読後「ああ、そうだったそうだった」膝を打ちました。

    やはり館シリーズは面白い!

    けど、すっかりネタバレしている状態なので初読時ほどの感動はなく、フレッシュな感想も書けないので、脳内配役だけ吐露しておきます。

    島田潔(鹿谷門実)
    →伊勢谷友介

    江南孝明
    →風間俊介

    もうね、
    絶対!圧倒的に伊勢谷友介なのよ!!
    何や

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    2026年04月04日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    人死にが多すぎて犯人には計画性が無いのかと、ハプニングが続いてヤケクソになったのかと思ったが、概ねそんな事はなく、むしろ緻密に練られていてちゃんと理由があり、全てが明かされた時には凄いなと唸った。そして仕掛けが凄いのにそれが別段急拵えの舞台だった訳ではなく、最初から狂気をはらんでいるあたりが「館」なのだなと。「時計館」でキーパーソンの名前が「永遠」なのも皮肉が効いている。事件の背景を鑑みると誰しも明確な悪意がある訳ではなく、悲劇に悲劇が重なった結果引き起こされたことであるのだが、中でもとりわけ出て来た子供達はどの子も不憫で切なくなる。そして被害者の多くは殺される理由も分からぬままだったことを思

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    2026年04月01日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    日常から離れた空間、不可解な出来事、惨劇、そして現れる名探偵、、作者が愛するミステリーの世界がたっぷり味わえる一冊。現在と過去を行ったり来たりする展開なので、度々ページを遡りながら読んでしまった。犯人推理はしてみていたけど、2割くらいしかあってなかったな。
    前作との繋がりがトリックに関わるとは思わなかった。

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    2026年03月31日