綾辻行人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレめちゃくちゃおもろかった。
小説のミステリーの1冊目として極上。
文字だからこそできるどんでん返しの手法と初対面したという感じ。
孤島と本土でそれぞれ並行して話が進み、かつ孤島で起こっている事件とは別で過去の事件の話が進むという形は、
どこにどんなトリックがあるのか疑って読み進めても全く分からないようになっていた。
確かにネガ意見としては、犯人ちょっと力技すぎじゃねっていうのも分からんでもないけど、そこは全然違和感なく許容範囲。
おもろすぎてドラマまで観てしまったがそっちもよかった。
ミステリーある程度読みなれてしまうと、
この小説を純粋に楽しめなくなってしまう可能性があるのがちょっと -
Posted by ブクログ
館シリーズ2作目。人里離れた場所に建てられた奇妙な館。そこには、亡くなった有名画家の作品が全て集められ、不気味な仮面を被った主人とその幼妻、お手伝いさんらがひっそりと暮らしている。そんな水車館にて、画家の愛好家たちが招かれる年に一度の集まりが開かれるのだが、奇妙な事件が2年も続いて起こってしまう……。
過去パートと現在パートが交互に繰り返される構成、多くの情報量に、少なからず頭が混乱したものの、終盤の種明かし時には全ての要素が明快に整理されるため、爽快感・満足感とともに読み終われた。過去パートと現在パートで語り手の視点が変わることの意味が分かった時は、思わず膝を打った。
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Posted by ブクログ
ネタバレまさに『時計館の殺人』というタイトルに相応しい作品だった。ミステリー小説に対して不謹慎な表現かもしれないがブラボーとしか言いようがない。
タイトルから想像できてもいいようなものなのに、最後までまったく気づかなかった。これは私自身の察しの悪さだけが理由じゃない気がする。この小説には読者の目を曇らせる巧妙な仕掛けがあると見たね!一体何かって?……それはわからないけど。
でもそういうトリックだったから彼らは長いこと合流することがなかったんだなと今この文章を書きながらふと思った。
そりゃそうだ。最初から一緒だったのなら支障はなかったかもしれないけど、途中からの合流だと犯人にとってはすべてがご破算にな -
Posted by ブクログ
本格ミステリーとしても、子を愛する親の心を映す史上最高の作品だと思う。
ただその想いが必ずしも子の幸せにつながるわけではないという点を踏まえても。
私はシリーズを読み継いだからこそ、最高の読書体験を味わった。
十角館、水車館、迷路館を経て、この時計館の完成度の高さが際立ったように思う。
そして館の大仕掛けを最大限に利用しつつ、最高のフィナーレを用意してくれた。
過去から未来へとつなぐ物語の顛末を一つの作品に詰め込んでいる。
それほどまでにあらゆる作品の要素を総動員して、見事に築き上げていると思う。
さらに本作は上下で700ページが全く長いとは一切思わなかった。
私が長い作品を夢中で読み進