綾辻行人のレビュー一覧

  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    作者の海外古典ミステリーに対する敬愛が感じられる作品。「そして誰もいなくなった」のオマージュであり、更に登場人物の造形や言動にも遊び心を忍ばせています。
    特にエラリイは本家にかなりキャラクターを寄せていて、決め台詞「Q.E.D(証明終わり)」をサラッと挟んだり、前期作品にみられる「挑戦状」的なセリフを入れていたり、手品のカードが中期作品名の「ハートの4」だったり。
    そしてルルウが代表作の作品名にちなんで黄色のトレーナーを着ているのが、さりげない洒落になっていて、古典ミステリー好きには浮き立つ嬉しさ。

    ミステリーとしての仕掛けも驚きわくわくするもので、40年近く前の日本の時代の空気も新鮮に思え

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    2026年01月28日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

    購入済み

    評判通り

    ミステリと言えばでタイトルの挙がる本書。
    小説ならではの薄氷の上をゆく上質なトリックには脱帽です。
    読めば最高の体験が出来ることが確約された作品となります。

    #ドキドキハラハラ #タメになる #深い

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    2026年01月28日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    YouTubeの、未読の人がうらやましい小説を30冊紹介しますという動画で紹介されていて気になったので読んでみると、過去最高の早さで読んでしまった!
    間違いなくミステリーの傑作、これが1980年代に作られた小説とは信じられないくらい完成されたものだと思いました。

    各所でささやかれている衝撃の1行、どこだどこだと探しながら読んでいましたが、一発でわかりました。
    なるほどねーと。

    もう一回読み返してみようと思えるし、綾辻さんの作品は初めてでしたが、館シリーズ他のものも読んでみたいと思える1冊でした!

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    2026年01月28日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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     正直、上下巻のあるミステリを読むことはあまり多くない。というのも,内容を覚えていられるかというのが理由として一番に挙げられる。
     ただ、この作品に関しては、物語に厚みがありながらも、時系列であったり、さまざまな情報に関して混乱することなく読み進めることができた。ここにも、ミステリ作家の技量が表れているだろう。

     事件が起こっている館の中の視点と、館の外の視点から描かれている作品であり,途中で広げすぎじゃないかと思うことも多々あった。しかし、その全てを事件の解決に向けて収束させていくストーリー展開は、他のミステリ作品とは一線を画し、これぞミステリの中のミステリだと言わしめるものであった。
     

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    2026年01月28日
  • Another (下)

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    ホラーだが、そこまで怖い要素はなく、ミステリー要素もあり楽しく読めた。
    ヒロインが魅力的だった。
    最後に伏線も回収され、すっきりした。

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    2026年01月27日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    読み進めれば進めるほど面白くなった。
    満足のいくボリュームと内容でした。

    エラリイ、オルツィ、アガサ、ポウ、カー、ヴァン、ルルウ、島田、守須、紅次郎、中村青司

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    2026年01月26日
  • Another (下)

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    怒涛の終盤!後半から止まらなかったー!
    と同時に緊張感と戦慄が走る。。。

    <死者>とは誰…? しっかりやられた〜!
    気づけないし、この結末は予想できん(笑)
     上巻から謎はとても多く、無理のある話には感じつつも、練り込まれた緻密な設定の上に物語は成り立ってると思う。何より伏線回収の鬼すぎる!上巻から下巻にかけて、鮮やかに回収する伏線には流石としか言いようがない…。
     謎が多く内容が少し難解なだけに、上巻から下巻までは期間を空けずに一気読みを推奨。

    陰惨でダークな雰囲気は、とことん好きなんだと再認識させられた。自分の好きなホラーとミステリーの融合、欲張りセットだな。

    連続して綾辻作品だった

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    2026年01月26日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    上巻の後半からノンストップで読み切ってしまった。途中で止めるのが勿体ないほどの加速感。
    全ての違和感が繋がり、納得度の高いラストだった。
    長さにビビらず読むべき一冊。

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    2026年01月18日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    読者への挑戦状を盛り込んだ短編集。
    誰かと一緒に読み進めて、推理して、答え合わせして、という読み方で大変楽しめました。
    読書始めて序盤でこれに出会ったためにどんな本を読むときも疑心暗鬼になってしまう。

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    2026年01月16日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    小説の中で小説を読むのは初体験。
    フーダニット、ハウダニット、劇中小説の作者当て、と盛りだくさん。その上、前の2つは見当つけられたのに結局また一杯食わされて綾辻行人に一生勝てないと思わされた。手のひらの上で転がり続けます。
    鳥肌で涙が出たくらい好みな一冊。十角館より好きです。

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    2026年01月16日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    『迷路館の殺人』の魅力は、ミステリにおけるフェア/アンフェア論争そのものを、読者の読解態度を通して浮かび上がらせる点にある。

    作中作では、宮垣が死亡しているかのように読める記述がなされる。主人公が「宮垣が生きていたのを見たのは最後だった」と語ることで、読者は自然と宮垣がその直後に死亡したと解釈してしまう。しかし実際には、主人公が宮垣と会わなかった期間があっただけで、宮垣はその後もしばらく生存していた。このような叙述は、一般的なミステリの文脈ではアンフェアと批判されがちな表現である。

    ところが本作では、この表現が「作中作」という枠組みの中で提示されることで、「ミステリにはこうした書き方も存在

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    2026年01月12日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    ネタバレ

    続・十角館の殺人のようでもうドキドキハラハラが止まらない。次々と殺されていく仲間。最後の時計塔が崩れていくシーンは映画のような話で気に入りました。島田潔の解説シーンは読む手が止まらない!!ドラマ化がとても楽しみです!!!

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    2026年01月10日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    やられたぁ!!
    十角館を読んだのは数年前なので忘れていることも多く、島田という前作と同じ登場人物に気づくのに時間がかかりました、、

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    2026年01月06日
  • 殺人鬼 ――逆襲篇

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    怖かったー!
    作り物のホラーだからこそ、楽しめました。ドキドキハラハラした非日常を味わえるので、現実逃避したい時にはおすすめです。

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    2026年01月05日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    作中作たるものを初めて読みました!
    序盤からワクワクドキドキが止まらず、最後まであっという間に読んでしまいました!!

    中村青司の建築のカラクリが明らかになった時、毛糸玉が転がる時のドキドキがもう最高でした!
    作中作を読み終えた後の島田の会話で明かされる事実を知った時、そういう関係?!?!と驚きました。

    とにかく終始面白かったーー!大好きな本の一つになりました♡

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    2026年01月04日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    この感想を書いているのは2度読んだ後です。
    比較的テンポが早く(特に後半)つい一気に読んでしまう。
    犯人も最後でひっくり返され驚いたが作中の"迷路館の殺人"の著者、鹿谷門実とは一体誰なのか…まあ驚かされました。
    そして、今作以降にも鹿谷門実は登場するので館シリーズとしてこの迷路館の殺人は重要な作品になると私は考えています。

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    2026年01月03日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    改めて再読すると、幹となるワンアイデアだけでなく枝葉に至るまで全てが神懸っていると痛感する。
    中村青司と古峨倫典が創造した"悪夢"はこの世の理を捻じ曲げる程の禁忌であり、この悪夢から覚醒しようとした者は次々と命を落とす。
    悪魔的な魅力に満ちた新本格の金字塔的作品。今でも私にとって宝物の一つだ。

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    2026年01月03日
  • Another (下)

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    ホラーミステリー好きにとって、設定があまりにも魅力的すぎる!!
    上巻の一体何に巻き込まれているのか分からないヤキモキ感を払拭するように、下巻は怒涛の展開の連続でハラハラしながら一気読み。
    なんでもっと早く読まなかったんだろう!!面白かった!!

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    2025年12月31日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    上下巻でボリューミーだったけどあっという間に読み終わった!思った以上に人が死ぬしトリックももしかして……?と思いつつ謎が解かれた時はヒントをいくつも見落としてた!って気づかされる。もうなにが狂ってるのか狂わされてるのかわからなくなってしまうね……。
    個人的には館シリーズで一番好きで面白い!と思った作品。
    実写ドラマ化が決まっているのでどう表現されるのか楽しみ!

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    2025年12月31日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    はーーーすご!!天才なんだな!!という感想!(笑)
    こういう構成はフェアかアンフェアかという問題もありそうだけどわたしはすごく好きだった!館の構造、神話にまつわる部屋や装飾がまた不気味さと神秘的さを備えててゾワッとしたり。読後騙された?の気持ちになるのも清々しい。
    館シリーズでは時計館に続いて好きな作品!難しいだろうけどこれも実写で見られたらいいのになぁ。

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    2025年12月30日