綾辻行人のレビュー一覧

  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉
    綾辻行人さん館シリーズ第3作目。
    途中からばんばん人が殺されていきます。
    すごいスピード感…。
    迷路とか、小説家とか、大好きな設定すぎました。
    そして、やっぱり真相にびっくり。
    最後の方、訳がわからなくなって…
    何度もページを戻って読み直して理解。
    ひゃー、面白すぎたね。
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉
    まさかの結末…でした。そうくるの?…と。色々と伏線はあったもののまずはそれに気づけるかどうか、それを重要な問題として認識できるかどうかです…できませんが笑 最後は真相究明でスッキリ✨と言いたいところでしたが、一つ大きな謎が残ったかな?と。
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉
    犯人を推理するだけではなくて、作中の作者も誰なのか?という構造にワクワクしながら読んだ。
    宮垣先生は本当に死んだのか?と序盤から疑問に思っていたので、こんなもんかと残念に思っていたら、なんと真犯人は別の人物!!
    これは最高に面白い!

    引っかかったのは生理の部分。こんなことあるかな?と現実に一気に戻...続きを読む
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉
    張り巡らされた伏線の数に驚きました。
    そしてそれを伏線と感じさせない自然さ。他の箇所不自然さを感じさせられ、思惑通りにその意図に嵌ってしまいました。

    真相を知った上で改めて読むと、「確かに…」と心地よい納得した違和感を味わえます。ぜひ再読をお勧めしたい1冊です。
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集
    角川ホラー30周年を記念して組まれた傑作短編集。失礼ながら「傑作といっても面白くない事あるよな…」と思いつつ読み始めましたが杞憂でした。この傑作集は本当に怖くて素晴らしい作品ばかり。表題作「影牢」をはじめ一級品が並びます。
  • Another (上)
    ミステリーを主戦場としてきた著者だけあって、作中に読者のミスリードを誘う記述が随所に見られ、それがほぼ無理なく機能して、作中で疑わしき(重要な)人物の印象がガラッと変わる。これがホラーとしてはかなり斬新な感じがしてとても面白かった。
    超自然的な内容を扱うホラー作品ではあるが、それでも作中では”呪い(...続きを読む
  • 十角館の殺人(5)

    絵が美しい

    原作既読でマンガもあると知り、無料分を読んでから全巻購入しました。ほぼ原作に忠実にマンガ化してあり、文章だけだと想像しづらいところもマンガにすると分かりやすいです。絵もとても美しいです。主要登場人物の性別が変更になってたり、今作品の発端となる事件の舞台が違っていたりはありましたが、ビジュアル的にも読...続きを読む
  • 奇面館の殺人(下)
    2015年(発出2012年) 347ページ

    鹿谷門実と一緒に推理していく過程が楽しめました。一つネタバレ。実は私も途中で日向京助犯人説を考えたのですが、これは否定されましたね。

    推理小説って、文章から映像を、頭の中にクリアに想像できる人じゃなければ謎解きできないんじゃないかって、最近よく考えます...続きを読む
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉
    2014年(発出1992年) 451ページ

    いやあ、前回の『迷路館』のレビューから「飛びます」と知らず知らずのうちにネタバレしてしまっていたではないか!(アホかいな)

    今回、小説1冊を1日で読み切る、という、若い頃しかできなかった芸当ができてしまった。それほど綾辻さんの文章は小説の世界に引き込ま...続きを読む
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉
    様々な手が尽くされたミステリのトリック・展開においてまだこんなものが残っていたとは…脱帽。映像では成立し得ない、本だからこその騙され方が見事だった。ミステリの常識を覆さないギリギリのラインで、なおかつ王道ミステリ、いわば「本格派」の名に恥じないバランス感覚こそが綾辻作品の意外性を作っていて、それが日...続きを読む
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉
    2009年(発出1988年) 483ページ

    久しぶりに綾辻行人さんの館シリーズを手に取りました。
    今回は講談社文庫〈新装改訂版〉。改訂前の版よりもフォントのサイズが大きくて読みやすかった。
    今までの館シリーズは新装改訂版が出ていると知らずに中古本で買ったものでした。

    今回も面白かったあ。
    舞台は...続きを読む
  • 暗黒館の殺人(四)
    長かった。
    正直1~3巻までは長くてダルかった。
    だけど回答編となるこの4巻に入ってある一文を見てから急展開してうおおぉ!となって読み進めました。

    1~3巻のここの描写いる?長いなーと思って流していたこともあったけど必要な描写だった…。思ったよりちりばめられてたね。全然気づけなかった…。
    まさかそ...続きを読む
  • Another エピソードS(角川文庫版)
    Anotherの本編とはまた違ったお話。本編を読んでおかないと分からないことがあるので、先に本編を読むことが大事。
    内容としてはすごく面白い。本編とこのエピソードSを全部読んでほしい。
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉
    やばい、館シリーズで1番好きかもしれない
    こんな壮大な叙述トリックがあっただろうか
    後半のワクワクったらありゃしない
    もう1回読まないといけない作品ナンバーワン
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)
    面白かった。十角館に匹敵する面白さ。
    トリックと中村青司の建築の壮大さがすごい
    全てが明かされる所のテンポの良さも気持ちいい
    まだまだ館シリーズ読める
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉
    館シリーズの第二弾。
    水車館で起こる事件を現在と過去を行き来しながら話がすすんでいく。
    十角館に続いて面白かった。
  • 暗黒館の殺人(四)
    遂に読み終わった。とてつもない達成感と虚脱感。この長い道のりを駆け抜けて良かったと思わせるラストでした。
    これは是非是非、皆さんに読んで頂きたいです。
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉
    作中作の形を取っているのだけど、最初から作者が誰なのかを想像しながら読む宿題が与えられてワクワク。
    館は今までで一番意味不明な作りで、何度も模式図に戻って確認しなければならなかった。閉鎖空間で競作しなければならない状況で、競ってる4人がみんな死んじゃうなんて!誰か残って怪しい容疑者になると思ってたの...続きを読む
  • Another (上)
    少し不気味で続きが気になるようなストーリー。「これすごく面白い!」って自信持って他人に紹介できる。「下」が楽しみすぎて今から読む。
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉
    複雑だったけど面白かった
    今のとこ十角館の殺人の次に好きかも
    どんでん返しからのどんでん返し
    作中作からの叙述からの叙述トリック