綾辻行人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ついに館シリーズの最高峰といわれる作品にたどり着く。
本当は迷路館の次は人形館を読むべきだが、どうしても我慢できなかった。
上巻だけで360ページほどあるが、全く退屈せずに読み進められた。
純粋に話の内容が気になりすぎて、謎解きよりもそちらの話に見入ってしまう。
十角館のように2つの異なる視点から時計館の一連の出来事を読み解いている。
それは過去から現在を刻む時計の針のように、少しずつ進んでいく。
過去の記憶が少しずつ紐解かれながら、現在へと続く謎を明かされていくのだろう。
彼らが行き付くのは処刑場か、それとも発狂か、はたまた"からくり"か。
この上巻での破線が下巻でどのようにして実線になるのか、非常に楽しみである。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「あたしのせいじゃない!」
「あなたのせいじゃない」
あなたのせいじゃないって言葉が慰めではなくただ淡々と事実を伝えているだけだというちぐはぐ感とテンポの良さで残酷ながらも好きなシーン。
今作はなんだかとっても鳴がお姉さんしてるね。
葉住さんずっと危うさがあるからどっかでなんかやらかしそうだなって冷や冷やしながら読んでたんだけどそんな事もなく生き残ってた。意外。
希羽ちゃん個性すごいありながらもストーリーに深く関わる訳でもなくてはて?と思ったんだけども次回作が『Another2009』らしく恐らくそっちでまた色々描かれるんだろうな。
次回作楽しみだけど千曳さんがまた心労抱える姿見るのは辛い。解放されて欲しいがどんな風になるのか。
上巻の時点で死者関連についてこういう事かなとなんとなく予想がついてしまったのが口惜しい。 それでも面白かった。満足です。
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Posted by ブクログ
ネタバレAnother無印のネタバレも含みます。
葉住さんと想くんのやり取りが歯がゆい。
もう少し優しくしたって〜と思うが。
赤沢さんが死者として登場するの続編ならではの面白さがある。
Another原作無印で受けた印象とは少し変わってだいぶん優しくて面倒見がよい。アニメでの赤沢さんの印象に近い。
しかし最後には殺さなければなのか。
恒一くんも登場して欲しいな〜夜見山に居ないから出ないかな?
千曳さんがずっと労しい。
パワーバランスの話に加えてミサキの名前が出てその瞬間に云々て事はそういう事なのかな?
悲惨な終わり方だったな上巻。どう決着をつけるのか気になります。
面白かった、下巻も楽しみ。 -
Posted by ブクログ
綾辻さんの問題作。
最近何かと目にすることが多くなったので
読んでみました。
なんとなく噂は聞いてたし、グロいんだろうけどまぁ問題無いっしょと、軽い気持ちで手を出しました!
グロいだけならテリファーみたいな感じで、全然余裕かなと思ってたんですけど…
グロいだけじゃなく、読んでるだけなのにめちゃくちゃ痛いし◯ぬ程怖いしお手上げでした!
双葉山に来たとある慈善サークルの8人を襲う、正体不明の◯人鬼…
次々とサークルのメンバーが◯されていくのですが、そのシーンがまぁ恐ろしい。
その手法が酷いんです。
字を追っているだけなのに、綾辻さんの具体的過ぎる文章のせいで、残酷なシーンがクリアにイメージできてしまう。
しかも、ただ◯すだけではなく、ひたすら苦しみを与えて簡単には◯なせてくれないという超鬼畜◯人鬼。
ただ◯されるだけならヌルいですわ。
13日の金曜日のジェイソンさんは優しいなぁと感じてしまう程です。
しかも、相当に残酷なシーンが絶えず繰り広げられますが、その裏ではあるトリックが仕掛けられていて…
たまげました。
そんなことあるか?!という真相ではありましたが、なんだか遊び心があって自分は読んでいて楽しめました。
逆襲編も楽しみ! -
Posted by ブクログ
遂に読み終えた。
こんなに長いミステリーを読む機会は、今後訪れないだろう。
超面白かった。
もしかすると
「読み終えたぞ!」という達成感によるブーストが多少あるのかも知れないが、
個人的には館シリーズの中で一番面白かったかもしれない。
この長さでほとんど中弛みせずに楽しめるのは凄いことだと思う。
シリーズの代表作といえば"十角館"なんだろうけど、
何もかもが違う。
これまで館シリーズを読んできた読書に対する、
ご褒美のような超長編。
私は前作から時間を空けて読んでしまったが、
間髪入れずに読んでる人はより一層楽しめると思う。
ファンタジー要素が入っている、と見せかけて
実は入っていない。
この塩梅も良かった。
ボリュームを恐れて手を出せずにいる方、
ぜひ読んで欲しい。
十角館と時計館は晴れてドラマ化されたが、まぁこれは長さ的にも内容的にも無理だろうな… -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった
凄惨な展開に陰鬱な気分で読み進めていたけれど最後一応メインキャラクターは生き残ってホッとした
真相が明らかになる気持ち良さや最悪な状況から脱する事が出来た解放感安心感に加え苦しさと切なさが残る余韻が良い
最後の最後まで実は『もう1人』は別の人物でした〜とかそういう最悪などんでん返しがあるのではとビクビクしていたがそんな事もなく一安心
勅使河原が風見を殺したと告白したシーンは愕然とした
全体が暗い雰囲気の中まだ登場シーンは楽しさがある勅使河原だっただけに尚の事
でも生きてて良かった風見
それまで超然とした雰囲気の見崎だったけれど生い立ちや血縁者との関係性の話でグッと感情移入しやすくなって嬉しい
ずっと超えられない一線の先にいるキャラクターなのかなと考えていたけど少し違った
今年度の生徒はもう大丈夫にしても千曳さんはこれからも災厄に向き合い続けるだろう事を思うと辛さもある