綾辻行人のレビュー一覧

  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    ネタバレ

    やっぱりおもしろい!
    よくまぁいろんな館とトリックを思いつくものだよね。
    ドラマ化第2弾に選ばれたそうで、どんなふうになるかなとワクワクしながら読むのもまた楽しい。

    前作に引き続き再読だけれども、相変わらず何も覚えておらず初読みと同様にまっさらな気持ちで読んでいる。
    消去法で内海が犯人かな~なんて思ってたのに、最後…!壁から犯人が入ってくるとか怖すぎでしょ。
    そうすると犯人は誰だ?
    10年前に一緒にきた学生達は殺される側だし、江南くんは違うでしょ?
    紗世子さんは補聴器と思わせているものが盗聴器なのかなとは思うけど、犯行は無理そうだし。
    こずえ…うーんしっくりこない。

    え?犯人いなくない?

    0
    2025年06月16日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    建物の構造や登場人物の関係が複雑ではないので、とても読みやすくてすぐに読み終わってしまいました。
    自分が予想していた展開の斜め上を行く作品で、驚きとわくわくの連続でした。
    館シリーズの中ではかなり好きな作品になりました。

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    2025年06月12日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    それぞれ体の一部がないマネキンが飾られているアパート、不気味すぎるだろ。自分なら普通に住みたくない。
    五体満足なマネキンならまだしも、ない部分を合わせると復活するという儀式的なやつなのか?住人からパーツ集めようとしてない?とか不安になる。

    あと、子供が次々と殺される連続殺人事件という、館とは関係ない事件が起きてるというのがまたこれまでとちょっと違う。館シリーズだと、犯人が殺すのは館の中の人達だけというイメージがあるので、今回は殺人犯人が二人以上いるとか?

    ただ、主人公が誰かに脅されている形なので、別の目的で子供たちをターゲットにしながら館の人たちも手に掛けようとしている、という可能性もある

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    2025年06月08日
  • 奇面館の殺人(上)

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    館シリーズ読破中です。9作目。
    館の中にいる人たちが皆、仮面をつけて集まる、不気味ながらも分かりやすい舞台です。そこでの殺人事件。仮面のせいで『誰が誰なのか分からない』

    この『誰が誰なのか分からない』というのが特に良かったです。
    これまでの館シリーズは空間ギミックがメインなことも多かったと記憶していますが、今回は『人の正体』という心理的なギミックが強めの印象でした。
    読みながら「この人は本当にこの仮面の人なのか?」「入れ替わってないか?」などの疑心暗鬼が止まりません。

    シリーズ恒例ではありますが、今回の館の主もまともではありません。
    そこも館全体の「変な文化」を構成する要素となっており、上

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    2025年06月07日
  • 緋色の囁き 〈新装改訂版〉

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    全寮制の女子校と魔女という中世欧州をイメージさせる舞台設定で発生する連続殺人
    過去の記憶が曖昧な主人公は時折緋い闇に堕ちる
    十角館→Anotherと進んだ私の綾辻体験はAnotherのエピソードゼロに戻ったような感覚でした
    筆者の初期作品を後から読むと、その進化が感じられます(どこから目線だよ)

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    2025年06月04日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    館シリーズ初の上下巻。登場人物一覧を見ただけでもうテンションがあがった!シリーズものならではの嬉しさワクワク感がありました。これこれこういうのが読みたかったんだよ!怒涛の展開のまま下巻へ。続きが楽しみ!

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    2025年06月01日
  • Another (下)

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    ネタバレ

    ミステリーを主戦場としてきた著者だけあって、作中に読者のミスリードを誘う記述が随所に見られ、それがほぼ無理なく機能して、作中で疑わしき(重要な)人物の印象がガラッと変わる。これがホラーとしてはかなり斬新な感じがしてとても面白かった。
    超自然的な内容を扱うホラー作品ではあるが、それでも作中では”呪い(=災厄)”に対する論理があり、それが通っていると感じる。私が思いつく疑問にも作中でのやりとりで答えており、理不尽な感じがしない。登場人物も個性を持って努力や試行をしており、物語を展開するためだけの無意味にバカな行動や人物がいない。
    端的に言って、私好みの作品だった。

    物語の前半部分(上巻の多くの部

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    2025年05月25日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    (備忘)とにかく長い笑 絢辻先生。。文庫4巻はやり過ぎですよ。。って感じでしたけど、読み終わった後の達成感は凄かった。内容に関しては、推理小説というより怪奇小説で、とにかく盛りだくさんすぎて、それぞれの驚きポイントでの感動が薄まってしまった気もする笑 でも、これまでの館シリーズとは明らかに異質な不気味な雰囲気がとにかく最高。これまでのシリーズの話も各所に散りばめられていて、ファンには堪らない構成になっていました。

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    2025年04月17日
  • Another 2001(下)

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    シリーズ一気読みしました。
    ラノベ小説に近いのでスラスラ読み進めることができ、先が気になって寝る間も惜しんであっという間に読みました。
    非常に面白かったです。
    ストーリーも現実味がないのにすごく惹き込まれました。
    前作エピソードSは退屈だったけどこの2001につながっているので読んでいて良かったと思いました。
    個人的には、文庫版のあとがきにある辻村深月さんの論評が素晴らしくてうわあ。と思いました。
    言語化するのがうますぎて愛が伝わってきて最後に読んだので正直自分の感想が全部持ってかれてしまいました。それほどに素晴らしいものでした。

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    2025年04月12日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    想像を遥かに越えた逆転でした。
    ネタバレは伏せますが、「なーんだ、この程度か…」という落胆を裏切ってくれます。なるほど、とスッキリした読後感です。

    殺人とはまた違う視点から、全てを把握した上で読み返すとまた一際感じるものがあると確信できます。館シリーズの集大成と言っていいのか、そこは疑問点ではありますが(ネタバレ的な意味で)

    3巻までの謎を順次解き明かしてくれる本巻含め、暗黒館全巻通して強くおすすめします。頑張って読み切れますように。

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    2025年04月04日
  • Another (下)

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    夢中になって読んだ作品です。
    この作品は2回読みましたが、作中の至る所に張られた伏線とその回収が綺麗すぎて本当に何度読んでも楽しめる傑作だと思います。

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    2025年03月27日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    2004年。館シリーズ第7弾。ここから新装版ではなくなる。再読。
    再読なのに、何も覚えていなかった('_') 衝撃なのに。
    渾身の館シリーズだな。
    幻想的で、ホラー、おどろおどろしく、でも理詰め。
    さすが、新本格の第一人者。と突然ホメだすのであった('_') 願わくば、このシリーズ完結させてほしい

    0
    2025年03月26日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    ネタバレ

    3巻までかかった読書期間が嘘のように4巻一気読みすぎました…綾辻さんご本人が一番お気に入りの作品だそうですが、シリーズのファンの中では好き嫌いが分かれる作品だとか。
    個人的には…好きだ…っ!でした。

    読み始めの段階で厚さにビビったので、最初から気になった箇所を(読書生活で初めて)メモりつつ進めていったおかげか、頭の中は割とスッキリした状態で内容を読み進められました。
    なので大体の伏線には気づけたんですが、やはり綾辻作品だけあって二重三重の伏線が張り巡らされていて全部まではやっぱり今回も気づけなかった…!
    ただ、3巻までの段階で中也くんが何者なのかは気づけてた。これは自分でも何で気づいたのか不

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    2025年03月24日
  • 暗黒館の殺人(三)

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    まずはその長さに驚愕しました。見た目が太い。他の巻と比べて明らかに太いその見た目に威圧されながらも、3ヶ月かけてなんとか読み終えました。

    新たな殺人・そして生まれる謎に加えて、舞台は過去へと遡ります。18年前に起こった殺人と幼少期の玄児の視点。長いながらも読み進めていくと経つ時間が早いです。読ませる力を感じさせられます。暗黒館の歴史が持つ謎を概ねはこの巻で解決されますが、連続する殺人事件は一向に解決の糸口すら見出せないまま。

    暗黒館の闇が覆っている謎を、最終巻で晴らしてもらえることを楽しみにしています。

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    2025年03月17日
  • 十角館の殺人(1)

    匿名

    無料版購入済み

    コナン君がなんともキュートな女の子になって活躍。まさか巻末おまけマンガでお茶目な4コマを読めるとは思わなかった嬉しかったですw

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    2025年02月17日
  • 眼球綺譚

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    大事に本棚で寝かせてあったとっておきを。
    身近で深泥ヶ丘を読んで、嬉々として語る人を見て我慢できずに。
    それはもう大満足の一冊でした。

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    2025年02月11日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    ネタバレ

    3巻読破時点での感想↓
    「全てが分かりやすい、分かりやすいんだよね。もうその補助輪的なのが鬱陶しくて。自分はどっちかっていうと、どっかのメルカトルくんみたいな、頭の良い人間に振り回されたい派だ。
    まあ、最終巻でどんでん返しが起こって、この「分かりやすい」が、読者のミスリードです!ってなったらもう惚れちゃうかもしれないけど……」

     マジで、「最終巻でどんでん返しが起こって」惚れちゃいました。愚か。
     今まで、どちらかといえば、トリック自体に重きを置いたミステリ作品ばかり読んできたので、いわゆる「叙述系」は初体験だったかもしれません。事件に使われたトリック自体はさほど難しくないのですが、この本に

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    2025年02月09日
  • 暗黒館の殺人(三)

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    次々と謎が明らかになっていく。そして、衝撃的なラスト。読む手が止まらなくて、1日で読み切ってしまった。感想は四巻を読み終わってから、まとめて書きたい。

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    2025年02月09日
  • 奇面館の殺人(下)

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    ネタバレ

    エピローグの鹿谷と日向のやりとりで、
    「仮に親しい編集者から、この事件を小説化しましょうと云われたとしても断固、願い下げだなあ。」
    にニヤついたのはワタシだけではないはず笑

    これがネタバレかどうかは微妙なので一応ネタバレにしておきました。

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    2025年02月06日
  • 月館の殺人 上

    匿名

    大好きな佐々木さんと綾辻さんのコンビを読めるとは!本編もさることながらあとがきが楽しく、ファンとしては何粒も美味しい♪です

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    2025年02月05日