綾辻行人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
しばらく読んでまず感じたのは、40年近く前の作品なのに非常に読みやすく、色褪せていないということ。ともすれば複雑になりそうなたくさんの情報だけど、整理されて理解もしやすかった。(実は結構書き直したらしいけれど)
推理小説においては合間合間で本を閉じて「こういうことか・・・?」と想像する余白が多くあるので、これくらい読みやすいと頭も整理してそういう機会を多く作りたくなるなと感じた。
そして犯人がわかった時。
特に推理力もないので、案の定全然予想してない角度の回答で、でもそれが心地よかった。外国名ばかりで海外のお話なのかな?と思ったけど、それがこんな形で生きてくるとは。。と感心した。
この作 -
Posted by ブクログ
館シリーズ2作目。人里離れた場所に建てられた奇妙な館。そこには、亡くなった有名画家の作品が全て集められ、不気味な仮面を被った主人とその幼妻、お手伝いさんらがひっそりと暮らしている。そんな水車館にて、画家の愛好家たちが招かれる年に一度の集まりが開かれるのだが、奇妙な事件が2年も続いて起こってしまう……。
過去パートと現在パートが交互に繰り返される構成、多くの情報量に、少なからず頭が混乱したものの、終盤の種明かし時には全ての要素が明快に整理されるため、爽快感・満足感とともに読み終われた。過去パートと現在パートで語り手の視点が変わることの意味が分かった時は、思わず膝を打った。
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Posted by ブクログ
ネタバレまさに『時計館の殺人』というタイトルに相応しい作品だった。ミステリー小説に対して不謹慎な表現かもしれないがブラボーとしか言いようがない。
タイトルから想像できてもいいようなものなのに、最後までまったく気づかなかった。これは私自身の察しの悪さだけが理由じゃない気がする。この小説には読者の目を曇らせる巧妙な仕掛けがあると見たね!一体何かって?……それはわからないけど。
でもそういうトリックだったから彼らは長いこと合流することがなかったんだなと今この文章を書きながらふと思った。
そりゃそうだ。最初から一緒だったのなら支障はなかったかもしれないけど、途中からの合流だと犯人にとってはすべてがご破算にな