綾辻行人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大好きな綾辻さんの館シリーズ。
順番通りではないけど、この本で6作品目の館シリーズを読んだ。
『人形館の殺人』は異色編で賛否両論あるとのことだったので、どう異色なのか、自分はどう思うのか確かめたかった。
なるほど、これは確かに異色作だ。
今までの館シリーズとは毛色が違う。
ネタバレにならないで唯一言えるのは、クローズドサークルではないということ。
館に誰も閉じ込められてない!
それなのに没頭できて一気読みだった。
人里離れなくても閉ざされてなくても、館シリーズならではの怪しい雰囲気は他の作品と変わらない。
前作とは違うトリックで読者を驚かせよう、楽しませようとしてくれる綾辻さんがやはり好きだ。
どの作品もそれぞれ違う驚きがあるので、自分の中でランキングが付けられない。
全9作しかない館シリーズの未読は、残り3作品になってしまった(;_:)
もうもったいなくて読めないよ。。。
自分をまた本好きにしてくれたのが『十角館の殺人』のあの1行だった。
本でなければ感じられない面白さを思い出させてくれた。
だから館シリーズには特別な思いがある。
現在、館シリーズ最後の作品となる10作目の『双子館の殺人』を執筆中だとか。
これが本当の最後だと思うと寂しくてたまらない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ犯人を推理するだけではなくて、作中の作者も誰なのか?という構造にワクワクしながら読んだ。
怪しいなと序盤から疑問に思っていたので、こんなもんかと残念に思っていたら、なんと!!
これは最高に面白い!
6人も殺害した真犯人がわかっているのに本の出版で警告しただけということが気になった。
宮垣先生以外の5人は、罪もないのに殺されたにも関わらず、真犯人が捕まっていないのはモヤモヤが残った。あまりにも気の毒すぎるので、せめて5人がもっと悪人でいて欲しかった。
最後の最後までどんでん返しがあって、最後まで読者を驚かせてくれる。
館シリーズは全部読みたくなった。 -
ネタバレ 購入済み
絵が美しい
原作既読でマンガもあると知り、無料分を読んでから全巻購入しました。ほぼ原作に忠実にマンガ化してあり、文章だけだと想像しづらいところもマンガにすると分かりやすいです。絵もとても美しいです。主要登場人物の性別が変更になってたり、今作品の発端となる事件の舞台が違っていたりはありましたが、ビジュアル的にも読者に訴えるドラマティックさにおいても変更して良かった例ではないかと個人的には思いました。この作品の小説の舞台が今から40年前近い設定ですのでマンガ化されるにあたり原作にはないスマホが出てきたり、原作者の側からみても変更があってしかるべきかと。作品上必要な要素ではありますが、登場人物の大学生がめっちゃヘビースモーカーだったり、女性ばかりが食事当番してたり現在ではちょっと‥な描写もあり。大胆トリックがキモの作品ですがマンガだとこういう表現が出来るのだなと感心しました。巻末のオマケマンガは本作のシリアスさを和らげてくれて心のオアシスになりました。映像化不可能といわれたこの作品がドラマ化決定と聞き、トリックはどうするんだろうかとそちらも楽しみです。