あらすじ
鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。角島(つのじま)・十角館の惨劇を知る江南孝明(かわみなみたかあき)は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる! 不朽の名作、満を持しての新装改訂版。
「針のない時計塔」は何を語る? 百八個の時計が恐怖を刻むシリーズ代表作!
感情タグBEST3
読み応えある!
本当に毎度、異様な設定で、
プロットしっかり、怖さもある。凄いなぁ。
15年くらい前に一度読んだときに頭に描いた館を今でもよく覚えている。
そして、今回はまた、少し違う色合いに見えた。
自分の読み方が変わったんだろうな。
実写化大丈夫なの?
迷路館の感想で描写が残酷だからこれは実写化されないのかな、なんて書いたのですが、こちらの方がよっぽど……。
これ、本当に実写化するんですか?
中村青司建築もそれなりにパターン化している中で今回はどうなることかと思っていたら、最後の最後にひっくり返るのも同じパターン、というかいっそ様式美といえますね。
個人的にはミステリというよりホラー味を感じました。小早川さんの気持ちわかる。。
針のない時計塔
館に潜むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜
忽然と姿を消す美人霊能者
閉ざされた旧館では、恐るべく惨劇が幕を開ける。
館シリーズ 第5館目
今作から 登場人物が27名と一気に増え
把握しきれるかと不安になりながら読み始めたものの
各人物のキャラが立っており
思ったよりすんなり読み進められました。
過去作から読んでる方には
ん!?と驚く人物が登場し少し嬉しくも不安に駆られますね。笑
結末が想像出来てしまったので
評価は少しキツめに…内容自体は綾辻ワールド全開で安定です!