綾辻行人のレビュー一覧
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うっわ!!!!が何よりの感想。
すぐ読める短編ばかりだが、全てが全て気持ち悪い。もちろん良い意味で。ホラーと言うよりは、グロめのゾワゾワしてくる系。
『特別料理』は特に。夜中のバス車内で読んで、思わず一旦閉じてしまったレベル。
どの話も、気持ち悪いけど面白い。加えて、言葉選びが綺麗だなと思う場面が多々あった気がする。内容グロさと表現の美しさとのギャップが、余計に気持ち悪さを際立たせているのかも?
唯一、『バースデー・プレゼント』だけは内容がよく分からなかった。
全話通して、ユイと言う子が出てくる。ただ、同名の別人らしい。
あとがきで、『そのような趣向を凝らした意図は?と訊かれたとして、ここで -
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ネタバレ館シリーズ第7弾 3巻目 (全4巻)
2つの殺人事件の犯人が絞れない中、玄児の口からダリアの宴や十八年前の事件について語られる。そして、惑いの檻の意味や玄児の出生の秘密まで。
真相は徐々に明らかになっていくが、暗黒館と浦登家の闇と事件の謎は深まっていく。
前回の疑問を整理したメモの答えが出たものの、中也にしてみたら簡単に理解し納得できるものではないよね〜。
「なにを勝手に巻き込んでくれとんねん!」だわ~。
〈視点〉もなんだか不気味だし、そして、双子の姉妹が!!
とうとう次はラスト!
真実はいつもひとつ!となるのかしら、楽しみ〜 -
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読書初心者の自分が唯一ハマっている作者で、シリーズ全て読んでみたいと思える館シリーズの3作目。十角館の衝撃そのまま、続く水車館も面白く、見事にハマっていった。夕木晴央の方舟や十戒の様なクローズドサークル?ものが好みで、限られた人数でどの様なトリックが使われているのかと言う点がとても想像力を掻き立てられる。館シリーズは割とライトな感覚で読むことができるのも良い点で、ある種エンタメとして重要な手軽さを備えている点で高く評価したい。
今回も謎を解いてやろうと意気込み読み始めたが、結局予想できない結末であった。
手軽に読むことができる、尚且つトリックも面白い。まだ館シリーズは何作もあるので、楽しみで仕 -
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ネタバレサービスアパートの図書室で借りた。
夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた。この“世界”ではいったい何が起きているのか――。
ホラーって書いてあって躊躇してたけど読んでみた。
1998年が舞台。
主人公の恒一だけがなにも知らされなくて、こちらも一緒になって気になりまくる。
三年三組の生徒やその血縁者が亡くなるという超自然現象。
“「それが起こってしまうと――始まってしまうとね、その -
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シリーズ第6弾です。
今回は鹿谷&江南コンビが活躍!
でも江南くんちょっと鈍くってワトソンにもなれてないかも笑
東京のホテルで火事にあい、記憶を失った鮎田老人からの依頼を受けた鹿谷と江南。
鮎田老人の書いた手記を元に黒猫館の場所や黒猫館で起こった事が本当の事か推理する。
江南くんが密室苦手とは笑
私と一緒‥。結構大掛かりの密室トリックを解明されてもふーんって思ってしまう笑
今回の物語に大仕掛けな密室があるかどうかは、読んでみてください。
でも、うん、騙されました。
まぁ、騙され、驚かされるために読んでるんで良いんですけどね。
次は大作暗黒館!頑張ろう笑