綾辻行人のレビュー一覧
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ネタバレ前作時計館と比べるとボリューム控えめでサクッと読めた。鮎田さん=天羽辰也は早い内から何となく予感があって、名前がアナグラムになっているのに気付いて確信。勝った…!(?)と思ったけど、これは作中の言葉を使うなら問題の八十パーセントで、残りの二十パーセントの本命の問題には手が届いてなかったってことだね。
江南くんと同じ意見で密室があまり好きじゃないので、掛け金のトリックも痕跡がないなら氷じゃない?と適当な感じで推理。結果正解だったけど、そういえば冷凍庫壊れて氷無いんでしたね…。だから本当の意味で密室のトリックを解くには、館のトリックを見抜く必要があったと。うーんよく出来てる。
地球規模の大胆な叙述 -
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ネタバレ今回のはミステリーというより、「私」の心情を楽しむ本だったと思います。
かなり最初の方からなんとなく「私」が犯人だろうなと思ってました。
本人は本気で悩んでるようだったから、多重人格で知らないうちにしたのだろうと。
本人なら鍵で開けられるし。
「私」の歪な面や違和感が、読み進めるうちにどんどん強くなりました。
最初から、今まで保護者になんでもしてもらっていたゆえの何もできない子どもっぽさを感じていました(沙和子との共依存も)。
さらに嫌がらせ後も、大人としての対応がなく他人任せで誰かに助けを求めてばかりの、小学生のまま内面の時間が止まっているように感じました。
たとえばもし小学生から引きこ -
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ネタバレ
浮遊する水 鈴木光司
これあれじゃね?仄暗い水の底のやつって思いながら読み終わったら仄暗い水の底だった。びっくりした。
猿祈願 坂東眞砂子
ラストが本当に怖かった。不倫許せない人間なので、いい気味とか思えそうだったけれどもそんなこと吹っ飛ぶぐらい怖かった。読み終わってからヒェって声出た。
影牢 宮部みゆき
怖かった〜。語り口調の小説苦手なのに、すっと頭に入るのはさすが。驚くほどのどんでん返しはなかったけれど、ため息が出る感じの気持ち悪い怖さ。ずっとへばりつくような不気味さというか不快感があって、最後にそれがなんとなく意味がわかる感じ。
集まった四人 三津田信三
読んでる間ずっとぞわぞわ -
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十角館のドラマが面白かったのと新しくまたやるらしいので1作目しか知らなかった館シリーズ読んでみようと。
十角館と同じかそれ以上に『そして誰もいなくなった』風だったので『そして誰もいなくなった』っぽい人が犯人だと思わせつつなんかどんでん返しあるだろうと読み進め、そこまでは合っていた。
この時代にそんな素晴らしく面倒見のいいパパいる?とジェンダーバイアスばりばりで違和感覚えたところも結果的には惜しかったんだな。性別をミスリードする理由が主にアレなのはちょっとリアリティがないというか発想が若干気持ち悪い。
さくさく読めて楽しいミステリ。作中作の趣向もいい。