綾辻行人のレビュー一覧

  • 殺人鬼 ――逆襲篇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    覚醒編を読んで耐性がついたのか、グロシーンを読んでも怯みづらくなりました。相変わらずグロシーンはありますが、すらすら読み進められました。殺人鬼の正体など分かりそうでわからない焦らしがとてもドキドキして楽しかったです。

    0
    2026年04月04日
  • びっくり館の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    館シリーズというのは十角館の殺人しか読んでないのでこれで2作目。子供向けということで読みやすかったけど子供向けとは思えない気味悪さがあってよい。叙述トリック自体にはちょっとズルさを感じてあまり好きではないのだけど、しなければいけないことという表現を使ったり、線を溝と言い直しているのに例の場面では線に戻ってたり、警察が密室を問題にしてなかったり、リリカを「」に入れてあったり、虐待の話題がやや唐突だったり、などちゃんと違和感を感じるヒントが散りばめられているのでこの作品に関しては納得感がある。

    0
    2026年04月02日
  • 暗黒館の殺人(四)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「館シリーズ」7作目。孤島の妖しげな館を舞台にしており、読んでいてまず雰囲気が似ていると思ったのは京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」であった。浦登玄児が時に歴史的な智識などを交えつつ、館のいわれなどについて語る様子は、どことなくあの古書店の主人を思わせる。しかし本作はそれに留まらず、古今東西のあらゆる推理小説から影響を受けていることは明白であり、謎の儀式やら、曰くつきの一族やら、秘められた過去の事件やら、過去に数多の小説で扱われてきた要素がつぎつぎと登場したかと思えば、挙句は結合双生児(いわゆる「シャム双生児」)まで出てきて、さながら推理小説界の幕の内弁当である。「館シリーズ」の集大成どころか、推理小説全体を束ねるような存在である。本作は文庫本で全4巻になるという大ヴォリュームであるが、こんなにさまざまな要素を採り入れていればそれも当然であろう。それでいて胃もたれを起こさせるような内容ではないのは、さすがの筆力といったところであろうか。もちろんちゃんと面白さも伴っていて、この長さもまったく気にならないほど楽しく読むことができた。しかし、推理小説のクオリティとしてはどうか。個人的には「〝視点〟」という存在についてどうしても馴染めなかったし、推理小説の手法としてもややアンフェアだと思う。「〝視点〟」は自由自在に時空を移動して、急に過去のできごとを「目撃」している場面に移るなど、独特の存在であるが、どうにも違和感がある。小説で過去に急に場面転換をすることは一般的に許されているのであるから、たとえば回想シーンを取り入れるなどして、もっと自然な形で描いてほしかった。長さという意味では超大作でも、コレでは内容としては超大作とはいえない。面白かったとはいえ、もうすこし4巻のヴォリュームにふさわしい、欠点がないような内容であってほしかった、というのは贅沢すぎる感想であろうか。

    0
    2026年04月01日
  • 暗黒館の殺人(三)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「館シリーズ」7作目。孤島の妖しげな館を舞台にしており、読んでいてまず雰囲気が似ていると思ったのは京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」であった。浦登玄児が時に歴史的な智識などを交えつつ、館のいわれなどについて語る様子は、どことなくあの古書店の主人を思わせる。しかし本作はそれに留まらず、古今東西のあらゆる推理小説から影響を受けていることは明白であり、謎の儀式やら、曰くつきの一族やら、秘められた過去の事件やら、過去に数多の小説で扱われてきた要素がつぎつぎと登場したかと思えば、挙句は結合双生児(いわゆる「シャム双生児」)まで出てきて、さながら推理小説界の幕の内弁当である。「館シリーズ」の集大成どころか、推理小説全体を束ねるような存在である。本作は文庫本で全4巻になるという大ヴォリュームであるが、こんなにさまざまな要素を採り入れていればそれも当然であろう。それでいて胃もたれを起こさせるような内容ではないのは、さすがの筆力といったところであろうか。もちろんちゃんと面白さも伴っていて、この長さもまったく気にならないほど楽しく読むことができた。しかし、推理小説のクオリティとしてはどうか。個人的には「〝視点〟」という存在についてどうしても馴染めなかったし、推理小説の手法としてもややアンフェアだと思う。「〝視点〟」は自由自在に時空を移動して、急に過去のできごとを「目撃」している場面に移るなど、独特の存在であるが、どうにも違和感がある。小説で過去に急に場面転換をすることは一般的に許されているのであるから、たとえば回想シーンを取り入れるなどして、もっと自然な形で描いてほしかった。長さという意味では超大作でも、コレでは内容としては超大作とはいえない。面白かったとはいえ、もうすこし4巻のヴォリュームにふさわしい、欠点がないような内容であってほしかった、というのは贅沢すぎる感想であろうか。

    0
    2026年04月01日
  • 暗黒館の殺人(二)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「館シリーズ」7作目。孤島の妖しげな館を舞台にしており、読んでいてまず雰囲気が似ていると思ったのは京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」であった。浦登玄児が時に歴史的な智識などを交えつつ、館のいわれなどについて語る様子は、どことなくあの古書店の主人を思わせる。しかし本作はそれに留まらず、古今東西のあらゆる推理小説から影響を受けていることは明白であり、謎の儀式やら、曰くつきの一族やら、秘められた過去の事件やら、過去に数多の小説で扱われてきた要素がつぎつぎと登場したかと思えば、挙句は結合双生児(いわゆる「シャム双生児」)まで出てきて、さながら推理小説界の幕の内弁当である。「館シリーズ」の集大成どころか、推理小説全体を束ねるような存在である。本作は文庫本で全4巻になるという大ヴォリュームであるが、こんなにさまざまな要素を採り入れていればそれも当然であろう。それでいて胃もたれを起こさせるような内容ではないのは、さすがの筆力といったところであろうか。もちろんちゃんと面白さも伴っていて、この長さもまったく気にならないほど楽しく読むことができた。しかし、推理小説のクオリティとしてはどうか。個人的には「〝視点〟」という存在についてどうしても馴染めなかったし、推理小説の手法としてもややアンフェアだと思う。「〝視点〟」は自由自在に時空を移動して、急に過去のできごとを「目撃」している場面に移るなど、独特の存在であるが、どうにも違和感がある。小説で過去に急に場面転換をすることは一般的に許されているのであるから、たとえば回想シーンを取り入れるなどして、もっと自然な形で描いてほしかった。長さという意味では超大作でも、コレでは内容としては超大作とはいえない。面白かったとはいえ、もうすこし4巻のヴォリュームにふさわしい、欠点がないような内容であってほしかった、というのは贅沢すぎる感想であろうか。

    0
    2026年04月01日
  • 奇面館の殺人(下)

    Posted by ブクログ

    謎解き感覚で楽しめる作品。作中に出てくる謎に挑むも全敗。なるほど、そんな考察ができたのか。なんとなくの違和感を見逃さなければ、犯人特定できたかも。

    0
    2026年03月31日
  • 殺人鬼 ――覚醒篇

    Posted by ブクログ

    スプラッター系?初めて読んだけど読んでいて辛くなるような死に方がたくさん出てきて休憩しながら読み切りました笑笑
    グロに耐えるので精一杯だったので張り巡らされている伏線に一向に気づく気配すらありませんでした!(言い訳)
    楽しい読書体験でした。

    0
    2026年03月30日
  • 暗黒館の殺人(一)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「館シリーズ」7作目。孤島の妖しげな館を舞台にしており、読んでいてまず雰囲気が似ていると思ったのは京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」であった。浦登玄児が時に歴史的な智識などを交えつつ、館のいわれなどについて語る様子は、どことなくあの古書店の主人を思わせる。しかし本作はそれに留まらず、古今東西のあらゆる推理小説から影響を受けていることは明白であり、謎の儀式やら、曰くつきの一族やら、秘められた過去の事件やら、過去に数多の小説で扱われてきた要素がつぎつぎと登場したかと思えば、挙句は結合双生児(いわゆる「シャム双生児」)まで出てきて、さながら推理小説界の幕の内弁当である。「館シリーズ」の集大成どころか、推理小説全体を束ねるような存在である。本作は文庫本で全4巻になるという大ヴォリュームであるが、こんなにさまざまな要素を採り入れていればそれも当然であろう。それでいて胃もたれを起こさせるような内容ではないのは、さすがの筆力といったところであろうか。もちろんちゃんと面白さも伴っていて、この長さもまったく気にならないほど楽しく読むことができた。しかし、推理小説のクオリティとしてはどうか。個人的には「〝視点〟」という存在についてどうしても馴染めなかったし、推理小説の手法としてもややアンフェアだと思う。「〝視点〟」は自由自在に時空を移動して、急に過去のできごとを「目撃」している場面に移るなど、独特の存在であるが、どうにも違和感がある。小説で過去に急に場面転換をすることは一般的に許されているのであるから、たとえば回想シーンを取り入れるなどして、もっと自然な形で描いてほしかった。長さという意味では超大作でも、コレでは内容としては超大作とはいえない。面白かったとはいえ、もうすこし4巻のヴォリュームにふさわしい、欠点がないような内容であってほしかった、というのは贅沢すぎる感想であろうか。

    0
    2026年03月29日
  • 暗黒館の殺人(四)

    Posted by ブクログ

    いよいよ解決篇。終わってしまうのか、という寂しさを感じながらの一気読みだった。
    殺人事件そのものの謎も大変おもしろかったが、読者に仕掛けられた謎が最後に畳みかけるように明かされ、巨編でありながらも最後のスピード感と余白のある終わり方がすごい。

    これまで登場した館がチラつくことも納得の、館シリーズの基礎になる作品で、読み応えもあるしシリーズものとしての期待に応える上質なミステリだった。

    全体を通してホラーのような雰囲気があり、京極堂に解決してほしい案件だなと妄想した。

    0
    2026年03月28日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    犯人宛て小説の短編集。どの短編も頑張って考えたけど、全部当たらなかった。1話目からそんなんアリ?って感じでめちゃくちゃ騙された。でもよくよく読み返してみれば確かにそんなこと書いてたし、書いてなかったしでちゃんと考えたらわかるものばかりだったなと。所々当たってる部分もあって楽しく読めた。
    個人的に4話目がおもしろかった。全く違うのに頭に浮かんでくるキャラクター像が知ってるそれで、完全に置き換えて頭の中でみんな動いてた。笑

    0
    2026年03月28日
  • 暗黒館の殺人(三)

    Posted by ブクログ

    いよいよ明らかになる「ダリアの日」の秘密。
    因縁の始まりから玄児の出生の秘密までの説明は、食い入るように読んだ。
    背景が明らかになったようでいて、それでも殺人事件の動機がわからず、一層深みに入っていく感覚だった。

    ここまで、警察こそ介入しないものの、事件に対する調査や考え方は合理的で、理にかなっているからこそ、謎解きまでの高まりを感じる。

    0
    2026年03月28日
  • 十角館の殺人(5)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ミステリ研メンバーの学生たちがどんどん殺されるお話。
    謎がちょいちょい解かれていくんだけどそのスピード感が素晴らしい。
    特に犯人が判明する瞬間はとても爽快だった。
    原作だと男女が違う人がいるらしいので今度読んでみようと思います。

    0
    2026年03月25日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作時計館と比べるとボリューム控えめでサクッと読めた。鮎田さん=天羽辰也は早い内から何となく予感があって、名前がアナグラムになっているのに気付いて確信。勝った…!(?)と思ったけど、これは作中の言葉を使うなら問題の八十パーセントで、残りの二十パーセントの本命の問題には手が届いてなかったってことだね。
    江南くんと同じ意見で密室があまり好きじゃないので、掛け金のトリックも痕跡がないなら氷じゃない?と適当な感じで推理。結果正解だったけど、そういえば冷凍庫壊れて氷無いんでしたね…。だから本当の意味で密室のトリックを解くには、館のトリックを見抜く必要があったと。うーんよく出来てる。
    地球規模の大胆な叙述トリックが面白く、とても楽しめた。次作も期待!

    0
    2026年03月25日
  • 暗闇の囁き 〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    美少年の兄弟と聞いて読み始めた。(不純)
    ミステリというよりはホラー寄りで結末が気になり一気に読めた。

    0
    2026年03月24日
  • 暗黒館の殺人(四)

    mii

    購入済み

    ミステリというか

    うーん、オカルト?ファンタジー?
    事件に関しては論理的に問題はないし納得のいく推理でしたが、あまりにも要素が詰め込まれすぎてて……グロ注意!(一巻のレビューに書くべきだと思いますが)

    ただ、ラストの伏線回収はやはり見事ですね。
    してやられた感。

    最後に出てきた「医者である家人」が、あの子のことだといいなと思いつつ。

    #ドロドロ #ダーク

    0
    2026年03月18日
  • 意外な犯人 犯人当て小説傑作選

    Posted by ブクログ

    純粋に犯人当てを楽しみつつ読めた。
    短編集なので話の区切りが丁度良く、頭が疲れた頃に解答編に入って一旦終わり!って中断できるので、程よく疲れて程よく知的好奇心も刺激されて楽しかったです。

    綾辻行人さんのは比較的すぐ分かるかと思いますが、乾くるみさんのは腹を括って読んだにも関わらず見抜けなかった〜。
    作者さんそれぞれの癖も楽しめる一冊だと思います。

    0
    2026年03月16日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    浮遊する水 鈴木光司
    これあれじゃね?仄暗い水の底のやつって思いながら読み終わったら仄暗い水の底だった。びっくりした。

    猿祈願 坂東眞砂子
    ラストが本当に怖かった。不倫許せない人間なので、いい気味とか思えそうだったけれどもそんなこと吹っ飛ぶぐらい怖かった。読み終わってからヒェって声出た。

    影牢 宮部みゆき
    怖かった〜。語り口調の小説苦手なのに、すっと頭に入るのはさすが。驚くほどのどんでん返しはなかったけれど、ため息が出る感じの気持ち悪い怖さ。ずっとへばりつくような不気味さというか不快感があって、最後にそれがなんとなく意味がわかる感じ。

    集まった四人 三津田信三
    読んでる間ずっとぞわぞわしてた。一緒に居る人間がだんだん人外に思えてくるときの世界が歪むような恐怖感、大好きだけど本当に怖い。足元が急にフワフワするというか、世界全部が曖昧になる感じ。

    山荘奇譚 小池真理子
    不条理というか、整合性が無いというか、いつの間にか眠っていて夢を見ていたような話。でも背筋は冷える。
    登場人物のディテールがとても良くて、人物にフォーカスしやすいから、ぐっと感情移入してしまうのだと思う。このかたの作品読み続けたら気が触れそう(悪口ではない)

    バースデー・プレゼント 綾辻行人
    最初から最後まで「?????」だった。なんだこれ?綾辻行人が読んでみたくてこの本読んだんだけれども、こういう作風なの??ホラーというよりはグロテスクな絵本みたいな話。

    迷い子 加門七海
    〇〇と思いきや、××と思いきや、△△と思いきや、⬛︎⬛︎というオチ。話が二転三転する割に単純で、難解な言葉を使って翻弄してやろうという思惑が透けて見えて、好みではなかった。オチも読めたし。
    東京住まいではないので情景が思い描けなかったのも入り込めない理由の一つだと思う。

    赤い月、廃駅の上に 有栖川有栖
    これまでははなんとなく背中がじんわり寒くなるような静かな話だが、これは明らかに暴力性が高い「怪異」のホラーだった。電車にもっと興味あればもっと楽しいのかも。

    0
    2026年03月15日
  • Another エピソードS(角川文庫版)

    Posted by ブクログ

    Anotherの後日談的なスピンオフ作品。
    本編程の衝撃は無いものの、普通に叙述トリックに騙されました…。
    読みやすくてやはり面白い。早くAnother2001も読みたいなぁ。

    0
    2026年03月14日
  • Another 2001(下)

    Posted by ブクログ

    「ANOTHER」の続編。

    夜見山中学校3年3組を襲う「災厄」は引き継がれてしまった。

    その「災厄」から逃れるために、「いないもの」として扱われることを選んだ比良塚想。

    それでも止まらない「災厄」。
    中学3年生が立ち向かうには大き過ぎるのではないか?と思うが、この小説の良さはそこにある。

    今まさに悩みを抱えている子たちに。
    夜見山中学校3年3組の生徒たちが遭遇した理不尽。これを思えば、どんな悩みも小さく思える。

    不思議に勇気をもらえるミステリーでもあるから不思議。

    0
    2026年03月14日
  • 殺人鬼 ――覚醒篇

    Posted by ブクログ


    読む際はご注意下さい
    殺戮、虐殺、とにかくスプラッタ
    気持ち悪くなるくらい描写が恐ろしい

    読みやすく、ミステリ要素もあり世界観に引き込まれる綾辻作品

    0
    2026年03月12日