綾辻行人のレビュー一覧
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館シリーズ、6館目。
火災で重傷を負い、記憶を失った老人・鮎田冬馬。唯一の手がかりは彼が書いたと思われる手記。彼は記憶を取り戻せるのか?
本書の舞台は黒猫館。
屋根のてっぺんに風見鶏ならぬ風見猫が取り付けられ、前庭の木々が動物の形に似せて刈り込まれている。
窓もかわいいし、見た目は一番好みかも♡
本書もまた好きな構成!
私は本筋の”謎”より、徐々に浮かび上がってくる新たな”謎”の方が気になって仕方なかった。
過去作との意外な繋がりもあって楽しめた。
最後に明かされる真相のスケールの大きさに驚き。
あんなにたくさん伏線が張り巡らされていたのに、伏線を伏線だとも思わず…何も -
Posted by ブクログ
ネタバレ幻想的でミステリアスで綺麗な雰囲気の小説。
吹雪の山荘も、霧越邸という名称もよく似合う。
館の中で起こる超常現象も嫌な感じではなく、これが何か意味をなしているのかそうでないのかは、受け取り手の解釈に委ねている、というところもいい。
SFすぎるミステリーはあまり得意ではないので。
槍中さん、"綺麗なもの"への執着や情熱が凄すぎてイカれ男になってしまっている…笑
槍中さんが骨董品や文学とかについて長々と語っているところはやや退屈になってしまった。現実にこういう男がいたらモテないだろう。笑
超常現象の影響も信じすぎだし。かなりや置いてあるからってそんな気にせんでいいでしょ。笑
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Posted by ブクログ
ネタバレ★4。
あいかわらずわけがわからない不安感に満ちてたなぁ(笑)なんかこう、しばらくぶりにこのシリーズ読んだから、初めの2話くらいは無性に不安になったね。自分の生きている世界も、「私」の世界のように不安定で覚束無いものなんじゃないかという気がしてしまう。そこが面白いところだけどなー。
つか、前はもっとただただ淡々とおはなしが進んでた気がしたけど、違ったっけ?今回はやけに擬音表現が多かった気がしたなー。前のを忘れてるだけかしら。
綾辻先生は難解というかトリックとかが複雑だったりグロだったりするからこの深泥丘シリーズは唯一読みやすかったんだけど、うん、また続き書いてほしーなー。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ烏裂野(うれつの)という山里を舞台に、謎めいた秘密を抱える円城寺家の周辺で起こる死の連鎖が描かれる。実矢と麻堵、美少年の兄弟、あっちゃんという謎の少年。一切話すことのない母円城寺香澄、その夫で子供たちに非常に厳しい円城寺隼雄、ミヤとマドの家庭教師の滝川遙佳、隼雄の妹の安達雅代、使用人の佐竹周三と邦江夫妻。雅代の子供克之。
屋根裏部屋に閉じ込められ、祖母のハツ子がご飯を差し入れに行く描写、埋められたはずの土の中に、あっちゃんの死体がないという描写であたかも生きているのかと思い込まされた。
悠木拓也が、昔生きていた頃の亜希に話した「魔法使いと人形王子」という空想の物語を信じたミヤとマド兄弟が死んで