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Posted by ブクログ 2023年12月13日
ダリアの宴を終え、ようやく2巻目に突入した…と思いきや、気づいたら読み終えていた。
1巻目では、館の特徴と人物把握に時間がかかり、サクサク進まなかったが、2巻目ではどんどん物語に入り込んでいけた。
そして入り込めば入りこむほど、館に漂う異様な雰囲気、何もかもが謎だらけの状況に置かれた”私”が常に持ち...続きを読む続けているであろう不安が、よりその視点に立って体感できた。
今までの館シリーズでのエピソードもあり、怖いながらもワクワクが止まらない。
そしていよいよある事件も起こり、なんとも恐ろしいシーンで幕を閉じた2巻。
またしても先が気になります。
すぐに3巻を読もうと思っています。
Posted by ブクログ 2023年08月17日
「ダリアの宴」の儀式が何だか怖かったです…
でも先が気になってページを捲る手が止まりません。
まだまだ謎が多い2巻もあっという間に読み切りました。
ラストも怖かったですー。
Posted by ブクログ 2020年05月04日
再読です。
現在の殺人と、過去の殺人事件。
謎の多い暗黒館の異様な雰囲気。
何も知らされていない中也のもやもやした気持ちと、館の住民達の過去と心の闇。
少しずつ明らかになっていきますが、また新たな謎が増えていきます。
この洗脳されてしまいそうな独特の雰囲気と色と音とを想像すると、とても魅力的でハマっ...続きを読むてしまいます。
キレイに筋だって導かれていて、でも不穏な雰囲気に表現されているのがとても好きです。
事件の仕掛けを注意深く記憶させつつ、読み進めます。
Posted by ブクログ 2024年03月02日
重厚で怪しげな館、暗黒館にて催された「ダリアの宴」。
これは今作における重要な宴となり、その正体や雰囲気はまさに暗黒の館に相応しいほどに妖しく不気味です。
そんな雰囲気や館に住まう人々が繰り広げる物語によりさらに世界観の奥へ誘われていきます。
第2巻目も非常に面白いです。
Posted by ブクログ 2024年01月31日
ただただ謎、謎、謎の連続でした。
何かしらの事件は起こるのですが、起こりっぱなしで何のことやらさっぱりわからないです。
ボリュームに反した読み易さで、サクサク進みます。第三巻も楽しみしかありません。
Posted by ブクログ 2023年07月09日
まだ終わらないのか?と思いながらも徐々に物語が明らかになっていく。もしやあの時の謎はこういうことでは?という部分的な解決は進みつつ、肝心の大きな謎は残されたまま。焦らされて早くを読みたい読みたいと思いつつも、こういうことでしょ?いや違うか?などと自問自答しながら読み進める。2巻のラストではついにバラ...続きを読むバラだった物語が部分的に繋がる。先が気になって仕方ない。いや、これまだ半分なの??この先そんなに書くことある?と思いながら。
登場人物も大方出揃い、(一見冗長な繰り返しに見える部分もあるが)その度にあの時のこれか、と思い出す。ここまで長い作品なのにさほど読み返さずに進むことが出来ているのは丁寧な文章だからこそ。
ここから物語はどう進むのか。個人的にはここまでの状況を整理した中也のメモが嬉しい。さあ、頭の整理をしつつ、さらなる謎が深まりそうな3巻へ。
Posted by ブクログ 2023年01月26日
地震と激しい暴風雨で孤立した「暗黒館」にて、ついに連続○人事件が起きる。
一人はボート事故で大怪我をおった使用人の男。
もう一人は当主の妻の妹。
なぜ二人は○されなくてはならなかったのか…。
そして館に忍び込んできた侵入者、見つかった大量の○骨…。
新たな謎が深まっていく感じが丁寧に描かれてるし、
...続きを読む暗黒館、そこに住む浦登家のある種の異様さがジワジワ伝わってくるところもすごい。
Posted by ブクログ 2022年03月04日
ついに起こる惨劇。ただしわからないことが増えていく。まるで暗黒。
なぜこの2人が殺害されるの?何もかもわからないまま三巻に突入します
Posted by ブクログ 2021年11月28日
第一巻では、中也(私)、江南、市朗の周りでの出来事が少しずつずれてるように感じたが、二巻では市朗と中也がエンカウント。江南はどうなのか。
二巻では、序盤に瀕死だった蛭山が殺害され、後半ではアトリエで望和が殺されているのが発見された。
いずれも絞殺である。
しかし、暗黒館はとにかく謎が多すぎて、殺人...続きを読む事件の犯人は誰か?という点にあまり気持ちが向かなかった。
暗黒館は広すぎるし、まだ判断材料も少なすぎる。
ダリヤの宴を終えて、気分が優れない中也。
宴で食べた肉とは何の肉なのか、まだ分からないまま。
玄児が話しそうになっても、邪魔が入って聞けず…。
黒猫を剥製にしてることや、敷地内に墓があること、双子が言う「失敗」とはなにか?などから、知りたくない気もするけど、気になる。
二巻の後半、中也が図書室で「さて、さて」と、これまでの疑問点を整理し始めたとき、まるで別人のようだった。
普段の中也は、玄児と比べると話口調も女性的で、暗黒館の中でも常にビビりながら遠慮がちに行動してる節がある。でも、推理に入ったら突然蛇舌。
中也はいったい誰なのか?
館シリーズ読者としては、この推理時の中也には、島田の推理時の口調に似ていると思ったけど、これは単に物事を整理するにあたって分かりやすいようにこういう書き方なだけか?
時折現れる謎の(別フォント)は、事の顛末を知っている誰かの視点なのか。
Posted by ブクログ 2021年10月28日
2巻で、宴の謎が分かるかと思いきや、
謎が深まる。。。。
一家の謎、宴の謎。。。。。
2巻の終わりが、少し怖い??
内容(ムカデや骨)だったので、
早く3巻読みたい!!
Posted by ブクログ 2021年08月08日
暗黒館の殺人の2冊目。これでまだ半分、長い(笑)。
だけどその分、世界観が壮大で長いことをあまり感じさせないところがとても面白い。市朗が浦登家の人物たちと出会い、江南は未だに意識が完全に戻らず、鹿谷は登場すらしないという状況。そして連続殺人が発生し、一体誰が犯人なのかが気になりページを読む手を止める...続きを読むことは出来なかった。
そしてここからは怒濤の第3章になるに違いないので万全の状態で読んでいきたい。
Posted by ブクログ 2021年06月10日
館シリーズ最長編の第二巻。
浦登家のにとって特別な1日『ダリアの日』の宴後に起こった惨劇を合図に物語が動き始めた。
館が広く、間取り図を追いながら読むのは毎度大変ですが、後半戦に向けて盛り上がりが出てきたので次巻も楽しみです。
Posted by ブクログ 2020年10月09日
さて、二巻です。
ノベルスではまだ上巻。起承転結なら承……にあたるのかな?
とにかくパタパタと話が進む。一巻のゆったりさが嘘のように。
ちょいちょい話が中断されるのが気になるけど、まぁ、しゃーないんかな。
てか、美鳥と美魚が可愛すぎる。癒し。
そしてラストシーンえぐすぎ……続き読んじゃぅ……息つ...続きを読むく暇がない〜(笑)
Posted by ブクログ 2020年09月04日
2巻も面白かったです。
悪天候で閉ざされた館で遂に殺人事件が…!ですがまだまだ全くわたしにはわかりません。
美鳥と美魚のシャム双生児が好きすぎます。話し方可愛い。清くんも好き。
1巻の〈宴〉の真実もまだ誰も中也さんに教えてくれない。気になります。
惑いの檻は、なんとなく浦登家の歴代の失敗の皆さんが入...続きを読むってるのかなと思ったりしました。宴で食べるのは人魚の肉みたいなやつかな…不老不死もなかなか成功しない、とか。それか宴の肉用の何か??どちらにせよおぞましい。
市朗くんがとうとう見付かった。江南くんはまだぼんやり。続きも楽しみです。
Posted by ブクログ 2024年04月27日
いよいよ館内の事件の推理に入ってきて面白くなってきた。住人との会話などが多くテンポもいいので、ぐんぐん読む手が止まらなかった。
全作の宴の真相がわからないままなのがヤキモキさせられたが...。あと、会話がいいところで終始邪魔がはいることが多い!なんかスッキリせず次に進むから、続きを早く読まないと!
...続きを読む今回も最後は衝撃シーン連続で、虫苦手だから気持ち悪かった...。
江南さんはもうちょい記憶が戻るのに時間がかかるのかな?
Posted by ブクログ 2024年03月01日
『暗黒館の殺人』の第二巻。続きが気になりすぎる…次巻も購入しておくべきだった…少し後悔…。
浦登家の面々と共に「ダリアの宴」に参加した中也(=私)は、玄児からボート事故で大怪我を負い、瀕死の状態であった使用人が殺害されたと聞かされる。激しい嵐で外界と途絶された影響で、十分な治療もできず、死を待つのみ...続きを読むであった彼がなぜ今、殺されたのか…。犯人は誰なのか…。困惑する私は玄児と共に、調査を始めるが、ついに第二の殺人が起こってしまう。
二巻から本格的に連続殺人が始まり、読む前は江南が身元不明者でもあり、怪しい要素盛り沢山なので、疑われてしまうかな?と思っていたが、今の段階では、疑われていないようで良かった…。やっぱり、第一作から読んできただけあって、登場人物に対する思いやりもあるので。内容に移ると、やはり「ダリアの宴」で浦登家の面々が食べているのは〇肉なのではないだろうか?異形の双子姉妹が黒猫が死んで腐らないようにするのと同じように、没した浦登家の人間が腐ることがないよう、血も肉も余すことなく…。最後に出てきた〇〇は、食されたものと食されなかったもののうち、後者の人々(=双子の言う「失敗」した方)の成れの果てなのではないか?ちょっと考えすぎかしら…。あとはいまだに本名を明かしていない「私」こと中也さん。謎の乳母役「諸居静」さんと関わりがありそう…もし関わりがあるのだとしたら、諸居さんの息子ってことになるかも分からないけど、これが当たっていたなら、玄児が中也さんを受け入れたのも頷ける気がする。早く続きが読みたい。
Posted by ブクログ 2024年02月18日
暗黒館の使用人門番の男が大怪我を負う。
死を免れないと思われたその男は、館の中で殺される。
この巻は、その犯人を探しながら、暗黒館の親族達の異常性が話されていく。
そして、この殺人と18年前のダリアの日の殺人事件との関係性が問われていく。
そこに外部の村から迷い込んだ少年が加わり、二人目の殺人事件が...続きを読む起こる。
犯人らしき人影を負う中也達。
追い詰めた先には人骨が紛れる泥深い沼。
ミステリーよりも怪奇的な描写が先行していく。
さて、3巻へ。
Posted by ブクログ 2024年02月04日
登場人物が多くて、なかなか手強い…。私の頭では整理しながら読み進めるのが大変だ。
ダリアの宴で食した物、今のところ私の予想はダリアの肉(人肉)ではないかと予想。冷蔵庫で長いこと冷凍保存されてるのでは…!?あくまで予想だけど気持ち悪すぎる。葡萄酒もダリアの血が混ぜられてるのではないかと予想。浦登家では...続きを読むそれがずっと続けられているのだから、親族の肉を食べる→血が濃くなる→異形の子供・早老症の子供が産まれた??
早く結末が知りたい…。
Posted by ブクログ 2024年01月15日
『暗黒館の殺人』2巻。
なかなか長くてしんどかった1巻から、2巻へ。
2巻は案外さらりと。
『ダリアの宴』の夜、最初の殺人が…
使用人・蛭山はなぜ⁇
『暗黒館』の中に犯人はいるのか⁇
『中也』は浦登家と何か関わりがあるような…
18年前の浦登家初代・玄遥殺害と娘婿・卓蔵の自殺がどう繋がってくるの...続きを読むか⁇
玄児はなぜ子供の頃の記憶を失っているのか⁇
全然繋がってこない。
そんな中、江南の記憶は戻らず…
第2の殺人が…
『暗黒館』に迷い込んだ中学生・市郎がついに…
ようやく半分…
どうなっていくのか…
全く先が見えない…
とりあえず脱落することはなさそう。
Posted by ブクログ 2023年01月19日
全然進まない…!というのが正直な感想(笑)
こういう推理小説よむと早く死なないかな…
まだ1人か…と物騒なこと思ってしまう。
でも全部必要なことで伏線なんだろうな。
謎が多すぎて…次巻くらいからどんどん
解決していくのかな?
子供が死ぬのはしんどいから清や慎太、双子は
なにもありませんように…
Posted by ブクログ 2022年06月25日
少しずつ少しずつ進んできてるのかな、この物語。
謎の要素が多すぎて少しずつ明かされていくんだろうけど、、
市朗とも繋がり、今後どういう展開になっていくのか、楽しみ
Posted by ブクログ 2021年08月23日
二巻目のラスト、中也くんには申し訳ないんですが、B級ホラー映画さながらの展開にちょっと笑ってしまいました。彼はわりと今まで柔和で人当たりの良い、どちらかといえばお上品を気取ったキャラだったので、絶叫とかしちゃってる姿は結構ギャップがあって面白かったです。まぁ、私も同じ状況なら絶叫するだろうし、むしろ...続きを読む発狂しますけど。
ダリアの宴はひたすら気味が悪く、それを引きずるように双子と慎太が出てくるシーンは背筋がぞわぞわしてました。彼らが子供ってこともなんとなく不気味さを誘います。双子が停電を怖がったりしてるとほっとしますね。
ほっとするといえばようやく殺人事件が起きてくれて一安心。お決まりの展開って安心感があって素晴らしい。登場人物の中で中也くんが一番好きなので生き残って欲しいですが、正直怪しい以外の何でもないので犯人側かもしれません。あと地味な存在に成り下がってしまった江南くんは、本当に読者の知ってる江南孝明なのかという疑問もあります。島田さんもまだ現れないですし、江南くんが普通の状態に早く戻ってくれるといいなと思います。
Posted by ブクログ 2020年06月28日
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ちょっと中だるみ感もある。瀕死からとどめを刺された使用人の蛭山に続き、玄児の叔母望和もわの絞殺。庭にある人骨、宴、ダリア、惑いの檻など謎が深まっていく。迷路館の小説家宮垣杳太郎の署名本があるなどこれまでの館シリーズが出てくる。最後に分かることだが、所々、編集者の江南の声が入り、今の江南とはたまた...続きを読むま同姓であり、乗り移って過去にタイムスリップしていることが分かる。1841年のエドガーアランポーのモルグ街の殺人が近代推理小説の始祖らしい。