あらすじ
血塗られた浦登(うらど)家の系譜を受け継ぐ者は誰? 漆黒の館を包み込むのは断罪の炎か。逆転に次ぐ逆転の果て、とうとう事件の真相は明らかになったかに見えたが……。空前の本格&幻想(ゴシック)ミステリ巨編2600枚、ここに堂々の完結!
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Posted by ブクログ
長すぎる。それでも、読めてしまった。それはひとえにシリーズとしての面白さ、そして「暗黒館」という舞台にのめり込まされたためだろう。
一から読み進めてきたこの三週間、暗黒館に取り憑かれていたと言っても過言ではない。
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素晴らしかった❢
そしてこの小説を読み切った自分を褒めたい、と思ったのは宮部みゆきさんの「ソロモンの偽証」以来。
ありきたりになるかもだけど騙されたし予想外だったし、何より最後にちゃんと鹿谷さんが出てきて良かった❢
ブク友さんから聞いていた、なるほど、角島と十角館から繋がる、ってこういう事だったんてすね。
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館シリーズ7作目の4巻。ついに最終巻。
いやぁ、長かった。。けど、4巻目はあっという間だった。これまでの事件や謎の解決編にあたるわけだけど、落とし所がさすが。長大な物語を一気に収束させた印象。
このシリーズの醍醐味とも言える、どんでん返しの展開に驚愕…。
真相が明らかになる衝撃とともに、えっ?何?と一瞬、自分の立ち位置を見失う、ふわっとした浮遊感、そしてガラガラーっと崩れ落ちるこれまでの関係性。この虚無感が堪らない。ラストはゴシックホラーからファンタジー的な感じへと趣向が変わり、終わりの見えない呪縛を背負う一族の哀愁が漂う。なんとも言えない深い余韻を残した。
暗黒館は館シリーズ総決算的なエピソードの連続で、これまでの館を思い出すととても感慨深い。
4巻通して読めて、なかなかの達成感。これなら京極先生の鈍器本も怖くない!?
…いや、やっぱり怖い(汗)
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まずはこの長編作品を読み終えた自分を讃える。2,000頁近くめくり、散らかされた玩具が片付けられていく。全然登場しねぇじゃねぇか!!苛立ちと憂鬱がないまぜの私を綾辻行人の叙述トリックが解消していく。あぁ、なんだかまだ伏線を残している気がしてならない。勝手にまた霧の中に入っていこうとする自分がいる。余韻を味わっている。
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全四巻、並べるとその本の厚みに圧倒されるけど、最初から最後までずっと面白かった。おどろおどろしい雰囲気がずっと漂っていて、座敷牢や妖しい宴、ややこしい家系図、異形の美人双子姉妹、、など本格ミステリ好きにはたまらないエッセンスがてんこもり。
ここまでの館の集大成という感じで、いろんな小ネタが仕込まれているのも嬉しい。
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完走!面白いっ!大満足!微妙なニュアンスの違いですが、騙されたというよりはやられたぁ!って感じ。
これほどの長編にも関わらず、飽きさせない著者の技量と根気に脱帽です。ここが始まりの館だったのか。
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またまた驚かされました笑
また1行にひっくり返されました〜!
3巻までは状況に対する比喩的表現を捉えるのに苦労しましたが、4巻からの衝撃で3巻までの退屈さが消滅しました。
しかしながら、コナン君の33年前の出来事を視点という形で夢で見てきたというのは…
うーん…これまでの館シリーズとは違うラストですが、ファンタジーに向かってしまえば、なんでもアリになっちゃうので、この先の展開はまだ分かりませんが、ある意味禁じ手だよなぁと。
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読む前はあまりのボリュームに二の足を踏みましたが、館シリーズの中でも人気の作品と聞いて意を決してチャレンジしました。
結果は、人気も納得の作品で、「読んで良かったな」という圧倒的満足感があります。
館シリーズは怖めな作品も多く、夜中に読んで後悔することも多いのですが、この作品は(怖いは怖いのですが)他の作品と比べてヒリヒリ感が少しマイルドになっていて私にはちょうどよく、そう言った意味でもお気に入りの作品となりました。
長さに躊躇することもあるかもしれませんが、館シリーズを読むなら是非読んでいただきたい一作です!!
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全四巻の館シリーズ四巻目。読み終わってしまった……。複数巻に分かれた本って苦手意識があったんですが、むしろ大ボリュームの楽しみ感があるんだなと認識が変わりました。大満足です!
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あああ!!本当に解決の仕方がびっくりした!!綾辻さんにはやられてばかり。そして館シリーズが終わってしまったもののまだ全ては読み終えてないので買い漁ります。不穏な終わり方が良き。皆様にダリアの祝福を。
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最近レビューは書いてなかったのですが。
この小説は私の好きなものが集合したかのような内容で、お気に入りの1作になりました。
読後、余韻が残るのがまたいいですね…
美しい物語でした。
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(備忘)とにかく長い笑 絢辻先生。。文庫4巻はやり過ぎですよ。。って感じでしたけど、読み終わった後の達成感は凄かった。内容に関しては、推理小説というより怪奇小説で、とにかく盛りだくさんすぎて、それぞれの驚きポイントでの感動が薄まってしまった気もする笑 でも、これまでの館シリーズとは明らかに異質な不気味な雰囲気がとにかく最高。これまでのシリーズの話も各所に散りばめられていて、ファンには堪らない構成になっていました。
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想像を遥かに越えた逆転でした。
ネタバレは伏せますが、「なーんだ、この程度か…」という落胆を裏切ってくれます。なるほど、とスッキリした読後感です。
殺人とはまた違う視点から、全てを把握した上で読み返すとまた一際感じるものがあると確信できます。館シリーズの集大成と言っていいのか、そこは疑問点ではありますが(ネタバレ的な意味で)
3巻までの謎を順次解き明かしてくれる本巻含め、暗黒館全巻通して強くおすすめします。頑張って読み切れますように。
Posted by ブクログ
2004年。館シリーズ第7弾。ここから新装版ではなくなる。再読。
再読なのに、何も覚えていなかった('_') 衝撃なのに。
渾身の館シリーズだな。
幻想的で、ホラー、おどろおどろしく、でも理詰め。
さすが、新本格の第一人者。と突然ホメだすのであった('_') 願わくば、このシリーズ完結させてほしい
Posted by ブクログ
3巻までかかった読書期間が嘘のように4巻一気読みすぎました…綾辻さんご本人が一番お気に入りの作品だそうですが、シリーズのファンの中では好き嫌いが分かれる作品だとか。
個人的には…好きだ…っ!でした。
読み始めの段階で厚さにビビったので、最初から気になった箇所を(読書生活で初めて)メモりつつ進めていったおかげか、頭の中は割とスッキリした状態で内容を読み進められました。
なので大体の伏線には気づけたんですが、やはり綾辻作品だけあって二重三重の伏線が張り巡らされていて全部まではやっぱり今回も気づけなかった…!
ただ、3巻までの段階で中也くんが何者なのかは気づけてた。これは自分でも何で気づいたのか不明なくらい天啓が降りてきたかのように気づけました 笑
それでもやはり本名が判明した場面はカタルシスが…もう…!
そしてやはり彼もダリアの加護を受けた身になっているため、シリーズ最初の十角館に読者も思いを馳せる形になったかと…。
もしかして…彼は存命している…?
そこらへんもまた先の館シリーズで解明するのかもしれませんね。先が楽しみになりました。
Posted by ブクログ
3巻読破時点での感想↓
「全てが分かりやすい、分かりやすいんだよね。もうその補助輪的なのが鬱陶しくて。自分はどっちかっていうと、どっかのメルカトルくんみたいな、頭の良い人間に振り回されたい派だ。
まあ、最終巻でどんでん返しが起こって、この「分かりやすい」が、読者のミスリードです!ってなったらもう惚れちゃうかもしれないけど……」
マジで、「最終巻でどんでん返しが起こって」惚れちゃいました。愚か。
今まで、どちらかといえば、トリック自体に重きを置いたミステリ作品ばかり読んできたので、いわゆる「叙述系」は初体験だったかもしれません。事件に使われたトリック自体はさほど難しくないのですが、この本に於いて、最も重要なのは「語り手」に組み込まれたトリックの方でした。確かに、「映画ドラキュラ」ってなんか、古くない?とか、思ったんだよ!悔しい!ラストの「家人の医師」「ピアノの音」「檻の中の……」等、匂わせるような描写も、最高でした。
全4巻とあって、最終巻のカタルシスは半端ないですね。ただ、ここに辿り着くまで、速足になっちゃいがちな自分がいました。自分は、ミステリを読む時になんとなく、馬の鼻先にニンジンって気持ちがしてしまいがちなのですが、本作では特にそれを感じました。もう少し中盤にスッキリ感があった方が、好みだったのかなぁ。(いやしかしそうすると4巻の魅力が……。)
ともかく、読む手が止まらない作品でした。あとは、中也が玄児に対して言いかけた「私は、私はあなたを」が、すごく気になる。(完全なる好みの問題ですが、孤島の鬼のような、艶かしい要素がもう少し欲しかったので……)
追記
風呂入りながら考えてたらふと。「艶かしい要素がもう少し欲しい……」とかなんとか上で言ってるけど、輸血(輸血ではないかもしれない)のシーンってめっちゃ……。
Posted by ブクログ
四巻はほぼ解決編でした。
18年前の事件の真相から、今回の事件の犯人と”視点“の正体が一気に明瞭化されるエクスタシー。ここにミステリーの醍醐味を感じた。
柳士郎氏の玄児への気持ちが憎悪からなかなか抜け出せない描写と、自身の独白がとても悲しかった。”カンナの面影が色濃く表れたから“の一点のみ、玄児への気持ちが和らいだ変化だったようで。でも結局それもダリアの黒き夢に魅了された一人だからで…。
頁253の「分らないのか。分ってくれないのか」の言葉には短くとも父性が感じられた。
江南青年が漸く声が出せたのが柳士郎氏の威圧感によるものというのも感慨深い。
市朗と慎太の二人と、玄児と忠教の二人が、交互に描写されてるのもいたたまれない。
炎の中から助けようとしてくれた男の子が彼だと、わかってもその後どうなったのか…。私は、生きててほしいとどうしても願ってしまう。
な、中村征順〜!!??
まさか…中也くんって、まさか…!!
”視点“が戻ってきた現実に、征順氏はいるとして。家人の医師、鬼丸らしき影、聴こえてきたピアノの音色…
中村青司の始まりの館であった暗黒館を経て、中村青司の最期を考えると、もう一度十角館の殺人を読まなきゃじゃないか…!?と思う日々です。
Posted by ブクログ
最初から最後まで不穏と不快は続いた。だけどそこがいい。物語最後の真実は瞬発的な衝撃と後からじわじわくる納得感があって、不快の中に心地よさが混じるという不思議な気持ちになりました。
凄いパワーだった
ある意味トンデモ展開のオンパレードだったのを、なんという説得力だろう…。
語られないところ、気になるなぁ。
しばらく余韻に浸ろう、
Posted by ブクログ
「この一文に出会うために、この作品を読んできた!」って3回叫んだ作品でした。好みは分かれるだろうけど、さすが著者本人が「偏愛している自作」というだけあるなあと思った。
Posted by ブクログ
館シリーズ7作目。8年前にびっくり館を読んで、未読は本作のみ。執筆中の双子館と繋がりがあるというのも聞いてようやく手に取りましたが、もっと早く読むべきでした。過去作の懐かしさはありつつも、シリーズの中では一線を画す内容でした。語り手を含めて登場人物が謎だらけであり、そして館の存在意義が大きく異なることに気が付きます。シリーズはまだ完成していませんが、綾辻行人の集大成というべき作品です。
Posted by ブクログ
全4巻。超骨太だった笑
本格ミステリーなんだけど、「館シリーズ」のなかで最も幻想的なテイストが濃い作品。
特に謎の核心部分に迫っていく後半はページをめくる手が止まらず、ほぼ一気読み。
読み切るのも内容を理解するのも、一筋縄ではいかないかも笑
でも、圧倒的に濃密な読書体験ができること間違いないです。
覚悟がある方は、ぜひ。
『暗黒館の殺人』 綾辻行人
Posted by ブクログ
やっと読み終わった…13日間、この世界観から抜け出せないのは結構つらかった 笑
ミステリとしてはやっぱりいいし、これまでの館シリーズのあれこれが登場するのもうれしいけど、それにしても長すぎない?
正直半分くらいでどうにかまとめられないものかと、何度も思った。
館シリーズを楽しませてくれている綾辻先生の趣味に付き合った感が大いにある。
中也の正体にはビックリ!
ちょっとイメージと違ったかな。なんかこう、もっと偏屈な人をイメージしていた。
ともあれ、読み切ったー!!
Posted by ブクログ
完結編を楽しみにこれまで読んできました。
その甲斐はありました。
私の予想を上回る真実でした。
中也くんが"彼"だったなんて!!
視点が動いてどこかフワフワした印象をずっと受けていたのですが、それが効果的でした。
Posted by ブクログ
最初に手に取ったのはだいぶ前で、最近になりやっと読み始めました。
もう一気読み。
眠気VS読みたい欲
もちろん眠気の方が勝つんだけど。
読んでるうちに何かの違和感。
それがラスト少し前に分かる。
でも何で?
と。
そしてラスト前の章で明かされる事。
うわーって感じ。
そしてラスト。
気配は少しある。
でも明かされない事。
それがゾッとする。
Posted by ブクログ
読み終わっちゃったぁ。
壮大な夢オチだった。
生き残った人たちがどうなったのか気になる。
今現在館シリーズの文庫本はあとはびっくり館と奇面館で一区切りだと思うと今から寂しい。
Posted by ブクログ
一〜四を読んで全体の感想
前半は展開が遅かったが、後半は一気に読んでしまった。面白かった!
イマイチだったとこ
・結局江南くんの夢の中の話だった
・さすがに偶然の一致が多すぎる(名前とか日時とか)
・玄遙が最後まで出てこない、不死は結局存在するかがよくわからないまま終わった
面白さ ★★★☆☆
意外性 ★★★★★
Posted by ブクログ
長かった……!!とにかく怖かったので早く読み終わりたいと思いながら読んでいた。これまで読んできた小説の中で一番長い作品だった。
肝心の犯人については特にトリックとかはなかったし、動機が精神異常由来のものだったので少しがっかり感があった。が、まあそういうこともあるかなと思った。
江南がこれまでの館シリーズに出てきた「かわみなみ」ではなく、ただの「えなん」だったという叙述トリックについて、綾辻行人ほんとこういうの好きだし上手いなと思った。さらに「中也」が中村青司だったというのも驚いた。全然考えてなかった。
この作品は犯罪のトリックというよりは江南が実は二人いるってところが重視された文章だったなと思う。浦登家の悪魔崇拝的な儀式の謎、それが行われるに至った背景などの描写も入念だったように感じる。
”視点”がコナンだったことは驚きというかそういうのアリなんだ、と思った。推理+幻想小説と帯で銘打たれていたが、かなり幻想小説よりの作品だったなと思う。
Posted by ブクログ
最後、読後の満足感がすごい作品。
ミステリーというより、幻想小説・怪奇小説のジャンルに近いかも。この作者さんお得意の「そうくるか!」という膝を叩きたくなるような展開が魅力。
ミステリアスな世界観、登場人物に3巻後半からは手が止まらなかった。
この作者さんの傾向として「すべての謎を解きすぎない」のがあると思うので、そこは好き嫌い分かれるかもしれない。あれは結局なんだったんだろう…という一抹の不穏な謎を残した終わり方がシリーズ通してあるので、そこを解釈の余白として楽しめるタイプの人か、解決になってないとモヤモヤするかで評価が異なる気がする。
あと多少無理があるでしょ!というような設定や落とし所について(今回は「視点」とか)を物語として楽しめるかどうかかも。
私は今回読後、ぼんやりと館のその後について思いを馳せて楽しめてよかったかなあ。
あとはほんとに長すぎる…!
2巻までずっと不穏なまま大きな進展はなく進むので途中心が折れそうだった。
この本は館シリーズを通して読んでこその面白みがあるので、まずは他の作品を読んでからのゴールとして読んでほしい。
Posted by ブクログ
全体を通して見ても部分部分を見ても面白いのは間違いないのだが、二千ページを読まされた末のオチがこれかぁ〜と思うと褒めきれないのが正直なところだ。
構造がかなり複雑で理解するのにてこずる。というよりいきなりファンタジーで片付けられて困惑しただけかもしれないが。
読者を騙すために沢山用意された"偶然の一致"に対する説明が全部ファンタジーで済まされるというのはアンフェア極まると思う。全てが作者の匙加減過ぎて整合性がないため考える価値がなくなるのだ。
"視点"の構造そのものややっていること自体は新鮮で面白みがあったが、肝心のオチがこれでは肩透かしを喰らってしまう。
それにこれは綾辻先生の癖だと思われるが、脈略のない情報の小出しによる匂わせがとにかく多い上に、それによる物語の進展はないためはっきり言ってしつこく感じる。それがこの作品の空気感を作っているのも間違いないのだが。
ラストに明かされる中村青司のサプライズには勿論楽しまされた。しかしこの作品の中で最も驚きとカタルシスがある箇所が単体のストーリーの中で成立している部分ではなく、シリーズものとしてのサプライズだったのはなんとも残念な気持ちになる。それもこれも二千ページという文量がどうしても念頭をよぎるからだろう。遅読な僕はこの作品を読み切るのに二ヶ月かかっている。
シリーズだからこその魅力がある作品だが、シリーズだからこそ飲み込みきれない部分も大きかった。
雰囲気も良い、設定も面白い、キャラクターも好きになれる、ワクワク出来た、驚きもあった、しかし好きになりきれない絶妙な後味を残す作品だった。