あらすじ
食したまえ、この肉を……浦登(うらど)家の面々が唱和する。〈ダリアの宴〉に参加した中也の身には何が? 激しい嵐で外界と途絶された中で、ついに勃発する不可解な連続殺人。その被害者は? その犯人は? その動機とは? ……謎は複雑怪奇に絡み合い、暗黒館の闇とともに、ひたすらに深まりゆく!!(全四巻)
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Posted by ブクログ
館シリーズ第7弾 2巻目 (全4巻)
嵐により外界と隔絶された暗黒館。
「ダリアの日」の翌朝、使用人の蛭山丈男が首を絞められ殺されていた。
部屋に通じる隠し扉を使用した殺人か?
謎が解明されないまま、浦登望和もまた、首を絞められ殺される。
私(中也)のメモ、疑問点の整理より
●あの〈宴〉は何なのか?
●あの料理は何だったのか?
●ダリアとはいかなる人物だったのか?
●玄児は何故〈十角塔〉に幽閉されていたの
か?
●あの青年(江南)は何者なのか?
●〈惑いの檻〉とは?
●諸居静とはどんな女性だったか?
●十八年前、卓蔵は何故玄遙を殺したか?
現場で起きた「人間消失」とは?
●「人魚の血」が「吉兆」である、とは?
●早老症は宿命的なリスクである、とは?
●「死にたいと願っても彼女は死ねない」と
は?
何一つ明確に分からないまま。謎は深まるばかりですね〜。
迷路館の宮垣杳太郎の署名本。黒猫チェシャのはく製。
思わずおぉ~って思ってしまう。
ラストの白骨の沼に無数のムカデ、、、キモッ!
Posted by ブクログ
気になる事が多すぎて読み進めた。
誰かが何か教えてくれそう…という肝心なところで毎回何かが起きて結局何も明かされず、、
むしろどんどん増えていく謎。笑
最後の方に中也が今まで出てきた謎を整理してくれて助かる。
ここから折り返しでどんな物語になるのか楽しみ。
それにしても市朗が可哀想すぎて。自分が市朗だったらもう外出できないレベルのトラウマになりそう
Posted by ブクログ
分からないことだらけのまま二巻に突入しましたが、謎は謎のままです。
そんな状態のまま殺人事件が起きました。そして第二の犠牲者が…。
何だか怪しい人だらけで(犯人という意味ではなく)ドキドキします。私だったらこの館には一日だって居られないと思います。不気味過ぎて。
行ってはいけないと言われていた峠の向こう側へ行ってみたくなった中学生の市朗。彼は後悔でいっぱいです。
この暗黒館に真っ当な人はいるのか、続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
いよいよ館内の事件の推理に入ってきて面白くなってきた。住人との会話などが多くテンポもいいので、ぐんぐん読む手が止まらなかった。
全作の宴の真相がわからないままなのがヤキモキさせられたが...。あと、会話がいいところで終始邪魔がはいることが多い!なんかスッキリせず次に進むから、続きを早く読まないと!
今回も最後は衝撃シーン連続で、虫苦手だから気持ち悪かった...。
江南さんはもうちょい記憶が戻るのに時間がかかるのかな?