あらすじ
食したまえ、この肉を……浦登(うらど)家の面々が唱和する。〈ダリアの宴〉に参加した中也の身には何が? 激しい嵐で外界と途絶された中で、ついに勃発する不可解な連続殺人。その被害者は? その犯人は? その動機とは? ……謎は複雑怪奇に絡み合い、暗黒館の闇とともに、ひたすらに深まりゆく!!(全四巻)
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Posted by ブクログ
まさに4巻中の前巻を起承転結の起だとするなら今作は承にあたる巻だったと思う。
ようやく暗黒館の"殺人"の部分が見えてきて、島の船が使えなくなったり、橋が壊れていたり、電話が使えなくなったり、テレビが見えなかったり……と色々と暗黒館を外界から遮断していく展開はまさにクローズドサークル。(元から外界とは縁がないけど)
やっと殺人も起き、いい具合に謎が提示されていくことから前巻とはまた別の意味で面白くなってきたと感じた。
相変わらず他館のオマージュを入れつつ、河南くんは一向に調子が良くならないところはムズムズするところではある。早くいつもの調子を取り戻して欲しい……。
美鳥と美魚は相変わらず好きですねぇ、これは揺るぎません。
玄児は記憶がなくなってしまった原因につながる話がされたり、ダリアの宴の時の様子からちょっと怖い存在に見えてきた。
中也くんは宴の影響もあり調子悪いですね。でも伊佐夫との会話ではちょくちょく彼のこと心で舐めてるのは笑いました。
次は転の巻になるんですかね。楽しみです!!ちなみに暗黒館一の分厚さ(泣)
Posted by ブクログ
2巻へ突入。元々はノベルス版の上下巻だったことを考えると、1、2巻の間で区切られているわけではないのだなと思いつつ読み進める。合間に差し込まれる「間奏曲」のモノローグは、誰の視点なのか。後半で中也が問題点を整理してくれる展開は、読者として非常に助かる。同時に、列挙した謎をこれから論理的にきれいに解決してみせますよという、綾辻さんの決意も感じた。また、犯行現場の図面も理解の大きな助けになる。不謹慎な言い方にはなるが、1巻で犠牲になった蛭山は使用人であり、いわば部外者だった。しかし二人目の犠牲者が出たことで、ついに浦登家の血族にまで手が及び、物語が一気に盛り上がってきた。
Posted by ブクログ
そろそろと物語が更に動き出します。とはいえこの時点ではまだ何もわからない。
大変な時に紛れ込んだガキがまた一悶着を。
双生児の蠱惑感が文章からも伝わるのは流石です。
最後ムカデにパニクる中也に笑い。(笑い事ではない) コナンははよ思い出せ。
Posted by ブクログ
・・・玄児よ、はよ言わんかい!と何度も思ったことやら。
焦らされるな〜気になるな〜
そして最後の中也の蜈蚣に咬まれて大声を喚きながら気絶した時を玄児視点で想像すると、不覚にも笑ってしまいました。
Posted by ブクログ
ようやく(って言い方もどうかと思うけど)殺人事件発生。それと共に浦登家の「普通じゃない感じ」がどんどん見えてきてぞわぞわした。
あの肉を食べることによって何かに感染させられるのかなとか、不死になると信じてるのかなとかいろいろ考えながら読んだ。
次の巻が楽しみ。でも4冊読むのはなかなか大変…。
Posted by ブクログ
謎が加速する第二巻。
これまでの館シリーズの面白さを踏襲しつつ、さらにホラー要素が加わっており、館の持つ妖しさが際立っている。
物語の内側(殺人の真相)も気になるが、外側(叙述トリック等)にも何か仕掛けられている気がする。
綾辻先生だし。
うーむ、今の所わからない。
Posted by ブクログ
「館シリーズ」7作目。孤島の妖しげな館を舞台にしており、読んでいてまず雰囲気が似ていると思ったのは京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」であった。浦登玄児が時に歴史的な智識などを交えつつ、館のいわれなどについて語る様子は、どことなくあの古書店の主人を思わせる。しかし本作はそれに留まらず、古今東西のあらゆる推理小説から影響を受けていることは明白であり、謎の儀式やら、曰くつきの一族やら、秘められた過去の事件やら、過去に数多の小説で扱われてきた要素がつぎつぎと登場したかと思えば、挙句は結合双生児(いわゆる「シャム双生児」)まで出てきて、さながら推理小説界の幕の内弁当である。「館シリーズ」の集大成どころか、推理小説全体を束ねるような存在である。本作は文庫本で全4巻になるという大ヴォリュームであるが、こんなにさまざまな要素を採り入れていればそれも当然であろう。それでいて胃もたれを起こさせるような内容ではないのは、さすがの筆力といったところであろうか。もちろんちゃんと面白さも伴っていて、この長さもまったく気にならないほど楽しく読むことができた。しかし、推理小説のクオリティとしてはどうか。個人的には「〝視点〟」という存在についてどうしても馴染めなかったし、推理小説の手法としてもややアンフェアだと思う。「〝視点〟」は自由自在に時空を移動して、急に過去のできごとを「目撃」している場面に移るなど、独特の存在であるが、どうにも違和感がある。小説で過去に急に場面転換をすることは一般的に許されているのであるから、たとえば回想シーンを取り入れるなどして、もっと自然な形で描いてほしかった。長さという意味では超大作でも、コレでは内容としては超大作とはいえない。面白かったとはいえ、もうすこし4巻のヴォリュームにふさわしい、欠点がないような内容であってほしかった、というのは贅沢すぎる感想であろうか。
Posted by ブクログ
館シリーズ第7弾 2巻目 (全4巻)
嵐により外界と隔絶された暗黒館。
「ダリアの日」の翌朝、使用人の蛭山丈男が首を絞められ殺されていた。
部屋に通じる隠し扉を使用した殺人か?
謎が解明されないまま、浦登望和もまた、首を絞められ殺される。
私(中也)のメモ、疑問点の整理より
●あの〈宴〉は何なのか?
●あの料理は何だったのか?
●ダリアとはいかなる人物だったのか?
●玄児は何故〈十角塔〉に幽閉されていたの
か?
●あの青年(江南)は何者なのか?
●〈惑いの檻〉とは?
●諸居静とはどんな女性だったか?
●十八年前、卓蔵は何故玄遙を殺したか?
現場で起きた「人間消失」とは?
●「人魚の血」が「吉兆」である、とは?
●早老症は宿命的なリスクである、とは?
●「死にたいと願っても彼女は死ねない」と
は?
何一つ明確に分からないまま。謎は深まるばかりですね〜。
迷路館の宮垣杳太郎の署名本。黒猫チェシャのはく製。
思わずおぉ~って思ってしまう。
ラストの白骨の沼に無数のムカデ、、、キモッ!
Posted by ブクログ
進んでいるようで何も進んでいないような。謎だけどんどん増えていく。玄児は何故知っているのに教えてくれないんだ...?何が目的なの...?私も暗黒館に繋がれ始めたかも。怖い。