感情タグBEST3
匿名
仕掛けが恐れ入る。
犯人には同情したかったのだけれど、殺人に次々手を染めていくまでの理由が軽すぎる気がした。
残念。
いい人そうぽかったのに。
それ以外は非常に面白く北海道を列車で心ゆくまで旅していたいなと真に魅せられた。
佐々木倫子さんの画はいつもとても丁寧でかつキャラクターたちのすっとぼけ感も絶妙で一生手元に置いておきたい本ばかり。
結構悲惨な事件だと思うのですが、
佐々木さんテイストも加わって、ところどころプッと吹き出してしまう面白さもあり、なんだかほのぼのしてしまうこともありました。
最後の最後まで本当は誰も死んでいないのでは?演技なのでは?など思ってしまいました。
とても面白かったです。
Posted by ブクログ
2017.5.4
私の綾辻作品の読み方は、答えが出たら また最初から読み返す×3ぐらいなんですが、今回も同じでした
間違いなく綾辻作品!
漫画とあなどるなかれ
佐々木倫子さんの画の下手っぷり(褒めてます)が伏線の大本です!
佐々木倫子、恐ろしい子…
Posted by ブクログ
(ネタバレします)
下巻。タイトルで館シリーズを連想させておいて館ものじゃないのかよー!くぅー!と思わせて館もの!!正直この作品の最もキモとなる部分はそこで、他の部分はおまけと言ってしまっていいのでは。
びっくりするくらい人が死にます。死にまくりです。
こんなに殺されまくりなのは珍しいのではないでしょうか。
正直画風が苦手だと上巻の感想に書きましたが、死体の描写はかなりリアルというか、迫力があって良かったです。
そして明かされる犯人と真相。
うーーーーーーーーーーん。
やっぱりこの話のキモはあそこで、正直この真相自体は意外性に欠けるというか、ひねりはほぼないよなあ。
(しかも時計のこととか上巻の対談で言及しちゃってるし…ネタバレじゃないか!)
文庫版でないので読めば良かったかな…と思いました。