あらすじ
祖父――まだ見ぬ唯一の肉親に会いに行くため、夜行列車〈幻夜〉号に乗り込んだ空海(そらみ)・17歳。だが、乗り合わせていた乗客たちはあまりに奇妙、しかも初めての北海道、雪、列車と、沖縄育ちの空海を眩暈がするほどの混乱が襲い……そんな中、事件は起こる!!
佐々木倫子(『動物のお医者さん』『おたんこナース』『Heaven?』)、綾辻行人(『十角館の殺人』『霧越邸殺人事件』『Another』)。漫画界×ミステリ界の2大ストーリーテラーが贈る至極の鉄道ミステリ、開幕!
★文庫版特典
〈制作裏話対談〉綾辻行人(原作者)×江上英樹(鉄道監修)
感情タグBEST3
匿名
大好きなあの綾辻行人さん&佐々木倫子さんがタグを組んでミステリー漫画を!と期待値半端なくドキドキ・ワクワクして購入。
もう期待値以上だった。
ストーリーも画も安定の細やかで丁寧、明瞭、うんちく満載。佐々木さんのすっとぼけ感も絶妙で軽快。
テツヲタでなくても彼らテツたちのやり取りに終始笑える。
Posted by ブクログ
2017.5.4
綾辻ワールドを漫画で⁉︎
いやいや無理だろ!
と思った自分を殴ってやりたい
間違いなく綾辻行人の世界!!!
素晴らしい!
佐々木倫子(漫画)をも叙述にしてしまった
絵は好きじゃない…
綾辻行人さんが好きなので読んでみました。
正直、絵は好きじゃない。
登場人物達のアクが強いのは嫌いじゃないけど少々こってりしすぎ感はある…
Posted by ブクログ
(ネタバレします)
気になっていた作品が文庫化したので購入。ですがほとんど値段は変わらず。なおかつ単行本版は装丁があの祖父江慎だったらしく、モノとしてはそちらの方がよかったのかな…と。(巻末対談・有栖川有栖氏の解説には価値がありますが)
さておき。
綾辻氏は未だ『十角館』しか読めておらず、佐々木さんは読んだことがなかったのですが、うーん、正直佐々木さんの作風は自分には合わないなぁという感じ。独特の表現が引っかかって素直に入ってきませんでした。
またテツだらけの登場人物たちのオタク談義も、正直斜め読み。
最後の最後に明かされる衝撃の真相も、すいません、ガチガチの私の頭では理解が追いつかず、巻末の対談でようやく意味がわかりました、というかネタバレでは!!頭が「???」の状態のまま下巻読んで「えー!」ってなりたかったよ!!それともみんなあの見開きを見た途端にすべてを理解できるもんなんでしょうか。有栖川氏はそんな風な言い方でしたけど。僕が馬鹿なんでしょうか。ああ…。