綾辻行人のレビュー一覧

  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    数ある積読の中から久しぶりに綾辻行人さんの作品を手に取りました。十角館以来だから何年ぶりだろうか?
    作風とか完全に忘れていたので新鮮な感じでした。
    世間から断絶された特殊な造りの館。
    覆面の当主と美少女。
    先代の絵画に群がる訳ありの関係者。
    対人に割と無頓着な探偵。
    あとがきにも有りましたが、ここまで揃うとギャグになりそうな設定なのに最後まで読ませてしまう。

    次の館はいつになるのか判りませんが積読の序列では確実に繰り上がりました。

    0
    2026年09月09日
  • びっくり館の殺人

    Posted by ブクログ

    暗黒館を読んだ後だと、少し物足りなさを感じると思いますが、最初から最後まで楽しめる作品でした。雰囲気は人形館に似ていると思います。
    次の館シリーズの作品を読むのがとても楽しみです。

    0
    2026年09月08日
  • 7人の名探偵

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新本格のこれからに乾杯!

    新本格は綾辻行人の『十角館の殺人』から始まるとされる。そこ刊行から30周年を記念して出版されたアンソロジーの文庫版。豪華だった。以下、お気に入り。

    我孫子武丸「プロジェクト:シャーロック」生成AIで探偵を作ったら…まぁホームズがいる世界にはモリアーティがいるからねぇ、と言うのは簡単だけどそれを面白く書くのってプロだよなと。この世界もう来ている気がしてしょうがない。

    歌野晶午「天才少年の見た夢は」才能のある子たちを集めたアカデミーも敵国からの爆撃に晒された。シェルターに逃げ込んだ少年少女たちは全滅したが…名探偵鷺宮藍の正体はなるほど。しかしこれも人工知能でなんかもうそろそろ来そうな世界なんだよな。

    綾辻行人「仮題・ぬえの密室」お祭り作品。登場人物が豪華。寡聞にして知らないのですけど先生方は本当にこんな感じなのだろうか。ラストの人物もすぐ正体がわかった。ぬえの密室が書かれてほしいなぁ、なんて。いっそ2人競作しませんか、なんて。

    0
    2026年09月06日
  • 緋色の囁き 〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    綾に実は姉がいて、自己との葛藤で取り巻きを殺害してるのかと思ったら、制裁を受けていた。校長は盲点だった。

    0
    2026年09月06日
  • 暗黒館の殺人(四)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全ての謎がほどける最終巻だった。
    ファンタジーっぽい要素もあり好みは分かれそうだが、いろんな疑問に対してきちんとした答えが用意されてあったし、個人的にはとても面白く読めた。
    平成の話の割になんか古いなとは感じていたが、まさかまさかの展開だった。

    これまで中村青司はただの記号というか、多くの館を建てた建築家に過ぎなかったのが「中也」を通して「人間」であると私の中で浸透したこと、何よりそれがこれまでにない体験でとても興味深かった。
    とはいえ4冊はなかなかに長かったー!

    0
    2026年09月05日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    館シリーズその4。
    あとがきや、解説で何度も異色作と表現されるそれ。
    確かに異色だった。
    面白かったです。
    とりあえず、ネタバレにならない程度の感想。

    京都の街並みが懐かしく思いだされた。
    館に閉じこもってばかりの話ではない。
    島田潔というキャラクターの破壊力。
    中村青司という存在はそれ自体がもはや仕掛け。
    新しく出てきたキャラクター是非いずれ、島田さんと共演させてほしい。

    と言ったところだろうか。
    乗ってきたので、次はこのままの勢いで時計館行っちゃおう。

    0
    2026年09月05日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ⭐︎4.8

    ロリコンである鮎田冬馬(=天羽辰哉)が、養子の理沙子が少女から女になっていくのに耐えられず、オーストラリアの黒猫館で殺して地下に隠す。破産しても管理人として一生黒猫館に居続けるために所有者の息子一味が泊まりにきた際の事件を利用する話。

    鮎田=天羽に途中で気付いたので衝撃度的にどうだろうと読み進めていったが、この伏線はまだまだ序の口であった。
    「ん?」と違和感を覚えていた箇所が全て解説パートで真実と結びつき、衝撃をうけた。
    鮎田=天羽、天羽がロリコン、館が北海道とオーストラリアで2つある、鮎田が東京に来た目的と本を守った理由、レナの死因、密室のトリック
    上記の真実が一気に判明し、スケールも大きくとても楽しめた。

    (唯一引っかかったのは心臓と胃の伏線で、別に左手で心臓押さえることもあるし胃は左を下にしたほうがいいとも聞いたことがある…と思った。ただ、これが無くても衝撃度にはさほど影響はないのでそこまでマイナスではないかな。)

    0
    2026年09月01日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    十角館の余韻が冷めないうちに手に取ったが、前作とはまた違う魅力に圧倒された。十角館のような『世界がひっくり返る衝撃』というよりは、ジワジワと首を絞められているかのような論理でした。また、過去・現在の二重構造による没入感が凄まじい。ページを何度も行き来しながら、霧が晴れるように真相へ近づく過程には、本格ミステリーならではの知的なワクワクがあった。

    何より、藤沼一成の「100号の大作」を巡る結末が秀逸。彼の幻視が現実の惨劇として完成してしまったかのような幕引きには、言葉を失うほどの戦慄と、どこか退廃的な美しさを感じた。

    館の主人、妻、執事、家政婦、数人の知人。登場人物が少なくこの中にいるのは分かりきっているのに自分では気づけなかった。ゆりえが怪しいとは思いつつまさかここが入れ替わっていたとは!建築家と島田さんはこれからも関わってくるのかな?館シリーズ楽しみ!!

    0
    2026年08月31日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人物と場所の二重トリック!
    人物の方はなんとなく気づいていましたが、いや場所のトリックは全く気づきませんでした。

    それにしても鹿谷さんどんどん化け物になってってませんか…?
    江南くんちょっと置いてけぼりになっていってるような。

    0
    2026年08月30日
  • 奇面館の殺人(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    招待された客人は仮面をつけなければならない。…何ともおあつらえ向きじゃねぇか。オラわくわくすっぞ。

    仮面をつけるという要素から予想される死体の状態は…やっぱりそうなるよね。

    話の展開はかなりシンプルである。登場人物が〈〇〇の仮面〉ばっかりで煩雑になるのを防ぐためだろう。

    比較的あっさりめな上巻であるので、その分下巻に期待してしまう。

    0
    2026年08月29日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人物の謎は検死した時からピンと来たのに、館の謎と犯人はちゃんと騙されました!
    ご当地の知識が無いから騙されまくり!悔しい!
    でもタスマニアデビルはかわいいよ

    0
    2026年08月29日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    他の方の感想にもあるように、スケールが大きい!!
    違和感を感じながらも自分の中で帳尻を合わせられず、結局最後までやっぱり面白い!

    0
    2026年08月29日
  • 暗黒館の殺人(二)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ようやく(って言い方もどうかと思うけど)殺人事件発生。それと共に浦登家の「普通じゃない感じ」がどんどん見えてきてぞわぞわした。
    あの肉を食べることによって何かに感染させられるのかなとか、不死になると信じてるのかなとかいろいろ考えながら読んだ。
    次の巻が楽しみ。でも4冊読むのはなかなか大変…。

    0
    2026年08月28日
  • 暗黒館の殺人(四)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幸せな読書時間だった。
    ここまで文量の多い小説は初めてだったが、その長さゆえに、まるで自分自身がその館に閉じ込められている錯覚さえあった。

    さすがに第四巻ともなると、途中から大体の真相には気づいていた。…気になっていたが、外れていた。笑

    それにしても綾辻先生の頭の中はどうなっているんだ?ここまで要素の多い話をひとつにまとめあげてしまうとは…。

    0
    2026年08月28日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    館シリーズ3作目です。
    最後の最後なまさかの展開でビックリしました。
    最初の人物から作者さんの思惑にハマってしまいました。

    0
    2026年08月27日
  • 暗黒館の殺人(三)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    少々じれったい、いや、かなりじれったい。
    玄児に回答を後回しにされ続け、途中から腹が立ってきてしまった。笑
    早く教えてくれよ!笑

    ファンタジーっぽいことを言い始めた辺りから多少の中弛み感を覚えはしたが、それでも面白さが勝っていたので読み進められた。

    事件の犯人は誰か。
    視点とは何か。

    気になりすぎる!

    0
    2026年08月25日
  • 暗黒館の殺人(二)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    謎が加速する第二巻。

    これまでの館シリーズの面白さを踏襲しつつ、さらにホラー要素が加わっており、館の持つ妖しさが際立っている。

    物語の内側(殺人の真相)も気になるが、外側(叙述トリック等)にも何か仕掛けられている気がする。
    綾辻先生だし。

    うーむ、今の所わからない。

    0
    2026年08月24日
  • 霧越邸殺人事件(下)<完全改訂版>

    Posted by ブクログ

    幻想的というか不思議な出来事がたくさん起こるが、謎解きには影響しないという上手い塩梅で描いているのがすごい。

    0
    2026年08月23日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルと日付を始めとした情報が意図的に隠されてることから流れが違うのはすぐにピンと来たけど、こちとら文系すぎてわざわざそのズレを検証する訳もなく謎解き部分は思う存分楽しませてもらった。
    崩壊のからくりがとても好み!

    0
    2026年08月23日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本作を読みながら、アレ?んっ?鏡の中の住人?手記の黒猫館とは違う館?など、おかしくないか?という思いがいろんなところで出てきました。
    この?が分かった時はそういう事!と腑に落ちました。スケールの大きい謎解きとは驚きです。
    ただ、敢えて思うのは最後のエピローグで語られる犯人の動機が自分としてはしっくり来なかった。

    0
    2026年08月22日