感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2023年09月23日
久しぶりに綾辻さんの館シリーズを読む。
飽きさせないストーリーテラーはさすが。グイグイ引き込まれる。
少々グロめな表現あり。
仮面が取れない展開は想像するとちょっと面白い。
下巻も楽しみ。
Posted by ブクログ 2023年09月12日
館シリーズ第九弾。
前半をあっという間に読み終えました。
綾辻行人先生の館シリーズに書かれる文章はすごく読みやすく、スラスラ入って来ます。
今回は私の好きな島田さん(鹿谷門実)が、がっつり関わっているので最高です。
前半で、私の中では意外な人が亡くなったので、後半どうなるのか楽しみです。
早く真相が...続きを読む知りたい。
Posted by ブクログ 2023年06月12日
最後の方複雑で戸惑ったけど良いな。
鬼丸が暗黒館の使用人のあの鬼丸と繋がってたらいいな、、、!
鬼丸がめっちゃ好みだった。
マスカレード、、マスカレードホテル読みたくなってきた。なんか。
流石、館シリーズ。
読み慣れた人からすると、上巻はまだまだ序盤って感じなんじゃないかな。
下巻はどんな盛り上がりをするのかな。
Posted by ブクログ 2022年03月09日
自分とよく似た作家 日向京助の依頼で、中村青司の設計した「奇面館」での集まりに参加した鹿谷。主人と会う時は仮面をかぶるというルールで過ごす初対面の男たち。やがて大雪で閉じ込められた館で殺人事件が…。
死んだのは招待客の誰かで、主人はその誰かに成りすまして次の殺人の機会を狙っているという予想(外れた)...続きを読む。
Posted by ブクログ 2021年11月19日
とうとう、今出てる中ではシリーズ最新作まで到達。クローズドサークルものって部分は一貫しているけど、毎回違った趣向で楽しませてくれる本シリーズ。今回も、そう来ましたか!って感じ。奇面ってのは、各人が被るお面のことだったわけね。そして、タイトルにある以上、当然のごとく殺人事件も起こっちゃう。今回は、探偵...続きを読むがその場に居合わせる方のパターン。ただ、その趣向はちょっと凝らされている。シリーズの既読作との違いなんかも楽しみながら、あっという間に折り返しまできてしまった。後半、どんなびっくりトリックが待っているのでしょうか。
Posted by ブクログ 2021年03月06日
奇面館主人・影山逸史が主催する奇妙な集い。
招集された客人たちは全員、
館に伝わる〝鍵の掛かる仮面〟で
顔を隠さねばならないのだ。
季節外れの大雪で館が孤立する中、
<奇面の間>で勃発する血みどろの惨劇。
発見された死体からは何故か、
頭部と両手の指が消えていた。
**************...続きを読む************************
久しぶりのザ・ミステリー。
面白い。
しかも、この館シリーズの中でも、
上位にくるぐらい面白いかも。
誰かが殺されてその犯人探しは、ありふれてても、
この作家は、殺人事件がおきるまでの話も面白い。
今回で言えば、この集いの内容とか、
めちゃくちゃ説得力があってこんな切り口でも、
違和感なくスラスラ読めるのがすごい。
<下>ではどう展開していくのか。
楽しみにさせてくれる<上>やった。
Posted by ブクログ 2024年03月02日
第9の館が開かれます。
今作では表紙の通り雪が降ります。そしてこの奇面館に招かれた人達は奇妙な面をつけられ、それを装着したまま生活をしていく事になります。
そんな中で事件が発生します。
雪の中、館からは出られないクローズドサークル。
それらにより前代未聞の面を付けたまま物語が進むという、隣の人の顔す...続きを読むらも分からないそんなミステリが繰り広げられます。
よく考えられたものだなと思いましたね。
上巻では物語の始めの部分や、設定などが細かに記されているのでそれも相まってこれから始まるミステリに心が踊りました。
Posted by ブクログ 2023年05月12日
館シリーズ再読中
まず、いつもあるはずの登場人物の紹介がない!
おまけに、呼び名でなく仮面の名前で話が進んで行くから、これは誰だっけ?と戻って確認の繰り返し。これって何か意味あるのか…?
意味といえば、鹿谷の趣味として時々登場していた「悪魔の折り紙」が、まさかこんなところで役に立つとは!この時のため...続きを読むに?ではないと思うけど、何巻もかけての伏線みたいで、洒落てる。
あとは、下巻で…
Posted by ブクログ 2023年02月18日
面白かったー!!館シリーズ読んでるって感じ。
前シリーズの暗黒館の殺人もすごく面白かったけど鹿谷さんもあまり出ないし、いつもの館シリーズとは違う雰囲気だったし!しかもめちゃくちゃ長かったから…(笑)
奇面館はこれこれ!と思いながら読んでました
果たして首無し遺体は誰のものなのか?
館にはどんなカラ...続きを読むクリがあるのか?
次巻が楽しみです!!
Posted by ブクログ 2023年02月18日
資産家・影山逸史の別荘「奇面館」に招かれた、我らが?鹿谷門実さん!
実はある事情で、彼に瓜二つの作家に成りすましてる。
表情恐怖症を患う主人の意向で、鍵のかかる仮面を被らされる招待客。
そこで主人と思われる○体が見つかり…。
いつもはある「登場人物一覧」がないので、この仮面の人誰だっけ?と何度も戻っ...続きを読むて読み直してしまうアホな私(汗)
執事のお兄さんの苗字が「鬼丸」なのが気になる。
クセ強な登場人物やっぱり多め。薬学部で映画好きで柔術使いというハイスペック女子の瞳子ちゃんがお気に入り✩.*˚
Posted by ブクログ 2023年02月08日
怪しげな仮面が登場したあたりから「あ…たぶん殺され方はあれだ…」となりますが実際殺され方はあれでした!仮面被ってたら殺され方はひとつよ…
まだ下巻を読んでませんが武闘派メイドの瞳子さんが犯人を投げ飛ばす結末を期待しています。あと算哲教授の第六感にも期待大です。
Posted by ブクログ 2022年10月04日
鹿谷さんの正体がわかったところで、謎が深まる上巻でした。
6人もの人間がそれぞれ仮面をつける奇妙な状況で起きた殺人事件。
早く下巻が気になります!
Posted by ブクログ 2022年04月03日
外部と連絡が取れず、雪によって外出もできない。ミステリの王道。それに仮面といういささか奇妙なものまで登場して。久しぶりに鹿谷門実が活躍するとあって面白かった。
Posted by ブクログ 2022年02月18日
暗黒館とはうってかわって、ストーリー展開が軽快で読みやすい!し、十角館と似たような雰囲気でザ、新本格って感じ!
今のところ誰が怪しいかわからんけど、死体がそもそも主人のか?ってのは早い段階で思ってたから嬉しい
Posted by ブクログ 2021年09月10日
長だるみ無く良いテンポの展開。いつ、いつ起こるんだと待ち構えながら読み進んだらあっという間。瞳子のキャラクターがちょっと和みます。シチュエーションが不気味すぎるけど、ヒヤヒヤというよりはワクワク。
後半コトが起きてから冴えてしまい眠れない。
発行ではなく、鹿谷氏登場回を優先的に読んでいます。
Posted by ブクログ 2021年07月08日
館シリーズ最新版の上巻、前作のびっくり館、その前の暗黒館では姿を潜めていた主人公・鹿谷門実が存分にその本領を発揮していて、シリーズを追っているものとしては嬉しい限りです。テンポも良く、上巻からすでにワクワクが止まらない展開です。早く下巻も読みたい。
Posted by ブクログ 2021年03月14日
『館シリーズ』第9作目。
まずはぜひ、『十角館の殺人』を読んでみてほしい…!ミステリ好きな人はきっとハマるのではないでしょうか☺️
今回の奇面館は、「仮面」が要ということもあり、いつにも増して現実離れ感があります。
が、リアルではとてもあり得ないような設定にもグイグイ引き込...続きを読むんでくるのがさすが綾辻行人さん…!
にしても、仮面ってミステリアスで不気味で、こういう小説にはうってつけのアイテムですね。
ちなみに、新本格ミステリとはなにかというと、『十角館の殺人』でこういうセリフがあります。
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『ミステリにふさわしいのは、時代遅れと言われようが何だろうがやっぱりね、名探偵、大邸宅、怪しげな住人たち、血みどろの惨劇、不可能犯罪、破天荒な大トリック…絵空事で大いに結構。要はその世界の中で楽しめればいいのさ。ただし、あくまで知的に、ね』
Posted by ブクログ 2016年12月18日
〇 概要
鬼面館の主人「影山逸史」が主催する奇妙な集いに,6人の客が招かれる。季節外れの大雪で館は孤立。そして,頭部と両手の指が消えた死体が発見される。関係者の大半は,鍵の掛かった仮面を被らされて素顔が見えない。前代未聞の状況の中,探偵鹿谷門実が真相を解き明かす。
〇 総合評価 ★★★★☆
よ...続きを読むくも悪くも綾辻行人らしい作品。登場人物が全員「影山逸史」だったことが分かるシーンはインパクト抜群だし,2代目と3代目の「影山逸史」を混同させる叙述トリックもさすが。作中の殺人の「死体の首を切った」意味が,死体の首がつけてた仮面が,館の秘密の通路を開くためのカギだったという点も独創的と言える。半面,登場人物に仮面を被らせた動機や,死体の爪を切り,ぐしゃぐしゃにした理由が,「被害者から抵抗を受けた跡を隠すため」というのは平凡。そもそも,上下巻合わせて700ページ近い作品にするほどのアイデアでもない。この半分くらいの長さで書き上げれば,中盤の中だるみもなく,なかなかの傑作に仕上がっていたと思う。週刊の漫画雑誌の作品みたいなもので,評価が定まっていない作家であれば,この作品は途中で投げ出されないようなスピーディな展開の作品になっていただろう。綾辻行人の館シリーズであれば,固定ファンもいるし,このワンアイデアでどこまで引き延ばせるか…という視点で描かれたと思える。つまらない作品ではないし,久しぶりにミステリを読んで驚くことができた点は素直に評価したい。★4で。
〇 サプライズ ★★★★★
この作品の最大のポイントは,「影山逸史」が主催する奇妙な集いに招待された6人の客が,いずれも「影山逸史」だったという点。この点が,現在の鬼面館の主人である「影山逸史」と,2代目の鬼面館の主人である「影山逸史」を混同させるというプロットにつながっている。正直,何かおかしいとは思っていたが,6人の登場人物が,いずれも「影山逸史」という名前だったというところまでは考えが及ばず,この点は素直に驚くことができた。本格ミステリとは意外性だけが魅力とは思えないが,やはり,小説を読んでびっくりするという経験は面白い。★5で。
〇 熱中度 ★★☆☆☆
冗長である。殺人事件は1件しか起こらず,発生するのは第7章。上巻の200ページを過ぎたところである。そこから,丹念といえば聞こえがいいが,だらだらと捜査が続くことになる。解決編も,死体の頭を切断したのはなぜか,死体の指を切断し,ぐちゃぐちゃにしたのはなぜか,全ての客に仮面を被せ,鍵を閉めたのはなぜかといった謎ときがだらだらと続けられる。登場人物が全て「影山逸史」という名前だったことが分かるシーンのサプライズはさすがだが,もう少し短く,コンパクトにまとめることができたと思う。熱中度はそれほど高くない。
〇 キャラクター ★★☆☆☆
探偵役の鹿谷門実を始めとし,鬼面館の主人である影山逸史に招待された客,創馬社長,マジシャンの忍田天空,建築家のミカエル,降木矢算哲の生まれ変わりという男,元刑事のヤマさんは,それなりには個性的である。しかし,全員の名前が影山逸史であるということを伏せようとしたことと,創馬社長が2代目の鬼面館の主人であり,真犯人だったことを伏せるという制約から,個々のキャラクターは十分に描かれていない。使用人の長宗我部,鬼丸,新月も,いかにもミステリの使用人というステレオタイプ。やや新月が,格闘家であるという個性があるが,これもプロットを成立させるための設定に過ぎない。キャラクター性は低い。
〇 読後感 ★★★☆☆
この作品は,登場人物が全て「影山逸史」だったという事実に驚くためだけの作品であり,読後感はよくも悪くもない。一応,2代目の鬼面館の主人だった創馬社長のトラウマなども描かれているのだが,薄っぺらい。
〇 インパクト ★★★★☆
登場人物が全て「影山逸史」という名前だった小説とか,登場人物が全員仮面を被って捜査する小説といったところはインパクトがあり、なかなか忘れられない作品といえる。もっとも,全体に冗長な上,それ以外の点の深みはないので,インパクト抜群とまでは言えない。
〇 希少価値 ☆☆☆☆☆
綾辻行人の館シリーズの1冊として,長く読み継がれそう。少なくとも,絶版にはならないと思う。
Posted by ブクログ 2024年03月24日
綾辻行人『館シリーズ』第9弾。
奇面館の主人・影山逸史が主催する奇面館での集まりに、自分と瓜二つ、誕生日も同じ、同い年の怪奇小説作家・日向京助の代わりに参加することとなった鹿谷門実。
奇面館は、あの中村青司の設計だった…
集まりの翌朝、主人・影山逸史の死体が発見される。死体は、頭とすべての指が...続きを読む切り落とされていた。
そして、参加者たちはそれぞれの仮面を被せられ、鍵がかけられていた…
大雪で孤立した奇面館。
犯人探しを始める、鹿谷門実。
なかなか展開が遅く、やっと動き始めたかと…
まだまだ見えない…
ひょっとしたら、影山逸史は生きてるのでは…
なんとなくだが…
下巻で色々な仕掛けが明らかになるんだろうが…
Posted by ブクログ 2023年12月15日
登場人物の名前ではなくそれぞれの仮面で呼び合っているから読みながら誰がどの仮面をつけているかいちいち考えないといけない
なかなか事件が起こらない
Posted by ブクログ 2022年04月06日
シリーズ物だったから買った一冊。
題名通り奇面館といわれる館で起こった殺人事件の話だった。
登場人物は少ないのでわかりやすいかなと思ったが、仮面のせいてだれがどの仮面の他人か覚えられない。
シリーズ9作目?すべての館で主人公が殺人に関係しているわけじゃないが、こう行く館で殺人事件が起こると主人...続きを読む公が疫病神みたいに見えてくる。
下巻でどう事件が解決するか楽しみになった小説でした。
Posted by ブクログ 2021年12月08日
綾辻行人の''館''シリーズ第9段です。このシリーズもあと一作となりました。来年22年には上梓されるとの作者の談話もあり楽しみですが、前作''びっくり館''では期待外れで肩透かしを食らった思いなので本作を含めあと二作に期...続きを読む待します。
時は1993年4月の東京の田舎で資産家影山逸史の別荘が舞台で、久しぶりに冒頭から鹿谷門実(島田潔)が主役で登場です。
今までのシリーズ作品は、時系列に並んでいたのですが本作は、前作の一年前の設定ですが前作では鹿谷や河南は登場して居ないので時期的には齟齬は有りません。
さてストーリーは、鹿谷と瓜二つの作家日向京介に頼まれ、資産家のパーティに日向になりすまして参加するという発端です。勿論パーティ会場の館は中村青司の設計によるものと、ここまでは往年の館シリーズの流れを踏襲しており安心です。
東京都なのに4月に大雪の降る夜に、主催者の影山逸史が寝室で首と全ての指を切断され殺された。招待されている6人と秘書や管理人と女中の3人で都合9人全員が主人の奇妙なルールで館内では仮面を付けて行動する事になっている。殺された主人の首や指は行方不明で、招待者全員が仮面に鍵を掛けられて外す事が出来ない状態になっていた。
まだ上巻途中ですが、殺されたのは主人では無く招待の誰かで主人は、全員が仮面を外せない事で顔認識が出来ない状況を作り出し招待者の1人になりすましているのでは無いかと推理しました。
Posted by ブクログ 2021年02月28日
3
館シリーズ9弾。作家日向京助の代わりに青司の館である奇面館の集いに参加した鹿谷。本質は表層にこそあると語る表情恐怖症の主人影山逸史。集いの参加者は鍵のかかる仮面をつけて過ごす。首なし指なしの主人らしき死体。起きると仮面が施錠された状態。同一性を含め、推理が始まる。誕生日、名前など随所に謎や伏線が...続きを読むある。
中世の欧州諸国で使われた晒し刑のための刑具。自由に脱着できないよう施錠装置が組み込まれた醜悪な仮面で、これを罪人に無理やりかぶらせ、往来に立たせて晒し者にしたらしい。
Posted by ブクログ 2021年02月14日
雪に閉ざされた別荘、面で顔の見えない参加者。これでもかとミステリ要素モリモリで鹿谷さん大活躍です。今回は登場人物一覧が無いのでメモを取りながら読み始めましたが、そんな必要もなさそうな感じ。
Posted by ブクログ 2021年01月02日
すごく久しぶりの読書!
就職したので時間がないけど、やっぱり楽しい。
館シリーズも久しぶりでしたが、鹿谷の安心感が強い。今まで鹿谷が当事者だったりなかったりしてましたが、前者の方が好きですね。迷路館を思い出す。
仮面というテーマがとってもワクワクする!
それぞれの仮面の表情を想像しながら読みまし...続きを読むた。仮面も館も不気味で程よいホラー感が読みやすい。
下巻が楽しみ。