綾辻行人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「館シリーズ」第2作。新装改訂版。
中村青司が設計した風変わりな館で起こる奇怪な事件。十角館で心地よく騙され、今作にも期待が高まる。
時代が古いこともあって、リアルレトロな雰囲気にワクワク。水車、嵐によるクローズドサークル、仮面をつけた車椅子の館の主人、幻想画家の門外不出の遺作、消えた男…となかなかの仕掛け。
一年前の事件を辿るように起こる同様の事件。そこに登場する招かざる客・島田潔。
読み進めていく上で、喉に刺さった小骨のように残る違和感があとで大きなヒントとなり、事件の絵図が見えてくる。
今回はほぼ事件の真相が推理できたけど、それでも十分面白かった。
先が気になっての一気読み。やっぱり -
Posted by ブクログ
十角館の殺人と似たような感じなんかなって最初思って読み始めたけど内容から全然ちがくてただ館ていうところで8人くらいの男女がいるって言う感じの作りが同じだった。テセウスとかミロスとか神話についていっぱい出て来て途中はこういう内容が絡んでくるんかなとかでちょっと調べたりしたら自分でも解決っていうか犯人見つけることができえるんちゃうかなって思ったけど全然ちがくて、びっくりなことがいっぱいあった。最後まで焦らして鮫島が女やったのがびっくりすぎた。それにしても島田は解けすぎてて逆に怪しすぎたから最後の方まで島田が犯人やと思ってた。最初に鹿谷が女で自分もこの事件にいたみたいな言ってたから桂子のお腹の中の赤
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Posted by ブクログ
【一言感想】
自分で造り上げてしまった幻影を恐れて逃げると、自分の世界を造り上げて閉じこもってしまう
【感想】
車椅子に乗り仮面をつけた当主と孤独な美少女の妻が住む、3連水車のついた館で、一年前に起きた事故、事件を現在に絡めながら解いていく本格的な推理小説
"十角館の殺人"で斜め上の不意打ちトリックを喰らって、本作もそうかと思いきや、かなりの本格的なミステリーで所々の伏線も丁寧に過不足なく描かれているので、種明かしの場面はとてもスッキリすると思う
過去に起こしてしまった出来事が幻影となって、自分の中に現れ続けてしまうことから逃げるために、自分のしたことに対して&quo -
Posted by ブクログ
ネタバレ黒猫館という名前の由来が、風見猫や黒猫が住み着いている、というのは弱いなと読み始めは率直に思った。
しかし、読み進めていくうちに、今作のモチーフが鏡であることが分かった。が、そこからのルイス・キャロルというのは想像外だし、それを知ってからの『黒猫館』というネーミングセンスは流石にオシャレすぎだろう。
トリック自体はすごくワクワクするとまではいかなかったが、館自体の立ち位置がとても面白かった。
綾辻さんの点(小説内での事象)と点(綾辻さんの知識)をつなぐ線の引き方・発想力は、どの作品を読んでも心躍らされるものがある。
次作『暗黒館』、覚悟を決めて読みたい。 -
Posted by ブクログ
十角館に続き、(順番通りではないけど)次は時計館読みたいなドラマもあるしと思って読み始めた。
これまた奇っ怪な造りの屋敷だなと思いながら読み進め……なんかこう、話の進みがゆっくりめだな、上巻も中盤に差し掛かってきてるけどと思っていたら。ぼろぼろと崩れだし、重要なことが明かされ始めた!それで「こうなってこう……このあたりが犯人では?」となっているのだけど、これじゃあ、あまりにも普通(?)すぎる。まだ下巻が残っている。一体どんな展開を見せられるんだろうかとドキドキしながら下巻を読もうと思います。
上巻、最後のアレは何が起きたのか?本を読みつつドラマで映像を見るのも楽しみだ〜。 -
Posted by ブクログ
ネタバレマニアの人にとっては、今までの館シリーズと比べると、ギミックが陳腐なものになっているから不評かもしれない。ただ個人的には結構ありだった。オカルトチックで謎を解明しきらないところとか。爺がきもいし子供がただ可哀そう。小学生視点でだいぶ読みやすく、このまとまった文章量で過去現在を行き来しつつ伏線回収するのはさすが。贅肉のない作品だと思う。ダイナミズムがない綾辻さんぽくないけど個人的に好きでした。読みやすさが東野圭吾っぽかった。オチで三人とも隠ぺいに乗り気だったのだけちょっと違和感。女の子側には特にバックグラウンドなさそうなのに。びっくり館と銘打っているけど、ほぼ5%くらいしかその要素がない。タイト