綾辻行人のレビュー一覧

  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    やはりそうきたか。しかしながら読み終わるまで気が抜けない。残りが数ページでもあるものならば、結末を覆してくる気がしてならない。面白かった。

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    2025年09月19日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    実写化不可能と言われた「十角館の殺人」が2024年に実写化されHuluで独占配信。

    そしてなんと、2026年2月に第2弾として、こちらの本が実写化される!ということで読み始めました。

    上下巻なんですね。通常の殺人事件系なら本1冊の5分の1くらいで、一人お亡くなりになる感じですけど、上下巻との事で暫く平和(?)でした。

    登場人物が多く「時計館」自体も複雑な建物で、なかなか理解が難しい所ですが、そこも上下巻なので詳しく分かりやすく書かれています。

    しかし…
    油断してると…
    どんどんと…
    人が亡くなりますよ…

    下巻も楽しみです。

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    2025年09月15日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    再読。館シリーズ二作目。

    仮面の主人、焼却炉のバラバラ死体など推理小説を読んできた読者には入れ代わりを想像させないことが難しい作品。ただし、それを想像させるのは織り込み済み(作者も易しすぎると言っている。)
    常に不穏な空気が流れていて、雰囲気は非常に良い。古き良きミステリーである。

    でも、これまで見つけられなかった秘密の抜け道をいきなり訪ねてきた島田潔が探し当ててしまうのは、ちょっとご都合主義と感じた。

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    2025年09月14日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    館シリーズ五作目。

    久しぶりに読みましたが、やっぱり面白い。

    館の存在感、オカルト的要素、過去の因縁などをもとに作り上げられる雰囲気を、堪能させていただきました。

    事件が起こる館内と、その外側を交互に描いた構成も良いですね。

    下巻も楽しみにしています。

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    2025年09月14日
  • 霧越邸殺人事件(下)<完全改訂版>

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    ネタバレ

    上巻に引き続き殺人が続く。3人目からどんどん大胆になっていくような印象。時間に関係あることとないことの振り分けが難しい。いないと言われている誰かの存在も、本人はそこまで隠れる気もないような気がするが。
    謎解きパートは二段階構成で、一回納得させられた後にさらに展開があって、まさか見立てが細工されていたとは…確かに違和感だらけだったから、またうまく違和感回収されてしまった。
    動機に関してはすごい独特の世界観を感じた。3人目は特に、バスが故障しなければ、天気が崩れなければ、道に迷わなければ殺されることはなかったはず。最終的な犯人も、殺人を犯すことはなかったはず。その要素は持っていたのかもだけど。この

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    2025年09月11日
  • 霧越邸殺人事件(上)<完全改訂版>

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    館シリーズ出てる分を読み終えて喪失感を感じていたところで薦められて読んだ。最初から不穏に吹雪で、たどり着いた邸宅に隔離状態。登場人物の名前と関連がある物が屋敷内に見つかって、最初から屋敷がその人たちがたどり着くのをわかっていたかのような演出。住んでいる人たちも不思議で、積極的に関わってこようとせず必要最低限の接触のみで不気味。閉鎖的な空間の圧迫感や閉じ込められた人たちの憔悴感がいい感じ。その中で殺人が起こるけど、これもわざわざそんなことするかってぐらい手の込んだ状態。有名な詩を模倣した形らしく、この詩に限らず有名な詩人、作家、焼き物などの芸術品が出てくるが、何せ詳しくないのでわからない!こうい

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    2025年09月11日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    館シリーズ3作目

    奇想天外な館そもそもがトリックのため緻密なミステリー小説が好きな方は「そんなのありかよー!」と思うかもしれない

    しかしそのトンデモトリック含めて読者の先入観を弄ぶ綾辻行人先生は天才だと思わずにはいられなかった
    (しかもこの作品を執筆されたのは20代?!)

    犯人は誰だ?
    作者は誰だ?

    また記憶をなくして読みたい作品

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    2025年09月08日
  • 暗黒館の殺人(三)

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    うん、長い。でも心折れる内容ではなかったかな。
    後半にようやく話が動き出したかと思うと…少し想像はしてたが、暗黒館は禁忌の館でした。ぶっ飛んだ思想をお持ちの方々のようです。

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    2025年09月08日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    今まさに塔の中で事件が起きているすぐ横でまだそれに気が付かない島田潔たちを見ている読者のもどかしさが面白かったです。
    全体を読んだ直感で言うと、コナンの映画に出そうな題材だなぁと笑
    私としては哀しさと、どこまでも娘を愛したい父親の愛情が狂った先の誰も悪くなかったのではないかと思わせられました。
    そしていつも周りを尊重して真実を公にするかを任せてくる名探偵のスタンスがとても好きです。
    なんでこれを映画化しないのか…
    最初は登場人物の多さにびっくりでしたが、こんなにも一人一人が読み進めていく中でスっと入ってくる文章の上手さと、館シリーズと言われるだけある建物の複雑さが素晴らしいです。

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    2025年09月07日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    館の妖しさが凝縮された、魅力的な世界観。
    謎も魅力的で、幕閉じなんてもう、気持ちが昂るほどに見事だった。

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    2025年09月06日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    おそらくどちらかだろうと結末を予想し、幸いにもそれが的中した時はなんとも言い難い優越感があった。(あぁ、私もそれなりにミステリー慣れしてきたな)と。しかしながら、改めてその『タイミング』前後を読み返してみると、本書の面白さがここかと噛みしめられるのである。さて、私は館シリーズを制覇するつもりなので、3作目へ。

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    2025年09月03日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    時計をテーマにした、残酷な愛の物語。実はこの表紙自体も謎を解く重要なヒントだったりする。
    館シリーズのなかで、今のところ一番好きかもしれない。

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    2025年09月03日
  • びっくり館の殺人

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    「館シリーズ」のなかでは異色の作品で、少年の目線から物語が語られる。
    ただ、タイトルとは裏腹に全体的な雰囲気はホラーチックで、ところどころ挿入されているイラストも相まってかなり不気味な雰囲気です。

    人形がキーワード。

    館シリーズも終わりが見えてきた!

    『びっくり館の殺人』 綾辻行人

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    2025年09月03日
  • 暗黒館の殺人(一)

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    全4巻。超骨太だった笑

    本格ミステリーなんだけど、「館シリーズ」のなかで最も幻想的なテイストが濃い作品。
    特に謎の核心部分に迫っていく後半はページをめくる手が止まらず、ほぼ一気読み。

    読み切るのも内容を理解するのも、一筋縄ではいかないかも笑
    でも、圧倒的に濃密な読書体験ができること間違いないです。
    覚悟がある方は、ぜひ。

    『暗黒館の殺人』 綾辻行人

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    2025年09月03日
  • 暗黒館の殺人(三)

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    全4巻。超骨太だった笑

    本格ミステリーなんだけど、「館シリーズ」のなかで最も幻想的なテイストが濃い作品。
    特に謎の核心部分に迫っていく後半はページをめくる手が止まらず、ほぼ一気読み。

    読み切るのも内容を理解するのも、一筋縄ではいかないかも笑
    でも、圧倒的に濃密な読書体験ができること間違いないです。
    覚悟がある方は、ぜひ。

    『暗黒館の殺人』 綾辻行人

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    2025年09月03日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    全4巻。超骨太だった笑

    本格ミステリーなんだけど、「館シリーズ」のなかで最も幻想的なテイストが濃い作品。
    特に謎の核心部分に迫っていく後半はページをめくる手が止まらず、ほぼ一気読み。

    読み切るのも内容を理解するのも、一筋縄ではいかないかも笑
    でも、圧倒的に濃密な読書体験ができること間違いないです。
    覚悟がある方は、ぜひ。

    『暗黒館の殺人』 綾辻行人

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    2025年09月03日
  • 暗黒館の殺人(二)

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    2巻目というだけあって、起承転結の承に相応しく物語が進展していく。1巻目より内容もわかりやすくて読みやすい。不気味な雰囲気はそのままに。長編ゆえに、疑問をまとめはとてもありがたい。

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    2025年09月03日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    再読!物語の随所にギリシャ神話が出てきて、館シリーズの中でもトップクラスに世界観が好き。
    展開がスリリングで、どんでん返しもあり、引き込まれるように読んだ、館シリーズはところ所しか読んでないのでコンプリートするぞ〜

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    2025年09月12日
  • Another (下)

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    やっぱり綾辻行人さんはすごい人なんだなって思った。世間の人が言う、十角館の殺人は、みんないいといい、知念実希人さんの本『硝子の塔の殺人』の中でかなり褒めていて、そんなに凄い人なのか!と。読んでない人が羨ましいという、、、なので、もったいなくて買って読んでない。ならAnotherを先に読んでみようと思った。読んでいて、また忘れて前を見返す人にとっては、伏線回収の説明をきちんとされていて、戻らなくて済む所。話がきちんと整っていて長いのにわかりにくい事がなく、そして話の内容が色々組み込まれていて本当に面白かった!

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    2025年08月29日
  • Another (上)

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    やっぱり綾辻行人さんはすごい人なんだなって思った。世間の人が言う、十角館の殺人は、みんないいといい、知念実希人さんの本『硝子の塔の殺人』の中でかなり褒めていて、そんなに凄い人なのか!と。読んでない人が羨ましいという、、、なので、もったいなくて買って読んでない。ならAnotherを先に読んでみようと思った。読んでいて、また忘れて前を見返す人にとっては、伏線回収の説明をきちんとされていて、戻らなくて済む所。話がきちんと整っていて長いのにわかりにくい事がなく、そして話の内容が色々組み込まれていて本当に面白かった!

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    2025年08月29日