綾辻行人のレビュー一覧

  • 暗黒館の殺人(二)

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    ネタバレ

    「館シリーズ」7作目。孤島の妖しげな館を舞台にしており、読んでいてまず雰囲気が似ていると思ったのは京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」であった。浦登玄児が時に歴史的な智識などを交えつつ、館のいわれなどについて語る様子は、どことなくあの古書店の主人を思わせる。しかし本作はそれに留まらず、古今東西のあらゆる推理小説から影響を受けていることは明白であり、謎の儀式やら、曰くつきの一族やら、秘められた過去の事件やら、過去に数多の小説で扱われてきた要素がつぎつぎと登場したかと思えば、挙句は結合双生児(いわゆる「シャム双生児」)まで出てきて、さながら推理小説界の幕の内弁当である。「館シリーズ」の集大成どころか、推

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    2026年04月01日
  • 奇面館の殺人(下)

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    謎解き感覚で楽しめる作品。作中に出てくる謎に挑むも全敗。なるほど、そんな考察ができたのか。なんとなくの違和感を見逃さなければ、犯人特定できたかも。

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    2026年03月31日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    館シリーズ2冊目。面白かったです。
    前作のようなあっと驚く感じではなかったけど、フェアに張り巡らされた伏線で、推理できそうな出来なさそうな所。
    なんとなく犯人はこの人かなぁとか、これとこれをアレしてるんだろうな、というのはわかったものの、全ての推理の道筋を探偵と同じように解き明かすのはなかなか難しい。時計館が傑作だという話を聞いて、そこに辿り着くまでシリーズを順番に読んでいく予定。

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    2026年03月31日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    館シリーズ第五作目。ひとまず上巻読み終わりました。

    十年前の永遠の死は、時小学生だった瓜生たちが何かしら関係しているであろうことは確実。ただ、それ以外の関係なさそうな人たちも殺されている。そしてあまりにも多すぎる周囲の死。一筋縄ではいかなそうで非常にこの先が楽しみです。

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    2026年03月30日
  • 殺人鬼 ――覚醒篇

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    スプラッター系?初めて読んだけど読んでいて辛くなるような死に方がたくさん出てきて休憩しながら読み切りました笑笑
    グロに耐えるので精一杯だったので張り巡らされている伏線に一向に気づく気配すらありませんでした!(言い訳)
    楽しい読書体験でした。

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    2026年03月30日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    館シリーズ第3作目。いやぁ〜面白かった。そしてやられた感。仕掛けがいくつもあって、読み進めていくにつれ、何回も前のページ読み返して確認しながら読んだ。そしてそれでも最後の最後にまさかここも騙されてたのか、え本当?と思い、前のページに戻って確認。うわ〜本当だ〜うわ〜やられた〜感。

    これはすべてを知った後に再読するのも楽しそう。なるほどこうやってアヤツジストが生まれていくのか。次の人形館の殺人も楽しみ。

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    2026年03月29日
  • 暗黒館の殺人(一)

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    ネタバレ

    「館シリーズ」7作目。孤島の妖しげな館を舞台にしており、読んでいてまず雰囲気が似ていると思ったのは京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」であった。浦登玄児が時に歴史的な智識などを交えつつ、館のいわれなどについて語る様子は、どことなくあの古書店の主人を思わせる。しかし本作はそれに留まらず、古今東西のあらゆる推理小説から影響を受けていることは明白であり、謎の儀式やら、曰くつきの一族やら、秘められた過去の事件やら、過去に数多の小説で扱われてきた要素がつぎつぎと登場したかと思えば、挙句は結合双生児(いわゆる「シャム双生児」)まで出てきて、さながら推理小説界の幕の内弁当である。「館シリーズ」の集大成どころか、推

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    2026年03月29日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    いよいよ解決篇。終わってしまうのか、という寂しさを感じながらの一気読みだった。
    殺人事件そのものの謎も大変おもしろかったが、読者に仕掛けられた謎が最後に畳みかけるように明かされ、巨編でありながらも最後のスピード感と余白のある終わり方がすごい。

    これまで登場した館がチラつくことも納得の、館シリーズの基礎になる作品で、読み応えもあるしシリーズものとしての期待に応える上質なミステリだった。

    全体を通してホラーのような雰囲気があり、京極堂に解決してほしい案件だなと妄想した。

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    2026年03月28日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    犯人宛て小説の短編集。どの短編も頑張って考えたけど、全部当たらなかった。1話目からそんなんアリ?って感じでめちゃくちゃ騙された。でもよくよく読み返してみれば確かにそんなこと書いてたし、書いてなかったしでちゃんと考えたらわかるものばかりだったなと。所々当たってる部分もあって楽しく読めた。
    個人的に4話目がおもしろかった。全く違うのに頭に浮かんでくるキャラクター像が知ってるそれで、完全に置き換えて頭の中でみんな動いてた。笑

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    2026年03月28日
  • 暗黒館の殺人(三)

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    いよいよ明らかになる「ダリアの日」の秘密。
    因縁の始まりから玄児の出生の秘密までの説明は、食い入るように読んだ。
    背景が明らかになったようでいて、それでも殺人事件の動機がわからず、一層深みに入っていく感覚だった。

    ここまで、警察こそ介入しないものの、事件に対する調査や考え方は合理的で、理にかなっているからこそ、謎解きまでの高まりを感じる。

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    2026年03月28日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    Huluでドラマを見た。
    ほぼホラーで事件が起きる時毎回ハラハラした。
    実写でしか表せない大量の時計の針の音が掻き立てる臨場感がすごくよかった。
    星4.7くらい

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    2026年03月27日
  • 十角館の殺人(5)

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    ネタバレ

    ミステリ研メンバーの学生たちがどんどん殺されるお話。
    謎がちょいちょい解かれていくんだけどそのスピード感が素晴らしい。
    特に犯人が判明する瞬間はとても爽快だった。
    原作だと男女が違う人がいるらしいので今度読んでみようと思います。

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    2026年03月25日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    前作時計館と比べるとボリューム控えめでサクッと読めた。鮎田さん=天羽辰也は早い内から何となく予感があって、名前がアナグラムになっているのに気付いて確信。勝った…!(?)と思ったけど、これは作中の言葉を使うなら問題の八十パーセントで、残りの二十パーセントの本命の問題には手が届いてなかったってことだね。
    江南くんと同じ意見で密室があまり好きじゃないので、掛け金のトリックも痕跡がないなら氷じゃない?と適当な感じで推理。結果正解だったけど、そういえば冷凍庫壊れて氷無いんでしたね…。だから本当の意味で密室のトリックを解くには、館のトリックを見抜く必要があったと。うーんよく出来てる。
    地球規模の大胆な叙述

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    2026年03月25日
  • 暗闇の囁き 〈新装改訂版〉

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    美少年の兄弟と聞いて読み始めた。(不純)
    ミステリというよりはホラー寄りで結末が気になり一気に読めた。

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    2026年03月24日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    今回のはミステリーというより、「私」の心情を楽しむ本だったと思います。

    かなり最初の方からなんとなく「私」が犯人だろうなと思ってました。
    本人は本気で悩んでるようだったから、多重人格で知らないうちにしたのだろうと。
    本人なら鍵で開けられるし。

    「私」の歪な面や違和感が、読み進めるうちにどんどん強くなりました。
    最初から、今まで保護者になんでもしてもらっていたゆえの何もできない子どもっぽさを感じていました(沙和子との共依存も)。
    さらに嫌がらせ後も、大人としての対応がなく他人任せで誰かに助けを求めてばかりの、小学生のまま内面の時間が止まっているように感じました。
    たとえばもし小学生から引きこ

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    2026年03月20日
  • 暗黒館の殺人(四)

    mii

    購入済み

    ミステリというか

    うーん、オカルト?ファンタジー?
    事件に関しては論理的に問題はないし納得のいく推理でしたが、あまりにも要素が詰め込まれすぎてて……グロ注意!(一巻のレビューに書くべきだと思いますが)

    ただ、ラストの伏線回収はやはり見事ですね。
    してやられた感。

    最後に出てきた「医者である家人」が、あの子のことだといいなと思いつつ。

    #ドロドロ #ダーク

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    2026年03月18日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    前作の「人形館の殺人」は館シリーズとしては定石を外していたので少し物足りない内容だった。
    比して今作は、これぞ館シリーズだ!
    と言いたくなるような、お馴染みの設定(クローズドサークル、隠し通路、次々に起こる殺人等)が炸裂しているので文句ない出来だった。
    とにかく、しっかり怖いので、ホラーとしても良い出来。
    また、十角館以来の再登場となる江南と島田のコンビが復活するのもファンには嬉しい所だった。

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    2026年03月17日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    上巻なので大きな見所はないが、時計館の陰鬱な雰囲気やうっすらとストーリーを予想される話作り、そして大量に散りばめられた伏線と下巻まで読み終わった後に読み返してみると驚かされるものがたくさんあった。

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    2026年03月16日
  • 意外な犯人 犯人当て小説傑作選

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    純粋に犯人当てを楽しみつつ読めた。
    短編集なので話の区切りが丁度良く、頭が疲れた頃に解答編に入って一旦終わり!って中断できるので、程よく疲れて程よく知的好奇心も刺激されて楽しかったです。

    綾辻行人さんのは比較的すぐ分かるかと思いますが、乾くるみさんのは腹を括って読んだにも関わらず見抜けなかった〜。
    作者さんそれぞれの癖も楽しめる一冊だと思います。

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    2026年03月16日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    おもしろかった。どんでん返しもきれいにきまっていた。ただ、幼馴染の同級生がみんな同じ大学の同じ同好会というのは、都合が良すぎると思った。

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    2026年03月15日