あらすじ
ミステリ作家たちが工夫を凝らし、読者と頭脳戦を繰り広げる犯人当て小説。その傑作の数々から“読者への挑戦”ものを中心に精選し、全3巻のアンソロジーに集成した。第3巻には原案を書いたはずの見知らぬ推理ドラマにミステリ作家が挑む綾辻行人「意外な犯人」、地図の上で殺された男のメッセージを解読する辻真先「DMがいっぱい」、暗殺者の正体をロジカルに推理する井上夢人「殺人トーナメント」など全9篇を収録。正統派の謎解きと変化球の数々を通じて、犯人当て小説の歴史が生んだエンタテインメントのバリエーションを御賞味あれ。/【目次】序文=福井健太/「意外な犯人」綾辻行人/「DMがいっぱい」辻真先/「殺人トーナメント」井上夢人/「三つの質疑」乾くるみ/「挑戦状盗難事件、または名探偵オルメスの冒険」法月綸太郎/「「少女」殺人事件」白井智之/「スフィンクスの謎かけ」犬飼ねこそぎ/「犯人当てショートショート キーワードは黒猫」森川智喜/「竜殺しの勲章」北山猛邦
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Posted by ブクログ
純粋に犯人当てを楽しみつつ読めた。
短編集なので話の区切りが丁度良く、頭が疲れた頃に解答編に入って一旦終わり!って中断できるので、程よく疲れて程よく知的好奇心も刺激されて楽しかったです。
綾辻行人さんのは比較的すぐ分かるかと思いますが、乾くるみさんのは腹を括って読んだにも関わらず見抜けなかった〜。
作者さんそれぞれの癖も楽しめる一冊だと思います。
Posted by ブクログ
なんだか、純粋な犯人あてではない作品が混じってたようなw
でも、どのみち推理はできないし、面白かった♪
冒頭の綾辻さんの作品が1番。まさに本領発揮。こういうひっかけって大好き。
「殺人トーナメント」は、推理小説というより、ロジックパズルの問題みたいで、ますめを書いて〇×つけて解く感じだったけど。「少女殺人事件」も、犯人あて小説ではないような、ねぇ。ま、ノックスの十戒をからめたのは面白い。
「三つの質疑」、「助教授」という職名を使ってるんだけど、この作品の発表の頃にはとっくに「准教授」だと思う。ま、お話の本質にからむところでないんだけど。
『黒猫を飼うことにした』から2作品収録で、そろそろ積読から引っ張り出すタイミングかもw