綾辻行人のレビュー一覧

  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    10年以上ぶりの再読。全然覚えてなかった。でもすごく面白かった。水車館より好きだ。
    館シリーズは抜け道、隠し部屋はある前提で読まないとならないので、密室と言っても、だからどうした、という感じだけど、この作品は様々なギミックのオンパレードだった。
    抜け道の存在を認めると、もう犯人は当てようが無いのが残念なところ。
    ただ今作は読者を騙すトリックが満載で後半はページをめくる手が止まらなかった。

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    2025年10月10日
  • 暗黒館の殺人(二)

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    謎が多い。
    宴、視点、記憶のない人たち。
    動機、理由、思惑他。
    どう回収されるのか。
    散らばってるぞ。1,000頁読ませといて、ここまで散らかしておいて、回収しろよ。全部、全部。

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    2025年10月06日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    水車館があまり私にはささらなかったので、ずっと読むのをためらってしましたが、縁があり手に取りました。

    結果、おもしろかった!島田さんが今回も大活躍。そして最後に島田兄登場。次作も読みます。
    トリックは単純と感じてしまいましたが、それでも引き寄せるストーリーでした。

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    2025年10月04日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    おおー…この人だったか!
    トリックもさすがです!
    私はあまり色んなことに気づけないタイプなのも手伝い、この人かー!と思ってスッキリしました。
    面白かったです!!!
    では、次の館を読みたいと思います。

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    2025年10月03日
  • フリークス

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    ネタバレ

    いろんな方が書いていたが、それぞれの話が短編とは思えない面白さ!精神病院の患者が主人公なので、読んでいて何が現実で何が現実でないのか、一緒に二転三転事実と思ったことが変わっていく。

    1話目の悪魔の手、主人公の立ち位置が二転三転…見えているものが現実なのか、妄想なのか。自分が書いた記憶のない日記が出てきて徐々に記憶が明らかになるけれど、その記憶も二転三転。双子の兄妹の記憶とも混同し、現実に存在したのかしないのかも曖昧になっていく。主人公が病んでしまった原因は、そもそも偶然に起きたことだから、主人公が責められるべきではないはずなのに、そう思ってしまったのって両親の在り方が大きいんだろうな。真相を

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    2025年10月02日
  • Another (上)

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    ネタバレ

    26年前に飛行機事故で亡くなった
    中学3年生ミサキ。

    そしてその同じ中学校の同じ3年3組に転校してきた
    主人公が同じクラスのミサキ・メイに興味を持ち始めていく。
    そしてクラスの生徒、関係者が次々と死んでいく。

    みんなが見えないモノが見えるなど、ただの学校の怪談モノかと思いましたが、話が進んでいくとそれ以上の面白さ。
    ミサキ・メイの謎は上巻でアッサリ、ネタバレされたが、だから下巻では新たな謎がありそうな予感。
    主人公の家族も怪しさを出しながら、下巻に続く。

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    2025年09月27日
  • Another 2001(下)

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    ネタバレ

    上巻から止まらず、前二作目をちょこちょこ読み直しながら一気読み。

    きっともう一人いるのは予想できたけど、それが誰か、そしてその正体までは考えが及ばなかったな。
    前作と今作で泉美の評価が全然違ったなぁ。報われないのが心残り。
    終わり方ととして、まあまあ綺麗だったけど、もやもやが色々のこったかな。
    ・想と母親の関係はそのままか
    ・榊原くんの出番少ないな
    ・葉住さん、何だったのよ
    ・希羽ちゃんの謎は全く言及されなかったけど、次回作への布石なのね

    次回作で完結なのか。しばらく先になりそうだけどめちゃくちゃ楽しみ。

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    2025年09月27日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    大好きな館シリーズの3作目。これまた今までとは違う視点からで面白い。読めば読むほど島田が好きになる作品。

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    2025年09月26日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    館シリーズ第3弾
    館内の見取り図を見た瞬間にテンション上がるやつ˙ᴥ˙。ワクワクしないはずがない。

    文字通り『遊び心』満載で読んでて楽しかった。

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    2025年09月26日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    これまでの館シリーズとは異なり独特な雰囲気。
    なんとなく違和感を感じながら読み進めると後半さらに違和感が大きくなってその正体に結末で納得。館シリーズの中ではあまり取り上げられることがないけど面白かった!

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    2025年09月25日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    感想:なるほどねーー?!?!

    最初は、
    40過ぎた紀一が10代の由里絵を妻にした上、館に軟禁して生活している描写からスタートするもんだから拒絶反応が凄いんだけど、「まぁでもどんな事情があるか分からないからな…」となんとか我慢して読んでたところに「彼の、恐らくは唯一の最高の傑作がこの娘、由里絵だったのだ。」とか気色悪いこと言い始めるからもう辟易。なんで昔の作品っていちいちこんな気持ち悪いの?勘弁してくれ〜。
    嫉妬はしゃーなしにしても、「この顔が、あるいはこの両足が、せめて元通りだったなら…」って本気で言ってる…?そういう問題じゃなくない?グルーミングって知ってます?
    10年間閉じ込めてきた、と

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    2025年09月25日
  • Another 2001(上)

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    ネタバレ

    前作とエピソードSから少し空いて読み始めでした。おおよそ覚えていたけど、細かい部分は忘れてて、間をあまり開けなかった方がいいなと後悔。
    再度前作読むのもありだけど、あまり時間が。。。

    久しぶりの厄災。元々、全然解決してなかったからそりゃまた起こるよね!の話。
    今の所の感想
    ・泉美は死なないでほしい
    ・今回はどこまで解明されるんだろう。
    ・榊原くんの出番はあるのかな。
    ・ミサキはどういう役割なんだろう。

    下巻が楽しみ。

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    2025年09月24日
  • 奇面館の殺人(上)

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    いよいよ現行の館シリーズの最終館。それにしてもこの方の文章の読みやすさは一体何なんでしょう。「やはりそういう展開なのか」という鹿谷のセリフに不謹慎ながらニヤリ。期待を込めて星4つ!

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    2025年09月24日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    おや?少し物足りないかな?と思っていたが、やはりしっかり用意していた。読後すぐ読み返したのは、館シリーズでは黒猫が初だ。今月は綾辻行人がとまらない。

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    2025年09月23日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    館シリーズ5作目。
    壮大なスケールでまぁまぁ、そうだろうな、と思いながら読み進めることが出来た(私にしては珍しい)笑

    鹿谷門実よりやっぱり島田潔の方がいいんだけとなぁ。

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    2025年09月21日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    黒猫館、という名前が黒猫の不吉で怪しいイメージとも相まってダークな雰囲気を醸し出していて素敵。
    そして今回も騙された、、 
    ミステリを読み慣れているとああこういうことかな、と読める部分はたくさんあるのだけれど、全貌を見破るのは難しい!あらすじに、シリーズ屈指の大仕掛け、という記載があるだけある、これ初見で分かった人いるんだろうか?

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    2025年09月21日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    衝撃という点においては、『十角館の殺人』に及ばないかもしれませんが、ミステリとしての完成度はシリーズ随一だと思います。

    また、物語を構成する様々な要素が、トリックを際立たせているところも秀逸でした。

    壮大で美しいクライマックスも圧巻で、質量共に満足できる見事な作品と言えるのではないでしょうか。

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    2025年09月20日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    ネタバレ

    引っ掛かってた部分は全部回収できたんだけど、なんだか切ないお話だった。愛が故に...。
    トリックは見破れず島田さんの解説にふんふん言ってた。終わり方は美しく感じたな、私は。
    これ以上は何も言えない...。

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    2025年09月20日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    異質、と作者が言うだけのことはある
    読後感が悪くてしょうがない
    つまらなかったとかじゃなくて、うわーって、
    救いないなあってなる
    どこかで島田さん本当?って思うところがあって、だからやっぱりなあって思うんだけど…にしても気持ちがもやもやで収まらない…
    いつかまた読める日がくるかなあ…
    架場の兄だったと思うんだけど、結局…
    彼の存在がよくわからない
    特に書籍紹介にも出てこないし、だったら島田が出てくれば良かったのではって思っちゃうし、最後の島田からの手紙でますます怪しい、気がする

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    2025年09月20日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    仮面を被った当主に幽閉された美少女、年に一度招待された客人たちだが、館は嵐で閉ざされて、、とこれぞ本格ミステリ、といった妖しげな雰囲気が漂っていて大満足。これこれ〜!!!
    なんとなく怪しい人はわかるんだけど、それでも決定的なことが掴めなくて、謎解きシーンでこんなに伏線張られてたんだなと驚愕。完全に綾辻先生の手のひらで泳がされてました、、。

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    2025年09月19日