綾辻行人のレビュー一覧

  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    読みやすい文章で面白かった。序盤はスローペースで、登場人物も増え続けるため少し苦労したが、後半から一気に加速。時計を意識した館のデザインそのものが魅力的で、数多くの時計コレクションの美しさを想像しながら読むのも楽しい。確かに映像化向きの作品だろなと思った。

    犯人推理自体はそこまで難解ではないが、かなり手の込んだ本格密室ミステリ。単なる密室にとどまらず、物理的トリックを組み合わせているところが面白い。理屈で積み上げられていないとしっくりこないタイプの読書には、この構造で騙してくる感じがとても気持ちいい。一方で、「十角館の殺人」同様に、少しやり過ぎ感もある。

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    2026年05月20日
  • Another (下)

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    やっぱり綾辻行人さんの本は読みやすい。

    ちょっとつっこみたくなる所もありましたが、
    ドキドキしながら楽しく読めました。

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    2026年05月17日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    2026年になって、今更『十角館の殺人』を読み、それがシリーズ物であることを知り、続けて『水車館の殺人』を読んだ。
    この数ヶ月、一週間から十日で一冊の小説を読んでいたけど、三日で読み終えた。
    意外な人が引続き登場して驚いた。あとがきにも書かれていたが、わかりやすいというか想像しやすい部分はあった。ちゃんと結末を想像できてたわけではないが……
    シリーズ物のため、この先も読んでいきたい。

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    2026年05月15日
  • 深泥丘奇談

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    綾辻行人といえば館シリーズやAnotherですが、またちょっと毛色の違ったお話ですが、私は好きです。
    ミステリの様な解決編は無くとにかく不気味でタイトルにある通り怪談ではなく奇談なのがよく分かりました。
    ちょっと病院に行くのが嫌になりました…
    特に歯医者に…

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    2026年05月14日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    ネタバレ

    十角館の設定を忘れていたけれど、読んでいるうちに思い出した。古き良き館ものミステリー。時計だらけの不気味な館、謎の死を遂げた美少女、不吉な予言をする老人、血なまぐさい暗号のような詩、俺は閉じこもるぞといった人の死亡フラグと、お約束がてんこ盛りでワクワクする。

    上巻は、女学生と後輩とカメラマンが殺されたところまで。怪しい人がたくさんいて、誰が犯人か全く見当がつかない。十角館では全員死んでしまったけれど、今作ではいかに。

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    2026年05月14日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    中身のトリックについてはある程度予想はできたものの、全体の構成が見事で、それだけで楽しい。
    そして何と言ってもあのラスト。そんなのアリ?笑すごいよ笑
    今回もまんまと騙された。

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    2026年05月11日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    面白い構成だなあ。
    現在と過去を行ったり来たりしてる間にまんまと騙された。真のトリックに気づかせない為の巧みな目眩しがあちこちに仕掛けられている。
    派手さは無いが、がっしりとした本格推理小説といった感じで、読み応えがある。
    とても良かった。

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    2026年05月11日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    おもしろかった!
    個人的には十角館の方が好き。

    解説も読み応えありました。
    谷山浩子さん、間接的に5年おきくらいに私の人生に登場してこられる。聴きたくなる。

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    2026年05月11日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    ついに館シリーズに手を出すことを決意。
    シリーズ2作目は、トリックは全くわからないのに犯人を当てるという珍しい読み方をしました。笑

    過去と現在を順番に確認しながら進めていき、最後は冒頭のシーンに戻ってくる見事な表現。緻密に計算された館の構造とタイムスケジュールに読み進めながらすごいなー、と何度も感動。

    1作目に出てきた島田も再度登場。なんだか1作目の胡散臭さが薄れて、若干イケメンに感じてしまった。探偵役はカッコよく見えちゃうものですね。

    これから少しずつシリーズを集めていこう。

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    2026年05月11日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    館が2つ存在することはさすがに想像できなかった。
    手記と現実の交互に話が進んでいくスタイルも面白かった。
    密室トリックに関しては、それ自体は単純でよくあるやり方で、自分も真っ先にそれを予想したし結果その通りだったが、館の謎が解けてないと成立し得ない。
    全てのピースが揃ってようやく腑に落ちる、完璧な伏線回収だったと思う。

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    2026年05月11日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    「どうせ最後どんでん返しあるんでしょ〜」って警戒しながら読んでたのに、相変わらず期待を裏切らない終わり方でめちゃくちゃ面白かった

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    2026年05月10日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    「館シリーズ」第2作。新装改訂版。

    中村青司が設計した風変わりな館で起こる奇怪な事件。十角館で心地よく騙され、今作にも期待が高まる。
    時代が古いこともあって、リアルレトロな雰囲気にワクワク。水車、嵐によるクローズドサークル、仮面をつけた車椅子の館の主人、幻想画家の門外不出の遺作、消えた男…となかなかの仕掛け。

    一年前の事件を辿るように起こる同様の事件。そこに登場する招かざる客・島田潔。
    読み進めていく上で、喉に刺さった小骨のように残る違和感があとで大きなヒントとなり、事件の絵図が見えてくる。
    今回はほぼ事件の真相が推理できたけど、それでも十分面白かった。
    先が気になっての一気読み。やっぱり

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    2026年05月09日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    館シリーズを順に読み進めています。
    おそらく館シリーズで支持されているのは十角館や時計館かと思いますが、私は時計館よりも黒猫館の方が好みでした。
    うまく言語化はできないのですが…。

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    2026年05月07日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    十角館の殺人と似たような感じなんかなって最初思って読み始めたけど内容から全然ちがくてただ館ていうところで8人くらいの男女がいるって言う感じの作りが同じだった。テセウスとかミロスとか神話についていっぱい出て来て途中はこういう内容が絡んでくるんかなとかでちょっと調べたりしたら自分でも解決っていうか犯人見つけることができえるんちゃうかなって思ったけど全然ちがくて、びっくりなことがいっぱいあった。最後まで焦らして鮫島が女やったのがびっくりすぎた。それにしても島田は解けすぎてて逆に怪しすぎたから最後の方まで島田が犯人やと思ってた。最初に鹿谷が女で自分もこの事件にいたみたいな言ってたから桂子のお腹の中の赤

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    2026年05月07日
  • 暗黒館の殺人(二)

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    一巻終盤からの物語の加速感は継続し、登場人物に慣れてきたこともあって、ぐんぐん読み進む。
    暗い雰囲気ではあるものの、視点と本筋の交差や、離脱中/未登場の人物への期待感からどこかわくわくしながら読んでいる自分もいる。

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    2026年05月07日
  • 暗黒館の殺人(一)

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    暗く重い雰囲気で、長い長い舞台設定を理解させられている気分。登場人物の多さも相まって中盤までは読み進めにくさはあれど、終盤の「宴」にかけて加速していく感がたまらない。

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    2026年05月07日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    2026/20

    中村青司はどんな人なんだろう?
    この人が建築に携わると必ず事件が起こるって可哀想になってくる……
    すっかり私は島田さん推しです
    犯人だとされてた人が犯人じゃないのはわかってたんだけど、真犯人まではわかりませんでした!
    著者もわからなくて、島田さんだと思ってたのに島田さんじゃなくて、一瞬あれ?となりましたが面白かった

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    2026年05月04日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    【一言感想】
    自分で造り上げてしまった幻影を恐れて逃げると、自分の世界を造り上げて閉じこもってしまう

    【感想】
    車椅子に乗り仮面をつけた当主と孤独な美少女の妻が住む、3連水車のついた館で、一年前に起きた事故、事件を現在に絡めながら解いていく本格的な推理小説

    "十角館の殺人"で斜め上の不意打ちトリックを喰らって、本作もそうかと思いきや、かなりの本格的なミステリーで所々の伏線も丁寧に過不足なく描かれているので、種明かしの場面はとてもスッキリすると思う

    過去に起こしてしまった出来事が幻影となって、自分の中に現れ続けてしまうことから逃げるために、自分のしたことに対して&quo

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    2026年05月04日
  • 暗黒館の殺人(三)

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    ネタバレ

    次々と明らかになる館の謎。もうね、全てがイカれてるよ...。排他的であることの悪いところが全部出ちゃってる。

    “視点”は一体なんなのか、誰なのか。中也と江南との関係は一体?市朗が言う「見たことのある顔」とは?まだまだ残る伏線たちを4巻でどう回収するのか、楽しみ。

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    2026年05月04日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    黒猫館という名前の由来が、風見猫や黒猫が住み着いている、というのは弱いなと読み始めは率直に思った。
    しかし、読み進めていくうちに、今作のモチーフが鏡であることが分かった。が、そこからのルイス・キャロルというのは想像外だし、それを知ってからの『黒猫館』というネーミングセンスは流石にオシャレすぎだろう。
    トリック自体はすごくワクワクするとまではいかなかったが、館自体の立ち位置がとても面白かった。
    綾辻さんの点(小説内での事象)と点(綾辻さんの知識)をつなぐ線の引き方・発想力は、どの作品を読んでも心躍らされるものがある。

    次作『暗黒館』、覚悟を決めて読みたい。

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    2026年05月04日