【感想・ネタバレ】Another エピソードS(角川文庫版)のレビュー

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Anotherの本編とはまた違ったお話。本編を読んでおかないと分からないことがあるので、先に本編を読むことが大事。
内容としてはすごく面白い。本編とこのエピソードSを全部読んでほしい。

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2024年02月12日

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ネタバレ

本編で鳴が、別荘に行く、と言っていた期間の話。
過去の現象の生き残りであったある生徒に話を聞きに行くも、その生徒は既に死んでおり、幽霊としては存在することに。果たしてこの意味とは?

幽霊が、幽霊でなく実体を伴っているただの想君だったとは。思い込みの激しいのもいいところだし、家族がいるところでは普通に見える理由も納得のいくトリックだったのではないだろうか。

現象の逃れ方で地域を離れる、というのが、少しどうなのかと思った。みんなで引越しするなりその地域を出てしまえばいいのでは?と少し思ってしまった。

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2022年10月03日

購入済み

一気読み!

Anotherを昔読んで、久しぶりにアナザーの実写映画を見たところ、続編が出ていたことを思い出しどうしても読みたくなって購入しました。
とっても面白くて時間も忘れて一気読みしてしまいました!
綾辻さんの作品最高です。
次はAnother 2001をすぐに読もうと思っています。
本当に面白い作品です。

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2021年10月10日

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ネタバレ

1作目が良かったので辛めの点数(:前作には明らかに及ばない)になっている。本来単品の構想であったAnotherを無理に続けたようにも感じた。
1作目が最高の評価であったため、今作で評価が多少落ちてもその続編に対して同様の期待をしてしまうので、
次回作(Another 2001?)が本作のような出来であれば、Anotherシリーズがそれ以降続いても手を引こうと思った。

「前作が大当たりだったんだなぁ」と思う作品。
前作同様ミステリーの手法を用いてホラー作品を書いているが、短いためか、前作で手の内を知っているためか、前作ほどの驚きはない。そのため、”前作が予想以上にヒットしたため多少の無理をして書いた”感じ を受けてしまう。前作と比べて事件がこぢんまりしているせいもあるかもしれない。
とはいえ、面白いことには変わりなく、謎解き(?)の部分では「なるほど」と思うこともある。
前作の設定を使ったミスリードもあり、語り部がサカキ氏の幽霊という点にも疑問を抱かない作りになっていた。

ホラーということで幽霊が生前の記憶がおぼろげだという点も疑問に思わず、かといって謎解きに無理も感じなかった。友人の名前を使ったトリックも面白く、サカキ氏(=想)の途中の解釈とあっけないオチも無理なく納得した。
全体的に、幽霊と実際の二面性をどちらも破綻無く上手く表現していたと思う。

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2024年03月04日

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前作に引き続き、不思議なそしてちょっとゾクっとするお話でした。
話の進むペースにどんどん引き込まれて、あっという間でした。
自作は既に手中にあります。

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2023年11月27日

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Anotherの続編?外伝?
かつての3年3組で災厄を経験した青年、サカキに会うために彼の住む屋敷を訪れた。そこで遭遇したのは彼の「幽霊」。1998年、見崎鳴の夏休みのお話。

綾辻先生の作品は、館シリーズも含め「騙されるために」読んでいる感じ。以前は頑張って推理しよう!と意気込んでいたんだけど、今はもう騙されることが快感…!
Another2001を先に読んでしまっているので、想くんここから何であんな感じに?って思ってたけど、そういうことか!!
想くんが2001で「死者はちゃんと弔わなければならない」と独白する箇所が多くみられるけど、それもここから来てるのか…。想くんの人となりが知れて良かった。それだけでもこの外伝は読む価値があると思う。

文庫版あとがきと解説も面白く読ませていただきました。やっぱり「綾辻行人をキャラ化する」はパワーワードすぎるwwww
『文スト』は何年か前にハマってたけど、これその頃の作品か、時の流れは残酷だ…。

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2023年10月27日

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Anotherはやっぱり物語の雰囲気が好き。
不穏で謎めいていし、登場人物が魅力的。
次の2001が、楽しみ。

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2023年09月09日

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〈死の色〉を視る美少女と 死体を探す幽霊の、 ひと夏の冒険の物語。
 幽霊の正体と死の真実、本編Anotherと繋がる今後に期待する外伝的な話で、これはこれで面白い。鳴の幽霊に対する考えが、死者と幽霊の違いを描き出していると感じる。

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2023年08月15日

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最初は、非現実的な存在である幽霊のお話しを?綾辻行人が??と訝しがって読み始めましたが、幽霊〈賢木〉視点での描写がとてもスっと入ってくるので、なんだか存在の胡散臭さが気にならなくなり引き込まれていきました。

賢木の死の真相が知りたくなり…、また、私が先回りして先に読んでしまったAnother 2001の主人公となる想のこともどんな背景を持つ少年なのかが気になってきて、気付いた時には幽霊の正体は…!という感じでした。ああ、やられた。
楽しいひと夏のお話しでした。

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2023年08月12日

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結構しっかりミステリーで、番外編だと思ってちょっと軽く見てたから、思った以上に満足。別荘っていう少し特別、非日常感がある場所で物語が進むのが、anotherの雰囲気にピッタリでとても良かった。
鳴ちゃんの落ち着きと冷静さのお陰で、安心しながら読めて必要以上に怖くならないから、ホラー系が苦手でも読みやすい!

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2023年07月23日

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ネタバレ

もう何度目かの騙されたー笑
鳴が毎度「賢木さん?」と聞くので何かあるなぁとは思ったけど、いつものように他のエピソードに紛れてそのうちにその違和感を忘れてしまうんだよな

綾辻行人は圧倒的に読ませる力が凄いんだよなぁ
今回も最後まで楽しみながら読んだ

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2023年07月19日

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死の色が見える少女見崎鳴が夏休みに出合った幽霊の話
綾辻さんのホラーはミステリー寄り
幽霊の正体は勿論、「Another」のルールを踏襲した様々な伏線が一気に解消される
この作品は「Another」を読んでから読むのがオススメです。

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2023年07月19日

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Another2001が文庫化ということで、元々読む気はなかったんですが手に取りました。
次に繋がる話なので、2001を読む方は読んでおいた方がよいかなと思います。

ストーリー自体にそこまでの驚きはないですが、Anotherの世界観が好きな方なら高評価、そうで無い方だと単体の評価は低いかもしれません。
私は楽しめました!!

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2023年06月13日

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本編anotherの内容をもっと覚えていたら、もっと楽しめたかな?と思いました。
ちょっともったいなかった。
でもいつも通り、あーそうだったのかー!やられたー!という感想です。
いつも気持ちよくどんでん返してくださってありがとうございます。

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2023年05月10日

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「Another」を読んで、面白かったので、早速手に取りました。
続編でもなければ、スピンオフかというと少し違う、外伝的な位置付けです。

どんでん返しのような「あーやられたー」って感じではないですが、「あーそういうことだったのね。なるほどね」という感じで、これはこれで良かったです。

「Another」同様、伏線回収・解説が丁寧です。

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2023年01月25日

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ネタバレ

 Anotherの外伝的な作品。しかしこの作品単独で見てもとてつもなく面白い。

 冷静になって考えると答えはそれしかないのだが、読んでいるうちはその答えにたどり着けない。
 なにせ「死者」がなんの違和感もなく学校に紛れ込むことができる世界線だ。幽霊が自我を持って世界を探索していたとて何の疑問を差し挟む余地もない。

 事件そのものは単純であるが、その単純なものにここまでの深みを与える綾辻先生の力に脱帽。続編もあるようなので、ぜひ読んでみたい。

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2023年01月13日

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ネタバレ

ネタバレあり

幽霊視点の描写がややかったるかったが、見崎鳴が登場してからのテンポは良かった。
ちなみに幽霊はいると完全に思い込まされてしまい、騙された。
次回作への伏線になってそうで、それも楽しみである。

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2023年02月07日

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ネタバレ

前作とは毛色が違う作品となっているがどんでん返しもあり、基本的には楽しく読むことができた。館シリーズでは綿密に計算して書かれている謎解きの部分が弱く感じた。御手洗=アライや通路をたまたま見つける、たまたま見えなかっただけという説明では少し苦しいと思った。続編への繋ぎとなる作品となっている。

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2024年06月12日

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ネタバレ

全編通してゆっくりとしたお話でした。スピンオフという位置付けでしたが、独特の世界観の作品でした。

ヒントはあったものの、前作から読んでると尚更、超常現象ありきの世界で幽霊がいる事に何の違和感もなく読んでしまってましたね。そういう点でもやられた。
次は楽しみにしてる本編の続編。楽しみ!

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2024年05月12日

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ミステリとしては普通に面白い
Another本編とはまた違った面白さでAnotherを期待して読むと少し残念な気持ちになる

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2024年05月08日

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ネタバレ

幽霊になった気分を味わう。

幽霊を対象にした小説はいくつか読んだことがありましたが、「自分が幽霊になる。」というのは初めてで、斬新な感覚でした。
主人公が幽霊となって自分の死体探しをする内容で、全体的に静かでゆっくりとしたものでした。
前作に比べて刺激が足りなくて中弛みしてしまいましたが、ラストのネタばらしで納得させられる部分が多々有り楽しめました。

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2023年12月30日

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Anotherの外伝。
現象が始まった年の夏休み、見崎鳴が夜見山を離れ、海のある別荘に滞在した時の話。そこで会った賢木晃也は実は… そして姉の息子である想は、来年赤沢家から夜見山中学に通うことに。ここからAnother2001に続くんだ!

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2023年12月17日

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「Another」を読み終えたら次はこれ と孫が言っていた。

夏休みに、かつて夜見山北中学の三年三組で“現象”を経験した青年に会うため、“湖畔の屋敷”を訪れた鳴が遭遇したのは、三ヵ月前に謎の死を遂げた青年の幽霊、だった。行方の分からない自分の死体を探す幽霊と鳴の、謎めいた冒険の結末は―!?

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2023年10月16日

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Anotherのスピンオフ(外伝?)で見崎鳴がクラス合宿に行く前に家族で海の別荘での話。
賢木晃也に会いに行くとすでに春に亡くなっていて賢木晃也の幽霊に会う。
次のAnother2001に繋げる為の話かな?Anotherが面白かったので、ちょっと拍子抜けしたけどスピンオフ(外伝?)だと思えばよかった。2001が楽しみになった(*´∀`*)

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2023年08月13日

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anotherの続編、スピンオフということで読んでみた。前作が面白すぎたので期待しすぎた感はある。面白かったし騙されたけど、前作には届かないなぁと。まあスピンオフだしね。

ストーリーはもう一人のサカキの話だったけれど、終始子供っぽくて違和感あった。解説でこの物語はメイが主人公って書いてあったけど、ずっとサカキ視点だったし、なんだか違う気がした。それに、前作はホラーミステリー的なジャンルだったけど、今作はSF要素少なめのSFミステリーよね。そのあたりも好みからズレてたとは思う。

にしても、最後まで読んでしっかり騙されたから面白かった。そして表紙の子がメイと明言されてて良かった。となると、前作の表紙はメイじゃない気がするけど誰なんだろ。

とりあえず続編読むのが楽しみ。

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2023年08月06日

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どうやらanother2001読むためには
これを読まねばならないらしい
another本作の空き時間を補完する物語

内容は…ファンディスクですね
anotherの怪奇な設定を思い出させてくれました
2001読む準備完了!


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2023年07月09日

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今回も見事に引っかかった。読んでて違和感はあったけど読み進めるうちに違和感は薄れ最後の最後で気付かされ、戻って確認するとあぁ確かにって納得。あと鳥肌が凄かった。怖いけど騙されることが面白い。
朝霧カフカ先生の解説も読んでて笑ってしまった。

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2023年06月22日

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前作のヒロイン、鳴ちゃんと榊原くんの会話の内容。
幽霊の語り?のような変わった展開で進む。
ホラーよりもミステリ色強め。

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2023年04月27日

Posted by ブクログ

こちらはAnotherの続編ではなく、サイドストーリーのような作品になります。
Another編において記述がありましたが、夜見山北中学の三年三組で不可思議な事件が起きている中、見崎鳴が夏休みに夜見山から離れた所へ行った時のお話です。
個人的には後半まで退屈すぎて挫折しかけていましたが、最後はちょっと無理矢理なところが見られつつも綾辻さんらしいかな〜という展開に落ち着きました。
ただ、本編ではないのである程度納得のいく作品かと思います。

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2023年03月25日

Posted by ブクログ

ホラー感は少なく、ちょっとファンタジーに近い印象であった。ミステリを読んでいるというより、夏休みの宿題に取り組んでいる感覚。

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2022年10月07日

Posted by ブクログ

Another 2001へ繋ぐための物語。Anotherのように災厄が起こるわけではなく、ほんのひと時の間の話だから、割とゆったりしてる。 それでも事件は起こるので、まあまあ楽しめた。 Another → Another S → Another 2001と連続で一気に読むのがオススメ

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2022年12月01日

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