【感想・ネタバレ】Another エピソードS(角川文庫版)のレビュー

あらすじ

聞かせてあげようか。あなたの知らなかった、この夏のお話。
異能の美少女・見崎鳴は語りはじめる。1998年、夏休み。かつて夜見山北中学の三年三組で〈現象〉を経験した青年に会うため、〈湖畔の屋敷〉を訪れた時のことを。鳴が遭遇したのは、三ヵ月前に謎の死を遂げた青年の幽霊、だった。行方の分からない自分の死体を探す幽霊と鳴の、謎めいた冒険の結末は――!?
解説・朝霧カフカ

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

やはりこのシリーズは好きだ。惹き込まれるような謎と爽快な伏線回収。しかもただのホラーミステリーだけに留まらず現象の‪”‬ある設定‪”‬によって切なさも感じることが出来る。続編のAnother2001も楽しみだ。

0
2025年08月25日

Posted by ブクログ

Anotherの本編とはまた違ったお話。本編を読んでおかないと分からないことがあるので、先に本編を読むことが大事。
内容としてはすごく面白い。本編とこのエピソードSを全部読んでほしい。

0
2024年02月12日

購入済み

一気読み!

Anotherを昔読んで、久しぶりにアナザーの実写映画を見たところ、続編が出ていたことを思い出しどうしても読みたくなって購入しました。
とっても面白くて時間も忘れて一気読みしてしまいました!
綾辻さんの作品最高です。
次はAnother 2001をすぐに読もうと思っています。
本当に面白い作品です。

0
2021年10月10日

Posted by ブクログ

全く予想していなかった展開と結末でした。。本当に伏線回収が素晴らしいです。
この作品はAnotherシリーズで私がいちばん最初に読んだ作品で、綾辻先生の素晴らしい作品達に出会うきっかけを作ってくれた思い出の一冊です( ߹ㅁ߹)

0
2025年03月27日

Posted by ブクログ

読み始めて、最初は「Another」とは全く関係ない、幽霊もののホラーかサスペンスなのかなと思っていたが、最終的には全てのキャラの設定を見事に回収し、「Another」に絡めて見事なオチで度肝を抜かれた。 この本でも軽く、「Another」の設定を説明しながら物語が進むので、単体でも読めるが、自分としてはぜひ「Another」は先に読んでおくことをおすすめする

0
2025年03月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

Anotherのスピンオフ的な作品。
Anotherとは別で進んでいくのかなと思いきや、実際はほとんどそうであったけれども、最後の最後でAnotherを読んだ後にしか得られないなんとも言えぬ感情が残った。
無理やりなという意見もあるけど、そもそもの災厄の設定がそうなのでそこまで気にならなかった。幼い子どもであり普段のことも考えれば無い話ではないし、そこの部分を切り取れるのはさすがだと思う。Another本編がすごすぎるので、些かサラッと終わったような感覚はあるが、1週間で起きたこととして書かれていると思うと、鳴は本編のただ中にこちらも体験していたのかと思うと、なかなかのタフさだと感心する。

0
2025年01月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幽霊となった賢木の死の真相を推理する物語。
見返した時に内容を思い出せるように盛大なネタバレ。幽霊だと思っていた賢木は実は想であり、幽霊ではなかった、というオチ。
賢木が死に魅了されていたのは、3年3組の厄災で亡くなった恋の相手=(死者)であったから。災厄の元凶を好きになってしまったために記憶が欠落し、誰かのことをすごく好きだったのに誰だか思い出すことができなかった。

完全に見崎鳴の能力を知っていたが故に、幽霊は本当にいると思い込まされていた。どんでん返し。
賢木の死体が地下から発見されるシーンはなかなかグロテスクでした。大量の虫系苦手…。

面白かった!続編も絶対読もう。

0
2024年11月13日

Posted by ブクログ

まーた、どんでん返し、、、、
あと何回綾辻さんに騙されて、何回読み返したらいいんですか( ᵒ̴̶̷̤‧̫ ᵒ̴̶̷̤ )✨
強いて言うなら、本編のAnotherと同じ熱量でエピソードSを読むと少し物足りなさを感じる

0
2024年08月15日

Posted by ブクログ

Anotherシリーズ第二弾
そんなにでもないのかなぁと思ってましたが、さすが綾辻行人先生!
素晴らしかったです。第三弾を、読むのが楽しみ!

0
2024年07月18日

匿名

ネタバレ 購入済み

見崎鳴が体験した空白の夏の出来事。Anotherの後日談?前日譚?のような感じで読んでいてとても面白かったです!

0
2024年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1作目が良かったので辛めの点数(:前作には明らかに及ばない)になっている。本来単品の構想であったAnotherを無理に続けたようにも感じた。
1作目が最高の評価であったため、今作で評価が多少落ちてもその続編に対して同様の期待をしてしまうので、
次回作(Another 2001?)が本作のような出来であれば、Anotherシリーズがそれ以降続いても手を引こうと思った。

「前作が大当たりだったんだなぁ」と思う作品。
前作同様ミステリーの手法を用いてホラー作品を書いているが、短いためか、前作で手の内を知っているためか、前作ほどの驚きはない。そのため、”前作が予想以上にヒットしたため多少の無理をして書いた”感じ を受けてしまう。前作と比べて事件がこぢんまりしているせいもあるかもしれない。
とはいえ、面白いことには変わりなく、謎解き(?)の部分では「なるほど」と思うこともある。
前作の設定を使ったミスリードもあり、語り部がサカキ氏の幽霊という点にも疑問を抱かない作りになっていた。

ホラーということで幽霊が生前の記憶がおぼろげだという点も疑問に思わず、かといって謎解きに無理も感じなかった。友人の名前を使ったトリックも面白く、サカキ氏(=想)の途中の解釈とあっけないオチも無理なく納得した。
全体的に、幽霊と実際の二面性をどちらも破綻無く上手く表現していたと思う。

0
2024年03月04日

Posted by ブクログ

前作に引き続き、不思議なそしてちょっとゾクっとするお話でした。
話の進むペースにどんどん引き込まれて、あっという間でした。
自作は既に手中にあります。

0
2023年11月27日

Posted by ブクログ

Anotherはやっぱり物語の雰囲気が好き。
不穏で謎めいていし、登場人物が魅力的。
次の2001が、楽しみ。

0
2023年09月09日

Posted by ブクログ

〈死の色〉を視る美少女と 死体を探す幽霊の、 ひと夏の冒険の物語。
 幽霊の正体と死の真実、本編Anotherと繋がる今後に期待する外伝的な話で、これはこれで面白い。鳴の幽霊に対する考えが、死者と幽霊の違いを描き出していると感じる。

0
2023年08月15日

Posted by ブクログ

最初は、非現実的な存在である幽霊のお話しを?綾辻行人が??と訝しがって読み始めましたが、幽霊〈賢木〉視点での描写がとてもスっと入ってくるので、なんだか存在の胡散臭さが気にならなくなり引き込まれていきました。

賢木の死の真相が知りたくなり…、また、私が先回りして先に読んでしまったAnother 2001の主人公となる想のこともどんな背景を持つ少年なのかが気になってきて、気付いた時には幽霊の正体は…!という感じでした。ああ、やられた。
楽しいひと夏のお話しでした。

0
2023年08月12日

Posted by ブクログ

結構しっかりミステリーで、番外編だと思ってちょっと軽く見てたから、思った以上に満足。別荘っていう少し特別、非日常感がある場所で物語が進むのが、anotherの雰囲気にピッタリでとても良かった。
鳴ちゃんの落ち着きと冷静さのお陰で、安心しながら読めて必要以上に怖くならないから、ホラー系が苦手でも読みやすい!

0
2023年07月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

もう何度目かの騙されたー笑
鳴が毎度「賢木さん?」と聞くので何かあるなぁとは思ったけど、いつものように他のエピソードに紛れてそのうちにその違和感を忘れてしまうんだよな

綾辻行人は圧倒的に読ませる力が凄いんだよなぁ
今回も最後まで楽しみながら読んだ

0
2023年07月19日

Posted by ブクログ

死の色が見える少女見崎鳴が夏休みに出合った幽霊の話
綾辻さんのホラーはミステリー寄り
幽霊の正体は勿論、「Another」のルールを踏襲した様々な伏線が一気に解消される
この作品は「Another」を読んでから読むのがオススメです。

0
2023年07月19日

Posted by ブクログ

『Another』の間に起こった見崎鳴を語り部とした一夏の幽霊譚。続編、と銘打ちながらも実際の位置付けは外伝に等しく、話の広がりもスケール感もさほどなく、あくまでサブストーリーといった塩梅である。幽霊の一人称視点で物語は始まり、なくなった死体の謎や死因の謎、電話の謎など、細かな謎が散りばめられているものの、謎への吸引力のみで読むにはインパクトが足りず、また、謎の究明に時間的な制約や妨害などもないため、ストーリーとしては盛り上がりに欠ける。前作とはアプローチの仕方が逆転してはいるが、誰が死ぬかわからない逼迫感がなく、またヒロインの回想から物語が始まるのもあって身の安全も保証されているので、良くも悪くも身の危険のない安全圏の物語なのだ。

ただ、それでも最後の謎にはそれなりのどんでん返しがあるのと、幽霊屋敷モノとしての雰囲気はあったので外伝として見るなら悪くはない一冊だとも思う。

0
2025年11月11日

Posted by ブクログ

AnotherエピソードS
読み終わりました。
正直、Another上下の方が印象は強く残るけどコレはこの先の物語への序章のように感じました。
最初は頭の中を整理するのが大変やったけどラストの方で困惑してる読者への助け舟が出されたので、、、。後味スッキリです。

0
2025年09月20日

Posted by ブクログ

★★★☆☆人形の目を持つ少女、見崎鳴がこの夏に遭遇した、不思議な体験。夜見山北中学三年三組にふりかかる災厄。事故にあって左足を引きずる青年賢木晃也。幽霊は存在するのか。死んだらどうなるのか。死体はどこにあるのか。感想としては、そんなに驚く仕掛けはなかった。ホラーを期待していたが怖くなかった。途中までどうゆう展開なんだろうと不思議な感覚。

0
2025年08月30日

Posted by ブクログ

「Another」を読んだ後そのまますぐこちらも読んだ。
直接的に続編というわけじゃないけど、スピンオフとして楽しめた。

0
2025年04月14日

Posted by ブクログ

犯人はおおかた予想できるものの綾辻先生の伏線の回収が鮮やかで度肝をぬかれるシーンが多々ある。
非常にサクサク読める作品で早く次巻を読みたい。

0
2024年11月13日

Posted by ブクログ

びっくりするものは、特にありませんでした。綾辻先生は、前作でほとんど力を使ったという感じでした。
私の中での綾辻ブームは、ここで終了しました。

0
2024年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全編通してゆっくりとしたお話でした。スピンオフという位置付けでしたが、独特の世界観の作品でした。

ヒントはあったものの、前作から読んでると尚更、超常現象ありきの世界で幽霊がいる事に何の違和感もなく読んでしまってましたね。そういう点でもやられた。
次は楽しみにしてる本編の続編。楽しみ!

0
2024年05月12日

Posted by ブクログ

ミステリとしては普通に面白い
Another本編とはまた違った面白さでAnotherを期待して読むと少し残念な気持ちになる

0
2024年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幽霊になった気分を味わう。

幽霊を対象にした小説はいくつか読んだことがありましたが、「自分が幽霊になる。」というのは初めてで、斬新な感覚でした。
主人公が幽霊となって自分の死体探しをする内容で、全体的に静かでゆっくりとしたものでした。
前作に比べて刺激が足りなくて中弛みしてしまいましたが、ラストのネタばらしで納得させられる部分が多々有り楽しめました。

0
2023年12月30日

Posted by ブクログ

Anotherの外伝。
現象が始まった年の夏休み、見崎鳴が夜見山を離れ、海のある別荘に滞在した時の話。そこで会った賢木晃也は実は… そして姉の息子である想は、来年赤沢家から夜見山中学に通うことに。ここからAnother2001に続くんだ!

0
2023年12月17日

Posted by ブクログ

「Another」を読み終えたら次はこれ と孫が言っていた。

夏休みに、かつて夜見山北中学の三年三組で“現象”を経験した青年に会うため、“湖畔の屋敷”を訪れた鳴が遭遇したのは、三ヵ月前に謎の死を遂げた青年の幽霊、だった。行方の分からない自分の死体を探す幽霊と鳴の、謎めいた冒険の結末は―!?

0
2023年10月16日

Posted by ブクログ

Anotherのスピンオフ(外伝?)で見崎鳴がクラス合宿に行く前に家族で海の別荘での話。
賢木晃也に会いに行くとすでに春に亡くなっていて賢木晃也の幽霊に会う。
次のAnother2001に繋げる為の話かな?Anotherが面白かったので、ちょっと拍子抜けしたけどスピンオフ(外伝?)だと思えばよかった。2001が楽しみになった(*´∀`*)

0
2023年08月13日

Posted by ブクログ

anotherの続編、スピンオフということで読んでみた。前作が面白すぎたので期待しすぎた感はある。面白かったし騙されたけど、前作には届かないなぁと。まあスピンオフだしね。

ストーリーはもう一人のサカキの話だったけれど、終始子供っぽくて違和感あった。解説でこの物語はメイが主人公って書いてあったけど、ずっとサカキ視点だったし、なんだか違う気がした。それに、前作はホラーミステリー的なジャンルだったけど、今作はSF要素少なめのSFミステリーよね。そのあたりも好みからズレてたとは思う。

にしても、最後まで読んでしっかり騙されたから面白かった。そして表紙の子がメイと明言されてて良かった。となると、前作の表紙はメイじゃない気がするけど誰なんだろ。

とりあえず続編読むのが楽しみ。

0
2023年08月06日

Posted by ブクログ

どうやらanother2001読むためには
これを読まねばならないらしい
another本作の空き時間を補完する物語

内容は…ファンディスクですね
anotherの怪奇な設定を思い出させてくれました
2001読む準備完了!


0
2023年07月09日

「小説」ランキング