綾辻行人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「十角館の殺人」刊行から三十周年を記念して出版されたアンソロジー。7人の作家さんが「名探偵」をテーマに本格ミステリを書き下ろした短編集の文庫本。
・水曜日と金曜日が嫌い ー大鏡家殺人事件ー 麻耶雄嵩
→ミステリ作家の主人公が、探偵メルカトルに頼まれた用事の帰りに迷い、大鏡家の邸宅に助けを乞う。休ませてもろてると殺人事件が起きて…。建物の感じとか登場人物の名前とか、どことなく洋風ちっく。鳥を観察するヒュッテ?とか、サラマンダーが〜とか。でも探偵が出てきたらすぐ解決した、すごい…
・毒饅頭怖い 推理の一問題 山口雅也
→落語のまんじゅうこわい、の話が最初に語られ、その後後日談的なスト -
Posted by ブクログ
ネタバレAnotherのスピンオフ的な作品。
Anotherとは別で進んでいくのかなと思いきや、実際はほとんどそうであったけれども、最後の最後でAnotherを読んだ後にしか得られないなんとも言えぬ感情が残った。
無理やりなという意見もあるけど、そもそもの災厄の設定がそうなのでそこまで気にならなかった。幼い子どもであり普段のことも考えれば無い話ではないし、そこの部分を切り取れるのはさすがだと思う。Another本編がすごすぎるので、些かサラッと終わったような感覚はあるが、1週間で起きたこととして書かれていると思うと、鳴は本編のただ中にこちらも体験していたのかと思うと、なかなかのタフさだと感心する。