綾辻行人のレビュー一覧

  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    初めての綾辻行人作品。
    読者への挑戦状が何度も出題され、全然解けなかったけれど楽しめた。
    後に知ったが、過去作の登場人物が出てきており、ファンサービス的な一面もあった。

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    2025年12月18日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    所謂『犯人当て』の5作短編集。
    『どんどん橋、落ちた』、『伊園家の崩壊』がユニークで面白い。
    それって屁理屈だろと思わせることもあったが、2000年あたりの作品ならやはり著者に対して(今回も遊んでいるなぁ)なんて感想を抱くのである。

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    2025年12月18日
  • 奇面館の殺人(下)

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    ネタバレ

    館シリーズ第9弾(下)

    鹿谷門実の手によって、事件に対する正しい視点が提示されると、途端に目の前がすっとクリアになり、この不可解でおぞましい殺人の謎が解けていく。もちろん、しっかりと中村青司による館の謎も込みで。
    改めて、このシリーズはすごいなぁと感じてしまう。
    犯人の意外さと、会合の参加条件の意外さにびっくり。

    そして「未来の仮面」の何とも言えない不気味さが残る。

    楽しかった。読み切った。読み切った。
    でも、ちょっとさみしいなぁ。

    次作を待つのも、ワクワクが止まらないなぁ〜

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    2025年12月12日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    ネタバレ

    読み始める前は最後まで読めるか心配だったけど…そんな心配いらないくらい続きが気になりすぎて思ったよりも早く読み終わった。

    今まで以上におどろおどろしくて雰囲気満載な館だった。もはやホラー。住んでる人達も一癖も二癖もあって…。でもこのいかにも何か起こりそうな雰囲気がたまらない。
    今回ほど真相を焦らされてヤキモキした回はない。中也じゃないけど何回「またお預けですか」と思ったことか!
    館シリーズをずっと読んできた人にはたまらない小ネタも沢山。そして中也の正体が分かった時の衝撃と言ったら…!征順から彼はダリアの祝福を受けているって言われた時も鳥肌もの。中村青司はもっと偏屈な人だと思ってたよ。

    この大作を読み終わってしまって、今読める館シリーズの終わりが見えてきたのが少し寂しい…。大事に読もう。

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    2025年12月11日
  • 鳴風荘事件 殺人方程式2

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    前作はバカミスの類だったが、本作は真面目にザ・本格ミステリ。
    フェアになるよう、推理に必要な要素はわざとらしいまでに敢えて分かりやすく書かれている感がある。
    作品全体としては館シリーズのようなサスペンス要素がなく、ライトで面白かった。

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    2025年12月07日
  • 奇面館の殺人(下)

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    謎解き、回収が細かくて丁寧だった
    これで館シリーズ読破。
    次は鹿谷門実と江南(コナンくん)とのベタなガッツリコンビの謎解き読みたいなぁ

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    2025年12月07日
  • 奇面館の殺人(上)

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    鹿谷門実がガッツリ登場するシリーズ。
    私の好きなクローズド(^^)
    果たして殺害されたのは本当に館の主人なのか。
    下巻が楽しみ♪

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    2025年12月06日
  • Another (下)

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    ネタバレ

    上巻より話の世界に入れた感じはした。
    十角館の時ほどの衝撃はなかったが、結末のびっくりする感じは面白かったと思う。

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    2025年12月03日
  • Another (上)

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    有名タイトルだけどまだ読んでなかった『Another』
    ホラーとミステリの融合した作品でめちゃめちゃおもしろかった。さすが綾辻行人氏である。ホラーの展開ながらもミステリの要素があり、読み進めていくとあるところでがらりと状況が変わって「あー!」となるところがある。さすがとしか言えない…。
    完全に手のひらの上だった。うわ、そういうことかよ…!と悔しさ半分、騙されていた快感半分ですごくおもしろかった。やっぱりホラーとミステリの両方の要素がある小説は好き

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    2025年12月01日
  • 奇面館の殺人(上)

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    ネタバレ

    館シリーズ第9弾(上)

    依頼を受け、鹿谷 門実が参加したのは「奇面館」での一泊二日の会合。しかも、鹿谷と瓜二つの小説家 日向 京助になりすまして。

    「奇面館」では主人である影山 逸史の前では必ず、鍵つきの仮面をつけなければならない。
    大雪で館が孤立する中で頭部と全ての指が切断された死体が発見される。しかも、参加者の6人は仮面が取れない状態にされてしまう。


    鹿谷さんが事件に巻き込まれ、謎に迫っていく姿にワクワクが止まらない。犯人が分からないのはもちろんだけど、殺人がおこっているのに、死体が誰だか分からない。とにかく下巻が楽しみです。


    以前「安藤 忠雄展」に行きました。
    ジオラマなどもあって、様々な建築に対する発想の豊かさと緻密なデザイン、そして情熱に心奪われました。

    「中村青司 館展」 いいなぁ〜

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    2025年11月23日
  • 奇面館の殺人(下)

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    この前『迷路館の殺人』を読んだところだったので、絶妙な読書スケジュールだった。面白くて一気読み。
    〈1つの館に閉じ込められて事件が起こる〉って手垢の付いたテーマだと思うのに(著者のシリーズ以外でも)、こんなアイデアどうやって思いつくんだろうかと感心するばかり。
    犯人追い詰めるシーンはかなり長くてもどかしかったし、他にも何かある?と期待してしまった。

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    2025年11月23日
  • 鳴風荘事件 殺人方程式2

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    読者への挑戦状第2弾
    叶と響の第2弾
    ストーリーが展開する毎にパタンパタンと裏返る犯人像にワクワクしてた

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    2025年11月17日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    しっかり考えても全然当たらないけれど面白いトリックが続く。真剣に考えすぎるより、ちょっと考えてみて騙されてみるのがいいのかも。

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    2025年11月15日
  • 暗黒館の殺人(三)

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    詳しい感想は最終巻にて✎☡

    いつまで焦らすのよ…と思いながら読んでいたら、中盤あたりでようやく面白くなってきた。
    ここまで長かった…!
    けれど、読み進めれば進めるほどなんか胸が悪くなるような…(。•́•̀。)
    まだまだ謎はてんこ盛り!全部回収されるのか?
    期待を膨らませながら、いよいよ最終巻へ=͟͟͞͞( •̀д•́)

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    2025年11月11日
  • Another (上)

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    ホラーは苦手だけど…。

    夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一。
    クラスの生徒たちの様子や雰囲気がおかしい。
    その中でひときわ不思議な雰囲気のあるミサキ・メイ。
    三年三組には何が起きているのか

    感想は下巻読んでから。

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    2025年11月10日
  • 暗黒館の殺人(三)

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    浦登家の謎が徐々に明らかになってきたけどちょっと現実離れしすぎてついていけな〜い。
    難しいよぅ。
    でも、でもここまで読んできたから残り一冊。
    江南と私こと中也、もしくは玄児の3人の関係も気になるし(ないかもだけど)、鹿谷さんはまったく出てこんし。
    でも最終巻が楽しみ(^^)

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    2025年11月10日
  • 奇面館の殺人(上)

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    登場人物紹介頁がない本作。種はすでに蒔かれたはずだ。表情はアバターでしかない。瓜二つを本人と判断するには、声か?匂いか?はたまた、、、下巻が楽しみである。

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    2025年11月08日
  • 殺人鬼 ――覚醒篇

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    ネタバレ

     どの様なトリックが隠されているのか絶対に読み解こうと思いながら読破しました。殺人鬼の所業は快感な程、惨い殺戮シーンがばかりでした。
     特に生首でいっぱいになるのは気色悪さを感じました。そしてその首を投げ込むなんて…。勿論殺害シーンも殺人鬼の悦楽に耽り乍らで痛々しかったです。まるでテリファーの前身の様でした。
     続きがある?のでしょうか。是非読んでみたいものです。

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    2025年11月08日
  • Another (下)

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    ネタバレ

    災厄を避けるために「いないものとして扱う」設定が秀逸である。クラスという隔絶した空間を丸々因習村のように仕立て上げたのは見事な手腕である。と、同時に「いないものとして」扱われることを逆手に取って、好きに休めず、時間割に則って行動せざるをえず、放課後ぐらいしか自由時間がないとあう中学生特有の行動制限の縛りを、咎める大人を制したことで一時的に無くしたというのも面白い。

    記憶が辻褄が合うように都合よく消され、記録すら改竄されるという立証不可能な災厄が迫る中、誰が「死人」なのかという作中最大の謎の正体は大掛かりな叙述トリックであり、これは流石に見抜けなかった。学校の先生である三神先生=主人公の叔母の怜子というのは驚くしかなく、記録や記憶の改竄があるからこそ少しズルい気もしたが、これはミステリではなくホラーだからこそできる芸当でもあり、その若干の「ズルさ」こそが本格ミステリとホラーを分けるものでもあるのだ。

    ただ、父親の電話や九官鳥の言葉などの伏線は散りばめており、それでいながら減った席は職員室の席だったという理外の部分であったのも面白い。

    一番驚いたのは上巻から曰くありげな振る舞いをしていたヒロインのミサキ・メイが実は何でもないただの少女であり、思わせぶりな台詞のほとんどはただの厨二病だったのでは?となった点だろう。一応全部筋が通っていて辻褄は合うものの、隠された眼以外は本当にただの人だったというのは意外すぎた。


    そのミサキ・メイの能力も明かされるのは終盤であり、クライマックスは疑心暗鬼に駆られての殺戮パーティというぶっ飛び具合も凄い。しかしながら、ラストの意外性のある驚きも含めて、実力派の作家にしては珍しいほどに力技かつエンタメに完全に振り切ってて凄く良かった。学園ホラーとしては一級品である。

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    2025年11月07日
  • Another (上)

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    ネタバレ

    本格ミステリの俊英が描く学園ホラー。夜見北という田舎に転校してきた転校生を巡る過去の事件とクラスに纏わる奇妙の謎が魅力的で、全編に渡って常に何かが起こりそうな不穏な雰囲気を描くのが非常に上手い。病室の死の気配から始まるどことなく寒々しい雰囲気わ、同じ言葉を繰り返す九官鳥や思わせぶりな祖母や叔母、クラスメイトの面々など、ホラーの手つきとして素晴らしく、どこかじめじめとした忌まわしさすら漂っている。上巻の半ばまでは主人公が述懐するほどに思わせぶりな展開が多く、やや辟易としたものの、展開は遅くても怖い描写だけで読ませるあたりは流石の筆力であるとも思う。

    設定だけ捉えるとラノベのようでありながら、しっかりと親世代が出てくるのもポイントであり、それ故に突飛な設定でも地に足のついた生活感がある。いないことにされてる謎の少女、ミサキメイは果たして生きているのかいないのか?それとも実は主人公が死んでいるのか?というシックスセンス的な展開を予感させながらも、クライマックスでしっかりとその謎を明らかにするあたりはやはり本格ミステリを手がけてきたが故の、謎に対して明確な解答を出してくれる安心感がある。しかし恐怖は始まりに過ぎず、因習村ならぬ因習クラスとなった中でどのように「災厄」が起こり、どうすれば解決になるのかが気になったまま次巻に手を伸ばすことにする

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    2025年11月07日