綾辻行人のレビュー一覧
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ネタバレ幻想的でミステリアスで綺麗な雰囲気の小説。
吹雪の山荘も、霧越邸という名称もよく似合う。
館の中で起こる超常現象も嫌な感じではなく、これが何か意味をなしているのかそうでないのかは、受け取り手の解釈に委ねている、というところもいい。
SFすぎるミステリーはあまり得意ではないので。
槍中さん、"綺麗なもの"への執着や情熱が凄すぎてイカれ男になってしまっている…笑
槍中さんが骨董品や文学とかについて長々と語っているところはやや退屈になってしまった。現実にこういう男がいたらモテないだろう。笑
超常現象の影響も信じすぎだし。かなりや置いてあるからってそんな気にせんでいいでしょ。笑
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Posted by ブクログ
ネタバレ★4。
あいかわらずわけがわからない不安感に満ちてたなぁ(笑)なんかこう、しばらくぶりにこのシリーズ読んだから、初めの2話くらいは無性に不安になったね。自分の生きている世界も、「私」の世界のように不安定で覚束無いものなんじゃないかという気がしてしまう。そこが面白いところだけどなー。
つか、前はもっとただただ淡々とおはなしが進んでた気がしたけど、違ったっけ?今回はやけに擬音表現が多かった気がしたなー。前のを忘れてるだけかしら。
綾辻先生は難解というかトリックとかが複雑だったりグロだったりするからこの深泥丘シリーズは唯一読みやすかったんだけど、うん、また続き書いてほしーなー。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ烏裂野(うれつの)という山里を舞台に、謎めいた秘密を抱える円城寺家の周辺で起こる死の連鎖が描かれる。実矢と麻堵、美少年の兄弟、あっちゃんという謎の少年。一切話すことのない母円城寺香澄、その夫で子供たちに非常に厳しい円城寺隼雄、ミヤとマドの家庭教師の滝川遙佳、隼雄の妹の安達雅代、使用人の佐竹周三と邦江夫妻。雅代の子供克之。
屋根裏部屋に閉じ込められ、祖母のハツ子がご飯を差し入れに行く描写、埋められたはずの土の中に、あっちゃんの死体がないという描写であたかも生きているのかと思い込まされた。
悠木拓也が、昔生きていた頃の亜希に話した「魔法使いと人形王子」という空想の物語を信じたミヤとマド兄弟が死んで -
Posted by ブクログ
わからないから怖いというホラーとミステリー…
土着信仰ではないけど、その土地の限られた空間の…というのがおもろいし好み。
全くわからんくて進まないのが焦ったいけど、代わりに早く知りたくて食指が進む。
後半読まないとわからないけど、前編においては鳴が実態を帯びていく過程がかなり好きだった。
はじめての前後編ある小説を読んでるけど、
状況描写が丁寧だなと思った。
反面物語が進まなさすぎるのがじれったい。
昨日今日で引っ越し前のクソ仕事で大阪往復したから、その新幹線と昼休みで2日で読み終わった。
ページ数が多いのに短い期間で読み切れて引き込まれたしなんだか満足。 -
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衝撃の結末。全く気付かなかった。
最初、なんか体調悪そうなやつがいて、他のメンバーと比べたら元気ないし、前髪長いな〜くらいでこいつは犯人ではないな。もっというと、序盤で殺されるんだろうな〜くらい思っていた。
自分的には前半は中村紅次朗が犯人かと思ってみていたが、中村青司の妻、中村和枝とやってるんかい!ってそこでもプチ衝撃を受けた。
となると、エラリイが犯人かと思ってみていたが、、、衝撃の結末。
島で殺人が起きるたびに、本編は本島での小南と島田のやりとりに切り替わりる。
それが、また犯人像を絞りこませない演出として秀逸。
千織、オルツィ、アガサの中では
アガサ派です。 -
Posted by ブクログ
文庫版4巻の中でも一番厚い3巻。
思いのほか速く読み終わったのは、やはり面白さが減ることなく進むからかと思いました。
散々焦らされてた謎の答えがやっと明かされ始める巻ですが、何となく全てにおいて「本当か?」「思い込んでいるだけでは?」という感じで完全にスッキリしないまま…納得できないわけじゃないけどまだ解決編の4巻が残ってる分、全てを信用しきれないモヤモヤ感。
ただそれすらも楽しめるモヤモヤなのが凄い。
何となく「こうではないか?」という部分が遠からずで「やはりそうか」はあるけれど、この先どう展開していくのかは見えてこない。面白い。
これを読んでホラーだと思う人も少なからずいるとは思いま