我孫子武丸の作品一覧
「我孫子武丸」の「新装版 殺戮にいたる病」「●●にいたる病」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「我孫子武丸」の「新装版 殺戮にいたる病」「●●にいたる病」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
1989年『8の殺人』で小説家デビュー。『速水三兄妹シリーズ』、『人形シリーズ』などの作品を手がける。
Posted by ブクログ
猟奇的殺人事件の犯人が冒頭から明かされ、犯行の様子や心理描写が禍々しくリアルに描かれる作品。
わかりやすくグロテスクな描写に「うへぇ…」と思いながらも、ページをめくる手が止まらなかった。
どんでん返しがあることで有名なのは知っていたので、“犯人が最初から分かっているのに何が起こるんだ?”と思いながら読んでいたけれど、本当に最後の最後で「え……?」という一文が現れて、そこで終わる。
慎重に一文字一文字追っていたはずなのに、なぜ気づけなかったのか、どういうことなのかと疑問が止まらず、思わず答えを検索。
そして20秒ほど考えたあと、小説の最初の方をパラパラと読み返していくうちに、じわじわと湧き上がる
Posted by ブクログ
これは厳しい。
叙述トリックの魅力が満載ですが、犯行の描写があまりに露骨で目が眩みました。
”おすすめミステリの1冊"として購入し、家の本棚に入れましたが、
家族が手に取るかもしれないと思うと、"本棚に置いておけない1冊"です。
一度読み終え、しばらく呆然としました。
再読して、なお理解が追い付かず、解説ブログを見てようやくすっきり。
叙述トリックによって、印象が薄められてしまった場面がいくつもあります。
語りのすり替えだけでなく、時系列を重ね合わせる構造のミスリードに惑わされます。さらに、登場人物の肩書きから、”ミステリにありがちな展開”を勝手に脳内保管し、