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京都で探偵事務所を開設したばかりの私に依頼人が2名。「失踪した父を探してほしい」という大学教授の娘と、「カンガルーのマチルダさんを見つけて!」とわけのわからないことを叫ぶ美少女だった。捜査を始めた途端、私は暴漢に襲われる。すでに巨大な陰謀の渦中にいたのだ。先の読めない我孫子流ハードボイルド。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
一応SFというカテゴリにしておいたけど、何とも言いがたい作品。本自身には「我孫子流ハードボイルド」と書いてあるけど、我孫子さんの本を読んだ事のない人にはサッパリですよね。
物語は、探偵のところに人探しとカンガルー探しの依頼が舞い込むところから始まります。金にならないカンガルー探しなんか放っておいて人探しを始めるのだけど、なぜか暴漢に襲われてしまう。実は…。
謎、というほどのものもなく、カラクリはすぐに分かってしまうのだけど、この作品の面白さは謎解きじゃなく、登場人物の掛け合いや身の回りのちょっとした(?)出来事だと思います。
ただ、残念ながら読む人によって評価が分かれてしまうとは思います。それでも氏のテンポよい文章は相変わらず読みやすいし、ページも少ないので、小説自体を普段あまり読まない人にお薦めしたいですね。本当、気楽に読めます。
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