ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
容疑者リストつき異色の新本格推理。 冒頭で明かされた容疑者たちのなかから、あなたは真犯人を突きとめられますか? 物語の冒頭に置かれた〈作者からの注意〉に、 驚くべきことに、奇妙極まりない殺人劇の容疑者たち4人のリストが公開されている! この大胆かつ破天荒な作者の挑戦に、果してあなたは犯人を突きとめられるか? ご存知、速水警部補と推理マニアの弟と妹が活躍する、異色の傑作長編推理。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
速見三兄妹シリーズ第二作目です。今回は最初に犯人が提示されます。それから色んな事件が起こりますが、最後には「巧くやられた!」と驚嘆の声を上げる事に。前作の『8の殺人』に肩透かしを食った人にも安心してお薦め出来ます。読み終えた時にタイトルの意味を知る事に...
シリーズ2作目はいきなり作者からの注意事項が述べられている。それは「容疑者は4人で、さらにその容疑者は減っていく、したがって多くの方はこの事件の真相を見破れるだろうけど、百人に一人は見破れないかもしれない」といった趣旨の文章だ。 もちろん、一ミステリ読者としては見破れらいでか!とばかりに勢い込んで読...続きを読むむながら推理するがいやあ、ものの見事に百人の一人になってしまった。 コメディタッチの軽い文体はクイクイ読み進めてしまうので、推理が組立てられないまま、終わりに向かってしまう。でも本書においては真相を見抜けなかったことが全然悔しくなく、むしろ爽快感が得られる。これほど綺麗に騙されると非常にすがすがしい。読後、誰かに勧めたくなる作品だ。本当はもう一つ付け加えたい賛辞があるが、それをいうと頭のいい人は察してしまうので止めておこう。 しかし思えばこの頃から異色の存在ではあったんだろう、その後の彼のミステリ作家としての道のりはいわゆる新本格作家たちとは違う方向に進む。前述したゲーム『かまいたちの夜』の原作者という他ジャンルへの係わり合い、もう無くなったが電子書籍サイトE-Novelの立上げなど、様々なことにチャレンジしている。他のミステリ作家が本格ミステリの本道を極めんと内側に意識が向かっているのに対し、彼はミステリで何か他に面白いことが出来ないかと本という媒体を越えて興味が外側に向かっているのが特徴的だ。 さて『殺戮に至る病』が未読の私は本作が我孫子氏のベスト。したがって私は躊躇なく5ツ星を献上する。ちょっと最近5ツ星が連発しているが、これはまだミステリ初心者であった私が読んだ作品群であり、その初読の印象に基づいて採点していることによる。つまり島田氏から端を発する綾辻氏、法月氏、我孫子氏、歌野氏の一連の新本格作家達の諸作品が私にとってミステリの黄金体験なのだ。 5ツ星の割には少ない感想だが、これは未読の方はぜひ読んで欲しい。軽~く読んで、スパッと騙されて下さい。
シリーズものの第二弾みたいです。 「殺戮にいたる病」と同じ作者とは思えないほどコミカルな掛け合いにびっくりしつつも、その掛け合いが面白すぎる。物凄くレベルの高いライトノベルといった感じで、これはこれで大ありです。 「作者からの注意」という挑戦的な始まり方に違わない、謎解きの虚をついた真相でした。ミス...続きを読むテリーが好きな人ほど引っかかるんじゃないかな。 タイトルも秀逸。
こういうの好きだ。「大引っかけ問題」みたいなやつ。冒頭の注意書きに「ほとんどの人は見破れるだろう。でも100人に一人くらいは分からないかも」と書かれていたのだけど、ああどうせアタイはその1/100ですよ!と悲しくなってしまうくらい分からなかった。 余りに展開が読めなさすぎて、「速水警部補やその他の登...続きを読む場人物は嘘をついていません」と書いてあるからにはこの注意書き自体がウソ付いてるんじゃないかとさえ邪推した。そんなの反則中の反則だっていうの。読者が怒るよ。 内容的には完全にトリックありきのプロットという感じ。書きたいことが先走り過ぎてて全体的に慌てている感じがする。この構成だったら、もう少し長くても良かったんじゃないかしら。それでも十分楽しめたと思うのだけど(実際単行本としてもかなり薄い)。 速水警部補と弟妹達のドタバタ劇は、前よりも一層磨きがかかっている感じ。いちおの寒いノリは相変わらずだけど、憎めない警部補とキレ者の慎二のおかげでこのシリーズがとても好きになりかけてる自分が。そして前作より断然パワーアップしているのが、部下の木下。全くもって何をしているわけでもないのだけど(むしろ全く何もしていない)、毎回オチで使われているのを見れば重要キャラなのは間違いない!ガンバレ木下!
(・∀・)ウン!! 我孫子さん さすがのオチ(*ノωノ) 面白く読めたし オチも意外で面白かった…
殺戮にいたる病と同じ作者でビックリしました。 あとがきの清涼飲料水が110円って時の流れを感じます。 本編は今読んでも遜色ないし、サクッと読めてコミカルで面白かったです。
物語冒頭に入る作者からの挑戦。 幕間に入る殺人者の独白。 あなたは4人の容疑者から真実を見抜けるか。 デビュー作から続きまして速水兄妹シリーズの2作目。 読者への挑戦ものだが一筋縄ではいかない感じがにじみ出ている。 200Pほどの短めの構成、分かりやすい章立て、幕間の遊び心、兄妹ならではの軽い掛け...続きを読む合いで非常に読みやすい作品になっている。 初心者におススメも納得の整った作品である。
速水三兄弟シリーズの2作目。 警部補である恭三が、一般人である弟の慎二と妹のいちおの推理に頼って真相を究明するという話。 恭三があまりにも人間臭くて、ミステリーでなくユーモア小説を読んでいる感じ。でも、ミステリーとしての骨格は非常にしっかりしている。 ゆる〜いミステリーを読んでもいいな、と思われ...続きを読むる方はどうぞ。 20年ちかく前に読んだ作品で、作者から予め、「犯人はこの4人の中から」と限定されている。劇のようで、安心感と楽しさがある。 2021年最後に読んだ本。2021年、いちばんよく聴いたkirinjiの「再会」をかけながら本作を読み、新年を迎えたいと思う。 フォロワーのみなさん、今年一年、本棚&感想で楽しませていただきました。ありがとうございました。2022年もよろしくお願いいたします。 まーちゃんさん 岡嶋二人さん、「そして扉が閉ざされた」とても良かったです。来年もよろしくお願いします。 akodamさん いろいろな本棚&感想を参考にできました。まだ手にしてない高評価本を読む日を楽しみにしています。来年も引き続きよろしくお願いします。 えびっちゅさん 「ハケンアニメ」と「ななつのこ」特に良かったです。来年も引き続きよろしくお願いします。 goya626さん 本棚に専門書のような本がときおり並んでいるのが魅力です。来年も追いかけますのでよろしくお願いします。 ダイちゃんさん 感想が詳しく分かりやすいです。今後、本棚から数冊ピックアップしていこうと思います。引き続きよろしくお願いします。 以上です。
身内が次々に奇妙な死を遂げる連続殺人事件…未解決なまま一旦捜査打切り?で、素人探偵の登場✨ ミステリー好きだからといってこんな難解事件を?笑 …と、そこが小説ですが、構成と真相は凄い。ドロドロ感も悲壮感もなく、ただただミステリーを楽しめます。
最後の最後になって、殺人者の独白の意味が繋がる。 最後まで読み終わったところで、 「おぉ!おもしろかった!」って思う本でした。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
0の殺人
新刊情報をお知らせします。
我孫子武丸
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
それはそれはよく燃えた
●●にいたる病
新装版 殺戮にいたる病
狼と兎のゲーム
オールド・ボーイ 黄昏ホテル
試し読み
怪盗不思議紳士
狩人は都を駆ける
監禁探偵
「我孫子武丸」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲0の殺人 ページトップヘ