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下着を盗もうと忍び込んだ部屋で、住人女性の他殺死体を発見した亮太。彼は警察に通報できない。アカネと名乗る少女を自室に監禁しているからだ。犯人扱いされないかと危ぶむ亮太に、手錠で拘束されたアカネが助言をし、事件の背景についてキレ味鋭い推理を展開し始めるが……。解説の大山誠一郎氏も絶賛。多彩な作風を誇る著者が挑む、キャラミスと本格推理のハイブリッド!
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Posted by ブクログ
久しぶりの我孫子武丸。やっぱりこの人、面白い。 短編3本の裏の伏線の回収は、モヤっとした感じだけど、これはこれでロジカルに説明されてるし、何だよ!と思うようなこともなく。 大量の蝿の気色悪い描写は、さすが、殺戮に至る病を読んだ時の嫌な気持ちを思い出しました。
これは僕が今まで読んだ小説で一番衝撃を受けた「殺戮にいたる病」を執筆した我孫子武丸さんの小説である。 あらすじはコンビニのフリーターとして働く主人公が住むマンションの向かいに住む美女を家のベランダからカメラで盗撮を繰り返し、我慢できなくなりその美女の家に上がったらなんと…という始まりである。 それだ...続きを読むけでなく主人公は主人公で自分の家に…という問題を抱えている。 そこから主に二つの事件を扱う物語である。 正直我孫子武丸さんの本には衝撃的な叙述トリック、生々しいまでに描くグロテスクな犯行内容を期待していたため期待には届かなかったが、4日で読み終われたので面白かったとは思う。
タイトルのわりにサクサク読めた ホラー感はなかった 現実味はあんまりなかったけどアカネちゃんかわいい
ロリ系、美少女系が好きな男性目線で描かれたミステリー、安楽椅子探偵(美少女バージョン)という感じ。 小説を読んでいるというより漫画を読んでいるような感覚で、情景が浮かびやすく読みやすかった。
初読み作家さんでした! 3部作で構成された安楽椅子探偵の長編ミステリーでした。 安楽椅子探偵という言葉を知りました。 1話・2話でアカネの活躍が描かれ、 3話ではこれまでの登場人物がアカネの謎に迫っていく。 意外なラストが待ち受ける。 すらすら読めて、面白かった笑
下着泥棒で入った部屋で死体を見つけて、もちろん通報なんて出来る訳もなく、そんな自分の自宅では少女を監禁していて… そそられる設定が盛り沢山! サイコミステリーではあるけどサイコ要素にウェイトが寄っててミステリーとしてはちょっと物足りない。 物語全体を使ったトリック等があればもっと面白くなったんじ...続きを読むゃないかな
下着盗もうと侵入した女性の部屋で他殺死体を発見し、自宅へ逃げ帰るも彼には自宅で少女を監禁しているという問題を抱えていた。 監禁されている少女が推理する安楽椅子探偵物。 少女も含めサイコ気味な展開ではあるがグロは無く事件の謎は案外あっさりしていてちょっと物足りないかなとも思った。
3話構成で話が進んでいき、漫画を読んでるようで面白かった。 アカネが頭が良すぎて絶対敵わない。 監禁されながらも謎を解く とてもおもしろい設定だった。
むずい。3章になっていきなりむずい。2章までは単純に面白かったが、3章からは終盤も含めた終わり方はすごい。アカネはいったい、、、Another Nightもむずい、、、
どうしても『殺戮にいたる病』と比べてしまいますが、本書も面白かったです。新しいタイプの安楽椅子探偵小説。アカネちゃん、恐ろしい子......。
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