【感想・ネタバレ】監禁探偵のレビュー

あらすじ

下着を盗もうと忍び込んだ部屋で、住人女性の他殺死体を発見した亮太。彼は警察に通報できない。アカネと名乗る少女を自室に監禁しているからだ。犯人扱いされないかと危ぶむ亮太に、手錠で拘束されたアカネが助言をし、事件の背景についてキレ味鋭い推理を展開し始めるが……。解説の大山誠一郎氏も絶賛。多彩な作風を誇る著者が挑む、キャラミスと本格推理のハイブリッド!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

久しぶりの我孫子武丸。やっぱりこの人、面白い。
短編3本の裏の伏線の回収は、モヤっとした感じだけど、これはこれでロジカルに説明されてるし、何だよ!と思うようなこともなく。
大量の蝿の気色悪い描写は、さすが、殺戮に至る病を読んだ時の嫌な気持ちを思い出しました。

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2025年09月04日

Posted by ブクログ

これは僕が今まで読んだ小説で一番衝撃を受けた「殺戮にいたる病」を執筆した我孫子武丸さんの小説である。
あらすじはコンビニのフリーターとして働く主人公が住むマンションの向かいに住む美女を家のベランダからカメラで盗撮を繰り返し、我慢できなくなりその美女の家に上がったらなんと…という始まりである。
それだけでなく主人公は主人公で自分の家に…という問題を抱えている。
そこから主に二つの事件を扱う物語である。
正直我孫子武丸さんの本には衝撃的な叙述トリック、生々しいまでに描くグロテスクな犯行内容を期待していたため期待には届かなかったが、4日で読み終われたので面白かったとは思う。

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2023年03月07日

Posted by ブクログ

タイトルのわりにサクサク読めた
ホラー感はなかった
現実味はあんまりなかったけどアカネちゃんかわいい

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2022年12月01日

Posted by ブクログ

ロリ系、美少女系が好きな男性目線で描かれたミステリー、安楽椅子探偵(美少女バージョン)という感じ。

小説を読んでいるというより漫画を読んでいるような感覚で、情景が浮かびやすく読みやすかった。

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2022年11月12日

Posted by ブクログ

初読み作家さんでした!

3部作で構成された安楽椅子探偵の長編ミステリーでした。
安楽椅子探偵という言葉を知りました。

1話・2話でアカネの活躍が描かれ、
3話ではこれまでの登場人物がアカネの謎に迫っていく。
意外なラストが待ち受ける。

すらすら読めて、面白かった笑

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2025年09月23日

Posted by ブクログ

下着泥棒で入った部屋で死体を見つけて、もちろん通報なんて出来る訳もなく、そんな自分の自宅では少女を監禁していて…
そそられる設定が盛り沢山!

サイコミステリーではあるけどサイコ要素にウェイトが寄っててミステリーとしてはちょっと物足りない。

物語全体を使ったトリック等があればもっと面白くなったんじゃないかな

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2025年02月24日

Posted by ブクログ

下着盗もうと侵入した女性の部屋で他殺死体を発見し、自宅へ逃げ帰るも彼には自宅で少女を監禁しているという問題を抱えていた。
監禁されている少女が推理する安楽椅子探偵物。
少女も含めサイコ気味な展開ではあるがグロは無く事件の謎は案外あっさりしていてちょっと物足りないかなとも思った。

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2025年02月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

向井のマンションに住む女性に心を奪われる亮太は、下着を盗もうと忍び込んだ彼女の部屋で、その女性の他殺死体を発見する。
警察に通報することはできない。部屋に入ってしまったのもあるし、何よりアカネと名乗る少女を自室に監禁しているからだ。
犯人扱いされないか怯える亮太に、アカネは助言をし、事件の背景について推理を展開し始めるが……。


男に監禁されたまま謎を解く謎のロリータ少女が探偵役のミステリ小説です。
ちなみにこの男(亮太)に監禁されているのは1話目だけですが、それ以降もアカネが容易に出歩けないような状態でストーリーは展開していきますので、安楽椅子探偵の亜種のような連作ミステリ。
ミステリアスかつエキセントリックなアカネとのかけあいが楽しいです。
3話+おまけ小話で構成されていて、それぞれの話で起こる事件とそれに対する犯人などはいるのですが、わりとあっさりめ。どちらかというと重きを置かれているのはこのミステリアスな少女・アカネの存在であり、彼女の目的や正体を解き明かす事ではないかと思えます。

よくよく考えれば1話目の主人公である亮太も、盗撮、ストーカー、下着泥棒、監禁となかなかヤバい事をやってるんですが、アカネがそれに輪をかけてぶっ飛んでるので亮太のヤバさが霞んでいる気がします。人を見る目に自信がある・最悪自分の身はどうなっても良いと思っているのかもしれませんが、それにしても危なっかしいというレベルじゃない……。
亮太については、なんか最終話になってもストーカー気質は残っている気もするんですが、一応更生したみたいですし、小物レベルの悪人で良かったなと……。

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2024年05月14日

Posted by ブクログ


3話構成で話が進んでいき、漫画を読んでるようで面白かった。

アカネが頭が良すぎて絶対敵わない。
監禁されながらも謎を解く
とてもおもしろい設定だった。

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2024年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリ小説というよりはライトノベルに感じるほど読みやすい本でした。ストーリーとして以下の内容でした。
ある男性がゴスロリ少女(アカネ)を監禁し、容疑者になりそうなところを解決してもらう話。アカネが自分を轢いた犯人と病院での飛び降り自殺の真相を明らかにする話。アカネの過去と因縁の人物に復讐する話。
全体としてはストーリーとしては悪くないと思いますが、章ごとの殺人事件の犯人がポット出の人だったり、殺人の動機が詳細に語られず納得できず消化不良感があったので星3にしました。

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2023年05月27日

Posted by ブクログ

むずい。3章になっていきなりむずい。2章までは単純に面白かったが、3章からは終盤も含めた終わり方はすごい。アカネはいったい、、、Another Nightもむずい、、、

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2022年11月17日

Posted by ブクログ

どうしても『殺戮にいたる病』と比べてしまいますが、本書も面白かったです。新しいタイプの安楽椅子探偵小説。アカネちゃん、恐ろしい子......。

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2022年11月01日

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