あらすじ
京都で探偵事務所を開設したばかりの私に依頼人が2名。「失踪した父を探してほしい」という大学教授の娘と、「カンガルーのマチルダさんを見つけて!」とわけのわからないことを叫ぶ美少女だった。捜査を始めた途端、私は暴漢に襲われる。すでに巨大な陰謀の渦中にいたのだ。先の読めない我孫子流ハードボイルド。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
少し不思議なSFちっくな物語。
探偵らしい探偵の主人公。
近所の人との関係。
憧れのステキな探偵さん。
小さな女の子の依頼と
仕事が繋がって繋がって
まさかの最後!
我孫子さんってステキな人だな〜
夢のある小説でした。
Posted by ブクログ
3
読み始めた時には思いもよらぬ超展開。読み終わって何故か、そういえば少し前にもし昆虫や小動物を人間と同じ大きさにしたら何が最強かシミュレーションで戦わせてみようというDVDが流行ってたなぁ、ということを思い出した。
Posted by ブクログ
一応SFというカテゴリにしておいたけど、何とも言いがたい作品。本自身には「我孫子流ハードボイルド」と書いてあるけど、我孫子さんの本を読んだ事のない人にはサッパリですよね。
物語は、探偵のところに人探しとカンガルー探しの依頼が舞い込むところから始まります。金にならないカンガルー探しなんか放っておいて人探しを始めるのだけど、なぜか暴漢に襲われてしまう。実は…。
謎、というほどのものもなく、カラクリはすぐに分かってしまうのだけど、この作品の面白さは謎解きじゃなく、登場人物の掛け合いや身の回りのちょっとした(?)出来事だと思います。
ただ、残念ながら読む人によって評価が分かれてしまうとは思います。それでも氏のテンポよい文章は相変わらず読みやすいし、ページも少ないので、小説自体を普段あまり読まない人にお薦めしたいですね。本当、気楽に読めます。
Posted by ブクログ
腹話術のシリーズにしても、ちょいとユーモラスなタッチの物があるが
これは、、、、、(笑)
最初は、普通の探偵ものだと思ったんだけどね。
巨大化した人間とカンガルーが京都の町を壊しまくるイメージはいいぞ。
なかでも、駅ビルの破壊はありがとうとしか。。。(爆)
どうせなら、京都タワーも・・・
Posted by ブクログ
ストーリーは特筆すべき点はないんですが、そこかしこに散在する笑いがいいです!!思わずクツクツと笑い声が漏れてしまう(笑)
我孫子先生の笑いのセンスは私のど真ん中ストライク!!めちゃくちゃいいです♪
Posted by ブクログ
新規購入ではなく、積読状態のもの。2007/7/8-7/9.我孫子作品にしては、といっては失礼であるが、かなりぶっとんだコメディタッチの作品であった。