我孫子武丸のレビュー一覧

  • 新装版 殺戮にいたる病

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    ◯概要
    本作は殺人鬼の蒲生稔、息子が殺人を犯しているのではないかと疑いを持つ蒲生雅子、妻を先立たれた刑事の樋口の三視点から、時系列ごとに記録が綴られる形で展開される。

    序盤で一連の殺人事件の犯人は稔であることが明記されるため、犯人探しと言うよりかは、なぜこの人物が殺人を犯すに至ったのかの物語を読者が追体験する仕様となっている。

    ◯感想
    稔は異常な性癖を持つサイコパスとして描かれるのだが、その殺人の描写や性的描写が非常に生々しく、
    私の記憶に強烈な印象を与えた。
    非常にグロテスクな表現がありつつも、官能的な表現部分は稔とともに興奮を追体験できるほど文学の美しさを感じるものがあったため、改めて

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    2026年09月09日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    読み終わると同時に最初の一行からおかわりしてしまうという驚異の作品。これ以上の衝撃を小説から受けたことはない。

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    2026年09月03日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    ネタバレ

    最後まで騙されました!途中違和感があったけど、先の展開が気になって先に読み進めてしまいました。エピローグから始まり、3人の視点で犯人「稔」が逮捕されるまでの経緯が語られていくストーリー。特に雅子の視点が自分をミスリードしてくれていた。

    あとグロかったので読む人を選ぶかもしれない。

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    2026年08月31日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    今までなかったわ…こんな読書体験…。
    今のうちに感想書いとく。
    衝撃のラスト!!とか銘打ってるやつ程ソコソコなんだよね(笑)とか思ってる時代が私にもありました。
    まぁ華麗に作者の手のひらに踊らされてしまいました。
    叙述トリックっていうの?やられましたね~。
    稔の描写が生々しすぎてすごい。
    グロ耐性ついてないと気持ち悪くなる人もいるかも。
    歌、バイト先の店でたまに流れるから変に思い出しちゃうじゃーん(笑)

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    2026年08月27日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    どんでん返しと言えば必ず挙げられる作品、というある意味ネタバレがある状態で見ても尚、ラストの鳥肌は止められませんでした。当然最初から読み返してしまいました。どんでん返し以外にも蒲生稔という男のどうしようもなさ、雅子の生理的嫌悪すら覚える息子への所有欲など生々しい部分を描きつつも、樋口周りはサスペンスとして直球に読んでて楽しかったです。読んで良かった。心の底からそう思える作品でした。

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    2026年08月22日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    最後まで読んで衝撃受けました。
    どんでん返しなのは知っていたけどそこか〜……と。
    全然気付かずに読み進めて呆然としてしまった。

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    2026年08月22日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    家庭のあらゆる醜悪を煮詰めた闇鍋の様だった。
    ただ外見だけは綺麗に取り繕っている徹底ぶり。

    ある叙述トリックが仕込まれている。
    読み返すと不自然な点は至る所にある。
    ただあまりの下衆さに読み流してしまっていた。

    最初から最後までよくここまで気持ち悪く書けたなと
    創作とは思えない、一貫した気色悪さは寒気がする

    作品の構成としては上手いから唸るしかない。
    ただ読み切った後の驚きと胸糞悪さは指折りだ。
    本当に人を選ぶ作品だと思った。




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    2026年08月16日
  • ●●にいたる病

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    どの作品も面白かった。叙述トリック作品がある意味約束される結末になるのはわかっていたのだが、よい意味で裏切られて全部楽しめた。

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    2026年08月02日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

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    子供向けなんですけど、じっくり読み進めていくうちにめちゃくちゃ怖いです…(笑)
    子供達だけじゃなく、大人の皆さんにも読んでほしい1冊です。

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    2026年06月11日
  • ●●にいたる病

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     豪華作家陣が集った不朽の名作『殺戮にいたる病』のアンソロジーで、グロテスクだったり人怖だったり社会問題を風刺したものだったりとバラエティーに富んでいて、特に『欲動にいたる病』『怪談にいたる病』が自分好みだった。

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    2026年04月23日
  • 推理の時間です

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    これ、ぜひぜひ続編出してほしい!
    読む前は普通のアンソロジーだと思っていたけれど、他人の推理(しかも普段書き手の作家さんの推理!)を聞くのがこんなにおもしろいとは。
    自分でもいつも以上に推理しながら読めて、読んでは戻り…考えてもう一度読んでとがんばったけど、なかなか犯人や動機は当たらず。

    『封谷館の殺人』と『ペリーの墓』がおもしろかったな。
    『波戸崎大尉の誉れ』は、軍隊もの(っていうのか?)が苦手だから読み進めるのと理解が少し大変だった。

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    2026年04月07日
  • それはそれはよく燃えた

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    たくさんの作家さんの作品が一度に楽しめる1冊
    最初の1行は全員一緒なのに、ゾッとしたり、考えさせられたり、驚いたり、意外な結末だったり…次は何が燃えてしまうんだろうと気になるし、短編集なのでサクサク読めた

    私が好きなのは『黄金の森の神様』『燃えろ恋ごころ』『怪物どもの棲家』『レヴナント』『人形供養』

    『忌物を燃やす』は鳥肌たったなぁ…

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    2026年02月21日
  • それはそれはよく燃えた

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    タイトル『それはそれはよく燃えた』の1文から始まるショートショート集。

    ネットの炎上、恋心、火事など、こんなものまで「燃える」のかと思える作家25人の25作を1冊の本で読めるのはとても贅沢。

    でも後味は25作25様で、ほっこり甘いものもあれば苦々しいもの、ざらっと心地悪いものなど本当にさまざま。

    クイズノックのファンなので河村拓哉さん目当てでこのシリーズを読み始めたが、矢樹純さん、三津田信三さんなど、このシリーズは毎回新しい作家さんと出会えて、読書の幅が広がって嬉しい

    私は総じてホラーが好きなので、今回の『それはそれはよく燃えた』はぞくっとする話が多くて、とても好み。不穏で悲しくて残酷

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    2026年01月02日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

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    ネタバレ


    子供向けながらも、大人でも面白いということと、好きな作家が何人か書いていたので読んでみた。面白かった。特に最後の恩田陸のはすごかった…。


    「象の眠る山」田中啓文
    象眠山(ぞうみんやま)というのが出てくるので、象?ガネーシャ?と連想させておいて、正体は昆虫。最後のオチも、もしかしたら寄生されたかも、というもの。
    それでも、UMA的な存在や、横道という解説キャラが出てくるので面白かった。横道が解説して助けてくれる、便利すぎるキャラ。

    「とりかえっこ」木犀あこ
    人頭(じんとう)という怪異。出現条件がピンポイントすぎる。何か元ネタがあるのか?50.65センチというのは人の肩幅?何から来てるんだ

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    2025年08月28日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

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    恩田さんの秀逸。
    「象の眠る山」田中啓文
    「とりかえっこ」木犀あこ
    「誕生日のお祝い」田中哲弥
    「おぼえているかい?」黒木あるじ
    「能面男」恒川光太郎
    「爪に関するいやな話」牧野修
    「骨もよう」篠たまき
    「猫屋敷に気をつけて」我孫子武丸
    「六年一組の学級日誌」恩田陸

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    2025年08月13日
  • 修羅の家

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    晴男は、優子という女に殺人の瞬間を目撃されてしまうが、なぜか彼女は晴男を自分の家へ招き入れる。しかし、そこに広がっていたのは、家族が家族を痛めつけ、優子のためだけに金を稼ぐという、まるで地獄のような光景だった。

    『殺戮にいたる病』の我孫子武丸による作品。読む前から一筋縄ではいかないだろうと覚悟していたが、想像以上に容赦のない内容だった。

    まず、怖い。怖すぎる。エロからグロまで描写に抜かりがないのはいつも通りだが、それ以上に、家庭の中で繰り広げられる「倫理の外側」の出来事に血の気が引いてしまう。どうしてそんなことをさせるのか、どこからそんな発想が出てくるのか、胸を痛めつけられながらも、ページ

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    2025年08月13日
  • 弥勒の掌

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    これはすごい。

    視点の切り替えが、ただの「二人の主人公の話」以上の意味を持ち、巧みに行われている。

    また、登場人物の薄ら気持ち悪い内心の描写は克明。
    犯罪ではないのに、自分勝手で、「有害な男らしさ」をはらんでいる。
    それが行動に直結はしないだけにリアルに感じてしまう。(自分が普段しない思考であるので、リアルであると断ずるのは避ける。)

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    2025年07月01日
  • 狼と兎のゲーム

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    自分まで追われている気持ちになってくる。息苦しくて身体が強張って心臓が縮み上がりそうだった。
    ふたりの小学生の性格や言動が、育った環境を如実に表していてつらかった。心の中でほんの小さく「ん?」って思った部分がガッツリ回収されて素晴らしかった。

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    2025年06月19日
  • 新装版 殺戮にいたる病

    匿名

    購入済み

    完全にやられた。
    最後の文章を読んでも「ん?どゆこと?」ってなったけど解説を見て理解した。
    叙述トリックというものの恐ろしさに気付かされました。

    #怖い #ドキドキハラハラ

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    2025年05月13日
  • 修羅の家

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    ネタバレ

    最初の1行からサクサクと読み進められてしまう、、そして後半の引き込まれて具合がハンパない。さすが武丸さん、、晴男?ハルオ?時間軸どうなってる、、?もう1回読みたい!!

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    2025年01月13日