我孫子武丸のレビュー一覧
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こんなこと言ったら、読んだことある人達にドン引きされるかもしれないけど、数々の性的な描写に感動してしまった。
叙述トリックに関してはもはや語る必要が無い。ラスト数ページでの、ん?どういうこと?はい?というあの感情はやっぱり気持ちがいい。
この作品の特徴として、そのグロさがよく話されると思うけど、...続きを読むPosted by ブクログ -
最後の最後までどのような展開で、結末を迎えるのか想像ができない所が面白い。グロテスクな表現が多く、目を背けたくなるが、それだけ稔の心が病んでいたのかが分かる。その原因も含め、最後に全てが集結される。Posted by ブクログ
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ただただ残虐な事件を犯人目線や警察目線で進んでいく物語だと思っていた…。
そしたら最後の最後にまさかの事実が。
断片的なピースがハマるというのはこういう事を言うのか!
叙述トリックを除いても、残虐な表現や生々しい表現に心を抉られる。Posted by ブクログ -
途中で違和感を感じることがありつつも、違和感の正体がわからず、最後まで面白く読めました。グロい表現があるのでそこはなるべく自分に置き換えないように気をつけて。Posted by ブクログ
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いや~面白い本に出会った。
表現方法もなかなかグロテスクで途中何度も鳥肌が立ちました。
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稔と母の雅子と元刑事の樋口の3人こらの視点で物語が進む感じで読みやすかった。
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想像の上を行く展開でグングン引き込まれて一気読み間違いなし!!
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しかも核心部分は明かされす...続きを読むPosted by ブクログ -
最後の1段落で衝撃を受けた。
初めて、1から読み返したいと思えた。
父と息子、義母と母が叙述トリックにより誤認させられていたことに気がつく。
本文には散々そのヒントが散りばめられていたのに。
女性を殺害、死姦、乳房や子宮を切り取る描写が細かく、リアルな映像が浮かぶ。佐川一政など、実在の食人肉者や...続きを読むPosted by ブクログ -
騙された。蒲生稔という人物が犯人なのは分かってたけど、最後に死んでた人が犯人の稔じゃなかったのが、驚きだった。母の雅子が死体の入った袋を発見してあとを付けてたのは分かったけど、長男の21歳男性って結局誰の子どもだったんだ?雅子65歳の息子が稔43歳で稔の息子が死んでた人だっのかな?もう1回読まないと...続きを読むPosted by ブクログ
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主人公が女性を残虐な方法で殺害していく一方、母親が息子が犯人ではないかと疑うストーリー。
息子という表現で、登場人物である大学生の男が犯人だと錯覚させられるが、祖母の”息子”つまり母親の旦那が犯人だったオチ。完全にキレイに騙された。途中の性的表現とかがグロくて嫌やったけど、今までのどんでん返し系で1...続きを読むPosted by ブクログ -
有名すぎて叙述トリックと知ってて読んだので、最初から疑って読んでいてなんとなくオチがわかってしまいましたが、やはり最後のどんでん返しは痛快でした。痛快さと引き換えに登場人物の後日談など一切ないのが逆にいいですね笑
1992年の作品と知り、さすがに現代だと証拠残りすぎだよなあと思う気もしますが、文章の...続きを読むPosted by ブクログ -
もうほんとにえぐい作品…
最初は何もきずかず、殺人手段や犯人の行動に怯えてただけだったのに
最後の真実全部知っちゃったら、もう「えっ!?」が止まらない作品です
作者さんの書き方が上手なんでしょうね…
ラストはわかりにくいとこがあるけど、それよりも衝撃
ほんとに「これを読まずしてミステリーを語るなかれ...続きを読むPosted by ブクログ -
最後のひと段落でこれまでの約350Pが全て覆る。気づくわけもない巧妙なものであり、再読を促す非常に上手い手法を用いた。
聞いてたよりもグロくない。Posted by ブクログ -
目の前にありありと情景が
浮かんでくるような秀逸な表現力。
グロテスクな描写が多く、
読むのに体力を使う作品だった…
読み終わった瞬間、唖然。痺れた。
グロテスクな分、他人に勧めるのは気が引けるが
これは読むべき1冊だと思う。Posted by ブクログ