我孫子武丸のレビュー一覧

  • 新装版 殺戮にいたる病

    購入済み

    騙された

    グロいけど読む手が止まらない。
    レビュー等で騙されると見てはいたがしっかり騙された。
    もう一回読んでみようと思う作品でした

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    2022年09月08日
  • 新装版 殺戮にいたる病

    ネタバレ 購入済み

    読み終えた後、考えることが多い

    たとえば結婚前から結婚後までずっと親と同居してると、そうではない家庭に比べて自分自身がずっと子供のままで、親となっても自覚が弱いってのは聞いたことがある。また、学校の先生ってのは、学生が学校を卒業したあとにすぐ学校で働くから、いわゆる学校外での社会経験が乏しいってのもたまに聞く。
    もちろんどちらも背景によって大なり小なりあるんだろうけど。

    読み終えたあとはそんなことばかり考えてしまいました。パっと終わるからなんか自分の感覚とすり合わせて補完したくなる。

    #怖い #深い #ダーク

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    2022年08月17日
  • 弥勒の掌

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    最後の最後で「そうなってしまったのかー!」って思った。読者の思い込みを使って見事に仕掛けてくる我孫子さんの作品は凄い!

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    2022年06月24日
  • メビウスの殺人

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    速水三兄妹シリーズは笑いありの本格ミステリーで全作どれも読みやすく面白いのですが、3作目の本作が個人的には1番好きです✨シリーズがここで止まってしまっているのが残念です。久しぶりにミステリーを読みましたが、やっぱ最高だなーとしみじみ♫

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    2022年06月22日
  • 新装版 殺戮にいたる病

    購入済み

    残虐性を覆す物語の仕組みが秀逸

    猟奇的な連続殺人事件を、関係者のそれぞれの視点からオムニバス形式で描かれていきます。

    よく「大どんでん返し」が起こる小説として紹介されることが多い本作ですが、正にその通り。疾走感を高めてラストへと駆ける構成によって、それまでの残虐性が高い描写を全て忘れさせてくれるほどの読後感がありました。

    文量はさほど多くはないので、最後まで一気に読んで頂きたい秀逸な作品です。

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    2021年10月19日
  • 弥勒の掌

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    ラスト…え?えぇ?やっちゃいますか?

    こういう所が我孫子武丸さんの本の好きな所。まるで想定外だった。
    情報化社会、より広く深く情報を持っているものが、勝ち組になるんだろうなぁと納得のお話でした。

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    2021年10月08日
  • 新装版 殺戮にいたる病

    購入済み

    面白い

    どんでん返しがあると聞いて読み始めたのだが、どんでん返しされるまで全く分からなかった。素晴らしい。

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    2022年09月30日
  • 新装版 殺戮にいたる病

    ネタバレ 購入済み

    何故…何故なのか

    ぶっちゃけ描写は想像できたんです。。
    それなのに…それなのに…

    おい!!!!!ってなるww

    #怖い #切ない

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    2021年09月30日
  • 弥勒の掌

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    ネタバレ

    10年以上の積読本。お互いをあまり信用していない、教師と刑事のバディものなのかなと思って読みすすめて最後にガツンとやられる。ぜんぜん違うけれど、我孫子さんだけに『殺戮に至る病』に読後感が似ているように思った。まんまとやられた。

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    2021年05月01日
  • 7人の名探偵

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    ミステリーアンソロジー7作品短編集。あとがき解説無。
    新本格30周年記念に寄せて7人の名探偵を一気に味わえる心にくい演出です。
    順に読み進め7作目の『仮題・ぬえの密室』に全てが集約され、ずっしりとした本格の歴史を感じました。これから読まれる方にも入りやすい作品を探すのにお勧めです。

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    2020年11月03日
  • 7人の名探偵

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    ネタバレ

    新本格30周年の記念アンソロジー。
    新本格に夢中になってたのが20年前くらいなので、思えば自分も年をとったものだなあと。あと、出産~育児で読書から離れていたのもあり、これで久しぶりに読んだ作者も結構いたりして懐かしくなった。
    全体を通して、ストレートな本格の割合が低くて、結構意外だった。全員の個性が良く出ているというか。意外とみんなゴリゴリの本格というわけではないんだねえ、なんて思った。でもそれがつまらないわけでは無くて、それもとても楽しめた!!

    ○「水曜日と金曜日が嫌いー大鏡家殺人事件―」
    麻耶雄嵩らしい。「7人の名探偵」と言われてメルカトル出してくるのがすごいと思ってしまった。でもやっぱ

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    2020年09月07日
  • 弥勒の掌

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    好き!
    身勝手な人物と救いのない結末に嫌悪感が相殺されて、嫌な話だけど読後感は嫌じゃない。引き込まれて一気読みした。サクッと読めて分かりやすく、頭の悪い自分にありがちな読み終えた後の疑問やモヤっと感がなかった。神様なんていない。居るのは人間だけなんやな〜。面白かった!

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    2019年09月07日
  • 0の殺人

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    ネタバレ

    殺戮にいたる病で我孫子作品に魅力され、デビュー作(8の殺人)に続けて一気読み。

    巻頭から作者からの注意として、これから読む読者に対して謎解きのヒントが。

    結論、私はきっちり100人に1人の読者でした。

    これ以上はネタバレになりそうなので...速水三兄妹の第3弾、メビウスの殺人はまだ購入してませんが、近いうちに必ず読む。

    何故なら、私は完全に我孫子作品に取り憑かれた読者の1人だから。


    説明
    内容紹介
    容疑者リストつき異色の新本格推理。
    冒頭で明かされた容疑者たちのなかからあなたは真犯人を突きとめられますか?

    物語の冒頭に置かれた<作者からの注意>に、驚くべきことに、奇妙極まりな

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    2021年09月05日
  • 新装版 殺戮にいたる病

    購入済み

    うーん

    とにかくもう一度読みたくなる作品。

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    2018年07月13日
  • 0の殺人

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    シリーズ2作目はいきなり作者からの注意事項が述べられている。それは「容疑者は4人で、さらにその容疑者は減っていく、したがって多くの方はこの事件の真相を見破れるだろうけど、百人に一人は見破れないかもしれない」といった趣旨の文章だ。
    もちろん、一ミステリ読者としては見破れらいでか!とばかりに勢い込んで読むながら推理するがいやあ、ものの見事に百人の一人になってしまった。
    コメディタッチの軽い文体はクイクイ読み進めてしまうので、推理が組立てられないまま、終わりに向かってしまう。でも本書においては真相を見抜けなかったことが全然悔しくなく、むしろ爽快感が得られる。これほど綺麗に騙されると非常にすがすがしい

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    2016年11月02日
  • 狼と兎のゲーム

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    『殺戮にいたる病』が非常に衝撃的であり、面白かったので、評判の高い本作も手にしてみた。

    主人公は二人の小学生、心澄望と智樹なのだが、本作もまた衝撃的なストーリーと迫り来る恐怖に手に最後まで汗握った。

    智樹の心澄望は警察官の父親から虐待を受けていた。夏休みのある日、二人は心澄望の弟の死体を始末している父親の姿を目撃する。怪物のような父親に追われる二人の運命は…

    そして、迎える結末は…

    評判に違わず、非常に面白い。

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    2015年10月23日
  • 眠り姫とバンパイア

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    ネタバレ

    <あらすじ>
    母親と2人暮らしをしてる女子小学生・優希の家庭教師をすることになった男子大学生・歩実。

    授業中でも気がついたら眠っちゃうことから父から眠り姫と呼ばれていた優希。

    歩実は、優希から母には内緒にすることを約束に、パパが3年ぶりに会いに来てくれたことを聞く。

    後日、優希の母にそれとなく家庭の事情を聞くと、優希の父は3年前交通事故で死亡したことを聞く。

    3年前に死んだ父に優希が会っている?
    もしかして近所で目撃されている変質者がパパとウソをついて優希に会っているのでは?
    それともよく寝る優希の夢なのか?

    歩実は優希にパパのことを詳しく聞くと、
    サングラスにマフラーで顔を隠し黒い

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    2014年04月10日
  • 狩人は都を駆ける

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    個人的に、かなり好き。
    リプリーのエンジェル・シリーズにちょっと似ている。
    ぬるめのハードボイルドって、結構好きなんですよ。

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    2014年02月04日
  • 監禁探偵(2)

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    交通事故で記憶喪失になってしまった女性。
    病院で起こる幽霊騒動と共に、自殺した女性の謎と交通事故の真相を解き明かそうとする物語。

    今作もまたどんでん返しが楽しかった。
    交通事故の真相がちょっと先に読めてしまったのが残念。

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    2012年12月23日
  • 人形は眠れない

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    ―――そして、哀しいかな。そういう日本で育ったわたしはやはり、夢を追う人の支えになってあげたいとも思うのだ。女は一生、男の人の後ろを歩いて背中を見ていろ―きっと、そういうふうに育てられてきたのだ。せめて女に出来るのは、見ていて飽きない、見がいのある背中を選ぶことくらいだ―――(p21

    幼稚園に勤める妹尾睦月(通称おむつ)と腹話術師の朝永嘉夫。彼の操る人形であり、
    頭脳明晰な名探偵、鞠小路鞠夫が日常?に起こる様々な事件をユーモアに解決していく…
    すっごくラブコメです!!こっぱずかしさを思いっきり楽しめる人にオススメなミステリ。
    特にこの『人形は眠れない』のp209以降はテレずには読めないと思い

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    2012年09月10日