我孫子武丸のレビュー一覧

  • 新装版 殺戮にいたる病
    そういうことか!と唸らされた。小説の面白さが詰まった作品。もう一回読み返そうと思う。
    ただひとを殺める描写が詳細過ぎて、作者の体験ではないかと疑った。
  • 新装版 殺戮にいたる病
    指先に感触が伝わってくるかのように生々しい殺人描写。
    目を背けたくなるような死体損壊描写。
    そして、単なる性描写を超えて吐き気を催す程におぞましい屍姦描写。

    常人とは到底思えぬ狂気に満ちた展開は、ラスト数ページで読者を鮮やかに欺く。

    あえて「エピローグ」を冒頭に配し、読者の推理を巧みにミスリード...続きを読む
  • 7人の名探偵
    どの作者名を見ても、ミステリ好きなら知らない者はいないと言ってよい作家ばかりで、その人たちの個性が感じられるアンソロジーなのである。
    7人の名探偵とは、とりもなおさず作者達自身のことであり、この名探偵達の生み出す世界にゆったりとひたるのがよい。
    とはいえ、一つ一つは決して長くないので、どんどん読み進...続きを読む
  • 7人の名探偵
    麻耶や有栖川、法月はおなじみのキャラクターで安心して楽しめた。我孫子と歌野は多少方向性が被ったけど。綾辻の作品は改めて新本格ミステリの歴史を振り返りつつ読むと、しみじみと感慨深い。それぞれの作家の「らしさ」が堪能できる作品集。
  • 新装版 殺戮にいたる病
    騙された!
    全然想定していなかった。
    猟奇連続殺人が行われる一連の流れを犯人目線、容疑者母親目線、犯人を追う元刑事目線で書かれている。

    読み終わったあと、またパラパラと振り返るが、納得できない点も多々ある。

    ま、総じて面白かったけど!
  • 修羅の家
    こういう胸糞悪いの大好物。
    A=Bなのかって展開、全然読めてなくてよかった(勘がいい人はわかるんだろうけど(笑)
  • 新装版 殺戮にいたる病
    最後の最後にえ??!どういうこと!??ってなって読み返したいと思ってしばらく時間おいて読み返したけどやっぱり面白かった。
  • 新装版 殺戮にいたる病
    ちょっとグロいところがあるけど、気にならなかった。
    何に騙されるのだろうか?なんて思いながら読んでたので、最後にはびっくりした。
    母親目線で語られるところで騙されたんだろうな…
  • 新装版 殺戮にいたる病
    1992年の我孫子武丸作品。

    若い女性を狙った連続猟奇殺人を描いたサイコスリラーですが、本格派の作者らしく叙述トリックを使ったミステリーになっております。

    できれば、叙述トリックがある、ということを知らずに読んで騙されたかったですが、まあ、有名作ですからね。
    ただ、叙述トリックがあるから、と注意...続きを読む
  • 新装版 殺戮にいたる病
    最後、一瞬意味が分からず、全てを理解した瞬間にきっと脳内はアハ状態なんだろうなという感じ。
    一気に読むほどに引き込まれた。
  • 新装版 殺戮にいたる病
    二日で読めるお手軽サイコパスという印象。
    ラストに畳みかけられる「嘘やん」「嘘やん!」という感じがとても爽快です。自分で推理しながら読み進め、見事に裏切られるさっぱり感。

    途中で挟まる専門家の猟奇殺人鬼のお話も面白かったです。局所的にグロいのでそこだけ注意。でも具体的で、生々しくて私は好きでした。...続きを読む
  • 新装版 殺戮にいたる病
    2021年、最初の一冊はどんでん返し系で必ず上位に入るこちら。気になってたけど積読してました。読み始めるとあっという間。すぐ読めます。私はすぐに2回目読みました。
    内容は猟奇的殺人事件の叙述トリック小説なので、描写にグロテスクな箇所が多いです(=o=;)。でも、あまりに非現実的なグロさだったため私は...続きを読む
  • 裁く眼
    法廷画家という、あまり題材にならない職種にスポットが当たっている時点で興味津々。しかも主人公が描くそれは、ある種の人からは絵の見え方・印象が異常に違って見える描写が序盤にあって、リアルものに見せかけて実は特殊能力モノなの?と思わされるなど、そちらの方でも先の内容が気になりました。

    また、途中で意外...続きを読む
  • 新装版 殺戮にいたる病
    叙述トリックと知った上で読んだので、結構最初からどんでん返しの内容はわかってしまった。でもそこをわかった上で読んでも、「なるほどここミスリードうまいな」と思える描写がいくつかあり、楽しめた。
    内容はグロい。女性は特に読むのきついかも。
  • 7人の名探偵
    個人的には我孫子さん、法月さんの作品が好きでした。

    この本を読むことで、まだ読んだことのないミステリー作家に出会えるところが良いですね!私はこれをきっかけに、我孫子さんの『8の殺人』を読みました。

    ミステリー・推理ものだと、赤川次郎、東野圭吾、綾辻行人しか読んだことがなかったので良いきっかけにな...続きを読む
  • 新装版 殺戮にいたる病

    久々にヒット

    叙述トリックの作品が読みたくてお勧めを検索して行き当たった作品です。
    結論から言うと傑作でした。
    叙述トリック系のミステリは結構好きで読むのですが今まで読んだ中でもベスト5に入る内容です。
    叙述トリック作品の醍醐味はやはり最後のネタバラシだと思いますがこの作品は期待を裏切らない締め方でとても満足しま...続きを読む
  • 裁く眼
    あの女ならそうでしょうねみたいな、被告人のことをよく知ってるふうにもとれるようなことを言っていたし、僕はぜったいにFXの林原が怪しいと思っていて、なんならたいやき屋のおばちゃんもグルかと思ってたし、たいやき屋のおばちゃんは美人局とも繋がっていると思っていた(蛇の道は蛇なので)。僕は裁判員をやらないほ...続きを読む
  • 弥勒の掌
    僕が読んだ文庫版の帯には「○章の○ページを読んだ時のあなたの衝撃が目に浮かぶようです」のような解説者による文章が書かれており、更にご丁寧にも「この本は読者を罠にはめようと企まれているので注意して読むべし」的なことまで書かれている。個人的にはあんまり好きなやり方ではない。
    オチはミステリーを読み慣れて...続きを読む
  • 弥勒の掌
    2020年、23冊目は、『殺戮にいたる病』以来、約7年振りの我孫子武丸。

    冷えきった夫婦関係の末、妻が失踪した高校教師、辻。妻が殺害された上、汚職の嫌疑がかかった刑事、蛯原。二つの事件の背後に新興宗教団体の影が見えてくる。偶然出会った二人は共同捜査を開始する。

    ミステリー仕掛けの捜査物、サスペン...続きを読む
  • 新装版 殺戮にいたる病

    読み返しました

    少し違和感を持ちつつ読み進め、最後で驚愕!もう一度読み返して納得。お母さんの記述が少ないのが残念でしたが十分に面白い作品だと思います。