我孫子武丸のレビュー一覧

  • 探偵映画

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    ネタバレ

    ミステリ映画の撮影の最中に監督が失踪。
    だが、監督が「みんな騙してやる」と豪語する、謎の結末は誰も知らない。
    残ったスタッフたちは自分たちで結末を推理し、映画を作り上げていく。

    設定が面白く、展開も早いため、飽きずに読める。エンタメとしては十分に面白いと思うが、肝心のミステリ部分は、少しハードルを上げすぎたかな、という感じ。
    やっぱり監督が考えた仕掛けっていうのが本書の肝。だが、正直そのトリックが少し弱かった。
    監督が失踪した理由っていうのは数年前に流行った「カメラを止めるな!」を思い出させる。
    (本書の方がだいぶ前だけど)

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    2021年10月18日
  • 0の殺人

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    身内が次々に奇妙な死を遂げる連続殺人事件…未解決なまま一旦捜査打切り?で、素人探偵の登場✨ ミステリー好きだからといってこんな難解事件を?笑 …と、そこが小説ですが、構成と真相は凄い。ドロドロ感も悲壮感もなく、ただただミステリーを楽しめます。

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    2021年10月05日
  • 新装版 8の殺人

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    ネタバレ

    著者デビュー作であり、速水3兄妹シリーズ第1作。我孫子武丸先生は勝手なイメージだがもっと堅いのかなと思った。しかし、全くそんなことはなくユーモアのある文章で書かれている中にも本格の片鱗がちらちらと見え、とても楽しく、そして軽く読むことができた。木下刑事の可愛そうなではあるがクスっと笑えるような描写も散りばめられており、面白かった。この著者の作品、速水3兄妹シリーズも追いかけていこうと思う。

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    2021年08月31日
  • 新装版 殺戮にいたる病

    ネタバレ 購入済み

    騙されました!

    ラストまでずっと騙されてました。
    ラストを読んで、もう一度最初から犯人を分かった上で読み返したくなりました。

    #ダーク

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    2021年08月27日
  • 7人の名探偵

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    どの作者名を見ても、ミステリ好きなら知らない者はいないと言ってよい作家ばかりで、その人たちの個性が感じられるアンソロジーなのである。
    7人の名探偵とは、とりもなおさず作者達自身のことであり、この名探偵達の生み出す世界にゆったりとひたるのがよい。
    とはいえ、一つ一つは決して長くないので、どんどん読み進めることができる。

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    2021年02月28日
  • 裁く眼

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    ネタバレ

    法廷画家という、あまり題材にならない職種にスポットが当たっている時点で興味津々。しかも主人公が描くそれは、ある種の人からは絵の見え方・印象が異常に違って見える描写が序盤にあって、リアルものに見せかけて実は特殊能力モノなの?と思わされるなど、そちらの方でも先の内容が気になりました。

    また、途中で意外な人物が亡くなるなど意外な展開もあり、ますます読むモチベーションが上昇。

    けれど、主人公を襲った犯人は密接に関わる部分が少ない人物だったので「ふーん」程度の印象しか受けませんでした。そこでモチベーションはややトーンダウン。

    そしてそのまま主人公の能力に関する推察があってアッサリ終劇。その推察につ

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    2020年12月14日
  • 新装版 殺戮にいたる病

    購入済み

    久々にヒット

    叙述トリックの作品が読みたくてお勧めを検索して行き当たった作品です。
    結論から言うと傑作でした。
    叙述トリック系のミステリは結構好きで読むのですが今まで読んだ中でもベスト5に入る内容です。
    叙述トリック作品の醍醐味はやはり最後のネタバラシだと思いますがこの作品は期待を裏切らない締め方でとても満足しました。

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    2020年10月05日
  • 裁く眼

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    ネタバレ

    あの女ならそうでしょうねみたいな、被告人のことをよく知ってるふうにもとれるようなことを言っていたし、僕はぜったいにFXの林原が怪しいと思っていて、なんならたいやき屋のおばちゃんもグルかと思ってたし、たいやき屋のおばちゃんは美人局とも繋がっていると思っていた(蛇の道は蛇なので)。僕は裁判員をやらないほうが良いと思う。
    腐った斧から転じて蘭花となった主人公の武闘派な姪は特に腐ってはいなく、気の毒すぎる同人作家の聖護院桜さんこそ腐っていたわけですが、聖護院さんホント気の毒すぎて力石徹みたいに葬式をやってあげたい。

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    2020年09月09日
  • 弥勒の掌

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    僕が読んだ文庫版の帯には「○章の○ページを読んだ時のあなたの衝撃が目に浮かぶようです」のような解説者による文章が書かれており、更にご丁寧にも「この本は読者を罠にはめようと企まれているので注意して読むべし」的なことまで書かれている。個人的にはあんまり好きなやり方ではない。
    オチはミステリーを読み慣れている人であれば気付く人もいるだろうと思うが、僕は考えが及ばず、解説者が言った通りのところで普通に仰天した。こういうのも叙述トリックと言うのだろうか。かなりおすすめできます。

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    2020年09月09日
  • 弥勒の掌

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    2020年、23冊目は、『殺戮にいたる病』以来、約7年振りの我孫子武丸。

    冷えきった夫婦関係の末、妻が失踪した高校教師、辻。妻が殺害された上、汚職の嫌疑がかかった刑事、蛯原。二つの事件の背後に新興宗教団体の影が見えてくる。偶然出会った二人は共同捜査を開始する。

    ミステリー仕掛けの捜査物、サスペンス。

    《以下、ややネタバレ要素あり》

    中盤以降のストーリーのドライブ感は抜群。クライマックスのちょっと出来過ぎ感~意外な程ベタなミステリー手法使った真相。まさかのオチ。

    正直、★★★★☆評価はオマケ的。ストーリーのドライブ感。予想外のオチという点では、妥当も、クライマックス&オチの好みとしては

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    2020年07月22日
  • 新装版 殺戮にいたる病

    購入済み

    読み返しました

    少し違和感を持ちつつ読み進め、最後で驚愕!もう一度読み返して納得。お母さんの記述が少ないのが残念でしたが十分に面白い作品だと思います。

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    2020年07月04日
  • 狼と兎のゲーム

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    ネタバレ

    久々の我孫子作品だったが、やっぱり楽しめた。

    主人公は小学5年生の智樹とそのクラスメイトである心澄望。

    巻頭から2人が恐怖に怯えながら逃げるシーンが描かれているが、これが本作の重要なシーンでもある恐怖のリアル鬼ごっこ。

    心澄望は警察官である父親から日常的に暴力を受けていて生傷が絶えない。

    周りの大人達は心澄望に対する父親の虐待を疑いながらも、本人も父親も否定し、その事実を知るのは智樹だけ。

    夏休みのある日、心澄望は弟の甲斐亜とあろう事か父親のパソコンを壊してしまう。

    怯える心澄望はその事を智樹にはなし、父親殺害を企てて智樹と共に家に戻ると、そこで父親が弟である甲斐亜の死体を庭に埋め

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    2020年05月16日
  • 弥勒の掌

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    ネタバレ

    本作も著者である我孫子武丸の良さ(凄さ)をしっかりと感じることが出来た。

    主人公となる登場人物は教師である辻恭一と刑事の蛯原篤史。

    1小説毎に教師と刑事が入れ替わりながら描かれ、2人は出会う。

    互いに妻を殺された者同士、犯人探しの中でたどり着いたのは宗教団体《救いの御手》。

    最終章のタイトルである弥勒(《救いの御手》の会長=一般的な呼称は教祖)が殺人の鍵を握ると思わせ続けながら、ようやくその姿を現し、弥勒が告げた言葉には驚愕の真実が。

    警察内部を描いた小説でも、新興宗教を描いた小説でもあるが、読み終えた感想は立派なサスペンス小説。

    読めば読むほど私は我孫子作品が大好きだ。


    説明

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    2020年10月25日
  • 新装版 8の殺人

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    ネタバレ

    8の字屋敷で起こった、蜂須賀菊一郎殺しと河村美津子殺し。
    最後に真相説明するのは、警視庁の速水恭三警部補の弟の慎二。
    2つの事件とも、巧妙な殺人方法が取られている。河村美津子殺しの密室に関しては、ちょっと上手く行きすぎとは思うが。
    菊一郎の死体が引きずられていた理由、常夜灯が交換されていた理由、左利きの話、空中に浮かんだボウガンの謎、ボウガンの意外な隠し場所等、すべてが合理的に説明されている。
    8の字屋敷の特性も、犯行に上手く活かされている。

    (この作品だけではなく、他の有名ミステリーもネタバレ)
    この作品は、作中に挙げられているような有名ミステリーのパロディーが随所に見られる。
    凶器として

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    2019年08月27日
  • 弥勒の掌

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    どんでん返しがあると知り、購入。たしかに最後のどんでん返しにはうなる。しかし欲を言えば若干無理があるような気もした。続きが気になってよみすすめられたので満足です。

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    2019年08月01日
  • 狼と兎のゲーム

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    暴力をふるう父親を持つ少年と、その友達が父親から逃げるお話。
    この父親は最低な男だ。逃げることができのか?見つかってしまうのか?のハラハラが楽しめる本。

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    2019年08月01日
  • メビウスの殺人

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    ネタバレ

    速水三兄妹シリーズ第3弾。

    結局シリーズ3作を3日で読破しちゃいました(笑)

    前作までの愛すべきキャラ木下刑事の出番が少なかったのは個人的には淋しさを感じるも、犯人は犯行の中で2つのゲームを楽しんでいた。

    2つのゲームの謎解きを進める中で、ゲーム相手であるべきCAT O'NINE TAILSの驚愕の正体がラストに判明する。

    個人的には速水三兄妹シリーズの中では0の殺人が1番面白く感じた為☆4つ。

    しかしながら、このメビウスが大好きな殺戮にいたる病のプロットであり、間違いなく忘れられない一冊となりました。


    説明
    大東京を恐怖のどん底につき落とす連続殺人が発生。犯行は金槌に

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    2021年09月05日
  • 狼と兎のゲーム

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    あれ?こんなポップな文章書く方でしたっけ!?山田悠介かよ!?
    って思いましたが、元がYA小説向けのプロットとのこと(あとがきより)で納得。
    一部グロい部分はあるので、ヤングにはお勧めはしない。

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    2018年06月11日
  • メビウスの殺人

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    速水三兄弟最期の作品。
    でも本当に悔しい。
    すごくすごく面白いのに
    この設定の他の作品を
    読んでしまっていたから
    結末予測できてしまった。
    順番に〜謎のメモ〜で
    あの本と全く一緒だーと。
    面白く素晴らしいものだからこそ
    パクるというのは言い方がわるいけど
    インスパイアされてしまうのかな、、

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    2018年02月17日
  • ディプロトドンティア・マクロプス

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    少し不思議なSFちっくな物語。
    探偵らしい探偵の主人公。
    近所の人との関係。
    憧れのステキな探偵さん。
    小さな女の子の依頼と
    仕事が繋がって繋がって
    まさかの最後!
    我孫子さんってステキな人だな〜
    夢のある小説でした。

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    2018年02月17日