感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2023年04月28日
最後が駆け足だったのと、蛯原はともかく辻が殺人を隠せていたのが現実味なくてう〜んという感じ
トリックは殺戮にいたる病と同様、叙述トリックのどんでん返しですごくおもしろかった!!
インタビューは全部読まなかったけど、他の作品を読んだらちゃんと読みたい
自分で推理しながら読めるようになったらもっと楽しい...続きを読むんだろうな〜
Posted by ブクログ 2021年10月08日
ラスト…え?えぇ?やっちゃいますか?
こういう所が我孫子武丸さんの本の好きな所。まるで想定外だった。
情報化社会、より広く深く情報を持っているものが、勝ち組になるんだろうなぁと納得のお話でした。
Posted by ブクログ 2021年05月01日
10年以上の積読本。お互いをあまり信用していない、教師と刑事のバディものなのかなと思って読みすすめて最後にガツンとやられる。ぜんぜん違うけれど、我孫子さんだけに『殺戮に至る病』に読後感が似ているように思った。まんまとやられた。
Posted by ブクログ 2019年09月07日
好き!
身勝手な人物と救いのない結末に嫌悪感が相殺されて、嫌な話だけど読後感は嫌じゃない。引き込まれて一気読みした。サクッと読めて分かりやすく、頭の悪い自分にありがちな読み終えた後の疑問やモヤっと感がなかった。神様なんていない。居るのは人間だけなんやな〜。面白かった!
Posted by ブクログ 2024年03月24日
我孫子武丸先生の3作品目を読みました。
最終章の数行を読んだ時の衝撃が凄かったです。
謎の新興宗教を刑事と教師が追うこの結末は、もうかなりビックリですね。
Posted by ブクログ 2024年02月20日
マジでやられたミステリ リスト作品
著者の代表作のいくつかは遠い昔に読んだはず
記憶にないので、たぶん再読
人物姓名誤認、信用できない語り手(地の文?)の二つがメイントリックということになるのかな
宗教団体の正体、情報収集していた手口
今読むとだいぶ色褪せた時代感はあるけど、交互パートの構成は...続きを読む読みやすく軽い文量も良かった
やられたのは間違いないけど、あっさりした読後感
Posted by ブクログ 2023年07月18日
妻を殺された警察官蛯原、妻が突然行方不明になった高校教師辻。
2人の妻は同じ宗教団体に傾倒しており2人の男は宗教団体が妻に何かを犯したのではないかと疑う。
そんなお話。
情景が想像しやすい。
辻の心情の変化がリアル。
?ってなってたところが最後しっかり回収されていたのでよかった。
Posted by ブクログ 2020年09月09日
僕が読んだ文庫版の帯には「○章の○ページを読んだ時のあなたの衝撃が目に浮かぶようです」のような解説者による文章が書かれており、更にご丁寧にも「この本は読者を罠にはめようと企まれているので注意して読むべし」的なことまで書かれている。個人的にはあんまり好きなやり方ではない。
オチはミステリーを読み慣れて...続きを読むいる人であれば気付く人もいるだろうと思うが、僕は考えが及ばず、解説者が言った通りのところで普通に仰天した。こういうのも叙述トリックと言うのだろうか。かなりおすすめできます。
Posted by ブクログ 2020年07月22日
2020年、23冊目は、『殺戮にいたる病』以来、約7年振りの我孫子武丸。
冷えきった夫婦関係の末、妻が失踪した高校教師、辻。妻が殺害された上、汚職の嫌疑がかかった刑事、蛯原。二つの事件の背後に新興宗教団体の影が見えてくる。偶然出会った二人は共同捜査を開始する。
ミステリー仕掛けの捜査物、サスペン...続きを読むス。
《以下、ややネタバレ要素あり》
中盤以降のストーリーのドライブ感は抜群。クライマックスのちょっと出来過ぎ感~意外な程ベタなミステリー手法使った真相。まさかのオチ。
正直、★★★★☆評価はオマケ的。ストーリーのドライブ感。予想外のオチという点では、妥当も、クライマックス&オチの好みとしては★★★☆☆止まりのはず。では、なぜ★★★★☆評価なのかと言うと、ズバリ、「タイトル」!
追いかけようが、逃げようが、所詮は、釈迦ではなく、『弥勒の掌』の上の、孫悟空達。
Posted by ブクログ 2020年10月25日
本作も著者である我孫子武丸の良さ(凄さ)をしっかりと感じることが出来た。
主人公となる登場人物は教師である辻恭一と刑事の蛯原篤史。
1小説毎に教師と刑事が入れ替わりながら描かれ、2人は出会う。
互いに妻を殺された者同士、犯人探しの中でたどり着いたのは宗教団体《救いの御手》。
最終章のタイトル...続きを読むである弥勒(《救いの御手》の会長=一般的な呼称は教祖)が殺人の鍵を握ると思わせ続けながら、ようやくその姿を現し、弥勒が告げた言葉には驚愕の真実が。
警察内部を描いた小説でも、新興宗教を描いた小説でもあるが、読み終えた感想は立派なサスペンス小説。
読めば読むほど私は我孫子作品が大好きだ。
説明
内容紹介
妻を殺され汚職の疑いまでかけられた刑事。失踪した妻を捜して宗教団体に接触する高校教師。錯綜する事件、やがて驚愕の真相が!
内容(「BOOK」データベースより)
愛する妻を殺され、汚職の疑いをかけられたベテラン刑事・蛯原。妻が失踪して途方に暮れる高校教師・辻。事件の渦中に巻き込まれた二人は、やがてある宗教団体の関与を疑い、ともに捜査を開始するのだが…。新本格の雄が、綿密な警察取材を踏まえて挑む本格捜査小説。驚天動地の結末があなたを待ち受けます。
Posted by ブクログ 2019年08月01日
どんでん返しがあると知り、購入。たしかに最後のどんでん返しにはうなる。しかし欲を言えば若干無理があるような気もした。続きが気になってよみすすめられたので満足です。
Posted by ブクログ 2019年07月11日
星3に近い4。「殺戮に至る病」を読んだ時は本当に衝撃を受けたし、本作も衝撃度という意味合いでは名作の部類に入ると思う。そしてもっと引っ張れそうなネタなのに、潔いページ数で綺麗に締めているのも評価ポイント。にも関わらず、手放しで絶賛できないのは何故なのか…。
Posted by ブクログ 2019年05月03日
主人公二人に起きたそれぞれの事件が、どこかで繋がるとは思っていたけど、私の予想とは違っていた。最後の章は早く真相が知りたくて読むスピードも早くなっていた気がする。最後は少し呆気ないが、悪い感じはしない。
Posted by ブクログ 2019年03月05日
妻が失踪した男、妻を殺された男、交互に視点が入れ替わるのは「殺戮にいたる病」と同様ではあるが、読後の印象はまるで違う。あちらは迸る衝撃波に打ちのめされたが、こちらは弥勒様の浮かべる微笑にじわりと心を侵食されるかのような気分だ。著者は実に遊び心がある。
Posted by ブクログ 2023年03月04日
教師、宗教団体、殺人、警察、
男性的な目線の表現がくどかった。バラバラに見える殺人事件がひとまとまりになっていく過程が、そんなことないでしょうよと思いながらもまあまあおもしろかった。
Posted by ブクログ 2022年02月28日
初めは推理小説かと思いきや、宗教団体を潰しにいくかと見せかけて…
クライムサスペンス的な流れで話が進んでいきますが、最後の最後で色々と明かされる作品です。
うーん、それほど驚きはしなかったかな。
残りページの厚さで色々と察してしまったのがいけなかったようだ。
一気に読んでいたら違ったかもしれない。
...続きを読む
説明
愛する妻を殺され、汚職の疑いをかけられたベテラン刑事・蛯原。妻が失踪して途方に暮れる高校教師・辻。事件の渦中に巻き込まれた二人は、やがてある宗教団体の関与を疑い、ともに捜査を開始するのだが…。新本格の雄が、綿密な警察取材を踏まえて挑む本格捜査小説。驚天動地の結末があなたを待ち受けます。
Posted by ブクログ 2020年11月14日
後半は一気に読みました。
ウーム……予想外の結末ではありました。
が、正直言って“今一つ感”が否めない。
なんかスッキリしません。
期待が大きすぎたか?
ネタバレになるので書けないのですが、この手のフェイントとゆーか欺き方は、真相が解った時の衝撃が、もはや無い。
逆に「ナンダソレ?」と冷めてしまう。...続きを読む
星2に近い。
Posted by ブクログ 2020年10月24日
この前読んでた本と比べてめっちゃスラスラ読める〜!でも、それだけ起伏がないって事かもしれん…
どんでん返しってのは知ってたけど、「アレッ!アレッ!」っていう感じでスムーズに。
追う側(刑事さんと教師)も、追われる側(怪しい新興宗教)も過去に何かある。これではね〜そうなるわな〜後で考えると…
他所の宗...続きを読む教なら、徳を積んだ人が大師という尊称を与えてられるんやろうけど、ここでは、徳というより、悪を重ねた人に与えられる!(◎_◎;)
Posted by ブクログ 2020年07月21日
2022.3.1
書き直しに来たのだが、面白かった記憶あるんだけどなぁ...なんかめっちゃ酷評で笑いました。
いつか読み直して書き直さないと!!
Posted by ブクログ 2020年07月04日
謎の新興宗教『救いの御手』
妻が失踪した?高校教師の辻
汚職の疑惑のある刑事、蛯原は妻が何者かに殺された!?
最初のヒントはこれだけ!
帯から読み取れるのはドンデン返し!
という事は『全てを疑い、可能性の全てを考えなければならない!?』
辻の行動、蛯原の疑惑の正体、そして弥勒の本性・・・...続きを読む
何れにしてもページが次から次へとめくれ200ページを超えると最終章へまっしぐらです!!!
ちなみに、この作者は『かまいたちの夜』の制作に関わっているようです!
それと解説を読んで作者の別の作品にも興味が湧き、取り敢えず『ディプロトドンティア・マクロプス』を読んでみたいと思いました。
Posted by ブクログ 2020年02月23日
以前読んだけどいい具合に内容を忘れたので再読。
どんでん返しのある本だったなと思いつつそれでもワクワクしながら読んでラストの展開にそうだ、こういう終わり方だったと納得。
次読む事があるとしたら完全に内容を忘れた10年後か20年後かな。
Posted by ブクログ 2019年04月27日
読み易くて冒頭から徐々に引き込まれていく内容。小説ではありふれた事なんだけど。そして、1人の男と、刑事が絡みはじめて加速していく。ラストは、驚きはしないが…心の隙を突いて行く悪徳宗教は怖いなー。
自分はならないと思っていても洗脳されていくのだろう。神頼みはやめましょう!感謝くらいが良いと思う笑
サラ...続きを読むッと読めるけど引き込まれる内容でした。
Posted by ブクログ 2019年02月26日
辻と蛯原の第1章〜完〜
皆さまご愛読ありがとうごさいました!
第2章でお会いしましょう!
読み終わって「えーーーー!!!ここで終わりかよーー!!」って2〜3クールで終わるアニメ特有のもどかしい終わり方で終了。想定してない終わりなので多分宗教団体のニュースを見る度に思い出す一冊となりました。怖い、...続きを読むけど気になる、興味はある、でも怖い。みたいな。
とはいえ宗教ってどこから?
なんて思うんですよね。私たちが普段から「神様おねがいします!」なんて願って頼ったりするその神って一体どこの誰なのよ?って話です。まぁ、中には本当に神様がいらっしゃる人もいると思うんですけど、特定した人物がいない人だって少なくないはず。
私なんかも特にいないんですが、ここぞという時に絶対「神様!!!」って呼び出します。一体誰が来てるのか知りませんが。呼び出したくなります。その時に思い浮かべるもの、人、がその人にとっての神様だよなぁ。なんて思うんだけど、きっとその人が現実的に現れた瞬間、今まで自分の左上あたりに呼び出していた神様が具現化したようで縋りたくなる。たぶんそうだと思うんです。
今気付いたんですけど「弥勒の掌」って手の形をした銅像的なものだと思っていたんです。「て」って「手口のこと」を指す場合にも使われるよな、なんて。まんまと読み終わってからタイトルに惹かれました。日常的に使わない漢字なので調べてみたら「てのひら」って読むそうです。なるほど。
人はどうしようもない状況に陥った時、きっと目の前に現れた救世主を神様だと慕って縋る。これは絶対的に人間の心理としてあると思うんだよなぁ。そこを上手くついてきますよね、
さすが弥勒様だなぁ。
まんまと、掌の上で転がされている。
Posted by ブクログ 2018年06月13日
愛する妻を殺され、汚職の疑いをかけられたベテラン刑事・蛯原。妻が失踪して途方に暮れる高校教師・辻。事件の渦中に巻き込まれた二人は、やがてある宗教団体の関与を疑い、ともに捜査を開始するのだが…。新本格の雄が、綿密な警察取材を踏まえて挑む本格捜査小説。
Posted by ブクログ 2014年01月17日
愛する妻を殺された蛯原と、妻が失踪し行方を探す辻。
二人はふとした事で出会い、お互いに怪しいと思っていた宗教団体について捜査を始める。
徐々に見えてくる事件の真相……と思わせてからの驚愕のラスト。
いやぁ…ずるい!
てか、終わり方はアレでいいんですか?(苦笑)
展開が早いのであっという間に...続きを読む読めるし、どんでん返しもあってなかなか面白い。
やや無理やりな感じではあったけど、これはこれで良いと思います♪……が、読後感はあまりよくないので要注意。