我孫子武丸のレビュー一覧

  • 0の殺人

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    速水三兄妹シリーズの二作目です。

    冒頭に「作者からの注意」として、容疑者のリストが公開されています。
    そして最後には、「百人に一人くらいは分からない人もいるのではないでしょうか」という、挑戦的な言葉が。

    その言葉に乗せられた時点で、既に作者の術中に陥っていたんですね。
    大胆なアイデアを、冗長にならずコンパクトにまとめる、見事な手腕が発揮されていました。

    前作と同様に、本格ミステリとコミカルな作風の融合は巧みで、次々と人が死んでいくにもかかわらず、悲愴感が全くないという不思議な作品です。

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    2019年05月26日
  • 人形は眠れない

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    ミステリー要素もあったりすんだけどと、終始ゆるいムードな本著。

    今回はおむつの気持ちにスポットされてます。

    短編が軸だけど、長編さながらにメインテーマもあり、これまでの2冊とはまた雰囲気が違っているのがよかった。

    たまにはこうゆう雰囲気の本もありだな。

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    2019年03月23日
  • 警視庁特捜班ドットジェイピー

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    警視庁の相次ぐ不祥事によりイメージダウン。。。
    そんな警視庁はイメージアップのための起死回生の策として現役警官による特撮部隊を結成!
    しかし集められた警官は曲者ばかりで。。。
    我孫子武丸氏によるドタバタギャグコメディ!
    決して肩肘はらずに読んだ方がよい!

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    2018年09月29日
  • 0の殺人

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    速水三兄弟2作目!
    冒頭の容疑者の提示が
    読者への挑戦のようで
    作品に対して
    気合と気持ちが入りました。

    爽快に解けていく面白いミステリー
    タイトルに最後に納得できる
    物語ってほんとに大好き。

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    2018年02月17日
  • メビウスの殺人

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    前二作の速水兄妹の作品は楽しめましたが、この作品は扱っている事件が酷くて、彼等のシリーズにそぐわない様な感じ。

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    2018年02月04日
  • メビウスの殺人

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    このシリーズは何となく好きです。
    トリックがメッチャすごいとかは思わないけど、3兄弟とかキャラクターが良いからですかね。
    読んでても飽きないし。

    ゼロの殺人を飛ばして読んでしまったので、次はそれを読みたいですね。

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    2017年09月17日
  • 新装版 8の殺人

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    8の字型をした屋敷での殺人事件を3兄弟が解き明かす。

    トリックはなんとなく分かりかけたけど、完璧に解ききれなかったので悔しいです。

    我孫子さんの作品は「殺戮いいたる病」と「弥勒の掌」は読んだことがありまして、この本もこんな感じかなと思っていたんですが、ところどころギャグが入ってきていて意外でした。
    デビュー作はこうだったんですね。

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    2017年09月16日
  • 探偵映画

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    結末部分の撮影を残して失踪した映画監督・大柳。
    残されたスタッフは誰も結末部分のシナリオを持っていなかった。
    スタッフ、キャスト共に何とか映画を完成させようと会議を開き、それぞれの言い分を聞き、結末部分の撮影を終える。
    小説ではよくある叙述トリック。
    「やられた!」と悔しがりながらも楽しめる作品もあれば、推理するまでもなくバレバレな作品もある。
    14年前に書かれた作品なので、多少そのころ特有の描写はある。
    たとえばトランシーバーは、さしずめ今ならばスマートフォンになるのだろう。
    しかし、良い作品はどんなに時代が変わっても面白い。
    映画好きにはたまらない描写も多い。
    推理小説好きには、登場人物と

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    2017年02月27日
  • 監禁探偵(1)

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    ネタバレ

    推理側の構成が面白い。

    ただ監禁に至るまでの流れが単なる衝動でしかなかったり、主人公が探偵にうまく操られすぎだったり、1巻で完結させるために色々省略しすぎているように感じた。
    殺人ばかり重大に取り上げられているが、監禁だって酷い犯罪だ。むしろ精神的な挙動は殺人以上に複雑で、一般的な感覚から逸脱しているように思う。
    そこをスッパリ「バレたらヤバい趣味」「犯罪のはしくれ」程度に切り落としてしまっているのが納得いかない。

    構図自体は面白い。
    しかし、監禁側の特殊さをゲーム展開だけでなく、心の部分でもっと活かしてほしかった。
    事件終了後、主人公があっさり健全な求職者に生まれ変わっているのも心理上の

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    2016年06月13日
  • 狩人は都を駆ける

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    ネタバレ

    ディプロトドンティア・マクロプスの関連作品なんですね~。
    ゆるハードボイルド、若干ミステリ。
    あとがきを読んでなるほどなぁと。
    お向かいの獣医さん、結構好きです(笑。

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    2016年05月12日
  • 狼と兎のゲーム

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    ネタバレ

    DVされて育った少年コスモが友達と一緒に悪の権化”父”を倒そうとする物語。
    話のテンポもよくサクサク読める。ガイアについてはまさかの大どんでん返しだった。読者としては今までの父の言動からガイアを殺したのもこいつだろうと信じていた人も多いはず。さすがは我孫子武丸といったところか。完全に騙された。アンナ先生のストーリーをもっと組み込んでほしかったのとプロローグはもっと長くてもよかったかなという印象。

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    2016年03月11日
  • 狼と兎のゲーム

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    友人から拝借。

    うむ。
    徹頭徹尾イライラした。
    どうなるのかハラハラしたもしたけど、
    山上一家のゲスぶりに超イラついた。

    自分ではチョイスしない本だったので、
    逆に良かったかも。

    文章も簡潔明快でとても読みやすい。
    状況も想像しやすく、良著だとおもう。

    面白かった。

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    2015年12月24日
  • 眠り姫とバンパイア

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    わりと短めのお話。母と2人で暮らす小学5年生の女の子、その家庭教師の2人の視点から描かれる。軽い気持ちで読み始めたら、ぐいぐい読みたくなった。
    2015/11/6

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    2015年11月07日
  • 狼と兎のゲーム

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    久々の我孫子武丸氏。もっとホラー系かと勝手に思ってたけど、さほどでもなかった。
    てか、帯煽りすぎや。
    追っかけつ子がお好きな方はどうぞ。

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    2015年11月03日
  • 新装版 8の殺人

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     小学校の頃、大好きで繰り返し遊んだSFCソフト「かまいたちの夜」。そのシナリオ担当であった我孫子武丸氏。本屋でその名前を久しぶりに見つけ、どんな作品を書いているのか読んでみました。

     設定は8の字の形をした館で起こる殺人事件の謎を解いていくという話。物語自体は主人公の刑事(恭三)とその部下(木下)の2人で館の住民に聞き込みをしながら進み、謎解きについては恭三と、その家族である弟と妹を交えながら進みます。この弟と妹が推理オタクであり、密室やトリックの解説ではやや長ったらしくなるところもあったんですが、全体的にはテンポよく読みやすかったです。

     推理小説としてはトリックは王道な感じで驚きは少

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    2015年05月07日
  • メビウスの殺人

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    最後まで読んで思ったのが、「あー、こっち系か」でした。
    凄惨な事件が起きる一方で、くすくす笑いながら読めた。
    しかし、ポップになり過ぎず、引き締まった雰囲気を出すのはすごい。

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    2014年10月31日
  • 人形はライブハウスで推理する

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    人形探偵シリーズ4作目
    この終わり方で現在続巻なし
    この先、完結するのか?
    ま、ここで終わりでもまぁ納得いくといえばいくけどね・・・

    今回は初心に返って短編

    いい意味でマンネリ化しつつ、二人の仲が進展して行っているのは微笑ましい

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    2014年01月25日
  • 人形は眠れない

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    人形探偵シリーズ3作目
    短編をつなぎ合わせて、ちょっとずつ絡ませた長編
    ただ、その絡ませ具合が一本筋の通ったものの方が個人的には好み

    朝永さんの過去とかおむっちゃんの家族とかの情報も出てきた
    これは推理小説として読むよりもキャラ小説として読んだ方がよい

    ただ、描写にバブリーな匂いがするあたり、時代背景が懐かしく感じる

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    2014年01月25日
  • 探偵映画

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    「殺戮にいたる病」を基準に読んでしまうのが悪いのか、いまいちインパクトが欠けてたなぁと思ってしまった。ただ、期待値が大きすぎただけで面白い内容だったと思う。出演者にシナリオを書かせたらああなります(笑)

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    2014年01月18日
  • 人形はライブハウスで推理する

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    人形探偵四作目。二作目、三作目は長編でしたけど、今回は短編集です。書き下ろしを含めて6編が収録されています。
    青春ユーモア・ミステリーと紹介されているとおり、一作目から恋愛要素が強めでミステリとしてはライトな雰囲気ではあったのですが、本作は文章自体も軽くなっているような印象を受けます。もちろん、度の過ぎたものではないのだけど、個人的にはもう少し抑えても良かったかなと感じました。

    物語はプロポーズに始まり、最後は多分親御さんに挨拶へ向う途中の車中でのお話なんだろうと思います。サスペンスは今まで通り弱く、ミステリというか、ミステリを絡めた恋愛小説、という感じなので、殺伐とした雰囲気が苦手という方

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    2013年10月13日