あらすじ
相次ぐ不祥事でイメージアップを図るため警視庁初の戦隊『警視庁特捜班ドットジェイピー』が結成された。集められたのは、性格に難はあるものの、格闘、射撃、コンピュータなどの達人にして美男美女揃いの5人の警官。一躍世間の脚光を浴びた彼らだが、やがてその知名度が災いして重大な事件に巻き込まれることに。はたして、結末はいかに。話題を呼んだ“怪作”!
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Posted by ブクログ
出だしはちょっと微妙…?と思っていたけれど、
読み出すとなかなか面白い。
ミステリーかと思ったが、どたばたコメディ的な感じだった。
我孫子氏の作品でこういった話は珍しい気がした。
続きを読んで見たいと思うけれど、正直表紙の絵は変えて欲しい気がする…
Posted by ブクログ
ジャンルは何になるのだろう。ミステリーに分類するのも躊躇われる。ユーモア活劇とでも言うのが一番近いか。個性の強い警官を集めて結成された特捜班。広報が任務のはずが、思わぬ事件に巻き込まれるストーリー。サスペンス色の濃いオープニングのオチから始まってずっと笑わせてもらいました。「話題を読んだ怪作」と言う触れ込みはなかなか的を得ていた。続編は出ないのかな。
Posted by ブクログ
警視庁の相次ぐ不祥事によりイメージダウン。。。
そんな警視庁はイメージアップのための起死回生の策として現役警官による特撮部隊を結成!
しかし集められた警官は曲者ばかりで。。。
我孫子武丸氏によるドタバタギャグコメディ!
決して肩肘はらずに読んだ方がよい!
Posted by ブクログ
相次ぐ不祥事からイメージアップを図るため、クセのある警官を集めて「戦隊」を結成。このお話はそんな彼らの活躍を描いたものです。
まあ、娯楽小説ですね。ドタバタコメディーというとイメージが湧きやすいかな。裏表紙に書いてある紹介文から察することはできると思うけども。
とはいえ、ちょっと拍子抜けではありました。つまらないという訳ではないし、氏独特のテンポの良い文章は健在なので、ライトノベルか何かでありそうな設定でも、冗長な文章を読まされることはありません。
でも読み終えて。
むしろ、どうしてこういう作品を書こうと思ったのかが気になります。
お薦めは…ちょっと難しいです。
氏のファンなら読んでみてもいいかな…といったレベルでしょうか。つまらなくはないんですけどね…。
Posted by ブクログ
不祥事続きに頭を抱える警視庁が、起死回生の人気挽回策として戦隊ヒーローを導入するというコメディ作品。
登場人物は個性的だが、事件解決に各々の得意技が活かされていないので,勿体無い印象が残る。
我孫子武丸氏には、鞠夫くんの人形シリーズのような、ほのぼのとした作品を期待したいなあ。
Posted by ブクログ
<あらすじ>
警察はイメージアップを図るため、警視庁戦隊『特捜班ドットジェイピー』を結成。
メンバーは問題児とされる警官たちで
Eカップ処女格闘家・早峰綾 【CodeName:バージンホワイト】
銃大好き筋肉男・三枝博信 【CodeName:ソルジャーブルー】
童顔プレイボーイ・窪寺類 【CodeName:キューティイエロー】
PCマニア眼鏡男・一之瀬瑛次【CodeName:デジタルブラック】
BL同人作家・沢渡香蓮 【CodeName:ビューティーバープル】
の5人。
警察のイベントに出演したりTV出演したりして人気者になるドットジェイピー。
でもそれにムカついている男がいた。名前は樺島慎吾。
先日、早峰綾を警官だと思わずに襲ったところ反撃されて病院送りになったのだ。
樺島は、沢渡香蓮を誘拐し、早峰綾の拉致監禁を企てる。
果たしてドットジェイピーは樺島を逮捕出来るのか?
<感想>
フジTVドラマ「BOSS」のような感じ(それより脆弱かな)
香蓮の腐女子妄想とかは面白かったけど、戦隊モノという割りには燃えるシーンもなく、各人の技能や能力がイマイチだし、窪寺類なんかは上司の弱みを見つけるだけの役ってどうなんだろう。。。
連ドラの第1話って感じだった。