我孫子武丸のレビュー一覧

  • 新装版 8の殺人

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    ネタバレ

    刑事の長男を持つ三兄妹が探偵役となった昭和の香り漂うユーモアミステリ。今の時代に読むとどこか牧歌的かつ、よく言えばユーモラス、悪く言えば80年代特有の弛緩した空気感の小説で、この辺は正直好みが分かれるところである。それに反して8の字屋敷で起こる殺人事件は異形かつ、論理的なありえなさが際立っており、ユーモアな雰囲気に反して謎は本格らしい硬派さに満ちている。

    しかしながら、妹の最初の推理である刑事共犯説のほうが真相よりも予想外だっただけにインパクト面で真相より劣っているのが少し残念だった。そして謎めいていた一番目の殺人の鏡を使ったトリックより、二番目の殺人のオートロックの扉に磔のようになって射抜

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    2025年10月27日
  • ●●にいたる病

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    ネタバレ

    企画がオマージュではなくインスパイアなので、どの作品も"殺戮にいたる病"みたっぷり!というわけではないが、歌野氏はかなり寄せてきたなーと思った。こういうのばっかり入ってると思ってたから少々肩透かし。
    とはいえ、背筋氏はホラーとして完成度を高めながら最後にあのオチ、神谷氏は耽美な変態み、真梨氏は叙述をネタにした懐かし本格ミステリみと、作者によって、「殺戮に至る病」の解釈("我孫子武丸"の解釈?)が違ってそうなのが楽しい。
    ただ矢樹氏だけは、イマイチ「殺戮に至る病」感がありませんでした…

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    2025年10月26日
  • ●●にいたる病

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    著名な作家さんが多く、絶対面白い!と思って購入したけど、期待が空回りしてしまった。

    冒頭の我孫子武丸さん、自分で自分の作品のアンソロジーに参加しているだけあって一番らしい作品でした。

    『●●にいたる病』という題名だけで、あとはテーマを絞らず作者ごとにお任せオファーだったのかな?『殺戮~』ってエログロがテーマだと思っていたんだけど…我孫子さん以外はそれぞれの分野で書いてる。
    アンソロジーだからこれでいいのかな?
    もう少しテーマ絞った上で、オリジナル作品が読みたかったなとも思った。

    個人的には、歌野晶午さんの作品が一番引き込まれて良かったです。

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    2025年10月23日
  • ●●にいたる病

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    殺戮にいたる病のアンソロ!?、と飛びついてしまった。
    どの作品もミスリードがあり、読みやすかったけど、我孫子先生の作品は相変わらず、エログロ!という感じでめちゃくちゃパンチ効いてた。
    個人的には、背筋先生と歌野先生の作品がすき。

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    2025年10月05日
  • ●●にいたる病

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    読み出しからアクセル全開やったけど全てがそうでは無かった。。タイトル通りの病。正直、コンコルドだけは??でした。ラストのタイトルはなんだかなぁって、、、。リアルなテーマで苦しいです。
    あとはっきり言ってしまうと物足りなさを感じてます。殺戮にいたる病を読んでからこの作品を読んだので余計にそう思ってしまったのかも。
    怪談にいたる病は。。。なかなかのホラーです。

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    2025年10月03日
  • ●●にいたる病

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    気軽に読めたり初めての作家さんに出会えたのはアンソロジーならではでしたが、短編という特性上、どの作者さんもどうしてもあともう一捻り、二捻り欲しいなと思ってしまいました。
    特に我孫子さん、歌野さんは長編の方が本領発揮できるんだろうなと。(ただの一読者のくせに上から目線ですみません。。。)

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    2025年10月02日
  • ●●にいたる病

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    読みやすく面白かったです。好きな作家さんも、知らない作家さんの作品も読めたところも○。企画自体とても豪華で予約してワクワクしながら届くのを待ちました。

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    2025年10月01日
  • ●●にいたる病

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    我孫子武丸さんデビュー35周年記念ということで、殺戮にいたる病からタイトルをとった各作家さんによるオマージュ的オムニバス。

    まえがきでご本人が書かれているように、編集者さんのアイデアありきのものなので、作家さんごとにタイトルは共通しているものの、テイストが全く異なり…。
    正直、我孫子武丸さんご自身がいちばん力が入っていないような…。

    その中でも背筋さんは、モキュメンタリー作家さんと受け取られていますが、普通の物語もうまくまとまっているし、
    八樹純さんのは別の著作を読めばしっかりその世界観を楽しめるらしいです。
    とはいえ、ラストに行くまでは、淡々と読んでおりましたが、
    歌野晶午さんよ。

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    2025年09月29日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

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    もう一冊の方と比べると直接的怖さが少なめだった。ちょっとネット怪談的なものもあったりだけど子供にはちょうどいいのかな。

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    2025年09月28日
  • ●●にいたる病

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    どの作品も驚くほど読みやすく、それでいて各作家の個性が鮮やかににじみ出ていた。
    一つひとつの筆致が異なるのに、全体を通して流れる不穏さや緊張感は共通していて、不思議な統一感があった。

    もともと『殺戮にいたる病』が好きで、この企画を知った時から期待していたのだけれど、その期待を裏切られるどころか、さらに深く引き込まれていった。
    ページをめくるたびに作家ごとの色合いが重なり合い、同じテーマがこんなにも多様な景色を見せてくれるのかと感嘆した。

    読み終えた後に残るのは、重苦しさよりもむしろ「言葉と物語の可能性」の豊かさ。恐ろしくも、美しい。

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    2025年09月28日
  • 監禁探偵

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    初読み作家さんでした!

    3部作で構成された安楽椅子探偵の長編ミステリーでした。
    安楽椅子探偵という言葉を知りました。

    1話・2話でアカネの活躍が描かれ、
    3話ではこれまでの登場人物がアカネの謎に迫っていく。
    意外なラストが待ち受ける。

    すらすら読めて、面白かった笑

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    2025年09月23日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

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    あわわわゎ…。福音館が出したこわい話だから、どんな感じ?と読んだけど。恩田陸の学級日誌で終わる怖さよ!

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    2025年08月18日
  • 弥勒の掌

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    ネタバレ

    結局お互いがお互いの妻を殺してましたね、もう逃げられないから貴方たちも仲間(宗教)になりなさい、って話

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    2025年08月10日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

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    ネタバレ

    【収録作品】
    田中啓文 「象の眠る山」
    木犀あこ 「とりかえっこ」
    田中哲弥 「誕生日のお祝い」 
    黒木あるじ 「おぼえているかい?」 
    恒川光太郎 「能面男」
    牧野修 「爪に関するいやな話」
    篠たまき 「骨もよう」
    我孫子武丸 「猫屋敷に気をつけて」
    恩田陸 「六年一組の学級日誌」

    全作品書き下ろしのホラー。
    「六年一組の…」は起きてほしくないけれど、すごくありそうな近未来。

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    2025年08月08日
  • 修羅の家

    購入済み

    思ったよりもライト

    洗脳系の作品は何作も読んだのですが、その中では描写がかなりライトだなあという印象です。
    なのでグロ耐性がない人でも読みやすいんじゃないかな?

    ラストが少し「えー?!」と言う感じでサクサクっとご都合主義なのが残念だったが、途中の叙述トリックがわりかし良かったので星3!

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    2025年08月06日
  • 修羅の家

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    同著者の殺戮にいたる病を先に読んでしまうとどうしても物足りなさが残ってしまいました。
    中盤でトリックが概ね読めてしまい、その予測を覆してくれることを期待しましたが…

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    2025年07月21日
  • 推理の時間です

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    「読者への挑戦状」を集めた短編集で、それぞれの話に別の作家さんの推理が載っているのが面白かったです。

    私は、せっかちなので、じっくり推理する間もなく解答編を読んでしまいましたが、自分の思ったことが少しでも真相に掠っていると嬉しいものですね。

    前から順番に読むと、後半に軍事物が続くので苦手な方はバラバラに読んだ方がいいかもしれません。

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    2025年07月05日
  • 修羅の家

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    我孫子さん2作目!めっちゃ気持ち悪い!エログロが強すぎる…。耐性ある方だけど結構気分悪くなりました。実際にあった事件をモチーフにしてるみたいですが、胸糞すぎて感情移入も難しい…。我孫子さん特有どんでん返しと人間の支配の怖さがすごく面白かった

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    2025年07月04日
  • 残心 凜の弦音

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    シリーズ二作目です。
    一作目は探偵ものっぽい部分があったのですが、今回は完全に青春ものになっています。

    中田先輩と凛ちゃんはもしかしたら今作で付き合うのかなと思ったけど、凛ちゃんのセリフからは、全然ドキドキ感もなく、先輩は恋愛対象ではないのかもしれない。そんな要素も入れたらもっと華やかになったかも?
    あくまで弓に対して真剣で、弓は凛の生き方そのものです。夢中になれる何かがある人はすてき。輝いています。

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    2025年07月03日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

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    もう一冊ほどのノスタルジックな感じはなかった。それでも子供の時に読んだ怪談を彷彿とさせるところがパラパラとあり楽しめた。3.6

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    2025年07月01日