我孫子武丸のレビュー一覧

  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

    Posted by ブクログ

    もう一冊の方と比べると直接的怖さが少なめだった。ちょっとネット怪談的なものもあったりだけど子供にはちょうどいいのかな。

    0
    2025年09月28日
  • ●●にいたる病

    Posted by ブクログ

    どの作品も驚くほど読みやすく、それでいて各作家の個性が鮮やかににじみ出ていた。
    一つひとつの筆致が異なるのに、全体を通して流れる不穏さや緊張感は共通していて、不思議な統一感があった。

    もともと『殺戮にいたる病』が好きで、この企画を知った時から期待していたのだけれど、その期待を裏切られるどころか、さらに深く引き込まれていった。
    ページをめくるたびに作家ごとの色合いが重なり合い、同じテーマがこんなにも多様な景色を見せてくれるのかと感嘆した。

    読み終えた後に残るのは、重苦しさよりもむしろ「言葉と物語の可能性」の豊かさ。恐ろしくも、美しい。

    0
    2025年09月28日
  • ●●にいたる病

    Posted by ブクログ

    「作家それぞれの我孫子さん的叙述トリックを楽しめる本です」

    我孫子さんの「殺戮にいたる病」にどハマりし、そのアンソロジーが発売されると耳に入り発売日に即買いしました

    神永学さんの「欲動にいたる病」が我孫子さん好きにはたまらないと思います

    殺戮にいたる病が好きな方是非一度手に取っていろんな「いたる病」を楽しんでください

    0
    2025年09月24日
  • 監禁探偵

    Posted by ブクログ

    初読み作家さんでした!

    3部作で構成された安楽椅子探偵の長編ミステリーでした。
    安楽椅子探偵という言葉を知りました。

    1話・2話でアカネの活躍が描かれ、
    3話ではこれまでの登場人物がアカネの謎に迫っていく。
    意外なラストが待ち受ける。

    すらすら読めて、面白かった笑

    0
    2025年09月23日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

    Posted by ブクログ

    あわわわゎ…。福音館が出したこわい話だから、どんな感じ?と読んだけど。恩田陸の学級日誌で終わる怖さよ!

    0
    2025年08月18日
  • 弥勒の掌

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    結局お互いがお互いの妻を殺してましたね、もう逃げられないから貴方たちも仲間(宗教)になりなさい、って話

    0
    2025年08月10日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】
    田中啓文 「象の眠る山」
    木犀あこ 「とりかえっこ」
    田中哲弥 「誕生日のお祝い」 
    黒木あるじ 「おぼえているかい?」 
    恒川光太郎 「能面男」
    牧野修 「爪に関するいやな話」
    篠たまき 「骨もよう」
    我孫子武丸 「猫屋敷に気をつけて」
    恩田陸 「六年一組の学級日誌」

    全作品書き下ろしのホラー。
    「六年一組の…」は起きてほしくないけれど、すごくありそうな近未来。

    0
    2025年08月08日
  • 修羅の家

    購入済み

    思ったよりもライト

    洗脳系の作品は何作も読んだのですが、その中では描写がかなりライトだなあという印象です。
    なのでグロ耐性がない人でも読みやすいんじゃないかな?

    ラストが少し「えー?!」と言う感じでサクサクっとご都合主義なのが残念だったが、途中の叙述トリックがわりかし良かったので星3!

    0
    2025年08月06日
  • 修羅の家

    Posted by ブクログ

    同著者の殺戮にいたる病を先に読んでしまうとどうしても物足りなさが残ってしまいました。
    中盤でトリックが概ね読めてしまい、その予測を覆してくれることを期待しましたが…

    0
    2025年07月21日
  • 推理の時間です

    Posted by ブクログ

    「読者への挑戦状」を集めた短編集で、それぞれの話に別の作家さんの推理が載っているのが面白かったです。

    私は、せっかちなので、じっくり推理する間もなく解答編を読んでしまいましたが、自分の思ったことが少しでも真相に掠っていると嬉しいものですね。

    前から順番に読むと、後半に軍事物が続くので苦手な方はバラバラに読んだ方がいいかもしれません。

    0
    2025年07月05日
  • 修羅の家

    Posted by ブクログ

    我孫子さん2作目!めっちゃ気持ち悪い!エログロが強すぎる…。耐性ある方だけど結構気分悪くなりました。実際にあった事件をモチーフにしてるみたいですが、胸糞すぎて感情移入も難しい…。我孫子さん特有どんでん返しと人間の支配の怖さがすごく面白かった

    0
    2025年07月04日
  • 残心 凜の弦音

    Posted by ブクログ

    シリーズ二作目です。
    一作目は探偵ものっぽい部分があったのですが、今回は完全に青春ものになっています。

    中田先輩と凛ちゃんはもしかしたら今作で付き合うのかなと思ったけど、凛ちゃんのセリフからは、全然ドキドキ感もなく、先輩は恋愛対象ではないのかもしれない。そんな要素も入れたらもっと華やかになったかも?
    あくまで弓に対して真剣で、弓は凛の生き方そのものです。夢中になれる何かがある人はすてき。輝いています。

    0
    2025年07月03日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

    Posted by ブクログ

    もう一冊ほどのノスタルジックな感じはなかった。それでも子供の時に読んだ怪談を彷彿とさせるところがパラパラとあり楽しめた。3.6

    0
    2025年07月01日
  • 残心 凜の弦音

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    推理小説的な話も少しある青春小説(短編集)主人公の少女の心の成長が擬体験できます(オジサン発想)
    作者名を承知の上で読んでみて意外や意外、爽やかでありミステリを忘れたのですか?

    0
    2025年06月11日
  • 探偵映画

    Posted by ブクログ

     いやー、どんなスゴイ真相かとおもったけどなあ。単なるカットバックだっていうのはどうなんだ?この映画の演出がうまいということは言えるかもしれないけど、驚いたというほどのことはなかった。この作者の作品は真相が明らかになると、成る程ねって納得するというところまでなのかな。綾辻みたいにその真相でさらに驚くというようなことは、これまでのところないもんな。
     ただし、相変わらず読みやすくてサクサク進む。こういう設定の小説にありがちな知識ひけらかし状態になってないのも○。いや実際にはいろいろ知識を書いてるんだけど、こっちの興味を引くような話題がほとんどだったらから許そう。ヒッチコックが新聞の記事になってま

    0
    2025年06月09日
  • 修羅の家

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ★3.5
    最高に胸くそ悪くてずっとずっと最後まで気持ち悪かった…
    ただグロいだけじゃなくて、人が人を支配する、洗脳する怖さとおぞましさ。作者にハマりそう。

    0
    2025年06月04日
  • 推理の時間です

    Posted by ブクログ

    豪華執筆陣によるアンソロジー。
    問題編、解答編と分かれており、他の作家さんが問題編を読んで推理した内容の推理編まで収録されている!
    推理編がピタリと推理した作家さんもいれば、全然違う推理をしている方もおり親近感が湧いた(笑)
    たまにはこういうのも面白い!

    0
    2025年05月22日
  • 弥勒の掌

    Posted by ブクログ

    予想よりも面白かった。
    我孫子武丸は「殺戮にいたる病」が有名だけど読んだことなくて、古本屋でこの本が目に入ってどんな作風なのか読んでみることに。

    もっと読みにくい感じかなと想像してたけどすごく読みやすかった。
    約300ページの中、割と残りページ少ないところになっても結末が見えてこなくて、これはどう終わるんだ?と思ってたけど、見事に予想外の結末だった。
    大どんでん返し!ってわけではないんだけど、ええぇそう言うこと?!という驚きは十分。
    くどくなくて、割とさっぱりミステリー(サスペンス?推理小説?)。
    重くないけど楽しめるミステリーで良かった。

    0
    2025年05月13日
  • 修羅の家

    Posted by ブクログ

    日本史上に残る残酷な事件
    『北九州監禁殺人事件』と
    『尼崎連続変死事件』を
    彷彿とさせる様なストーリー。

    良作なのだが、
    帯に書いてあった
    『殺戮にいたる病』を凌ぐと
    いうのは正直言い過ぎ。

    帯なんて当てにならないと
    分かっていても、一縷の望みに
    賭けてしまうのが
    活字中毒の悲しい性ですね。

    0
    2025年04月19日
  • 新装版 8の殺人

    Posted by ブクログ

    我孫子武丸のデビュー作。
    ユーモアたっぷりに描かれた本格推理小説。
    ディクスン・カーのネタを挟んだり
    ミステリーについての講義が入ったりだと
    他の推理小説とは違った作りになっている。

    ある建築会社の副社長が密室殺人によって
    殺された。
    ドタバタを演じる刑事2人と
    主人公の弟妹が探偵役になり謎解きを
    行う。

    楽しんで気楽に読める。
    しかし殺戮に至る病ほどの衝撃はない。

    0
    2025年04月14日