あらすじ
戦後間もない日本。孤児の瑞樹はひょんなことから探偵・九条響太郎の助手を務めることになる。凶悪事件を引き起こす謎の強盗集団、怪盗不思議紳士の追跡に協力することになった矢先、衝撃的な事件が起きる!
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Posted by ブクログ
終戦間もない日本。戦災孤児の草野瑞樹はひょんなことから探偵・九条響太郎の助手になることに。ある日、怪盗「不思議紳士」絡みの調査を依頼される。戦争前から世間を騒がす「不思議紳士」。人を殺さないはずの怪盗が人を殺した。さらに九条が乗った車が爆発する。九条の死を悲しむ瑞樹の元に九条の影武者をしていた山田大作が現れる。
怪盗対名探偵の対決。ただ怪盗は昔の怪盗ではなく凶悪化。前半はちょっとダラダラした感じで話があまり進まない感じだったけど、後半は一気に読めてしまった。
Posted by ブクログ
明智小五郎と小林少年だなと、人物紹介を見たときには思った。小五郎の黒武者も出てて「結構スリリングなのかな?」とも思った。
あとは読んでのお楽しみなんだけど…。仕方ないとは言え、「その設定」の説明とか、気持ちの切り替え部分が長かったなぁ。気を張り巡らせる雰囲気?はわくわくしたけど。
Posted by ブクログ
面白かったんだけど、絶妙にモヤモヤが残る読後感。
この調子だと、シリーズ化なのか?と思わせる内容なのだけどあとがきを読むとそういうこともなさそうで・・・。
戦後の日本という設定だったけれどいまいち時代感が伝わってこなかった。