潮谷験の作品一覧
「潮谷験」の「だから捨ててと言ったのに」「本格王」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
大学の文芸研究会のメンバーで開かれた同窓会。参加者のひとりである沼田が建てたコテージに招待されたメンバーたちは、沼田から、自分の妹の遺体が発見されたこと、殺された可能性が高いということ、メンバーの中に犯人がいると疑っていること、犯人に名乗り出て欲しいこと、を聞かされる……。
という同窓会参加メンバーの意味ありげな『日記』や【罪人の独白】などが随所に挟まれる本作は、ミステリ、特に『作中作』的なものが作中に出てくるミステリが好きなひとにはたまらない一作になっています。真相が明らかにされたと思ったところでさらにもうひとつ意外な事実が浮かびとともに残る、いつまでも後を引くような余韻が素敵な一冊でし
Posted by ブクログ
スイッチを押すか押さないかの単純なテーマでどうやってこのページ数を持たせるのだろうと思っていたら、予想だにしない方向からミステリが始まってミステリ好きとしてはたまらない展開でした!
特に主人公のキャラクターがぶっ刺さり。重要な決断を自らの創り上げたコイントスに任せるとかいうイカれっぷり。幼少期に見せた感情に対する不気味なまでの制御などなど、明らかな異常性を孕んだ人物が何食わぬ顔で世間に紛れている異質さとリアルさに完全に引き込まれました。本当にいるのよ、こういう人。
安楽さん含めてすべての登場人物も魅力的で、なおかつ宗教性を絡めた話の進め方も見事でページをめくる手が止まりませんでした。
一