ミノタウロス現象

ミノタウロス現象

小説・文芸
2,145円 (税込)

10pt

近い将来、人類はこの怪物に駆逐されるのか。そんな世界で、不可能犯罪が起こった。

目の前には三メートル超えの怪物、背後には震える少年。好感度を何よりも重視する史上最年少市長・利根川翼は、人生最大のピンチに陥っていた。だが、その危機からの脱出直後、「異様な死体」が発見される――。容疑者の一人になってしまった翼は、自身の疑惑を晴らすために謎解きを始める。『スイッチ 悪意の実験』『時空犯』で話題の新鋭が挑む、渾身の本格ミステリ。

〈著者・潮谷験さんからのメッセージ〉
この現代に突然、ファンタジーに登場するような怪物が現れたら、社会はどんな風に変わるだろう? しかも一体や二体ではなく、とんでもない数だったら? そんな空想を膨らませて書き上げた作品です。楽しんでいただけましたら幸いです。

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ミノタウロス現象 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    めちゃ面白かった! 元バンドマン市長とクール形秘書の女子バディの最強感が良い。ミノタウロスに地方行政として対応するの、胃がキリキリする。読書人のインタで言ってたコロナって実は怖くないんじゃ……期に書かれたの納得だし、今読むのが1番面白いと思う!

    0
    2025年04月29日

    Posted by ブクログ

    RPGというか、パニック映画とミステリーを
    かけ合わせたような不思議な作品だった。
    そこまで強くない「ミノタウロス」の対処に追われる中で、現象のしかけや、事件に追及していくのはとても新鮮だった。

    0
    2026年06月21日

    Posted by ブクログ

    特殊設定ミステリ。ちょっとSF。
    不思議な世界観のミステリ。
    ミノタウロスが登場するという設定はもちろん、若い女性市長が主人公であることや、主人公の楽観的な性格から感じるゆるい雰囲気も面白い。
    他に特徴的な要素としては、市長が主人公で周囲の登場人物も秘書や議員が多く、政治的な要素が多いこと。
    ミステリ的には無難に終わったかな、という感じ。
    変な作品が好きな自分には高評価。

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    この本の前に読んでいたのが重たい内容だったこともあって、この本の軽快な感じがすごく楽しかった。
    ミステリーだし人は死ぬけど、序盤の殺人事件よりも「怪物とはなんぞや?」にどんどん話が持って行かれて怪物が話題をかっさらっていって、けど、終盤の犯人を当てる時には「あ。確かにこの人しか犯人いないわ……」ってなるのがいい。真剣に犯人あてをしようと思えばヒントはあちこちに散りばめられているから中盤ぐらいで犯人が分かりそうだけど、私はまったく気づきませんでした!

    0
    2025年03月20日

    Posted by ブクログ

    ミステリーかと思ったけど、メインはモンスターパニックかな?
    それでもパニックは深刻じゃなく、軽い感じもしたのでサクッと読めました。

    0
    2024年11月14日

    Posted by ブクログ

    楽しかった。ちょうどこんな小説が読みたい気分だった。
    田舎のとある場所に同時に2体現れたミノタウロスのうち、1体は着ぐるみを着た市議会議員。
    怪物と一緒に駆除された彼はどうしてそんなことになってしまったのかというミステリー。
    地方政治が絡み、陰謀論や都市伝説の要素も出てきて、事態はやがて世界規模に。
    市長が弾くベースが武器になるのかと思ったら違った。
    テンポよくゲームのような面白さだった。

    0
    2024年04月10日

    Posted by ブクログ

    世界各地に人を襲う怪物が突如として現れるようになるが、その怪物は『案外弱い』ため、人類滅亡の危機とまでは至っていない、という独特な設定のお話。実際にもしそうなったら人々はどう対応するか、社会はどう変わるか、という思考実験は面白い。主人公の性格がさっぱりしていて小気味良い。

    0
    2024年04月06日

    Posted by ブクログ

    最初、ホラーだと思いながら、よんでいたらまさかの特殊設定ミステリだった。
    でめ、なんか設定は面白かったし、楽しかった。

    0
    2024年03月15日

    Posted by ブクログ

    何コレ?! 怪物とゆるふわキャラが大暴れする荒唐無稽SF×政治社会派ミステリー #ミノタウロス現象

    ■あらすじ
    世界各国で怪奇現象が発生、各所で突然に牛の怪物が出現するようになってしまった。舞台が変わり日本の眉原市では、最年少女性市長である利根川翼が市政の様々な問題に苦慮していた。ある日、翼と議員たちが市議会議場で話し合いを進めていると…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    なんじゃこれ、もうこんなミステリーを書けるのは潮谷先生しかいないよ。天才的発想力、この緩さとシビアさの絶妙なバランス感覚、これは凡人には絶対書けない。しかも今回はエンタメ要素もしっかりありますし、唯一無二の作品ですね。

    本作でイチ推しなのは、怪物が出現するという設定と、それに対する人間たちの行動が面白過ぎる点。何なんでしょうか、この「ゆるーいゴジラ」は。

    人類の危機かもしれないにも関わらず、予算が少なかったり、YouTuberが調子に乗ったり、学者が変人だったりと、まさに現代の世知辛さと他人事な感じがリアルに描写され、とにかく馬鹿馬鹿しい。それなのに、戦闘時の緊迫感や綿密な考察もあって、作品のえぐ味が凄まじいんですよ。

    特に後半の怪物に関する研究結果や考察については、何ソレ感が満載なんですが、なかなかどうして納得性も高い。人類未踏の地を切り開くためには、常にリスクを追っていては遅々として進まず、時には破天荒な行動力が必要かもと考えされられました。

    また本作は、政治の在り方についても、ゆるふわな感じで綴られています。ただ現実に政治の世界で話し合いがなされていることも、あながち間違っていないでしょう。結局は金や人集めが得意な人だけが暗躍する世界、そんな政治で誰もが幸せな人生を送れるような世の中が作れるんでしょうか。

    謎解きとしてもオチがあるし、意味不明な背景やドタバタ劇の中にも手がかりが忍ばせてあるのは流石です。でもわかんねー、常人には理解が追い付かないところが素敵。ミステリーとしてエンタメ爆発してところがいいですね。

    ■ぜっさん推しポイント
    読書は作者と読み手で作り上げられると言いますが、結局私は何を読まされたのか… 
    例えば人間の成長や悪を憎む正義感のような主張など、まるで感じない。荒唐無稽さと不条理な感覚が押し寄せてくるだけ。もちろんそれが魅力ではあります。

    ただ、本作は「変化」というものに対する意思を感じることができました。コロナ禍では世界中で大混乱を招きましたが、この問題に対する各国や人々の対応には特徴がありました。世の中に変化があったとき、実は原因なんてどうでもいいのかもしれない。ひとりひとりが他人事にならないことが重要だし、思いやりって大切だなと胸に刺さりました。

    0
    2024年03月08日

    Posted by ブクログ

    結局、何をどうしたかったのか…がイマイチ見えてこない。
    怪物ネタなら、そのままモンスターパニックで押し切っちゃっても良かったのに

    0
    2025年11月24日

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