【感想・ネタバレ】山上(さんじょう)のフェイクのレビュー

あらすじ

山上のコテージで開かれた大学の文学サークル同窓会。下山しない参加者を案じて送り込まれた山岳救助隊員たちは、無人となったコテージで主催者の刺殺体を発見する。程なくして参加者の手記が見つかるものの、救助隊員たちをさらなる混乱に陥れる“ある記述”が残されていた――。人命救助の行方は? 殺人犯の正体は? 事態の真相は? 圧倒的なスピード感で読者を揺さぶる、一切の無駄を削ぎ落した渾身の本格ミステリー!

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Posted by ブクログ

 大学の文芸研究会のメンバーで開かれた同窓会。参加者のひとりである沼田が建てたコテージに招待されたメンバーたちは、沼田から、自分の妹の遺体が発見されたこと、殺された可能性が高いということ、メンバーの中に犯人がいると疑っていること、犯人に名乗り出て欲しいこと、を聞かされる……。
 という同窓会参加メンバーの意味ありげな『日記』や【罪人の独白】などが随所に挟まれる本作は、ミステリ、特に『作中作』的なものが作中に出てくるミステリが好きなひとにはたまらない一作になっています。真相が明らかにされたと思ったところでさらにもうひとつ意外な事実が浮かびとともに残る、いつまでも後を引くような余韻が素敵な一冊でした。

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2026年07月28日

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