五十嵐律人の作品一覧
「五十嵐律人」の「だから捨ててと言ったのに」「これが最後の仕事になる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「五十嵐律人」の「だから捨ててと言ったのに」「これが最後の仕事になる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
地方裁判所に着任した新米判事補が、切れ者だが悪評も高い先輩判事の「嘘を見抜ける」という秘密に迫る。
闇バイト・特殊詐欺の事件を主軸として、戸籍の売買や「離婚後300日問題」、特定技能制度とオーバーステイ、「AIに仕事を奪われてしまうのか」、「chatGPTと著作権」など直近の社会課題・関心を事件に絡めた、裁判所を舞台にした法律論と感情論が織り成す法廷ミステリー。
扱っている内容が興味深く、うまく事件に絡められており、またそれらが鮮やかに解決される内容はとても楽しめた。法廷で裁判が繰り広げられる物語だが堅苦しくなく、法律や法的思考はキャラクターたちによって噛み砕いて解説されている。
著者の
Posted by ブクログ
今年読んだ小説の中で一番「えっ!!!」と驚かされる回数が多く、一番陰鬱な気持ちにもなりました。そして、考え、共感もしました。感情の振れ幅の大きい作品。なので、文句無しの星五つ。
鏡沢高校の校則はなし。ピアス、染髪、私服OK。唯一のルールは法律に違反しないこと。
鏡沢高校二年生の和泉宏哉は、学内で起きたイジメを解決するために画策することに。そして、その中で気づく。
この街は何かがおかしい・・・
そして、ある人物の死をきっかけに徐々にこの街の秘密がみえてくる・・・
といったあらすじ。
学園で起きた事件を法律を用いて解決していく系かと思っていたら、途中から様々な要素が混じり始め、言葉は悪いですが
Posted by ブクログ
令和最高の推理小説かもしれん(/・ω・)/
事件の全てが必然でありなるべくして、関わるべくして、起こるべくして、起きた事件全てが意味があり、入れ子細工の様に謎は何層もコーティング、複雑な迷路の様に入り組んだ謎・・・いかん、まだ興奮している
ロースクール時代の無辜ゲームの時は小癪な感じで読み進んだのだが、過去と現代の出来事が姿を現すにつれて薄皮を剥がす様に謎が解かれていくのは快感である
良質のミステリは最後の最後まで驚かされるが、本作品は着地点が予想外の哀しい気持ちになる終わり方で・・・サクの事はいいのか!無責任とか考えてしまう