我孫子武丸のレビュー一覧

  • 新装版 8の殺人
    殺戮に至る病を読んだあとだったので、内容の明るさ?語り口の軽快さ?に驚きました。
    ミステリーの知識を織り交ぜながらの兄弟の推理や、兄弟間の会話は面白いですが、ときどき滑ってる感じがします(汗)。
  • ディプロトドンティア・マクロプス
    3
    読み始めた時には思いもよらぬ超展開。読み終わって何故か、そういえば少し前にもし昆虫や小動物を人間と同じ大きさにしたら何が最強かシミュレーションで戦わせてみようというDVDが流行ってたなぁ、ということを思い出した。
  • 狩人は都を駆ける
    短編集
    主人公の探偵のもとに ペット絡みの依頼(事件)ばかりやってくる話
    コミカルな感じで ハードボイルド調なのでサクっと読めますね

    ペット好きな方にはいいかも^^
  • 探偵映画
    完成間近で失踪してしまった映画監督。
    犯人が告げられぬまま進められた撮影現場は騒然。
    どうにかして台本から手がかりを探し、スタッフ達は映画を完成させようとするが……
    推理小説ではありますが殺人はおこりませんので安心して読める作品です。
  • 狩人は都を駆ける
    動物嫌いなのにケモノ絡みの依頼ばかり次々と舞い込む探偵の物語。
    先日、荻原浩氏のペット探偵ものを読んだばかりだが、私の好みはこちらのほう。
    昨今のペット事情や問題点もさり気なく指摘して、ラストも何となく物悲しい。
  • 警視庁特捜班ドットジェイピー
    相次ぐ不祥事からイメージアップを図るため、クセのある警官を集めて「戦隊」を結成。このお話はそんな彼らの活躍を描いたものです。

    まあ、娯楽小説ですね。ドタバタコメディーというとイメージが湧きやすいかな。裏表紙に書いてある紹介文から察することはできると思うけども。

    とはいえ、ちょっと拍子抜けではあり...続きを読む
  • メビウスの殺人
    速水三兄妹シリーズ第3弾:
    金槌と絞殺。交互に続く連続殺人と、現場に残された
    奇妙な数字のメモ。
    事件を繋ぐミッシング・リンク(失われた環)とは?
    捜査を外された恭三。殺人の法則に気付いた慎二に
    犯人がたどり着いてしまう。
    ハラハラドキドキの展開だったのに、最後にそうきたかって感じ。
    でも20年前の...続きを読む
  • 人形はライブハウスで推理する
    久しぶりにこのシリーズに手を出した。
    巻末のいっこく堂との対談が面白い。

    そういえばこのカバー絵が苦手なんだよね。
    キャラクタのイメージが掴めない。
  • 人形はライブハウスで推理する
    人形探偵シリーズ最終巻。
    今回は原点に戻って?連作短編集です。
    ミステリそっちのけで、二人の関係の方に
    スポットが当たりがちだが、軽めだけどミステリはある。
    ピュアな二人の幸せは続くんだろうなぁ~と思わせてくれて
    終わらせ方も実に爽やか♪いやぁ~楽しいシリーズでした。
    今年は腹話術師「いっこ...続きを読む
  • 人形は眠れない
    人形探偵シリーズ第3弾。
    なかなか前進しない腹話術師の朝永さんと、オムツの仲。
    そんな中、オムツに猛烈アプローチしてくるイケメン関口。
    一方、朝永さんのところに通い続ける腹話術仲間の遥さん。
    電気屋放火事件に連続放火事件。更には鞠夫が誕生する
    きっかけになった事件に、イケメン関口の母親と思われる女か...続きを読む
  • 新装版 8の殺人
    いかにもな「8の字」の屋敷で起こる殺人劇。犯人は初めからわかっていた。しかし何やら不審な点も多く、警察は(ふたりで)再調査に踏み切ることになる。他に犯行可能な人間はいないはずだが、果たして真犯人は存在するのだろうか。

    『かまいたちの夜』や『殺戮に至る病』で有名な我孫子武丸(あびこたけまる)のデビュ...続きを読む
  • 弥勒の掌
    そうだよね…
    先生だったら苗字で呼ぶわな…
    おもしろかったです
    ただこんなに登場人物全員に感情移入できないのも珍しい
  • 警視庁特捜班ドットジェイピー
    不祥事続きに頭を抱える警視庁が、起死回生の人気挽回策として戦隊ヒーローを導入するというコメディ作品。
    登場人物は個性的だが、事件解決に各々の得意技が活かされていないので,勿体無い印象が残る。
    我孫子武丸氏には、鞠夫くんの人形シリーズのような、ほのぼのとした作品を期待したいなあ。
  • 狩人は都を駆ける
    我孫子武丸らしい短編ハードボイルドミステリでとても面白かった。この人の特徴として、軽いタッチでユーモラスにどんどん話を進めていくんだけど、実は結構鬱落ちってのが多い。タイトル作なんて、ええええーー…の連続だった。我孫子テイストにはいつも騙される。それがまたいいんだけど。
  • 探偵映画
    映画撮影中に監督が行方不明。
    その映画のラストは監督だけが知っているという状況の中、右往左往するスタッフや役者たち。

    映画のストーリーと並行してお話しが進んでいくので、若干混乱するところもありますが、すいすい読めました。

    監督の考えていたラストはすっきりしてなかなか良かったですが、この監督のキャ...続きを読む
  • 探偵映画
    軽めの文体で、たいへん読みやすい(^ ^ 内容は...作者のものすごい映画愛で溢れていて...ときどき溢れ過ぎな感じもしなくはない(^ ^; 多少なりともギョーカイの現場を知ってる者からすれば「んなアホな」とツッコみたいところは山盛りだが、「気楽なフィクション」として読めるので○(^ ^ 詳しい内容...続きを読む
  • 警視庁特捜班ドットジェイピー
    <あらすじ>

    警察はイメージアップを図るため、警視庁戦隊『特捜班ドットジェイピー』を結成。

    メンバーは問題児とされる警官たちで
    Eカップ処女格闘家・早峰綾 【CodeName:バージンホワイト】
    銃大好き筋肉男・三枝博信  【CodeName:ソルジャーブルー】
    童顔プレイボーイ・窪寺類  【C...続きを読む
  • 人形は眠れない
    お久しぶりです。妹尾睦月です。今回は、私の住む街で起きた連続放火事件に腹話術師の朝永さんと人形の鞠夫が果敢に挑戦します。その最中、なんと私に言い寄ってくる好青年が現れて、もう大変。と、とにかくときめいて、そしてちょっぴり切ないひと夏の出来事の御報告です。
  • 警視庁特捜班ドットジェイピー
    キャラの濃ゆいドットジェイピー軍団。こんなの居たら、いいですね!
    笑いなしには読めないのに、ピリっと風刺がきいててやめられません。
  • 新装版 8の殺人
    2011.9.25
    上から見るとデジタル数字の「8」にそっくりな構造を持つ「8の字館」で起こった二つの殺人事件。上から三郎、二郎、一郎(いちお、と読む。女の子)と名付けられた三兄弟が、不可能犯罪の謎に立ち向かう。

    割と早い段階で「あれを使ったんだろうな」と思っていたらやっぱりそのことへの言及があり...続きを読む