【感想・ネタバレ】推理の時間ですのレビュー

あらすじ

あなたにはこの謎が解けるか――。
法月綸太郎と方丈貴恵がフーダニットで、我孫武丸子と田中啓文がホワイダニットで、北山猛邦と伊吹亜門がハウダニットで、読者皆様に挑戦します。

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Posted by ブクログ

これめちゃくちゃ面白いです!
有名な6名の作家さんがそれぞれ短編で
ミステリーを書いていますが、
それだけではなく、別の作品の推理をしています。
推理小説の3つの謎である、
【フーダニット】…誰が
【ホワイダニット】…動機は
【ハウダニット】…どうやって
が問われた作品がそれぞれ2作ずつ楽しめます。

問題編、解答編、推理編で大きく章が分かれていますが、おすすめの読み方は
まず問題編を読んで自分で推理した後に
推理編を読んで、最後に解答編に行く読み方です。

ほとんどの作家さんが正解していて、
さすがとしか言えないです。
中には「全然わかんない~!けどこうかな~」みたいな人間味のある解答もあってそこも面白いです。

推理編は読書後の感想を作者さんと語り合うような
気分になれてめちゃくちゃ満足感があります。最高

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2024年05月16日

Posted by ブクログ

私は、方丈さんが大好きなので、この本も方丈さん目当てで購入。
方丈さんの話し、面白かった。一応、推理を試みたが、撃沈です。一応、全ての作家さんで推理を試みたのですが、難しかった。
推理編での作家さんの推理を見て、凄いと圧倒された。

方丈さん以外、今まで読んだ事ない人ばかりで楽しめました。方丈さん以外の方だと、特に、北川さんと法月さんが面白かったです。

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2024年05月05日

Posted by ブクログ

推理作家さんたちの競演。
トリックを当てるのか、犯人を当てるのか、色々と趣向が凝らされてます。せっかく出題編と解決編に分けてくれてますが、いつものようにそのままスルーで読みました。

ペリーやナチスドイツ、旧日本軍など歴史を題材にしたミステリーが多くて、歴史好きのわたし的には満足でした。

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

6人のミステリー作家による、フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットのアンソロジー。
どの短編にも読者への挑戦状があり、問題編と解決編に分かれている。
巻末には、それぞれの短編に対して他の作家による推理も掲載されている。

普段ミステリーを読むと先が気になってどんどん読み進める感じがある。
このアンソロジーは読者への挑戦状があって、普段よりも自分で考えながら注意深くゆっくり読み、ときには戻ったりしながら読んでいたように思う。
自分で正解までしっかりたどり着けたものはなかったけれど、短編を読み終えるごとに全くの見当外れだったな、着眼点は悪くなかったな等思う楽しさがあった。
作品に対して別の作家の方の推理を読むことができたのも、作家さんの想像力が垣間見える贅沢さがあったなと感じる。
また、自分はこれまで時代設定が現代ではないミステリーを読む機会が少なかったので、今回現代が舞台ではないミステリーを読む機会になったのも良かった。
作家の方達の負担はかなり大きい形式であるようだけれど、またこういった形式の作品が読めたら良いなと思う。

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

アンソロジー作品。
問題編と解答編に分かれていて、豪華な作家陣の作品を自分でも推理する事ができます。また、参加している作家さん同士でお互いの作品の推理した回答が掲載されており、思考を覗き見するようで面白かったです。

普段、推理小説を読んでも推理しないのですが、この作品は問題編が比較的短く、自分でも挑戦してみようと思えました。いくつか挑戦してみましたが、少し真相に近付けたり、全く思い浮かばなかったり…と様々でした。推理に挑戦した結果、より丁寧に作品を読み込む事につながり、読後の満足感が上がったように思います。

推理が苦手な人も、気軽に挑戦できるのでおすすめです。

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2025年05月18日

Posted by ブクログ

法月綸太郎が集めた作家陣による読者への挑戦状。フーダニット・ホワイダニット・ハウダニットとあって、私に解けたのはホワイダニットの一編だけ……。悔しい‼︎ 他の作品をミステリ作家が推理するっていうのも収録されてて読み応え抜群。こうやって推理するのか〜。

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2025年04月29日

Posted by ブクログ

謎解き挑戦ミステリーアンソロジー。いわゆる「犯人当て」なのですが、当てるのは犯人だけとは限りません。フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットの三種類が各二作品ずつ。どれもこれも難問ぞろいでした……。
とりあえず解答にたどり着けたのは法月綸太郎「被疑者死亡により」と田中啓文「ペリーの墓」。でもどちらも辛うじて核心部分は当てたと言えるものの、細部などは詰め切れませんでした。手掛かり部分等はわりと分かりやすいほうではあったと思いますが、決して簡単というわけではありません。
謎が魅力的だったのは我孫子武丸「幼すぎる目撃者」。ホワイダニットって謎を作る方も解く方も一番大変なのではと思います。そんな中でこれは……真相をわかってみればどれもこれも腑に落ちるのだけれど。これはとんでもないわー。というか本当に怖い真相。
個人的にはハウダニットが苦手でした。こういうのを解き明かすのは、頭がぐるぐるしてきてしまいます。さくっと解決編を読んでトリックすげー、と感嘆しておくのが楽しい。

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2024年08月31日

Posted by ブクログ

フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットをテーマに各2作品ずつ取り上げた短編ミステリー。解決するのは読者である私達。巻末には各作家が他作品をどの様に推理したかも書かれていて楽しい試み。私自身は推理は到底及ばず、さっさと袋とじの解決編へと読み進めた。楽しめた。

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2024年05月13日

Posted by ブクログ

誰が、どうやって、何故の3つのテーマで2篇づつ短編があり、解答は最後に纏まっているという面白い形式の本。
読者への挑戦ということで読み進めながら考えたけど、わかったものはひとつもなく。
巻末に作家の方々の推理があるのだけど、さすがきちんと読み取ってるなと思うものも、裏を読みすぎたような推理もあって面白かった。
作家さんなら軽々といてくるのかと思ったから面白い結果だった。

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2024年02月29日

Posted by ブクログ

「読者への挑戦状」を集めた短編集で、それぞれの話に別の作家さんの推理が載っているのが面白かったです。

私は、せっかちなので、じっくり推理する間もなく解答編を読んでしまいましたが、自分の思ったことが少しでも真相に掠っていると嬉しいものですね。

前から順番に読むと、後半に軍事物が続くので苦手な方はバラバラに読んだ方がいいかもしれません。

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2025年07月05日

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豪華執筆陣によるアンソロジー。
問題編、解答編と分かれており、他の作家さんが問題編を読んで推理した内容の推理編まで収録されている!
推理編がピタリと推理した作家さんもいれば、全然違う推理をしている方もおり親近感が湧いた(笑)
たまにはこういうのも面白い!

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2025年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

6人の小説家がフーダニット、ホワイダニット、ハウダニットを問う挑戦状付き短編集。

あまり普段読まない方の小説も読めるし自分で推理をして楽しめる良い1冊だった。

舞台が現代じゃないといまいち色々と把握しづらくてのめり込めなかった笑

話自体も個性がでてた。
プロの小説家はこう推理した、っていうのが読めるのも中々見なくて面白かった。

ペリーが印象に残りすぎた。

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2025年03月29日

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いつ読んだか失念してしまったが。袋とじ形式が新しい。そして、一個たりとも分からずじまい。小説家って本当に頭の中どうなっているんだろうと。こういう本格ミステリ(の解説付き)って、夢水清志郎シリーズ以来な気がする笑。とっつきにくいと思っていたけど、案外読みやすい、というか、解答編を読むとあっさり理解出来た気になる、のが手腕なんだろうな。これがこうなったからこうなんだ!というよりは、あー色々あってこうなるのねーって感じなんだけど、いいよね?実は著者が1人も分からなかった。本離れ、嘆かわしい。全部面白い!ただ、ミステリ研究会の内輪ノリ感は否めないかな。

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2025年03月02日

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フーダニットとホワイダニットはなんとか考えようと努力したけど、やっぱりハウダニットは難しい…。海外が舞台とか時代物だと自分の頭の中で想像しづらいのもあるんだけど。
法月さんと方丈さんのがやっぱり好き。

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2024年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリー作家の推理編と解決編のアンソロジー本。

伊吹亜門先生の作品『幻月と探偵』の主人公が再登場だったので読んでみました。
読者と作者以外の作家が、読みながら一緒に推理する試みが面白かったです。

伊吹先生のこの短編、また月寒探偵で文庫化するかな?

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2024年09月08日

Posted by ブクログ

ちょっと読むのに疲れた。
方丈貴恵のはパズルすぎて飛ばし読み。
話が面白いのはネタがすぐバレて
難しいものだと思う。

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2024年08月06日

Posted by ブクログ

色々な作家の短編ミステリー袋綴じ本。加えて各ジャンルを担当した相手作家の推理も読む事ができる。ファンには嬉しい一冊。

フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットのジャンル2編ずつ納められてる。その作家もとっても豪華。短編集一冊だけど、読み応えあります。
私は「竜殺しの勲章」が特にお気に入り。きっと好きな一編があるんじゃないかなと思います。

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2024年06月20日

Posted by ブクログ

6人の作家が仕掛ける謎を解く短編集。犯人は?動機は?殺害方法は?ストーリーの中で提示される材料をもとに自分で推理し、袋とじ部分で答え合わせをしていく。どの短編も難問ばかりでした。

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2024年06月10日

Posted by ブクログ

まだまだ私はミステリの初心者だな、、、、
と思わされつつ、すごくワクワクしたし、
これからももっとたくさんのミステリが読みたくなった。

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2024年06月10日

Posted by ブクログ

試みが面白い

挑戦状があって
からの解答編

ここまではよくあるパターンだけど
別の作家さんが推理を披露するのが新鮮

そして

法月先生が
清々しいまでに外すのが笑える

あと、我孫子武丸には「手を抜くな!」
と言いたい笑

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2024年04月07日

Posted by ブクログ

誰が殺したか?
どうやって殺したか?
何故殺したか?

この3つのテーマを、それぞれ2人の作家が問題編と解答編を書き、他の作家が自分で考えた推理編を書く。

私はミステリーは好きだけど、マニアではないので、問題編→解答編→推理編、と、間を置かずに読んだ。物語としてはまあまあ面白かったが、私は推理編を楽しく読んだ。犯人は当てたけど、動機や殺害方法の推理が惜しい!という人もいれば、かすりもしない推理を披露してしまった人もいて、自分は推理しないくせに、この人すごいな!とか、だめじゃ〜んとか突っ込みながら読んだ。雑誌の企画なので、読者も推理して投稿できたらしく、半分くらいの人が犯人を当てたとか。ミステリーマニアってすごい…。

暇を持て余している状況だったら、熟読して、熟考して、1つくらいは私にも犯人当てできたかも??

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2024年04月06日

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