我孫子武丸のレビュー一覧

  • 0の殺人

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    シリーズものの第二弾みたいです。
    「殺戮にいたる病」と同じ作者とは思えないほどコミカルな掛け合いにびっくりしつつも、その掛け合いが面白すぎる。物凄くレベルの高いライトノベルといった感じで、これはこれで大ありです。
    「作者からの注意」という挑戦的な始まり方に違わない、謎解きの虚をついた真相でした。ミステリーが好きな人ほど引っかかるんじゃないかな。
    タイトルも秀逸。

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    2014年03月01日
  • 0の殺人

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    こういうの好きだ。「大引っかけ問題」みたいなやつ。冒頭の注意書きに「ほとんどの人は見破れるだろう。でも100人に一人くらいは分からないかも」と書かれていたのだけど、ああどうせアタイはその1/100ですよ!と悲しくなってしまうくらい分からなかった。
    余りに展開が読めなさすぎて、「速水警部補やその他の登場人物は嘘をついていません」と書いてあるからにはこの注意書き自体がウソ付いてるんじゃないかとさえ邪推した。そんなの反則中の反則だっていうの。読者が怒るよ。

    内容的には完全にトリックありきのプロットという感じ。書きたいことが先走り過ぎてて全体的に慌てている感じがする。この構成だったら、もう少し長くて

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    2012年02月18日
  • ディプロトドンティア・マクロプス

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    ネタバレ

    バカバカしく、くだらないとわかっているけど、すごく好き!我孫子武丸の頭の中はどうなっているんだろう・・・。面白すぎ!!

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    2012年02月15日
  • 人形はライブハウスで推理する

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    ネタバレ

    『人形はライブハウスで推理する』
    上京した睦月の弟・葉月。朝永とのデートを邪魔して追い出され訪れたライブハウスでの殺人事件に巻き込まれる。トイレで刺殺された麻薬の売人。事件後駅でのプロポーズ

    『ママは空に消える』
    幼稚園児の瑠奈ちゃんの母親が消えた。「お空にいるおばちゃん」の所に行ったという瑠奈ちゃんの言葉。家庭内暴力と失踪事件の関連。

    『ゲーム好きの死体』
    バレンタインの夜に喧嘩した2人。原因は朝永の部屋にやってきた2人の女子高生。仲直り後に発覚した女子高生の兄の殺人事件。RPGに隠された秘密。兄の女性関係。

    『人形は楽屋で推理する』
    園児のカイくんからプロポーズされた睦月。校外学習で

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    2011年12月07日
  • 三人のゴーストハンター 国枝特殊警備ファイル

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    「かまいたち2」のおかげで一気に脚光を浴びた感のあるこの一冊。もっと早く読んでても良かったな。期待以上に、面白かった。
    三人とも違う作風なんだけど、すごーくバランスがいいと思う。笑いまくって、どっぷり浸って、納得する、と。最後に我孫子さんが来てると、なんか妙に落ち着くなあ。ちなみに「マルチエンディング」な最終章も、我孫子さんのが一番お気に入り。

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    2010年02月02日
  • 0の殺人

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    (・∀・)ウン!!
    我孫子さん さすがのオチ(*ノωノ)

    面白く読めたし オチも意外で面白かった…

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    2009年12月27日
  • 人形は眠れない

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    ネタバレ

    鞠小路鞠夫シリーズ

    同僚の先生の結婚式で知り合った関口に好意をもたれたおむつ。積極的にデートに誘う関口。久しぶりにあった朝永の口から語られる鞠夫の誕生秘話。大学卒業後の友人・波多野と恋人にまつわる事件。風呂場で死んだ恋人の死因を不審に感じた朝永。ドライヤーとブレーカーの秘密。小田切警部の相談。近所で起きる連続放火事件。おむつにかかってくる関口の母親を名乗る女性からの電話。

     1998年10月3日購入

     1998年11月8日初読

     2011年12月6日再読

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    2011年12月06日
  • 人形は眠れない

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    人形探偵シリーズ第四弾。


    個人的にシリーズ最高作。

    なぜか?

    それは第一弾から読み進めてきた者しか解らない感情でしょう。


    とにかくHAPPYになること請け合いのシリーズです。

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    2009年10月04日
  • メビウスの殺人

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    初めて読んだ中学校時代、次々に起こる殺人事件の「関わり」を全く推理できなかった。で、その「関わり」が明かされた時の驚きたるや、すさまじいものがありました。

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    2009年10月04日
  • 人形は眠れない

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    連作短編集・・・というか長編・・・みたいな感じ(笑)

    人形シリーズ第三弾!!

    今回は、連作短編のような話だから、「一冊で二度、三度・・・おいしい!!」って感じでした♪初めて鞠夫が登場した日のことも知れたし、不器用な二人もかなり進展したし、トリックもそこ×2楽しめたし・・・妙味がぎっしりと凝縮されてて最高でした★

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    2009年10月04日
  • 人形はライブハウスで推理する

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    ユーモアミステリー短編集。全6話。

    人形シリーズ第四弾!!

    いいねぇ×2♪今回は短編です。不器用な二人も、ついにゴールイン!?やっと朝永さんがプロポーズしてくれました。それを受けた睦月が悩む姿がなんともかわいい★

    はぁ〜なんてハートウォーミングでユーモアたっぷりなお話なんでしょう。ほのぼの♪

    このシリーズもとりあえず今は読みおさめです。早く新刊でないかな〜?

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    2009年10月04日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    読書の醍醐味は自分の頭で自分なりの風景や人物とその時の感情を妄想した世界を楽しめること。本書で描かれる最後の1ページの衝撃で、「ん??」と一瞬止まり、それまで描いた世界が幻想だったとじわじわと気づかされる。そしてまた、最初の1ページから繰り返せば、全く違う新しい世界を描き楽しむことができる。1冊で2度楽しめる素晴らしい読書体験だった。
    ちなみに殺人の描写が生々しくて気持ち悪すぎたので(褒め言葉)、好き嫌いが分かれそう

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    2025年12月06日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    読書始めてまだ20冊くらいだが、今まで読んだ中で一番面白いと思う作品だった。

    最後の叙述トリックは見事で驚かされたが、最も衝撃的だったのは稔の愛への執着だ。
    常識ある者からしたら、稔はまさにタイトル通り殺戮にいたる病に侵された殺人者である。しかし稔はただ純粋に愛を求めていただけで、その歪んだ愛を求め続ける底知れぬ執念に鳥肌がたった。
    私は人の思いに触れた時、その思いが自分の心に波紋のように伝わってくると感じる。そのエネルギーが強いほど、心はより強く突き動かされる。だからスポーツや芸術、映画や小説など、その作者・演者たちの強い思いやエネルギーを感じる時、私は感動すると思っている。
    稔の犯行や思

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    2025年12月05日
  • ●●にいたる病

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    出ると知ってから欲しかったもの。

    背筋さんの話も面白かったが、最後の2作も面白かった。
    全て短い作品だが、それを感じさせない面白さがあった。

    拡散に至る病は怪談的な話ではなく、気味が悪い話。現在進行系で拡散されているのがより気味が悪い。

    幸せにいたらぬ病は事件の結末だけでなく、比佐子側にも真実が隠されていた。思い込みは怖い。

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    2025年12月02日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    グロい!怖い!キモい!
    「衝撃の結末に備えよ…」か…言われても備えられる人いるのかな笑
    読んでる間はずっと怖くて気持ち悪かったけど、見事に騙された事で逆にスッキリ!
    これぞ叙述トリックな一冊

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    2025年11月30日
  • ●●にいたる病

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    私が今年の5月から本を読み、アプリに記録をし始めたのは『殺戮にいたる病』を読んだからなのでこの本を書店で発見したときは感極まった。短編集だから読みやすい。個人的には背筋の話が好き。

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    2025年11月28日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    気持ち悪い。めちゃめちゃ気持ち悪い。
    けど面白い!!
    誰かと共有したいけど、おすすめは出来なくてもどかしい、、、

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    2025年11月28日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    これぞ叙述トリックって感じ。
    評判とかトリックについてとかあんまり調べないまま読んでたからミステリ要素なにって思ってたけど 、最後の数十ページの部分で頭が???になってた。
    解説を読んでもう一回読み返してトリックを理解して感嘆。確かに面白い。
    グロさは小説では初めてレベルで強烈だったけど、驚きぐらいで特に問題なく読めた。
    スラスラ読めるし、完全に騙されてたので、どんでん返しの展開に呆然となった。

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    2025年11月23日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    疑いながら読んでいたけど、結局真相には気づけませんでした。
    グロ描写は思ったより平気でした。臓器系がいける人なら大丈夫かと。
    読み終わったあとまた一から読み返すと、巧みなミスリードに思わず唸ってしまいます。

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    2025年11月22日
  • ●●にいたる病

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    ネタバレ

    まーーじで作家さんが豪華すぎる
    短編集好きじゃないけど読み切れた
    殺戮にいたる病、大好きだよ
    小説沼に戻ってくるきっかけになった本
    これを最初に読んだ時のワクワクと衝撃の快感が忘れられなくて今日まで色んな小説を読み漁ってるまである。

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    2025年11月21日