我孫子武丸のレビュー一覧

  • 修羅の家

    匿名

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    ずっと嫌な気もち

    物語のスタートはなかなか強烈で、嫌悪感を抱きました。自分なら、と想像してしまい、気もち悪くなりました。
    後半では、あれ?この晴男ってどの晴男?と無駄に深読みしてしまいました。
    結末は好みが分かれそうですが、私は好きでした。
    何かあったら嫌だなぁと最後の最後まで心配しましたが、ひとまずほっとできて良かったです。

    #怖い #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2024年08月27日
  • 新装版 殺戮にいたる病

    匿名

    購入済み

    あらすじも前情報をほとんどいれずに読んだんですがこれまで読んできたどんでん返し系ミステリー小説と明らかに違うのが異様なまでに多い性描写。
    私は文字だけならグロテスクとは全く思わなかったですが性描写やグロテスクな表現が苦手な人は注意。
    最後のどんでん返しはお見事でした!

    #タメになる #ドキドキハラハラ #ダーク

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    2024年08月12日
  • 凜(りん)の弦音(つるね)

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    青春短編ミステリー最後少し恋愛?というのが一番近い表現かな。経験者のほうが圧倒的に楽しめる作品だとは思うけど、高校スポーツとしての弓道と生涯競技としての弓道の考え方の違いから学ぶことは多い。

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    2024年07月27日
  • 修羅の家

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    らしさ全開。読みやすさ抜群。
    殺戮に至る病には届かないが、我孫子作品の中ではかなり上位に入るくらい良かった。

    なんかかまいたちの夜から我孫子武丸作品に入ったからか。登場人物がどんな表情をしてるとか、どんなキャラクターなのかをあまり深く考えなくても良いんだ。と錯覚させられる。強制的に全員半透明の影でイメージできるのが読みやすさの秘訣なのかも。

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    2024年06月21日
  • 新装版 殺戮にいたる病

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    気づけなくて悔しい

    かなり注意深く読んでいたが、「稔の年齢が結構上...?でも大学生の妹と年子だから違うか...?」止まりで真相には気づけなかった。
    グロ描写がキツいけどミステリー好きには薦めたい一冊。

    #ダーク #怖い #ドキドキハラハラ

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    2024年06月11日
  • 修羅の家

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    な〜んでこの人の文章はこんなにすらすらと読めるんだろうなあ。それでいて情景描写がわかりやすい。グロいシーンも鮮明に!
    ストーカー気質チー牛男の思想の歪みに対する解像度が高くて笑った。

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    2024年06月05日
  • 推理の時間です

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    フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットをテーマに各2作品ずつ取り上げた短編ミステリー。解決するのは読者である私達。巻末には各作家が他作品をどの様に推理したかも書かれていて楽しい試み。私自身は推理は到底及ばず、さっさと袋とじの解決編へと読み進めた。楽しめた。

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    2024年05月13日
  • 新装版 殺戮にいたる病

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    叙述トリックの最高峰

    恥ずかしながらミステリー初心者の私は、「叙述トリックって何?」という無知さでこの本を読んだ。
    しかし最後の一行を読んで、叙述トリックとはこういうものか…と知らされた。
    最後の一行で今までの内容全部がひっくり返って、「え!?なに!?どういうこと!?」と大パニックになった。
    こんなに心臓がドキドキした小説は初めてだった。
    言われてみれば違和感は所々にあったが、その違和感なんて些細なことと思うほどの、残酷で異常な描写に騙されていた。

    #ドキドキハラハラ #怖い #ダーク

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    2024年04月11日
  • 弥勒の掌

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    我孫子武丸先生の3作品目を読みました。
    最終章の数行を読んだ時の衝撃が凄かったです。
    謎の新興宗教を刑事と教師が追うこの結末は、もうかなりビックリですね。

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    2024年03月24日
  • 修羅の家

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    描写がきついけど、止まらなくなり早く読み終えた。
    夢にまで小説の内容が出てきたくらいなかなか衝撃的な内容だった。

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    2024年03月20日
  • 狼と兎のゲーム

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    非常に恐ろしい内容ではあるが、読む手が止まらないという点でも評価。
    小学生が主人公なので多少ヤキモキする場面があるのも含めてのストーリーなのかなと。

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    2024年03月06日
  • 推理の時間です

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    誰が、どうやって、何故の3つのテーマで2篇づつ短編があり、解答は最後に纏まっているという面白い形式の本。
    読者への挑戦ということで読み進めながら考えたけど、わかったものはひとつもなく。
    巻末に作家の方々の推理があるのだけど、さすがきちんと読み取ってるなと思うものも、裏を読みすぎたような推理もあって面白かった。
    作家さんなら軽々といてくるのかと思ったから面白い結果だった。

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    2024年02月29日
  • 弥勒の掌

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    ネタバレ

    マジでやられたミステリ リスト作品

    著者の代表作のいくつかは遠い昔に読んだはず
    記憶にないので、たぶん再読

    人物姓名誤認、信用できない語り手(地の文?)の二つがメイントリックということになるのかな

    宗教団体の正体、情報収集していた手口
    今読むとだいぶ色褪せた時代感はあるけど、交互パートの構成は読みやすく軽い文量も良かった

    やられたのは間違いないけど、あっさりした読後感

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    2024年02月20日
  • 新装版 8の殺人

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    すらっと読めた。
    登場人物のノリが合わなかったが、
    ミステリとして大変面白かった。
    スタンダードなミステリ。

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    2024年02月06日
  • 修羅の家

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    これはこれでいい終わり方なのかもしれない。

    所々に目を背けたくなるシーンはあったけど
    面白かった。
    精神的に追い詰められた人間は怖い。

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    2024年02月01日
  • メビウスの殺人

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    「8の殺人」「0の殺人」 と来て、著者の三作目に当たる1990年発刊の初期三部作の最終作。この速水三兄妹が登場する初期シリーズはどの作品もドタバタ喜劇っぽくて重くならないのだが、本作で企てられる犯罪はけっこう猟奇的である。いわゆるゲーム殺人だ。撲殺と絞殺が交互に繰り返される連続殺人に苦慮する長男・恭三。被害者にいかなる共通点も見られず、捜査は難航する。ユーモア推理風だから、さほど深刻にならずに読めるが、これシリアス路線で書いたらサイコ・スリラーっぽくて使えるんじゃないかなどと考えていたら、作者によるあとがきで後の 「殺戮にいたる病」 という作品に活かされているらしい。未読なので、そのうち読んで

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    2023年10月02日
  • 残心 凜の弦音

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     特に何かを達成するわけではない。部活小説といえば、そうだけど、勝試合のシーンは無い。
     それでも青春小説として読ませる。わかりやすく成長することのない主人公ゆえ。

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    2023年07月27日
  • 弥勒の掌

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    ネタバレ

    妻を殺された警察官蛯原、妻が突然行方不明になった高校教師辻。
    2人の妻は同じ宗教団体に傾倒しており2人の男は宗教団体が妻に何かを犯したのではないかと疑う。
    そんなお話。
    情景が想像しやすい。
    辻の心情の変化がリアル。
    ?ってなってたところが最後しっかり回収されていたのでよかった。

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    2023年07月18日
  • 7人の名探偵

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    ネタバレ

    新本格ミステリの作家さん7人による「名探偵」がテーマのアンソロジー。面白かったです。
    メルカトル鮎(シリーズ未読でした)、火村英生、法月綸太郎と名探偵シリーズもあれば、綾辻さんは深泥丘なんだ…という楽しみもありました。探偵AIは2作品。
    「プロジェクト・シャーロック」のみ既読でした。シャーロック・ホームズのAIがあるなら教授もね…という。マイアミの鑑識課員やラスベガスの科学捜査研究所もプロジェクトに参加してくるのも面白かった…以前、募金の名義に名探偵ものの作品の登場人物名を使ってたリストを目にしたことがあって錚々たるメンバーだったのを思い出したりしました。
    「天才少年の見た夢は」の戦中シェルタ

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    2023年06月11日
  • 7人の名探偵

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    日本を代表するミステリ作家による豪華なアンソロジー。
    本格ミステリ界を牽引する方々だけあってクオリティは折り紙つきです。
    ラストを締める綾辻さんの「仮題・ぬえの密室」が本格ミステリの歴史を感じさせて感慨深い気持ちになりました。(あと麻耶雄嵩の扱いで笑いました)

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    2023年05月25日