新装版 8の殺人

新装版 8の殺人

726円 (税込)

3pt

大胆なトリックで本格ミステリーファンをうならせた傑作長編。建物の内部にある中庭が渡り廊下で結ばれた、通称“8の字屋敷”で起きたボウガンによる連続殺人。最初の犠牲者は鍵を掛け人が寝ていた部屋から撃たれ、2人目は密室のドアの内側に磔に。速水警部補が推理マニアの弟、妹とともにその難解な謎に挑戦する、デビュー作にして傑作の誉れ高い長編ミステリー。(講談社文庫)

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新装版 8の殺人 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年01月28日

    警部補が主人公の館系ミステリトリックもの。
    話の中に出てくるミステリ作品が多く、ミステリ好きな人なら「そうそう」と楽しく読めると思った。

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    Posted by ブクログ 2010年02月18日

    我孫子先生のデビュー作。3部作の1作目を最後に読んだということになってしまいました。当時からコメディ要素たっぷりで、(個人的には)ミステリらしからぬ書きっぷりなのですが、本筋としては濃密なミステリ。展開と真相が読みきれなかったので最後まで楽しく一気に読んでしまいました。

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    Posted by ブクログ 2024年02月06日

    すらっと読めた。
    登場人物のノリが合わなかったが、
    ミステリとして大変面白かった。
    スタンダードなミステリ。

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    Posted by ブクログ 2012年10月31日

    古本市で何気なく買ったら大当たりでした。あまり知らない作家さんでしたがあとがきが島田荘司氏だったりします。
    いわゆる本格ミステリーってやつですが、主人公の速水警部補がおもしろくて本格にありがちな暗さがなく最後まで楽しく読めました。他の速水兄妹シリーズも読んでみたいです。

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    Posted by ブクログ 2012年05月07日

    蜂須賀建設社長・蜂須賀菊雄が建てた通称“8の字屋敷”。
    建物の内部にある中庭の上を、渡り廊下が横断しており、
    上から見ると“8”に見えるためそう呼ばれている。
    その奇妙な館の中で起こる、ボウガンによる連続殺人。
    最初の犠牲者は、密室内部にいた犯人によって撃たれ、
    二人目は密室のドアの内側に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年06月04日

    殺戮に至る病を読んだ後なので重い話かな?と思ったら、コミカルな感じで面白いところもあった。
    でも、トリックはすぐわかった。
    あとがきにも作者はギャグが書ける人間だみたいなことが書いてあった。
    次は探偵映画かな?

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    Posted by ブクログ 2023年12月29日

    あっという間に読み終わってしまった。
    初めて読んだ我孫子さんの本が「殺戮にいたる病」だったので猟奇的な物語をかく小説家というイメージをずっと持っていた。こういうスタンダードな推理小説もかく方なのね。
    私にしては珍しく仕掛けに使われた道具を当てたので嬉しい!人物の描写、特に犯行に至るまでの理由がもうち...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月01日

    殺戮にいたる病が最高に良かったので期待していたが、こちらはやや期待外れ。
    ちょっとイメージしづらい描写があり、犯人も途中から分かってきてしまったため★3。

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    Posted by ブクログ 2023年01月14日

    『殺戮にいたる病』の我孫子武丸さんとはおよそ思われない軽妙な筆致で、ギャグっぽくかかれているのがまず驚いた。すらすらと読みやすいけど、謎解きの前置きがくどくてブレーキがかかる。鏡のトリックは特段珍しい発想でもなく、すぐに気づいたが、ミスリードっぽいとも思った。これを解かれることを見越して自分の疑いを...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年06月29日

    【大胆なトリックで本格ミステリーファンを唸らせた傑作長編】

    “8の字形の屋敷”ゆえに案出された、不可解極まる連続殺人。速水警部補と推理マニアの彼の弟&妹の3人組が挑戦するが、真相は二転三転また逆転――。鬼才島田荘司氏に“本格ミステリー宣言”を書かしめた、2人目の大型新人の本格的にして異色、かつ絶妙...続きを読む

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