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大胆なトリックで本格ミステリーファンをうならせた傑作長編。建物の内部にある中庭が渡り廊下で結ばれた、通称“8の字屋敷”で起きたボウガンによる連続殺人。最初の犠牲者は鍵を掛け人が寝ていた部屋から撃たれ、2人目は密室のドアの内側に磔に。速水警部補が推理マニアの弟、妹とともにその難解な謎に挑戦する、デビュー作にして傑作の誉れ高い長編ミステリー。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
警部補が主人公の館系ミステリトリックもの。 話の中に出てくるミステリ作品が多く、ミステリ好きな人なら「そうそう」と楽しく読めると思った。
殺戮にいたる病で有名な我孫子先生の約40年前のデビュー作品! 次第に重傷となっていく警部補の部下 逆小野妹子的なネーミングも相まって 存在感を放つ一郎 対してネーミングセンス皆無な愛犬のハチ 殺人事件先で恋する警部補 登場人物のキャラ立ちは印象的かつ軽妙な筆致で、スルスルと八の字屋敷へ入っていけ...続きを読むました♫ 部屋へ入るときは鍵を使って扉を開けるのに、出る時は「ボタン式ドアロック」でわざわざ鍵を使わなくても済む点がピンとこなかった私… そういう装置面の登場にやや時代の経過を感じつつも、中だるみすることなく一気に読めて楽しめる作品でした
館ものって難しそう、複雑そうという方ほど初めてだったらここから入って欲しい。というくらいライトに楽しめる館殺人もの! ほどよく笑いがあって、キャラの抜けた感じがあって、でも屋敷の中で行われるトリックもある。 我孫子武丸さんのイメージはグロ!と思っていたのですがこんな可愛らしいところから始まったんです...続きを読むね! 本編もあとがきも含め、ミステリーについての勉強もできる。 私が読んだものの中ではこのタイプのどんでん返してきなものも初めてでした!満足!
おもしろくないわけではないんだけど、「8の字ってことはこんなトリックかな?」と思っていたそのまんまだったから、残念というか申し訳ないというか…笑 (私がミステリ慣れし過ぎているのかな) あとは、笑わせようとするハチャメチャな感じが時代を感じて、それがゾワゾワするのが少し苦手。 ユーモアミステリーだ...続きを読むから仕方ないけどね。
すらっと読めた。 登場人物のノリが合わなかったが、 ミステリとして大変面白かった。 スタンダードなミステリ。
古本市で何気なく買ったら大当たりでした。あまり知らない作家さんでしたがあとがきが島田荘司氏だったりします。 いわゆる本格ミステリーってやつですが、主人公の速水警部補がおもしろくて本格にありがちな暗さがなく最後まで楽しく読めました。他の速水兄妹シリーズも読んでみたいです。
辻村深月セレクトとして書店に並んでた本作。 ミステリー読みたいし、 買ったばかりだし、 熱量高いうちに読もうと思って手に取りました。 が、めっちゃ読み終わるのに時間かかりました。苦笑 読みにくいわけではないんですが、 自分が欲してたトーンと作品にギャップがありました。 だから、面白いのか面白くな...続きを読むいのかわからないまま進んでゆく。苦笑 コミカルで漫画みたいで、 お芝居を見てるような感じでした。
文体がしっかりしている。読みやすい。さすが傑作作品。 S署の部長刑事、奥田、早見の弟である慎二の経営する喫茶店『サニーサイドアップ』、妹一郎イチオ、刑事木下の恋人さなえちゃん 蜂須賀建設社長、蜂須賀菊雄の自宅──通称〝8の字屋敷〟として知られる建物の一室で、電話のベルが鳴った。 「捜査一課の速...続きを読む水警部補です。S署の奥田君と一緒にこの事件を担当することになりました。……それからこれは、わたしの部下の木下刑事です。御協力願います」 「ほう……。で、彼は……雄作君は左利きなんですか?」 ──かれだけじゃありません。みつこさんもそうです。 「河村さんですか。しかし彼女は関係ない。他にはいないんですか?」 ──あとは、ははだけです。 「あなたのお母さんですか? ──節子さんも?」 節子には一応菊一郎を殺すだけの動機もある。雄作以外では最有力の容疑者のようだな……。 ──節子さんですか? 左利きは美津子と雄作君を除けば彼女だけですからね。それとも雄作君に罪を被せるため、犯人はわざと左手で撃ったのですかな?」 午後五時ジャスト。屋敷の住人──当主菊雄、民子夫人、次男菊二、未亡人節子、雪絵、矢野夫婦に雄作、そして秘書佐伯和男の九名──に加えて、恭三、慎二、いちお、田村警部、奥田部長刑事、制服警官数名が、ほとんど鮨詰め状態になって、応接室に集合した。 ------||-------------|-------|-|----| 大胆なトリックで本格ミステリーファンをうならせた傑作長編。建物の内部にある中庭が渡り廊下で結ばれた、通称“8の字屋敷”で起きたボウガンによる連続殺人。最初の犠牲者は鍵を掛け人が寝ていた部屋から撃たれ、2人目は密室のドアの内側に磔に。速水警部補が推理マニアの弟、妹とともにその難解な謎に挑戦する、デビュー作にして傑作の誉れ高い長編ミステリー。(講談社文庫)す
我孫子武丸のデビュー作。 ユーモアたっぷりに描かれた本格推理小説。 ディクスン・カーのネタを挟んだり ミステリーについての講義が入ったりだと 他の推理小説とは違った作りになっている。 ある建築会社の副社長が密室殺人によって 殺された。 ドタバタを演じる刑事2人と 主人公の弟妹が探偵役になり謎解きを...続きを読む 行う。 楽しんで気楽に読める。 しかし殺戮に至る病ほどの衝撃はない。
1989年の我孫子さんのデビュー作です。 殺戮にいたる病は、かなり衝撃的な作品でしたが、こちらはいわゆる本格ミステリでした。 テンポよく、軽快に話が進むので読みやすかったです。
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