我孫子武丸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
見ていて飽きない、見がいのある背中を探さなければ
2巻をとばして読んでいるらしい。
「殺戮にいたる病」が気持ち悪くて一休みに明るいのが読みたくて読み始めたら同じ我孫子武丸。祟りかもしれない。
少し「殺戮にいたる病」ネタ入り。同時に読んでいるから気のせいかもしれない。
おむつの考えが普通かもしれないが怖い。
自殺してくれて良かった。とか、
恋人がいるのにデートする。とか、
二重人格者を一刀両断。など。
あっさり他人の傷つく事を言う人だ。下品な物言いじゃない方の口がきたないタイプの人だ(お話しなのに入り込み過ぎ)
第一章 二次会にて
第二章 鞠夫誕生秘話
第三章 ドライブ
第四章 放火魔
第五章 予告状
第六章 密室
第七章 夜の冒険者たち
エピローグ
あとがき
文庫版あとがき
解説…河内実加(漫画家)
マンガになってたんや( ゚д゚) -
Posted by ブクログ
「8の殺人」「0の殺人」と読んだので、「メビウス買わなきゃなぁ〜」とずっと思っていた。
昨日ふと本棚を見たらそこにあったって、一体どういうこと?無脳?無脳なのオイラ?
読み始めてみても、全く記憶にない。狂牛病か。スポンジ状か。
東京を恐怖のどん底につき落とす連続殺人が発生。犯行は金槌による滅多打ちと絞殺が交互する。犯人は1人か、あるいは別人か。
現場には常に謎の数字を記したメモが。被害者達を結ぶミッシングリンクを探せ。
速水三兄妹が活躍するスラップスティックミステリー、第3作。
今回はスラップステックぶりがハンパじゃなく面白かった。特に東京が連続殺人ですっかりパニックになってしまい、人々がカオスにあって迷走するシーン。筒井康隆ばりの畳みかける妄想が炸裂している。いやぁ、笑った笑った。
それに反して内容はとても戦慄的。読みながら「殺戮に〜」に似ているなぁとずっと思っていたら後書きに「あの作品(殺戮)のプロットはこの『メビウス』を書いている最中に思い付いたものなのです。(中略)本書はスラップスティック版『殺戮にいたる病』といったような感があり(後略)」ときっちり書かれてて納得。文庫本の後書きはこういうリンクが楽しい。
プロットは最後の最後までオチが読めない。「もうページ数がこんだけしかないのに、どうすんのぉ!?」とドキドキしながら読んだ(とても再読とは思えないこの様相はどうだろう)。
速水三兄妹の活躍も素晴らしい。こうなってくるといちおの荒唐無稽な推理も楽しみになってくるから不思議だ。そして忘れてはいけない木下!前作「0の殺人」のラストで爆弾テロに遭ってしまい長期離脱していた彼の登場を待ちわびた。今回は彼の不死身ぶりはそうそう発揮されていないものの、物語に良い味付けを差している。
しかしながらこの後速水三兄妹は活躍していない。どうやら短編が2編(それぞれ「裏庭の死体」「バベルの塔の犯罪」)あるのみ(しかも後者は木下メイン)で、長編は出てない模様。
ああ〜読みたい読みたい。