我孫子武丸のレビュー一覧

  • 狩人は都を駆ける

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    ライトであたたかい。
    描き方は淡々としているのに、読んでると優しさが感じられる作家さん。
    ダークサイドを隠してるんだろうな、と深読みしてしまうところがある。
    この物語は、それを深読みせずにさらりと読んで、楽しむのがいいかも。

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    2016年01月13日
  • 狼と兎のゲーム

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    ネタバレ

    この人は基本気持ち悪い人間が出てくるのかね
    最後の展開は意外なんだけど設定のせいであまり怖くはなかった
    でもビックリした

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    2016年01月10日
  • 狼と兎のゲーム

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    ネタバレ

    「ミステリーランド」用に書いてたのを一般向けにしたようで、内容も展開も普通。

    <あらすじ>
    小5の智樹のクラスメイトの心澄望は、警察官の父親から暴力を振るわれて傷が絶えない。
    母親は暴力に耐えかねて家を出てしまったらしい。

    夏休みのある日、勤務中の父親のパソコンを壊してしまったと怯える心澄望と智樹がこっそりと家に戻ると、弟の甲斐亜の死体を庭に埋めてる父親の姿が。
    慌てて家を飛び出した二人。見られたことに気付く父親。

    とりあえず智樹の家に2人は逃げるが、心澄望の父は警察官だからすぐ所在を突き止めにくる。
    そこで心澄望は、母親からもらった唯一の手紙の住所を頼りに、智樹と共に家を出た母親の元へ向かうことに。

    心澄望の父も心澄望の女担任や智樹の親を騙して情報を聞き出し2人を追う。(しかも女担任をレイプする非道っぷり)

    母親の住所地にたどり着いた2人。
    しかしそこにいたのは以前からずっと住んでるというホステスだった。
    手紙について聞くと、それはホステスが心澄望の父に金で頼まれて書いたものだという。
    心澄望の父は、子供が家から逃げ出さないよう心の支えとなる『母親の手紙』をホステスに書かせたのだ。

    心澄望の父は、その手紙を心澄望が持っていったことが判りホステスの家に向かう。

    智樹と心澄望は路頭に迷い、家に戻ることに。
    心澄望の父はホステスを半殺しにして2人が家に帰っていったことを聞き追う。

    そしてついに智樹と心澄望は父親に捕まってしまう。


    <オチ>
    心澄望の母親は家を出たのではなく父親が殺して庭に埋めていた。
    しかし弟の甲斐亜は父親ではなく心澄望が殺していた。
    父親が保身のために弟を庭に埋めてるところを智樹に見せることで、父親に弟殺しの罪をなすりつけて、智樹と一緒に逃亡できると思ったと。

    そして父親を殺そうと包丁を手に取る心澄望。
    2人とも殺してやると余裕の父親が心澄望に、
    「その包丁で智樹を殺せば、オマエは殺さないでやる」
    と言われ、心澄望は智樹のほうを向く。。。

    と、そこでホステス半殺し事件を追っていた警察がその場に突入!
    心澄望の父が逮捕される。
    が、心澄望は自ら包丁で自分の首を刺し、死んでしまう。

    警察の取り調べに智樹は、心澄望とずっと一緒にいたから甲斐亜は父親が殺したと思う、と証言。
    心澄望の父は2件の殺人で無期懲役の有罪となった。

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    2015年11月03日
  • 監禁探偵(2)

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    監禁探偵続編。
    今回はホームズ役が入院という形で監禁されている。
    一見関係なさそうでも、繋がっているのではないかと勘ぐる二つの事件が、実は別々の要因で発生した、という形。

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    2015年03月16日
  • 監禁探偵(1)

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    監禁された女性がホームズ役、監禁した男性がワトソン役、という、面白い構図。
    ホームズ役の素性が最後まで不明なところも良い。

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    2015年03月16日
  • 人形は眠れない

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    【胸の中の声はどんどん大きくなる】

    鞠夫シリーズ第三弾。二重人格は漫画やドラマではよく見かけるけど、本当にいるのだろうか。記憶喪失もそうだけど、僕の世界は狭いから比較にならなくても、余りにも幻想過大過ぎる。

    波たった心を少し穏やかにしてくれるから、僕は難しくない本も大好きだ。きっと今日読んだのは正解。厄日だと嘆かずに最後にこの本を読んだことを足して平和な一日だったことにしよう。

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    2014年07月03日
  • 眠り姫とバンパイア

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    一緒に暮らせない父親がバンパイアだと信じる少女と、家庭教師との交流を描いた物語。謎は主に、父親は本当にバンパイアなのか、という点にありますが、ずっと影にかくれていた謎(というか問題)があり――それは問題であることすら匂わせず、そこにずっとあるのですが――その影にかくれた問題を解くことで、バンパイアの謎も解決されます。少女の成長を描いていますが、成長せざるを得なかったように思え、後味はあまりよくありませんでした。

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    2014年04月21日
  • 人形は眠れない

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    見ていて飽きない、見がいのある背中を探さなければ


    2巻をとばして読んでいるらしい。
    「殺戮にいたる病」が気持ち悪くて一休みに明るいのが読みたくて読み始めたら同じ我孫子武丸。祟りかもしれない。

    少し「殺戮にいたる病」ネタ入り。同時に読んでいるから気のせいかもしれない。

    おむつの考えが普通かもしれないが怖い。
    自殺してくれて良かった。とか、
    恋人がいるのにデートする。とか、
    二重人格者を一刀両断。など。
    あっさり他人の傷つく事を言う人だ。下品な物言いじゃない方の口がきたないタイプの人だ(お話しなのに入り込み過ぎ)

    第一章 二次会にて
    第二章 鞠夫誕生秘話
    第三章 ドライブ
    第四章 放火魔
    第五章 予告状
    第六章 密室
    第七章 夜の冒険者たち
    エピローグ
    あとがき
    文庫版あとがき
    解説…河内実加(漫画家)

    マンガになってたんや( ゚д゚)

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    2013年02月10日
  • 監禁探偵(1)

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    女性を監禁する男が出会った殺人事件。
    換金された女性と共にその謎を解き明かそうとする物語。

    何度かおこるどんでん返しにとても驚かされた。
    怪しい人は怪しいということ。

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    2012年12月23日
  • 監禁探偵(1)

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    ネタバレ

    我孫子武丸氏が原作ということで購入。
    自分の読み間違いというか勘違いというかで、犯人がわかりづらくなってしまった。
    まず主人公が駄目な人間ということろで、ちょっと引くが
    最後には成長している感じがあって良い。

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    2012年06月23日
  • 0の殺人

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    最後の最後になって、殺人者の独白の意味が繋がる。

    最後まで読み終わったところで、
    「おぉ!おもしろかった!」って思う本でした。

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    2012年04月05日
  • 0の殺人

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    藤田カツの喜寿の祝いのために集まった弟と姪と甥、
    そしてカツの主治医とお手伝いの沙由理。
    その目出度い席で姪が毒殺された。
    甥が疑われるも決定的な証拠がない。
    その後、甥も不可解な状況で死んだ。
    更にはカツの弟まで・・・
    犯人は誰だ?
    相変わらず軽いタッチで読みやすい。
    そして、ものの見事にやられました。
    そこで初めてタイトルの意味がわかるんだけど
    全てがわかった時のやられた感が気持ちよかったです。

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    2012年03月26日
  • 探偵映画

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    殺戮に至る病ほどの圧倒的などんでん返しはなかったけどおもしろかったです。
    殺戮に~と比べると非常に文章が読みやすく、作中でも登場人物同士が喋ったりしてるけどギャグみたいな推理もでてきたりでけっこう笑いました。

    僕は監督みたいな人は好きじゃないかな。

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    2012年03月20日
  • 0の殺人

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    富豪一族をめぐる連続怪死事件。挑戦状とも読み取れる「作者からの注意」により容疑者が4人に絞り込まれるが、はたして犯人は誰?
    ***
    作者は「百人に一人くらいは分からない人もいる」と言うけれど、確かな証拠がないので、おぼろげに推測するしかなかった。状況証拠に基づいた謎解きもやはりモヤモヤ感が残る。
    それでも一つの試みとして面白かったし、速水恭三や木下のスラップスティックな笑いも良かった。ベタなのにニヤついてしまうのは作者の筆力のせいなのか。

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    2012年02月29日
  • メビウスの殺人

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    「8の殺人」「0の殺人」と読んだので、「メビウス買わなきゃなぁ〜」とずっと思っていた。
    昨日ふと本棚を見たらそこにあったって、一体どういうこと?無脳?無脳なのオイラ?
    読み始めてみても、全く記憶にない。狂牛病か。スポンジ状か。

    東京を恐怖のどん底につき落とす連続殺人が発生。犯行は金槌による滅多打ちと絞殺が交互する。犯人は1人か、あるいは別人か。
    現場には常に謎の数字を記したメモが。被害者達を結ぶミッシングリンクを探せ。
    速水三兄妹が活躍するスラップスティックミステリー、第3作。

    今回はスラップステックぶりがハンパじゃなく面白かった。特に東京が連続殺人ですっかりパニックになってしまい、人々がカオスにあって迷走するシーン。筒井康隆ばりの畳みかける妄想が炸裂している。いやぁ、笑った笑った。
    それに反して内容はとても戦慄的。読みながら「殺戮に〜」に似ているなぁとずっと思っていたら後書きに「あの作品(殺戮)のプロットはこの『メビウス』を書いている最中に思い付いたものなのです。(中略)本書はスラップスティック版『殺戮にいたる病』といったような感があり(後略)」ときっちり書かれてて納得。文庫本の後書きはこういうリンクが楽しい。
    プロットは最後の最後までオチが読めない。「もうページ数がこんだけしかないのに、どうすんのぉ!?」とドキドキしながら読んだ(とても再読とは思えないこの様相はどうだろう)。

    速水三兄妹の活躍も素晴らしい。こうなってくるといちおの荒唐無稽な推理も楽しみになってくるから不思議だ。そして忘れてはいけない木下!前作「0の殺人」のラストで爆弾テロに遭ってしまい長期離脱していた彼の登場を待ちわびた。今回は彼の不死身ぶりはそうそう発揮されていないものの、物語に良い味付けを差している。

    しかしながらこの後速水三兄妹は活躍していない。どうやら短編が2編(それぞれ「裏庭の死体」「バベルの塔の犯罪」)あるのみ(しかも後者は木下メイン)で、長編は出てない模様。
    ああ〜読みたい読みたい。

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    2012年02月18日
  • 探偵映画

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    探偵映画撮影中の監督が失踪。公開日までに何とか続きを撮影したいが、全スタッフ(役者含)誰が犯人役か知らないのだった。監督の意図は!…という映画中のみ殺人が起こる犯人当てメタミステリ。

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    2011年12月17日
  • 人形はライブハウスで推理する

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    鞠小路鞠夫――私、妹尾睦月の思い人、腹話術師の朝永嘉夫さんが操る人形の名前です。でも「彼」が、実は名探偵!今回も私の弟・葉月に嫌疑がかかった殺人事件を鮮やかに解決してくれた世界唯一の人形名探偵なのです。本格テイストが横溢する短編6本を収録した青春ユーモア・ミステリーシリーズ。

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    2011年10月31日
  • 警視庁特捜班ドットジェイピー

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    出だしはちょっと微妙…?と思っていたけれど、
    読み出すとなかなか面白い。
    ミステリーかと思ったが、どたばたコメディ的な感じだった。
    我孫子氏の作品でこういった話は珍しい気がした。
    続きを読んで見たいと思うけれど、正直表紙の絵は変えて欲しい気がする…

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    2011年10月20日
  • 警視庁特捜班ドットジェイピー

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    ジャンルは何になるのだろう。ミステリーに分類するのも躊躇われる。ユーモア活劇とでも言うのが一番近いか。個性の強い警官を集めて結成された特捜班。広報が任務のはずが、思わぬ事件に巻き込まれるストーリー。サスペンス色の濃いオープニングのオチから始まってずっと笑わせてもらいました。「話題を読んだ怪作」と言う触れ込みはなかなか的を得ていた。続編は出ないのかな。

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    2011年09月03日
  • 新装版 8の殺人

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    ネタバレ

    建物の内部にある中庭が渡り廊下で結ばれた、通称“8の字屋敷”で起きたボウガンによる連続殺人。最初の犠牲者は鍵を掛け人が寝ていた部屋から撃たれ、二人目は密室のドアの内側に磔に。速水警部補が推理マニアの弟、妹とともにその難解な謎に挑戦する、デビュー作にして傑作の誉れ高い長編ミステリー。

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    2014年05月05日